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2012年9月26日水曜日

[CDレビュー]  山根万理奈「空な色」


山根万理奈「 空な色(通常盤)」
 (2012/4/11) 

1. STAR
2. スタートライン
3. ジャンヌダルク
4. 空な色
5. メリーゴーラウンド
6. blue
7. 蒼き日々
8. 逢いにゆくよ
9. 同じ月を見ている
10. あなたが好きで
11. やさしい痛み
12. 生きてゆくこと
13. fish
お気に入り度:★★★★★★★ (7/10)





山根万理奈のメジャー1stアルバム。ニコニコ動画出身の歌い手として、
かつては「山音まー」という名前でミニアルバムを出したこともある歌手の
初のフルアルバムでございます。

まずこの作品は、一般的なニコ動出身アーティストの作品のイメージとは全く違う、
生音中心のバンドサウンドで統一されたポップアルバムになっているというのが大きな特徴。
彼女の持つ、歌声の暖かさを生かした曲たちが詰まっています。

その中でも、シングル曲の1~3曲目はさすがの名曲揃い。
文字通りこれからの新たなスタートを歌ったバラード曲「スタートライン」
の良さもさることながら、それ以上に印象に残ったのは3曲目の「ジャンヌダルク」。
宝探しの旅に出かけるかのような、希望とファンタジーに満ち溢れた曲で、
サビの「♪らったった らったった~」というフレーズと歌声が
より一層のワクワク感を盛り立てている、文句無しの素晴らしい曲です。

しかしシングル曲と比べると、4曲目以降のアルバム曲は地味なバラード曲が多く、
1回聴いただけで良いと思える曲は少なかったような気がしました。
歌声の良さは聴きこめば伝わってくるものはありましたが・・・
甘酸っぱさを感じるアップテンポ曲「あなたが好きで」、
サビの「♪おーおーおーおー」という伸びやかな歌声が印象的な
「生きてゆくこと」あたりは良いと思いました。

せっかく恵まれた声質を持って歌手デビューしたのだから、
レコード会社は彼女にもっと良い曲を提供して力を入れて売り出して欲しいところ。
そもそもPVのお金のかかってなさからして、今後メジャーで
満足な歌手活動をさせてもらえるのか不安を感じてしまいますが・・・



2012年9月24日月曜日

[私的名曲ランキング]  2012年8月度 マイベスト10

みんなでいい曲を発見する音楽投票企画「Japanese Dream -We Love J-Pop-」
の協力により、月間の私的名曲マイベスト10をこのブログにて紹介したいと思います。

今月は、先月よりもハイレベルなランキングができて満足です。
これまでは名前すら知らなかったバンドの曲が今回たくさんランクインしたのは大収穫。
途中、Youtube内の広告をきっかけに知った、
「スーモとスモミをエージェントから救い出せ!」にハマってしまい、
そのサイト内でスーモくん&スモミちゃんと戯れているうちに
マイベスト10作成が遅れるという、ちょっとしたハプニング(?)もありましたが、
無事に今月もランキングが完成しましたので、それでは、発表いたします!




第10位 ひいらぎ「最近」

北海道出身の女性フォークデュオ。低音の響きが良いというのは立派な個性。
個人的にはデビュー曲「みず」の時点から秘かに期待はしていました。
というかデビュー曲はCMで流れているのを見てもっと売れると思ったのだが・・・
女性フォークデュオというのは世間的にはどうもブレイクしにくいのでしょうか?
同様に期待していたスーパーバンドも最近は名前を聞かなくなったし、
さらに90年代には0930というデュオもいたがこちらも当時の話題性の割には
CD売り上げが伸びなかった。これはJ-POP界の不思議かもしれない。



第9位 UMBERBROWN「Destination」

「新世代ラウド・ポップバンド」。その名にふさわしい会心の楽曲だったと思います。
ハードでありながらもサビのメロディが良い上に、コーラスワークも印象的でした。



第8位 G20+ネプ&イモト「ボクラノセカイ」

テレビの企画モノの曲にも定期的に名曲は現れるものだなと。
世界中の人が幸せになれるようにという願いが込められた名曲。
かつてナンバーワンよりオンリーワンという曲が大ヒットしたことがありましたが
誰もがナンバーワンを探せば持っていると歌うこの曲はまた違った魅力がある。
個人的にはこちらの方が好きです。歌詞だけなら今月の1位級でした!



第7位 ecosystem「ラブレター・フロム・何か?」

2作連続2回目のランクイン。前作もそうでしたがこのバンドの曲には
懐かしさと新しさと同時に感じさせてくれるものがある。
特に歌謡ロックが好きな人にはぜひ聴くことをオススメしたいバンドです。



第6位 ぱすぽ☆「夏空HANABI」

こちらも2作連続2回目のランクイン。「ぱすぽ☆ meets ジャパニーズパンク」
というコンセプトで作られた曲で、勢い抜群ながらも哀愁を感じさせる編曲が良い。
「〝空”と〝旅”をテーマにしたガールズロックユニット」というだけで
このブログ的にはトリプル役満といってもいいぐらいなのに、
今年に入ってさらに楽曲までもが覚醒したともなれば、さらに期待したくなるし
この勢いでライブにも行ってみたくなった。今後は2ndアルバムが楽しみです。



第5位 吉木りさ「ボカロがライバル☆」

PVの開始5秒の時点で惹かれてしまう。歌詞の発想からしてぶっ飛んでるし、
さらに曲の方も途中で演歌調になったりと、すさまじい型破りっぷり。
やっぱりヒャダインの作る曲は面白い。これからさらにハマるかもしれない。



第4位 Cyntia「The Endless World」

4人組ガールズメタルバンドの曲でありながら、この曲は一般的なメタルのイメージとは違い
抜群に聴きやすい上に、それでいて神秘性を感じる。
果てしなく美しい、幻想的な世界へと連れて行ってくれるかのよう。
この曲はフルで聴いていたらさらに上にランクインしてたと思います。
次に聴くCDアルバムの筆頭候補になりました。



第3位 馬場俊英「犬はライオンになりたくない」

歌詞がすご過ぎる。9分超の大作なのに余分なものは何も無い、
中身が詰まりに詰まった作品。前作とは違いAメロBメロサビがしっかりした
曲構成になっているのもまた良いです。
2作連続2回目のランクイン。彼の曲も今年になって完全に覚醒モードだなと。



第2位 ROTTENGRAFFTY「D.A.N.C.E」

ダンスミュージックとヘヴィロックが融合したサウンドが素晴らしい。
叫ぶ、踊る、まさにやりたい放題のすさまじき曲展開に圧倒されました。
調べてみると、このバンドは既に結成して10年が過ぎているバンドのようで
最近では10-FEETやラスベガスのライブの前座にて演奏をしているようですが、
しかしこの曲を聴く限りは彼らだってもっと評価されてもいいはずだと思いました。
ロックファンからの評価は果たしてどんな感じなのでしょうか?



第1位 AIR SWELL「バッドボーイズ セレナーデ」

これぞ本物のロックに出会った。
境遇の違いとかもはや関係無いと思うぐらいに、心をこじ開けられるような曲に出会った。
楽曲やボーカルの歌唱に魂がこもっているということももちろん素晴らしいですが、
この曲がここまでも心に響く理由は、メロディ・旋律が最高だから。
もうすっかり最近は家の中でこの曲を口ずさむ日々が続いています。
しかし調べてみたら彼らの曲はカラオケには一曲も入ってませんでした。
早く入れて下さい! 一刻も早く熱唱したいです!




(次点)
清木場俊介「Fighting Man」
水樹奈々「BRIGHT STREAM」
飛蘭「Realization」
黒崎真音「黎鳴-reimei-」
高橋優「陽はまた昇る」


約3年にわたって続いたアニソン系アーティストのマイブームはそろそろ一段落かなと。
先月がアニソン系をベスト10に選び過ぎた反動もあって今月は軒並み次点以下になりました。
飛蘭の曲は今作は編曲者がいつもと違ったのが惜しかったです。
Elements Gardenの編曲と比べると一見似ているけどまだその域には達していなかった。
やっぱり楽曲の深み、聴けば聴くほどという点でエレガは別格だ・・・


2012年9月20日木曜日

9月20日(木曜日)の日記

「スーモとスモミをエージェントから救い出せ!」にハマってしまいました。 これを知ったきっかけは、Youtubeにて音楽を試聴しようとした時に、 上のスーモくんとスモミちゃんの広告が自動的に出てきてしまうのを見て これは面白そうだなと思ったのがきっかけです。 エージェントに追われるスーモくんとスモミちゃんを助けるために、 北海道から沖縄までの、日本の47都道府県の名物をモチーフにしたハウス内で 隠れる場所を探してあげようというこの企画。 「キッチンに隠れる」「ソファーの下に隠れる」などといった いろんな選択肢の中から隠れる場所を選んでいくわけですが、 これの一番の魅力は何かというと、無事に救出成功した時に画面に出てくる スーモくんとスモミちゃんの姿が可愛くて、見ていて何だか癒される。 和歌山の「みかんハウス」では、みかんの皮にくるまって遊ぶスーモくんと、 みかんを食べるスモミちゃんの姿が可愛くて癒されましたし、 新潟の「田んぼハウス」では、麦わら帽子をかぶって田んぼの収穫のお手伝いをする2人が これまたどっちも可愛くて癒されました。 しかし、そんな中で唯一ドキっとさせられたのは・・・ 奈良の「シカハウス」で救出成功した後に出てきたスーモくんたちの姿。 「シカにおせんべいを… でもスーモも食べられちゃった」 シカ怖い! 食べるのは鹿せんべいとせめて遠足の子供の弁当だけにしてくれ! こんな、一歩間違えればグロ画像になりかねなかったシカハウスよりも、 どうせ奈良でやるやら「大仏ハウス」(大仏殿ともいう)だってあったし、 隠れ場所ならば「大仏の手の平の向こうに隠れる」という選択肢だってあったのに。 もしくは「法隆寺ハウス」(築1300年)というのもありましたし、 てか奈良でハウスといえば「ダイワハウス」があるじゃないか・・ってそれはライバル会社だったか。 あと、滋賀の「牛ハウス」についても、おそらく近江牛からとったのでしょうが、 滋賀といえばやっぱり近江牛よりも琵琶湖のイメージの方が強いですし 何より、この滋賀にてスーモくんとスモミちゃんを追いかける、 エージェントの姿が甲賀忍者の姿をしていなかったというのは残念だった。 どうせならそれぐらいやってくれても良かったのに! というわけで、すっかりスーモくんとスモミちゃんのファンになりました。 「スーモとスモミのありがとうプレゼント」にも応募してしまいました。 そしてあらためて思ったのは、この企画の存在に気付くのが遅かったと後悔。 これをやり始めたのは東海からでした。北海道からやってれば良かった。 ともあれ9月24日の沖縄到着まで、残り少ないですが頑張って救出したいと思います。 以上、20代後半の男性が書くとは思えないような内容の日記でした。

2012年9月18日火曜日

[CDレビュー]  爆風スランプ「怪物くん」


爆風スランプ「 怪物くん」
(1997/1/27) 

1. 恋愛妄想ショー
2. 健康優良児
3. 旅人よ ~The Longest Journey~
4. 歌謡曲
5. 不思議少女ナナ
6. 火山の国の真ん中で
7. ご隠居 -What's happen to The Goinkyo?- 
8. 快適なスピード
9. 都民の歌
10. カンカン
11. 未来に絶望
12. どんな夢 
13. 35才 (シークレットトラック)
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)





1997年にリリースされた、爆風スランプのアルバム。
今までのアルバムの中では最もハードロック色が強いアルバムとなっており、
バンドとしてのカッコ良さが全面に押し出された作品です。

まず歌詞については、大きくギャグに走るような曲は無いものの、
しかし自由で面白い発想は今作でも健在で、言葉選びのセンスもハイレベル。
ストーカー的な片思いを歌った歌詞が面白い「恋愛妄想ショー」や、
シュールさ爆発の「不思議少女ナナ」といった曲は特に素晴らしいです。
さらには歌い出しのフレーズが全部「か」から始まるという
「快適なスピード」という曲があったり、「都民の歌」「カンカン」のような
社会風刺的な作品もあったりと、相変わらず多彩。
田舎者が東京に出てきて成功を収めるも、その後は転落人生を歩み
最後にはホームレスになってしまったという姿を歌った
「都民の歌」のような曲はまさに爆風スランプならでは。
そして今作の中で唯一のシングル曲であり、かつて「進め!電波少年」の
猿岩石ユーラシア大陸横断ヒッチハイクのテーマ曲としてヒットした
「旅人よ ~The Longest Journey~」は、やはりこのアルバムの中においても
ひときわ輝きを放っている、素晴らしき名曲でございます。

そしてサウンド面においては、今まで以上にどの曲においても、
特にサビ以降にてエレキギターの音がうなりをあげまくっています。
ラストナンバーの、静かなバラード曲かと思った「どんな夢」ですら
曲後半からはギターの音がこれでもかと鳴りまくるという徹底ぶり。
なのでアルバムを通しで聴くと、今までの彼らの作品にはなかったような
重さを感じてしまうのも事実。アレンジ面の多彩さという点では
過去の作品と比べると一段落ちるものの、アルバムとしての統一感は
いつになく感じる作品となっています。

今の時代にこのような曲の数々を作るロックバンドが世に出てきてくれたら
間違いなくファンになるでしょうし、これはこれで会心のアルバム作品ですが、
しかし、彼らのアルバムに限っては、むしろ統一感とかは全く感じられない
バラバラな作品の方がより魅力的にすら感じてしまうのは私だけでしょうか?


2012年9月17日月曜日

9月17日(月曜日)の日記

今日は祝日ということで昼から野球の練習があったのですが、 夕方、ちょうど練習が終わる頃に、グラウンドの向こうの空に 虹が2つもかかっているのをみんなで見ることができました。綺麗だったです。 これは、日本中を旅してきた私でも今まで見たことのない光景でした。 「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」の地にて、 文字通りに鐘の音を聴きながら、こんな幻想的な大空の姿が見られるとは・・・

2012年9月14日金曜日

[CDレビュー]  fra-foa「13leaves」


fra-foa「 13leaves」
 (2002/9/19) 

1. edge of life  
2. light of sorrow
3. blind star
4. 出さない手紙
5. perfect life
6. green day
7. 消えない夜に 
8. lily
9. 小さなひかり。  
10. crystal life  
11. 煌め逝くもの
12. afterglow 
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)





2002年にリリースされた、fra-foaの2ndアルバム。
重すぎるぐらいに重かった前作と比べると、今作はグッと聴きやすい作品となりました。

まず1曲目「edge of life」では前作の流れを引き継ぐかのように、
ギターがうなりまくるハードな曲から始まりますが、
しかし、2曲目「light of sorrow」は美しく綺麗なバンドサウンドをバックに
抱いて抱いてと優しく歌いかけるバラードを披露。
そして3曲目「blind star」では、希望に向かって一気に突進するかのような、
爽快感抜群のアッパーチューンを聴かせてくれる。
「哀しみは過去に捨ててきた」とまで歌う、こんな曲が聴けるとは意外で驚きました。
この3曲からも分かるように、以前まではどこか内向的なイメージが強かったのが
今作では変わり、一気に外に開かれた作品となりました。

その後の曲も、5曲目「perfect life」ではお弁当持って出かけましょうと歌ったり
優しい一面を覗かせつつも、その一方で10曲目の「crystal life」では
ボーカルのすさまじい高音歌唱が聴けたりといったように、激しい一面も健在。
前作からはかなり作風が変わったので、この点はやはりアマゾンのレビューなどでも
賛否両論があったようですが、個人的には1曲1曲は良い曲ばかりだと思いました。
ただ、似たような系統のミディアムバラード曲が多かったので、
アルバムとして最後まで聴き通すには中盤以降で若干飽きがきてしまうか・・・
1、3曲目のようなアップテンポ曲が後半にもうまく散りばめられていれば、
アルバムとしてももっと引き締まった作品になったのではと思いました。

しかし、いろんな意見はあれど、今作はあの一世一代の大傑作、
「小さなひかり。」が収録されているというそれだけで素晴らしい。
ヘヴィ派ポップ派どちらが聴いても感動必至だろと言えるぐらいの曲。
曲の後半にいけばいくほどに広がりを感じ、力強さや眩しさを増していくサウンドと
ボーカルの三上ちさ子さんの歌唱が共に素晴らし過ぎる。
この曲はまさに、遥か遠くの地からこの地へ届いた一筋の光のよう。
その圧倒的な凄さは最後までフルで聴いて初めて分かるといえる曲でしょう。

彼らは今作を最後に、アルバムわずか2枚で解散してしまったのが惜しまれます。
せっかく外へ向けての変化を見せていただけに、
この後さらにどんな曲を作ってくれるのか聴いてみたかった。
ボーカルの三上ちさ子さんはソロ歌手として今でも活動を続けているようですが・・・


2012年9月13日木曜日

お知らせ

・リンク集を追加しました。

「slow,snow」
cozeyさんのブログ。音楽ネタや旅ネタや野球ネタなどがどれも充実しています。
まさに当ブログと同じようなコンセプトなので個人的には何かと気が合いそうですね。
ブログ全体の充実度では私のブログなんかよりずっと上だと思います!



・[旅レポ]北海道・道東地方へ(その3) のページが容量の関係で
 不具合を起こしていたため、記事を2つに分割しました。
 コメントも頂いていた記事だったため一応報告ということで・・・


[私的名曲ランキング]  2004年5月度 マイベスト10

今日は、特別企画としてこんな企画をやってみたいと思います。

いつもお世話になっている「Japanese Dream -we love jpop!-」より、
この度2004年5月度エントリーリストというものが出てきたため、
これを基に当時のマイベスト10を作ってみたというリスト係さんのブログ記事を読み、
この記事に触発される形で、私も同じくこの月のマイベスト10を作ってみました。

あらためて投票リストの曲を全て聴いてみると、やはり懐かしさを感じるものがありました。
「CDTVライブラリー」的な感覚で見て頂けると嬉しいです。それではいってみましょう!





第10位 Jackson vibe「朝焼けの旅路」

まさに朝聴きたい曲。希望を感じさせてくれる、開放感に溢れたサウンドが良い。
彼らも実力派バンドだったしもっと評価されても良かったはず。



第9位 HAИNAH「桃色前線」
このボーカルのハスキーな声質とバンドサウンドが、
まるで荒涼とした大地に雨が降るかのような神秘的な曲世界を作り上げていて見事。
調べてみたら彼女はシングルわずか2枚で活動休止してしまったようです。
これは惜し過ぎる。アルバムが出てれば今すぐにでも注文したいぐらいに良かったのに。
そして、この曲が9位という時点でこの月のレベルがいかに高かったかが分かる・・・



第8位 MALCO「男はバカなのか俺がバカなのか」

メジャーデビュー曲にしてこの良い意味でぶっきらぼうな曲の雰囲気と、
男心を歌った歌詞が素晴らしい。
当時はこの曲のPVがCMでよく流れており、レコード会社は彼らをかなり熱心に
売り出していた印象があったにもかかわらずブレイクできなかったのは残念でした。
しかもこの次のシングル「男だ☆光るぜ」はもっと素晴らしかったのに。



第7位 RYTHEM「万華鏡キラキラ」

RYTHEMはアルバム1枚持っているのですが、たった今この曲を初めて聴き、
いつの間にこんな素晴らしい曲を世に出していたんだ!? と驚きました。
心の奥深くまで沁み渡るような歌詞と、叙情的な旋律がとても美しい。
これは間違いなく彼女たちの最高傑作でしょう。



第6位 矢野絢子「てろてろ」

この曲を知ったのは2ヶ月ぐらい前。
「知らない所に行きたいな」というフレーズは特に印象的。
しかしそれでいて「嘘だよ本当はね ここに居たい」とも歌うという、
この相反するかのような2つの気持ちを歌った歌詞には
同じ旅人として、すごく心に響くものがありました。
ピアノ一本のシンプルなサウンドがバックだからこそ歌詞がより生きて聴こえる。
こういうタイプの曲からは最近遠ざかり気味だっただけに、
あらためてこんな曲も良いなと思わせてくれるものがありました。



第5位 angela「fly me to the sky」

この曲からは、大地を駆け抜けるかのような美しい景色の広がりを感じる。
美しくも希望に満ち溢れた曲。angelaの曲の中でも代表曲にしていいぐらいの曲です。
これがトップ3にすら入れない時点で今月はいかにレベルが高かったか・・・



第4位 ガガガSP「祭りの準備」

「祭りなんか、祭りなんか、来なかったらいいのにーーーーー!!!!!」
これがもう最高。青春時代の恋心を歌いつつも他の青春パンクバンドとはまた違った味がある。
彼らの曲の世界には本当に共感できる。共感度だけなら私の中で首位争いできるぐらいに。



第3位 Zwei「Movie Star」

デビュー曲にして大傑作。これを最初聴いた瞬間はそりゃもう鮮烈でした。
今まで見たことも聴いたこともないような世界。
そして最近になってZweiはライブもスゴいという噂を聞いたので、いつかまた行ってみたいです。



第2位 m.o.v.e「DOGFIGHT」

神降臨。もうこの言葉に尽きると言ってもいいぐらい。
イントロからして最高。最初から最後までカッコ良すぎ。まさに一生モノの大傑作。
これが月間1位じゃないなんてありえない。ありえないことが起きてしまった。
余談ですが、この曲のCDはカップリング曲「Fall iNTo DozE」も凄い。
これがどのアルバムにも収録されておらず埋もれてしまってるのはとても惜しく感じます。



第1位 東京エスムジカ「月凪」

絶世の美曲。絶世とはまさにこの世のものとは思えないぐらいの美しさ、
いっそこのままあの世まで、天国行きの旅へと連れていってくれるかのような・・・
サビの「♪ふわり(ラララ~)ふわり(ラララ~)」というハーモニーは特に美しい。
とにかく最初から最後まであまりにも綺麗で幻想的で・・・ 言葉を失うぐらいの超名曲です。




(次点)
我那覇美奈「月の雫」
Tommy heavenly6 「Hey my friend」
WAG「Don't look back again」
愛内里菜「START」
GLAY「天使のわけまえ」


ランクインさせたかった我那覇美奈やTommy heavenly6の曲が
次点止まりになってしまうぐらい、この月は本当に良い曲が多かったです。
これ以外にも良かったのはangela「in your arms」や土屋明子「水無月」、
あと松山千春「一輪の花」も良かったんですよね・・・
というか松山千春は曲としゃべりにギャップがあり過ぎだとあらためて思った。
今度の選挙に出るという話はいったい何だったんだ!?


2012年9月12日水曜日

[旅日記]  北海道・道東地方へ(その4)

そして釧路方面へと戻る途中、JR根室本線・初田牛駅へ。
ここはまさに秘境中の秘境駅。駅前通りの風景がこれです。
駅前通りの道を左折した先に見える、数軒残った民家には、 おそらく定住者はもういないのではないかと・・・
そして釧路に戻り今度は、秘かに1年越しの悲願であったという釧路ラーメンを食べることに。 札幌・旭川・函館に次ぐ北海道第4のラーメンとして売り出し中の、 かつおだしをベースとした醤油味のスープと、細ちぢれ麺が特徴のご当地ラーメンを食べに 正統派釧路ラーメンを売りとする「銀水」という店に行ってきました。
正統派とか言いつつもお品書きを見ると塩ラーメンに味噌ラーメンにピリ辛ラーメンなどと メニューが何十種類もあったりするんですが、それはさておき、醤油ラーメンを注文。
かつおだしの味が全面に出た、シンプルなあっさり系ラーメンでした。 スープに関しては、個人的には東京のうどん・そばのスープにも似てるような感じがしました。 たまにはこんなラーメンもいいですね。 そして最後は釧路湿原へ。
この瞬間は晴れてくれて良かった!
この壮大で美しい景色こそが北海道最大の魅力。 来年もまた行きたいと思いました。 今度は道東ではなく道央になると思いますが、必ず行くことになるでしょう。 おまけ (北海道限定のカツゲン)