[ライブレポ] FluoLightArch pre. ネオジャパニズム（ジュリアナの祟り、mistress、椎名ひかり、三角形の時間）

（前記事はこちら）

・ジュリアナの祟り

[セットリスト]　（公式Twitterより引用）
・結論
・夏のyou
・泡沫の罪な夏　 [MV]
・キミクロニクル　 [MV]
・無敵シュプレヒコール～このSを、聴け！～　 [MV]
・あーもー！アモーレ！！～アイツのタタリ～　 [MV]
・バブリー革命～ばんばんバブル～　 [MV]

2021年にバンド名を「エナツの祟り」から「ジュリアナの祟り」に戻した、
ビートたけしさん命名バブリー系トランスポップロックバンド。
開演時間前にしてパフォーマーのネルさんとダンクさんの２人が
前説のような形で登場し、場を温める。初めてライブに参加する人や
中部地方から来た人は前の方に来てもらうことを推奨。
そしてタタラー（ファン）の皆さんも、初参加の人に前方を譲り、
さらには応援グッズのハリセンなどをプレゼントしたりと優しい人達ばかりで
これには開演前から心温まった。ちなみに自分もハリセンをもらいました。
あらためてこの場を借りてお礼を申し上げたい。ありがとうございます！

まずはバンドセットで「結論」「夏のyou」の計２曲を立て続けに披露。
女性ボーカル担当の蕪木さんが歌う、歌謡曲風の相当良さそうな曲だったが
どちらも知らない曲だった。メジャーデビューまで果たしたにもかかわらず
つくづくこのバンドは未だ音源化されていない名曲が多過ぎる。
早くフルアルバムを出して欲しいと３年以上前から思い続けてるのだが・・・
ライブ中盤の３曲目からは、先ほどまでドラマーとして演奏していた
リーダーの江夏さんがメインボーカルとしてステージ最前に登場し、
みんなで踊りながら歌う。これぞ現代版ジュリアナ東京。
そして５曲目には前記事にてコンビニの店内放送でドハマリしたと書いたあの曲、
「無敵シュプレヒコール～このSを、聴け！～」が来た来た来たーーっ！！
これが聴きたかったので今回ここまで来たようなものだ。
あらためて中毒性が半端ないトランス・ユーロビート系楽曲であり
「♪お前が一番　お前が一番」のキャッチーさ抜群。
それでいて蕪木さんと江夏さんの男女ツインボーカルのハーモニーを
生かした曲となっているのが素晴らしい。メンバー達と一緒に振り付けを交えて
踊りながら最高に盛り上がれた。この曲は2021年リリースだったら
当ブログでもうすぐ発表の年間マイベスト20に入れてたところだったのに。
そして最後は代表曲の「バブリー革命～ばんばんバブル～」で締めてくれた。
こんなにも耳に残りやすいキャッチーな楽曲が中心で、
なおかつ宣伝もそれなりにされているのに、なぜもっと人気が出ないのかが
つくづく不思議に思えてくるバンドだ。ライブに行けば楽しさが分かるはず。



・mistress

2018年に一度解散するも、2021年にメンバーを一新して再デビューを果たした
名古屋発ヴィジュアル系ロックアイドルグループ。
前メンバー時代の音源を聴いてみた限りでは、曲自体は良いけどボーカルが残念という
アイドル楽曲あるあるパターンにハマってた印象で不安だったが、
今回の新メンバーの皆さんはデビュー数ヶ月にしては頑張ってたのではないだろうか。
メンバーの１人がグロウルを聴かせる場面もあったりと見どころもあったし、
ライブ後には観客から以前より相当良くなってたいう声も聞こえてきただけに。



・椎名ひかり

2018年までは椎名ぴかりんという名前で活動していたロック系アイドル歌手で
今から約５年半前のでらロックフェスで初めて見た時の衝撃は
そりゃもう半端なかった（当時のレポはこちら）
この日もクリーンな歌唱に加えてグロウル・デスボ、さらには
ああああああああーーっ！！というシャウトなどを交えて歌いまくる。
以前よりもさらにスゴいことになってる、もはや狂ってる、
ここまで来ると芸術的にすら思えてくるほど圧巻のパフォーマンスだった。
ちなみに曲が終わる度に「あ～可愛い」という声が聞こえた気がしたのは
果たして空耳なのだろうか？　「くるかわいい」という言葉をかけたくなった。
最新曲の「模範解答少女」はミオヤマザキがプロデュース。
ぶっ壊れ感ありつつもメロディがキャッチーな楽曲でこちらも良かった。
なぜ前回から４年近くもライブを観る機会が無かったのかと思うほどでしたね。



・三角形の時間

本日のトリを務めるのは３ピース絵画系ロックバンド。
ドラムを叩きながら歌う女性ボーカルバンドという時点で個性的であり
今回も独自の世界観は健在。３曲目あたりに披露された歌謡曲テイストの曲は
これぐらいキャッチーな曲が増えればさらに上に行けそうと思えるほど良かった。
個人的に観るのは３回目、ハマるにはあと１歩といったところまで来た気がする。

以上で2021年のライブ納めです。2022年は2月5・6日のでらロックフェスが
ライブ始めかな？てかこれではますます管理人は名古屋出身だと間違えられかねない。
こういったフェス・イベント系ライブが地元の県ではほとんど無いせいだということで
今年も長文ライブレポを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。