[ライブレポ] DIE ON ROCK FES 2021（CODE OF ZERO、TRiDENT、FABLED NUMBER）

（前記事はこちら）

・CODE OF ZERO　（SHELTER）

[セットリスト]
・MAKE ME REAL（リハーサル）　 [MV]
・TRUE TO MYSELF　 [MV]
・READY FOR ACTION　 [MV]
・WHAT IS THE BRAVE?　 [MV]
・Human-Emo　 [MV]
・Deep Above　 [MV]
・out of control　 [MV]

前日のミツバチロックではCDまでプレゼントしてもらった（記事はこちら）
ぜろしーさん率いるガールズロックプロジェクト。
まずはリハーサルで「MAKE ME REAL」をフルコーラスでやってくれたのは嬉しかった。
既に観客が満員で集まってるならばフライングスタートも大歓迎だ。
本編ではこの日もライブ定番曲と最近の配信シングル曲を交えて披露。
これまでリリースした配信シングル曲の中にはデジタルポップ色の強い曲など
変化球的、挑戦的な曲も数多く出しているにもかかわらず、
そういった曲もライブにて生バンドで聴くとガールズエモロックとして
しっかり成立しているのがあらためて良いなと思う。既にこのシーンでは
知らない人はいないレベル、あとは一般的知名度をどう上げていくか・・・



・TRiDENT　（251）

[セットリスト]
・Continue　 [MV]
・RIDE ON　 [MV]
・Alive　 [MV]
・VS　 [MV]
・CHANGE　 [MV]
・IMAGINATION　 [MV]
（アンコール）
・No Regret　 [MV]

当ブログ的にはすっかりおなじみとなった３ピースガールズバンド。
この日は早速リリースされたばかりの新曲も計２曲披露。
「Alive」はTRiDENTらしい王道ど真ん中のロックチューン。
「VS」は社会人eスポーツリーグ「AFTER 6 LEAGUE」公式テーマソングとなった
ミドルバラード系楽曲で、おおおおおというコーラスは一緒に歌いたくなる。
ここに来てタイアップももらえるようになったのは事務所所属効果か？
MCでは「どの括りにおいても１番になりたい」というASAKAさんの言葉が印象的だった。
裏に82回目の終身刑やBoiler陸亀やThe Number Zeroといった女性ボーカルバンドがいる
激戦区の中でも唯一入場規制になるぐらいに、ガールズシーンでの人気は
頭１つも２つも抜き出ただけに、2022年はジャンルの括りなんてのを飛び越えての
本格的なブレイクを期待したい。最後にアンコールがあったとは知らなかった。



・FABLED NUMBER　（Shangri-La）

[セットリスト]
・The King　 [MV]
・Don't let me go
・Symphonies Of The Dawn　 [MV]
・After A Storm Comes A Calm
・B.T.B
・All Living Things
・Like a Thunder　 [MV]
・YES
・We don't care what you break my mind
・Move　 [MV]

トリを務めるのは本日の主催バンド。
開演10分前に会場前に来た時点で既に入場規制で約10人待ちだったが
諦めずに待った結果、中盤から入場することができて
終わってみれば計６曲ぐらい聴けたのは本当に良かった。
重厚なロックサウンドにデジタルサウンドやミクスチャー要素を組み合わせた
典型的な今風のラウド系バンドといった感じで、そりゃフェスでは盛り上がる。
MCではボーカルのEitaさんが、このフェスを開催できたことに感極まる場面も。
「ラウドなバンド、ラウドなアイドルが」この一言も印象に残った。
バンドマンでありながらもアイドルグループのことなども考えてくれてるのが分かるし
さらにはフェス出演がおそらく過去１回しか無いガールズメタルバンドの
HAGANEまで呼んでくれた時点で、幅広い目線で音楽シーンを見ていることが分かる。
そしてロックフェスの出演者の男女比を半々にしても決してレベルの低いバンドが
出てくるなんてことは無いというのは、ガールズシーンを見て来ている者には
当然のように分かることだが、今回あらためてそれが証明された。
あらためてこんなにも大規模かつ唯一無二のフェスを開催してくれてありがとう！と
感謝の言葉を伝えたいです。運営の一部には不手際を感じる場面もあったものの
改善すべきところは改善して、どうか次回以降もこのフェスが続くことを願いたいです。
終わってみれば本当に楽しかったですからね。生きてて良かったーーっ！！って
思えるほどに。フェスの名前はダイオンロックだけど。
以上、長文レポを最後まで読んで頂きありがとうございました。