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2019年5月18日土曜日

[ライブレポ]  GOLD RUSH 2019(ガールズロックバンド革命、絶叫する60度、FROZEN CAKE BAR)

(前記事はこちら)

・ガールズロックバンド革命 (APOLLO BASE)

GOLD RUSHには3年連続の出演となった、今最も熱い3ピースガールズバンド。
この日は早速4月24日にリリースされたばかりの最新アルバムから
「VOLTAGE」や「RUNNERS HIGH」を披露。それに加えてライブの定番曲である
「CHANGE」「No Regret」なども立て続けに披露されるなど
これこそがヒロイックな音楽の究極形といっていいほどの最高の楽曲を熱唱熱演。
ドラマーの演奏も相変わらずスゴいし、ライブステージ以外ではゆるふわ系で可愛い3人が
いざライブとなると一体どこからそんなエネルギーが湧いてくるんだと思えてくる。
公式YouTubeの方ではメンバー3人でケンタッキーの全メニューを食べる映像を
アップするなどしてるようだから大食いパワーということか?(参照)
ともあれこれほどの実力を持ったガールズバンドなのだから、
こんなAPOLLO BASEの小箱で歌うようなGOLD RUSHはもう今回で卒業して
一刻も早く大規模フェスの舞台で活躍すべき。本来の実力通りに評価されるならば
今年の夏フェスで引っ張りだこになってもいいぐらいのバンドなのに、
現状そこまでいけてないのは無所属というハンディのせいなのか、
それともファン層が夏フェスの観客の層の中心からは離れているからなのだろうか・・・
今回も観客達の姿を見ると、若い人があまりにも少な過ぎることが気になってしまう。
メタルじゃないのにBURRN!に登場したりしてるのでファンはメタル好きが多いと思われるが
なぜそれだと若い人が集まらないのか。音楽は年代を超えて楽しめるものなのだから、
このジャンル、このバンドはおじさんが聴くものみたいに思ってしまう人がいるならば
そんな偏見は一刻も早く無くなって欲しいし、ジャンルとか界隈とか関係なく良い音楽が
ちゃんと評価されて欲しいと願う。どうか躍進して名前通りバンド界に革命を起こして欲しい。



・絶叫する60度 (APOLLO BASE)

2人組アイドルだったが2018年からは6人組ロックバンド編成として活動。
以前当ブログで絶賛したザ・ヒーナキャットとのコラボ曲「ゴキブリ」も
現バンド編成でやってくれたのが何より嬉しかったし、全体のセットリストも
シングル曲やアルバムリード曲を中心としたベスト盤的内容でエモく盛り上がれた。
女性ツインボーカルバンドとして生まれ変わった姿を見ることができて良かったですね。



・FROZEN CAKE BAR (APOLLO BASE)

当ブログには久しぶりの登場。かつてはGacharic SpinやCyntiaと並ぶほどに
推していた時期もあったものの収録曲の半分以上が過去曲の再録であるCDアルバムを
何度も繰り返しリリースして買わせようとする商法が好きになれず、しばらくライブからも
離れてしまってたが、今回GOLD RUSHのトリを務めるならばということで行ってみました。

まず1曲目にはまさかの洋楽カバー曲が。「Can't Take My Eyes Off You」が
男女ツインボーカルとデジタル+ラウドなFCB流アレンジで生まれ変わった。これは斬新。
そして今回何より驚かされたのは、ボーカルのざべすちゃんの歌唱力や声量が目に見えて
上がっていたこと。昨年頃からライブのMCやツイッターなどで筋トレをやっていることを
度々報告していただけに、その効果が出て体幹が鍛えられて声量も上がったに違いない。
この日の衣装は上半身のヘソが見える衣装だったが、それに加えて腹筋も見えていたのが
努力の証でしょうね。やっぱり筋肉は正義だ。ボーカリストには男女問わず筋トレを義務づけたい。

当初は後ろの方でライブを観ていたものの、3曲目に「自分戦争」が来た時には
あまりにも盛り上がり過ぎて結局最前線に突入してしまった。
メンバーとギルメン(ファン)が一体となって盛り上げるライブの魅力は健在で
曲に合わせて腹筋や腕立て伏せをしたり、土下座ヘドバンしたり、後ろ向きで踊ったりと
最後まで楽し過ぎたし、久しぶりでも体が覚えてるものだなと思った。
ラストナンバーには「パンデミック。」をやってくれて懐かしくて泣けた。いうても1年半ぶり位だけど。
まさか最後にFCBがGOLD RUSH2日目の優勝をかっさらうとは・・・最高のトリでしたよ。


以上でございます。計2日間で約30組ものバンドを見ることができて大満足。
その中にはインディーズとは思えないほどの実力を持ったバンドもたくさんいただけに、
どうかこの出演者の中から未来のスターが現れることを願いたい。
昨年の出演者の中だとジュリアナの祟りはこの後メジャーデビューを勝ち取ることが
できたものの、それでもブレイクまではいってない状況を見ると現実は厳しいものなのか。
例え不利な条件下であったとしても、ここまでのライブレポ記事で紹介したような
ガールズシーンで頑張っているバンドは応援したいしどうか報われて欲しい。
その点BAND-MAIDやGacharic Spinは本当によくやってるよなと思いますよ。
まずはそれらに続くぐらい躍進するバンドが1組でも多く現れて欲しいですね。
長文記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。



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