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2015年11月12日木曜日

[CDレビュー]  筋肉少女帯「おまけのいちにち(闘いの日々) 」


筋肉少女帯「 おまけのいちにち(闘いの日々) (初回限定盤) (DVD付)」
(2015/10/7)

1. 大都会のテーマ (TVサイズ)
2. レジテロの夢
3. 混ぜるな危険
4. 球体関節人形の夜
5. 枕投げ営業
6. LIVE HOUSE
7. 別の星の物語り
8. 私だけの十字架
9. 大都会のテーマ (instrumental)
10. 時は来た
11. おわかりいただけただろうか
12. S5040
13. 夕焼け原風景
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)




筋肉少女帯の通算18枚目のオリジナルアルバム。8月にリリースされた
先行シングル曲「混ぜるな危険」がアニメ「うしおととら」の主題歌に抜擢、
さらには夏フェスでも各地で活躍するなど、再び勢いにのってきているだけに
今作には期待してました。その期待通りの活躍をアルバム前半から見せてくれました。

1曲目のインストを挟んで2曲目「レジテロの夢」からドラマチックな歌詞世界と曲展開が
一面に広がっていて素晴らしい。まるで海外の短編映画を見ているかのよう。
オーケンの魂のこもった歌唱、ピアノソロとギターソロが次々と飛び出す間奏部分なども
相変わらず聴きごたえがある。これでサビメロが強ければなお良かったのですが。

3曲目「混ぜるな危険」はこちらのシングルレビューで書いた通りの傑作。

4曲目「球体関節人形の夜」は声優歌手の野水いおりさんに提供した楽曲の
セルフカバーということで、今作の中でも最も注目していた曲。
原曲(レビューはこちら)と比べると、序盤のセリフがシャウトに置き換えられていたり
後半の歌詞カードに無いセリフがカットされていたりと微妙に違いがある。
荒々しさが原曲以上に増した疾走メタルチューンとなっていて、
これには格の違いを感じさせられる。萌えるのは野水いおりバージョンの方だが。

5曲目「枕投げ営業」は枕営業で売れようとする女性芸能人が
なぜか枕投げをさせられるという、この歌詞の発想からして素晴らしい。
オーケンの痛快な歌唱とポップ感のあるメロディが聴いていて楽しい。

6曲目「LIVE HOUSE」はツインボーカル形式で歌われる愉快なロックンロール。
ギターの本城聡章さん作詞作曲なだけあってか、歌詞や曲の雰囲気がこれまでとは全く違う。
バンドマンの恋をこんなにも素直に歌うとは、逆に意外性があって面白い。

7曲目「別の星の物語り」は筋少のアルバムには必ずといっていいほど入っている
アコースティック系の曲。昔の友人との再会を歌った、ほのぼのとした雰囲気の曲。
8曲目「私だけの十字架」はカバー曲らしいですが地味な印象しかないバラード。
9曲目「大都会のテーマ」はインスト曲でこちらもカバー曲。昔の刑事ドラマの主題歌だったらしいですが。

10曲目「時は来た」はバンドのライブが実はカルト組織の集会だったという
筋少ワールド全開の重厚ミドルナンバー。これにはカッコいいの一言。

11曲目「おわかりいただけただろうか」はAメロでダークな歌詞を交えつつも
サビではバシっとカッコ良く決まったラブソングを聴かせてくれる。このサビの爽快感抜群。

12曲目「S5040」は時間旅行を歌った幻想的なバラード曲。
浮遊感漂うアレンジが良い。思わず曲の世界に引き込まれていく。

13曲目「夕焼け原風景」はアコースティック系のバラード曲ながらも
後半へ行くにつれて歌唱やバンドサウンドが盛り上がりをみせていく。
猫が登場する歌詞に哀愁を感じられる。何とも味わい深い曲。

前半の曲はハードロック・メタル系の曲中心で期待通りの曲ばかりでしたが、
それ以外の曲、特に7~9曲目が弱く感じてしまったのが惜しかった。
HR/HMをベースにしながらも一方でアニソン系アーティスト並みの音楽性の多彩さを
持っているのが、筋少の大きな魅力の一つであることに変わりはないのだが・・・
シンプルなバラードのカバー曲などはこのバンドには無くてもいいのでは。
大ベテランになってもアップテンポ曲の勢いが落ちていないのは素晴らしいし、
これだけ長くやって歌詞がよくネタ切れにならないなと思う。そこはやはり天才的。
筋少みたいなバンドはもう二度と世に現れないとも思うだけに、
これからもずっと一線級の活躍を見せてくれることを期待したいです。







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