ROOKiEZ is PUNK’D「 The Sun Also Rises(初回限定盤)(DVD付)」 (2018/9/12) 1. リクライム 〔Album Ver.〕 [公式PV] 2. party up!! 3. リバイバル [公式PV] 4. 轍-wadachi- [公式PV] 5. モラトリアム 6. リマインド 〔Album Ver.〕 [公式PV] 7. ever since [公式PV] 8. Light a Fire 9. Fight against yourself [公式PV] 10. Wake your mind up, Get your loss back 11. self hate 12. Fight song 13. Breathing [公式PV] 14. リアライズ 〔Album Ver.〕 [公式PV] お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10) ROOKiEZ is PUNK’Dの2ndアルバム。1stから6年ぶりとなる待望のアルバムリリースで アニメ「弱虫ペダル」の主題歌である「リクライム」「リマインド」「リアライズ」の 計3曲を含むシングル曲が多数収録されており、ベスト盤に近い充実度。 あらためて聴いてみて、なんでこのバンド今まであまり注目してなかったんだ!? 最高じゃないか!!と驚かされたほどの作品でした。 バンド名からしてパンクがルーツであることが分かるも、それにありがちな単調さが無く ここまでメロディの良さと、エモロック風な熱さを兼ね備えたバンドはそう滅多にいない。 FLOWやSPYAIRやTHEイナズマ戦隊などといった熱血体育会系バンドや ヒロイックなアニメタイアップ曲を多く歌うバンドが好きならば即ハマり確実。 それでいてボーカルのシンノスケさんの歌声には風を切るような清涼感があり、 自転車競技をテーマにしたアニメの主題歌を歌うにはそりゃジャストフィット。 THEイナズマ戦隊が雷神ならばROOKiEZ is PUNK’Dは風神と呼びたくなる。 アルバムリード曲である3曲目「リバイバル」も汗と涙と燃えたぎる情熱を 爽やかに聴かせる曲で最高。この曲も弱虫ペダル主題歌みたいだなと思ったしそれどころか サビメロがMAGIC OF LiFEの「弱虫な炎」に似てないかとすら思ってしまった。 パクリジナルに挑戦しても傑作を生み出してしまうというから恐るべしだ。 さらに9曲目「Fight against yourself」はプロ野球・中日ドラゴンズの平田良介選手の 入場曲として作られた曲で、こちらもイントロの演奏の時点からして高揚感抜群の傑作曲。 「♪空高くアーチを描いて」がたまらなく爽快だし「♪期待と栄光背負うNo.6」と聴くと 自分も草野球で背番号6をつけたくなった。阪神だと金本前監督の背番号だったけど。 全体的に似た系統の楽曲が多いアルバムではあるが、それでも2曲目「party up!!」では ディスコサウンドとロックを融合させAメロではラップも交えるなど 楽しいパーティーチューンを聴かせたり、さらに11曲目「self hate」では 自身のダークで弱い一面を歌ったミドルチューンを聴かせる場面も。 「♪その痛みがお前ならば分かるだろ?」分かるよ痛いほどに。 そしてシングル曲でもある13曲目「Breathing」に至ってはストリングスを思いっきり入れた シンフォニックロックナンバーでシリアスな迫力満点、こんな曲も歌えるんだと感心する。 当ブログでももうすぐ2018年の年間ベストアルバムを発表するがようやくここに来て ついに2018年下半期を代表するほどの傑作が現れてくれた。 これはお気に入り度満点にしようかなとも思ったし、当然ライブの方にも 行ってみたいなと思ったが、しかし公式サイトのスケジュールの欄を見てみると 関西では大阪ワンマンの後に対バンで神戸京都和歌山滋賀と来るにもかかわらず 奈良だけ無かったのでお気に入り度が下がりました。冗談です。次回こそ来て欲しいですね。
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2018年12月19日水曜日
[CDアルバムレビュー] ROOKiEZ is PUNK’D「The Sun Also Rises」
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