(前記事はこちら) ・プラズマジカ [セットリスト] ・流星ドリームライン ・青春はNon-Stop! アニメ「SHOW BY ROCK!!」から飛び出した4人組ガールズバンド。 この日はるばるさいたまスーパーアリーナのアニサマの会場までやってきたのは、 このグループのライブを観るためだといっても過言ではない。 おそらくここでしか見られない超レアなステージに期待が膨らみまくりでした。 まず登場するなりメンバー4人がステージ最前で円陣を組み、手をかざす。 これはアニメ本編と全く同じだ。そしてもちろん4人の衣装もアニメとほぼ同じ。 この時点からワクワクさせられる。そして最前列に4人が並んで・・・ってあれ? ドラムが無いじゃないか。すぐさま1曲目「流星ドリームライン」が始まり ボーカルのシアンちゃん(CV:稲川英里)が歌い始めるも、 ドラムのモアちゃん(CV:佐倉綾音)は先っぽに星のマークが付いたスティックを両手に持って踊るのみ。 まるでゴールデンボンバーだ。果たしてアニサマのステージで生演奏を見せてくれるのか、 それとも当てぶりになるのかは一番気になっていたところでしたが、 ドラムは当てぶりですら無いとは予想してなかったよ! でもステージをよく見てみたら 右前の方に小さな太鼓が置かれていて、2回ほど叩く場面はあった。これがバンド唯一の演奏? 曲終了後にはベースのレトリー(CV:沼倉愛美)が大声で「私達の演奏どうでしたか~!?」 いや演奏してないだろというツッコミ待ちか! 当てぶりを逆手に取ったギャグだ。 そしてメンバーの自己紹介が行われました。まずはボーカルのシアンちゃんから。 「ボーカル担当のシアン役、稲川英里です」 そこは本名もちゃんと言うんですね。 続いてギターのチュチュ(CV:上坂すみれ)から放たれた一言は、「ぴゅるぴゅるぴゅる~」 これが可愛くて面白くて、もはや当てぶりとかそんなことはどうでもよくなった。 宇宙人キャラはドラムのモアちゃんの方だろ、キャラを奪うな!(笑)まぁ上坂すみれさんもある意味宇宙人みたいなお方だけど。これにはモアちゃんも負けじと自己紹介で「ぴゅるぴゅるぴゅるぴゅるぴゅるぴゅる~」 さすが本家だ、ぴゅるの数が多い。そして続けざまにスティックの先っぽの星の部分を ピカピカ光らせるというパフォーマンスも披露。これは面白いし会場も盛り上がったが、 楽器の一部が光るというのは今までGacharic Spinのライブでいっぱい見てきてるんですよね(レポはこちら) 続いてはシアンちゃんが「プラズマジカの夢はブードゥー館、武道館でライブを行うことだった」と一言。 このブードゥー館を武道館と言い直す場面で会場から笑いが。アニメだとブードゥー館だもんな。 しかし今回のアニサマの大観衆を見て「さいたまスーパーアリーナは3万人、 ブードゥー館は1万人。夢、叶っちゃったね」 本当だ、それはそれはおめでとうございます! 2曲目の「青春はNon-Stop!」ではメンバーそれぞれがステージの左端から右端まで 走り回りながら歌い、会場を盛り上げる。エアバンドであることを生かした(?) パフォーマンスに加えて、楽曲がキュートかつノリノリだからそりゃもう大盛り上がり。 アニメのOPで聴くよりも今回のライブで聴いた時の方が何倍も興奮させられた。 まさかライブで化ける曲だったとは。これならばプラズマジカで一番好きな曲である 「迷宮DESTINY」もライブで聴いてみたかったと思いましたよ。 さすがにアニサマで選曲されることはないだろうなと思ってましたが・・・ 最初はどうなることかと思ったものの、終わってみればとても楽しめました。 4人ともさすが実力のある声優なだけあって、プラズマジカのメンバーのキャラを生かした演技が面白かった。すみぺだけはアニメキャラから脱線してたけど全然OKだ2.5次元の魅力ここにあり。 SHOW BY ROCKは第2期の放送も決定しただけに、ぜひこの先ブードゥー館(武道館)での ライブも実現して欲しいし、さらにそこでせめて1~2曲ぐらいは生演奏でのステージを 見せてくれたならばもう言うこと無しなんですけどね! ・イヤホンズ [セットリスト] ・それが声優! ・あなたのお耳にプラグイン!~乙女のポリシー(イヤホンズ with 石田燿子 feat.永井ルイ) アニメ「それが声優!」から飛び出した3人組声優ユニット。 まず1曲目はそれが声優のOP曲を披露。 パワーポップアイドルが好きな者としてはたまらないステージでした(本日2回目) 「すもももももももものうち」「新人歌手新春シャンソンショー」といった早口言葉を盛り込んだ ハイテンポなデジタルパワーポップを3人が歌いながら広いステージ上を駆け回る。 これには思わず立ち上がってジャンプしたくなるほど興奮させられた。だが5階席最前はそれが禁止・・ 続く2曲目はED曲の「あなたのお耳にプラグイン!」を披露。 同じくステージ上を駆け回りながら、セットの中からうまい棒を見つけ出して 竹達彩奈さんにプレゼントしようとするなどといった寸劇も見せてくれました。 この曲の途中で一旦音が止まり、ゲストとして石田燿子さんがステージの奥から登場。 誰・・? どうやら本日のシークレットゲストだったそうですが、 アニサマが終わった直後まではてっきりこの後登場したガルデモ(のmarinaさん)が シークレットゲストだったとばかり思ってた・・・ そして美少女戦士セーラームーンRの主題歌「乙女のポリシー」をコラボで披露。 セーラームーンは元々全然知らないし、曲の方も個人的にはう~ん・・・ 1曲目が最高だっただけにそのノリのまま最後まで突っ走って欲しかったかな。 ・FLOW [セットリスト] ・Steppin' out ・BURN ・風ノ唄 ・GO!!! 当ブログ的にはすっかり常連、数多くのアニメタイアップでもおなじみの5人組バンド。 まず1曲目のデジロックナンバー「Steppin' out」の時点から、 格の違いを見せつけてくれた。さすがライブの盛り上げ方を知っていると感じられた。 生演奏だとCD音源以上にバンドサウンドの迫力が伝わってくるのも最高。 これには思わず座りながら飛び跳ねてしまうほどでした。5階席最前は立ち上がるのが禁止だから・・ そしてMCにてボーカルのKEIGOさんが「アニサマ出たかった~!!」と大声で叫んだのには 会場から大きな拍手が。2年ぶりの出場を待ち望んでた観客がこんなにも多かったとは。 続いては、今のFLOWを見て欲しいという一言の後に8月24日にリリースされたばかりの 両A面シングルの収録曲2曲を立て続けに披露。どちらも素晴らしい曲でした。 「風ノ唄」では中央スクリーンに雄大な空と大地の映像が流れる。これがまた楽曲のスケール感を より一層引き立てていて、アニサマならではの名演出と感じられました。 ラストナンバーはNARUTOの主題歌でありライブの定番曲でもある「GO!!!」。 これには観客たちも一緒に「♪Fighting Dreamers」と歌うなど盛り上がりは最高潮。 前半戦のトリにしてここまでの優勝はFLOWで決定です。 アニサマ終了後、通りすがりの観客からも同じくFLOW優勝などという声をを聞いた時は 笑ってしまいそうになった。さらには靜樹さんも同じく優勝と書いていた(参照) それぐらい多くの人たちを熱狂させたステージでした。11月に奈良ネバーランドで行われる ライブにはチケットがとれさえすれば行くんだ、どうか今度こそは・・・ (続く)
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2016年8月31日水曜日
[ライブレポ] Animelo Summer Live 2016(プラズマジカ、イヤホンズ、FLOW)
2016年8月29日月曜日
[ライブレポ] Animelo Summer Live 2016(早見沙織、MICHI、竹達彩奈)
(前記事はこちら) ・早見沙織 [セットリスト] ・やさしい希望 ・ブルーアワーに祈りを SHOW BY ROCKでは徒然なる操り霧幻庵のボーカル役を演じていた人気若手声優。 1曲目はデビューシングル曲「やさしい希望」。proserさんのCDレビュー通りのおしゃれな曲ですね(参照) そして曲終了後にはMCが。これが何ともおしとやかで、思わず癒されました。 私の曲にアニサマ向きのアガる曲は無いなどといったことを話しておられましたが 別に全然OKですよ!と声をかけたくなる。ザ・お嬢様って感じの美人さん。そりゃ人気出て当然だなと。 しかしそれでもMCの最後の方では「アニサマ~!!」「イェーイ!!」と全力で声をあげ 観客とのコール&レスポンズを楽しんでおられました。意外な一面も見れて良かった。 2曲目はアルバムオリジナル曲の「ブルーアワーに祈りを」を披露。 バラード系のこちらの曲の方が個人的には良かったと思いました。 歌唱力の高さと声の美しさがより引き立っている。つくづく近年の声優歌手は歌が上手い人が増えたなぁ・・・ ・MICHI [セットリスト] ・Checkmate!? 沖縄出身の新人アニソンシンガー。 「だがしかし」オープニングテーマの2ndシングル「Checkmate!?」を披露。 エンディングで再登場した時に観客に向けて「ハイサイ!」と挨拶していたのは らしいなと思いましたが、ただ現状では沖縄出身ということ以外にはこれといった特徴が無いかなぁ。 歌自体は十分上手かったので、今後どれだけ独自の魅力を伸ばしてくれるかに期待ですね。 ・竹達彩奈 [セットリスト] ・Hey!カロリーQueen ・ライスとぅミートゅー 食いしん坊キャラでおなじみ(?)の声優歌手。 アリーナの後ろの方からトロッコに乗って登場、そして会場内をトロッコでゆっくりと 移動しながら「Hey!カロリーQueen」を歌うというパフォーマンスをのっけから披露。 さすがアニサマならではの豪華演出。これには会場も盛り上がりまくり。 さらに竹達さんのこの日の歌唱にはCD音源以上の迫力を感じられました。 元JURY AND MARYのYUKIさんのような、キュートかつパンチの効いた歌声が脳天直撃だ。 MCではワンマンライブを東京と大阪で開催するという発表が。 関西でもライブをやってくれるのは良いですね。上坂すみれさんも早く関西でやってよ・・・ そして2曲目の「ライスとぅミートゅー」では、 ステージ中央のモニターから流れるオリジナルのアニメ映像とともに 「アイ ラブ ビーフ!」「アイ ラブ ポーク!」と熱唱。素晴らしき肉食系女子だ。 これには思わず、一緒に焼肉食べ放題に行ってどっちがたくさん食べられるか 対決したいなどと妄想してしまった(笑)勝てる自信はあるからな! とても面白いステージが見られて良かったです。何やらツイッターの方では 曲中で牛丼を食べ始めた観客が現れたという噂が流れましたが、本当なのでしょうか?そりゃ食べたくなるよな会場内に食べ物の持ち込みは禁止ですよ! (続く)
[ライブレポ] Animelo Summer Live 2016(TRUE、北宇治カルテット、Lia)
(前記事はこちら) ・TRUE [セットリスト] ・DREAM SOLISTER ・北宇治カルテット [セットリスト] ・トゥッティ! 「響け!ユーフォニアム」のアニメ映像がステージ中央のスクリーンに流れた後 OP曲とED曲を歌う2組が立て続けに登場。 TRUEは期待通りの歌唱力。力強くも満天の笑顔で歌っているような声が印象的でした。 ただ曲の方は個人的にはこれ以外に聴きたい曲があったんですけどね・・・ と思いきや後半の部で再登場してくれました。そのレポは後ほど。 北宇治カルテットは吹奏楽系の楽器隊を引き連れての、躍動感あるステージを見せてくれました。 ぶっちゃけこのアニメは見てなかったのでこれ以上は書けないのですが(汗) それでも観ていて楽しめたのはさすがアニサマの豪華ステージといったところでしょうね。 ・Lia [セットリスト] ・Bravely You ・鳥の詩 「鳥の詩」でおなじみのアニソンシンガー。 1曲目に披露されたアニメ「Charlotte」のOP曲「Bravely You」は シリアスで神秘的な雰囲気のアッパーチューン。生で聴いてこれは素晴らしいと実感。 Liaさんの歌声も言うまでもなく美しい。さらに中央の巨大スクリーンには 白と黒のコントラストで描かれた歌詞付きの映像が流れる。 これを見ながら聴くと曲の魅力がより一層引き立つ。アニサマならではの演出ですね。 そして2曲目には代表曲「鳥の詩」を披露。透明感のある美しいバラード曲。 このような有名アニソンを生歌で聴けるというだけでも アニサマに来た価値がある。貴重なものを見させて頂きました。 (続く)
[ライブレポ] Animelo Summer Live 2016(B.B.クィーンズ、A応P、Poppin'Party from BanG Dream!)
8月27日(土曜日)さいたまスーパーアリーナで開催された 「Animelo Summer Live 2016 刻 -TOKI-」に行ってきました。念願のアニサマ初参戦。 今年も一般発売ではこの日の一般席のチケットは取れなかったものの、 後に行われたステージサイド席の2回目の抽選に当たったため行くことができました。 会場に到着するなりあまりのデカさにビックリ。普段はライブハウスばかり行ってる者としては この会場規模だけでスゴいと思ってしまう。ただやはりステージサイド席というのは あまり良い席ではなかったですけどね。5階席の一番前でしたが、 ここは立ち上がるのは禁止で、終始座ってライブを観なければいけないという席でした。 実際柵が無いも同然なぐらいに低いので、立って飛び跳ねただけで転落する恐れがある。 さらにステージ正面に計3台並べられている巨大モニターの映像が角度的に見にくい。 主にアニメとのコラボ映像が流れる真ん中のモニターは、一部の機材がかぶりながらも何とか見えるが アーティストのアップが映される左側と右側のモニターはほとんど見えなかった・・・ だがそれでも、ライブが始まれば盛り上がらずにいられないぐらい素晴らしいステージの連続でした。 ・B.B.クィーンズ [セットリスト] ・We Are B.B.クィーンズ~おどるポンポコリン ちびまる子ちゃん主題歌「おどるポンポコリン」でおなじみの4人組スペシャルユニット。 ボーカルの坪倉唯子さんと近藤房之助さんの2人が、「B応P」と称された バックダンサー20名ほどと一緒にアニサマのステージに登場。 宇徳敬子さんはなぜ出なかったのだろうか?ソロ曲では「あなたは私のENERGY」が好きでした(余談) まず1曲目は「We Are B.B.クィーンズ」という自己紹介的な曲を披露。 アニソンでは無い曲なのだが、それでも歌い始めるなり一気に場の空気を変えてしまうほどのアーティストパワー。 坪倉唯子さんの年齢を感じさせない元気な歌声に、ブルースシンガーの近藤房之助さんの貫禄溢れる歌声、 これは男女ツインボーカルバンドが好きな者としてはたまらないステージ。 そして2曲目には待ってましたの「おどるポンポコリン」が! まさかこの曲をライブにて生で聴ける日が来るとは、20年前には想像もつかなかっただけに感激。 そりゃ会場も盛り上がりまくるに決まってる。「みんなも一緒に歌ってね!」という 坪倉さんの掛け声通りに、お客さん達も一緒に「♪タッタタラリラ」と歌う。 隣の観客の声がデカ過ぎたせいで肝心の近藤さんの歌声があまり聴こえなかったのが残念だが・・ でも坪倉さんの言う通りに歌っただけなのだからしゃーないよな。 トップバッターにしてアニサマに来て良かったなと心から思える、豪華なステージでした。 ・A応P [セットリスト] ・はなまるぴっぴはよいこだけ ・全力バタンキュー 「アニメ勝手に応援プロジェクト」として結成された6人組アイドルグループ。 ステージ真ん中の巨大モニターの画面に現れた「おそ松さん」の皆さんの紹介により登場。 こういうのを見るとアニサマの会場にやってきたんだ!って実感できる。 NHKBSでは放送されない部分なだけに。そして曲はおそ松さん主題歌の計2曲を披露。 パワーポップアイドルが好きな者としてはたまらないライブステージでした。 広いステージ上を全力で躍動する姿が最高。できればもっと間近で観たい、 目の前でもっともっと一緒に盛り上がりたいと思わずにいられなかった。 これは「TOKYO IDOL FESTIVAL 2016」に出演を果たしたのも納得。 正直ここまでハマるとは予想してなかった。ぜひこれからもアニソンシーンと アイドルシーンの両方で活躍して欲しいと思いました。1stアルバムのリリースも期待! ・Poppin'Party from BanG Dream! [セットリスト] ・Yes! BanG_Dream! ・STAR BEAT!~ホシノコドウ~ 「BanG Dream」から5人組ガールズバンドがアニサマ初登場。 同じくガールズバンドのアニメ「SHOW BY ROCK!!」は大好きだったのにこちらは知らない・・・ 調べてみたところによると2017年からアニメ放送されることが決定した作品らしい。アニメ化されてからアニサマに出てくれませんかねと思いつつこれはぜひ見ないといけないですね! 声優5人がそれぞれ楽器を持って登場。最初は本当に演奏するのか当てぶりなのか どっちなのかなと思ってしまったのですが、どうやら生演奏だったようです。 これはスゴい。相当特訓したんだろうなぁ。楽曲もガールズバンドの王道といった感じで良い。 ボーカルは愛美さんだったんですね。歌手としては久しぶりに歌ってるのを見た気が。 2013年リリースのアルバム曲「Courage song」は大好きな曲でした。ただ歌唱力に難があった(レビューはこちら) しかしその頃と比べると歌の方も上達してましたね。まさかこんな形で観られる日が来るとは。 2017年はPoppin'Partyが旋風を巻き起こすかもしれない、そう予感させられるステージでした。 アニメ放送が始まったらSHOW BY ROCK同様にブログに感想を書いてみようかな? (続く)
2016年8月19日金曜日
[私的名曲ランキング] 2016年7月度 マイベスト10
恒例企画サブコンにより選ばれた月間私的名曲ベスト10を紹介いたします。 前月度の上位曲の数々がスゴ過ぎただけに、この月に関しては前月度4位のばんばんバブルを 超える曲は出ないだろうなと予想、数だけは多かった当ブログ常連組も次々と ランク外となりましたが、それでも相変わらず女性ボーカルバンドとアニソンとアイドルを中心に 名曲をたくさん発掘できました。とはいえ7位と10位、5位と8位はキャラがかぶってる気もするし もうちょい幅広く選んだ方がいいのかなぁとも思いましたが・・・ではいってみましょう。 第10位 THE MUSMUS「MARINE SNOW」 [公式PV] 2015年12月度以来2回目のランクイン。深遠な世界観を持ったミドルチューン。 前作の「バイナリ」がノリノリな曲で最高だっただけに、音楽性の幅の広さが際立つ。 なおこの月のアルバムエントリーリストにはファン層がモロにかぶってるRONDONRATSとUNLIMITSも同時エントリー。どれから聴くか迷ってしまったじゃないか。 第9位 SPYAIR「THIS IS HOW WE ROCK」 [公式PV] 今まで以上にスケール感を増した、ミドルテンポのエモロック。まだまだ進化できることが証明された。 タイトルはWeROCKを意識してつけたのでしょうか?さすがにそれはないか・・・ 第8位 キノコホテル「おねだりストレンジ・ラヴ」 [公式PV] イントロから異次元の世界に引きずり込まれるかのようなニューウェイブサウンドにやられた。 以前から名前は聞いていたガールズバンドだったがここまでハマるとは予想外だった。 先日対バンしたGacharic Spinとはキーボーディストがよく楽器の上に乗るという 共通点があるらしいです(参照)これは行ってみたかった。 第7位 岸田教団&THE明星ロケッツ「天鏡のアルデラミン」 [公式PV] 気づけば3作連続のマイベスト10ランクイン。相変わらずカッコ良すぎ、 メロディが良い上に歌詞のセンスが抜群、アニソン系のロックの醍醐味ここにありな曲。 第6位 沼田浩正「君がいたから」 [公式PV] 今月の高校野球テーマ曲枠(テレビ埼玉)。ポスト西浦達雄。 一聴しただけでボーカリストとしての魅力が伝わる。 男性ソロ歌手の曲でここまで歌声が耳に留まったのはいつ以来だろうか。 声質はTUBEの前田さん系か? ちなみにTUBEの「傷だらけのHero」という曲は2年前まで 奈良テレビの高校野球ハイライトのテーマ曲だったんですよね。こちらも名曲だった。 第5位 惑星アブノーマル「LET IT DIE ~時をかける殺し屋~」 [公式PV] 今月リリース曲の中で衝撃度はナンバーワン。なんじゃこりゃ~!?と叫びたくなるほどに 頭をかき乱され興奮させられた。ニューウェイブ系のサウンドに時空を超越した歌詞の世界観がハマりまくり。 冗談でもこ○してやると歌う曲をランクインさせるのはどうかとも思ったが、 ここまで突き抜けてたらまぁいいか。芸術は爆発だと言わんばかりの曲だ。 第4位 ベッド・イン「GOLDの快感」 [公式PV] 気づけば3作連続のマイベスト10ランクイン。今まで以上にバンドサウンド色が強い。 ギラギラした曲を歌う華麗な女性2人組、これは90年代のユニットを彷彿させるものがある。 そのユニット名とは、KIX・Sだ。私が生まれて初めて本格的にハマッたガールズロックアーティストだ。 こういうアレンジの曲も歌えるとは、まさに90年代オールラウンダーですね。 第3位 MECHANICAL TEDDY「Shooting Out」 [公式PV] 男女ツインボーカル擁するメタルコアバンド。 Aメロで思いっきりシャウト、そしてサビではクリーンで伸びやかなメロディと歌声を聴かす。 この曲構成はツインボーカルバンドの王道的魅力。電子音のキラキラ感を生かしたアレンジは FROZEN CAKE BARにも似ているが、透明感のある女性ボーカルはこのバンドならでは。 しかし近年の若手メタル系バンドの中でメロディアスな曲を歌ってくれるバンドは なぜ決まって女性ボーカルなのだろうか? 男性だけのバンドはメロディレスなメタルコア系ばかりな気がして・・・ 第2位 藍井エイル「翼」 [公式PV] 曲開始10秒で一気にドカンと押し寄せる、エモーショナルな歌唱とドラマチックなサウンド。 やっぱり別格だ。体調不良で活動休止が決まったというのが本当に心配。 メディア出演も増えベスト盤のリリースも決定し、さぁこれから本格ブレイクだと期待してただけにショックだ・・・どうか早く元気になって欲しい。 第1位 PASSPO☆「バチェロレッテは終わらない」 [公式PV] 華やかさ満点、ガールズグループならではの痛快なノリがたまらない。 ライブでも思いっきり盛り上がれそう。これこそが元気になれる音楽であり、 このグループこそが最強のパワーポップアイドルだ。 これからもどうか長く活躍し続けて欲しいです。いつ解散してもおかしくないと書かれたライブレポなどを見ると心配で・・(参照) (続く)
2016年8月18日木曜日
[CDレビュー] Fuki Commune「Welcome!」
Fuki Commune「 Welcome! 【初回限定盤】」 (2016/6/22) 1. Welcome to my dream -Instrumental- 2. 月が満ちる前に 3. 輝く夜へようこそ! 4. I’ll never let you down! 5. 僕が生きる世界 6. 朝な朝な 7. 狂い咲け雪月華 8. 青い季節に 9. Liberator 10. 未来 11. Sail on my love お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) Fuki Communeの1stアルバム。惜しくも活動休止となった実力派HR/HMバンド 「LIGHT BRINGER」のボーカル、さらにはGacharic Spinの楽器隊4人と組んで結成された スペシャルガールズバンド「DOLL$BOXX」などのボーカリストとして活躍してきた、 Fukiさんによるソロプロジェクトとしてリリースされた作品。 先行シングル曲「輝く夜へようこそ!」がアニメ「怪盗ジョーカー」の主題歌となり、 さらにその後もゲームソングを歌ったりNHKFMのアニソンアカデミーに出演するなど、 ソロ転向と同時にアニソン系アーティスト路線へとシフトチェンジしつつあるようで、 (実際近所のCDレンタル店ではアニソンコーナーにこの作品があった) それに合わせてアルバムの作風もLIGHT BRINGERの頃と比べると全体的に明快になった印象。 序盤の2、3曲目に代表される、シンセを多用したキラキラ感満載のロックナンバーは どちらかといえばDOLL$BOXXの作風に近い。 実際のところは今作の作曲者にGacharic Spinのメンバーはおらず、 LIGHT BRINGERのメンバーであったmaoさんが11曲中9曲の作曲を担当しているのだが。 ヘヴィメタル界の女性トップボーカリストだっただけに歌唱力は今更言うこと無し。 パンチ力満点で聴いててスカっとさせられる。豪快で明るい曲ももちろん良いのだが、 元々このボーカリストは5、10曲目のような適度にダークテイストの入った曲の方が カッコ良さ抜群でより大きな魅力を発揮できる歌手だと思う。 5曲目のミドルテンポ曲「僕が生きる世界」は哀愁漂う歌唱、間奏のシンセソロ、 アウトロのギターなどにもシビれさせられ、曲の最初から最後まで聴きどころ満載。 7曲目「狂い咲け雪月華」は陰陽座リスペクト曲。10曲目のロックバラード「未来」は 曲後半にいくほどに加速する展開がドラマチック。ギター大活躍の間奏だけでも聴き応えある。 こういった曲はハードロック・メタル歌手の作品としての魅力健在で良かったと思う。 だが今作最大のキラーチューンは、疾走感抜群のメロスピナンバーである 4曲目「I’ll never let you down!」でしょう。これは歌唱もメロディも最高、 さらに自作の歌詞もダークな表現と前向きな表現がうまく組み合わさっていて抜群にカッコいい。 「釣り餌を選ぶ魚じゃ 無口がお似合いね」「飼い猫じゃない 野鳥のように名前無き自由を」 といったフレーズを聴くだけで文字通り動物的本能を呼び覚ましてくれるかのよう。 血がたぎる、興奮させられる、生命力が湧いてくる、ライブでヘドバンしたくてたまらない気持ちになる。 ぜひ9月のElectric Lady Loudに出て欲しい。第3弾発表で名前が出ることを願ってますよ。 LIGHT BRINGER時代には無かったアニメタイアップをもらえたのはソロ転向の新たな収穫。 ずっとメジャーに所属していたにもかかわらずなぜ今までもらえなかったのかが不思議だった。 これほどまでに抜群の歌唱力があり、メタルを聴く人ならば誰もが知っていた女性歌手が、 世間的には全くといっていいほど知られる機会がなかったのはあまりにも不遇だった。 ソロデビューをきっかけに、ぜひこれから野鳥のように大きく羽ばたいて欲しいです。
2016年8月16日火曜日
[CDレビュー] ASH DA HERO「THIS IS LIFE」
ASH DA HERO「 THIS IS LIFE」 (2016/6/15) 1. Overture 2. You Gotta Power 3. Anchor 4. Everything 5. いつかの街で 6. 上京難民 7. Never ending dream 8. 生命のリレー 9. One Hundred Years Later 10. HELLO NO FUTURE お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10) ASH DA HEROの1stフルアルバム。新世代ロックシンガー降臨。 自らを「ヒーロー」「カリスマ」などと名乗る歌手が、自分で設定したその高いハードルを 本当に超えてしまうぐらいの傑作アルバムを世に送り出した。 これはまさに驚きの一言。事前の期待を遥かに上回るほどの名盤でした。 まず1曲目はインスト曲から始まり、続く2曲目「You Gotta Power」で いきなり先制パンチを喰らわせてくれた。文字通りのパワーみなぎるハードロックで 思わず拳を突き上げたくなる。ボーカルの歌い方などはB'zっぽくもあるが、 個人的にはそれ以上に影山ヒロノブを彷彿させるものがあった。ヒーローだけにね。 3曲目「Anchor」は歌い出しの英語詞部分のふにゃふにゃボーカルを聴いた時は 苦手な某R・・というバンドみたいで不安になってしまったが、 かと思いきやその直後に思いっきりシャウトを決めてくれてホッとした(笑) ラウドロックにシンセを組み合わせたサウンドは近年ありがちながらも、こちらもまた迫力抜群。 そして今作を聴くきっかけとなった曲がリードトラックの4曲目「Everything」。 ストリングスを大胆にとり入れた迫力満点のバンドサウンドにのせて、 全世界の人々に向けて愛の大切さを訴えかけるバラード曲。 歌唱に魂がこもっていて、聴いていて抜群に気持ち良い。そして歌詞が素晴らしい。 「偽善者と嘲笑うだろう 石を投げつけるだろう それでも僕は笑って君に歌うだろう」 ここまで強い決意を持って愛を歌った曲だったとは・・・これはもう感動の一言ですよ。 今まで音楽を聴いてきた中で、最高かつ究極のラブソングといえば 中島みゆき「I love you,答えてくれ」だったが、ついにそれに並ぶほど圧倒的な曲が現れた。 5曲目「いつかの街で」は疾走感抜群のヤンキー系ロックナンバー。 青春時代ならではの悩みや苦しみを必死で振り払うかのようにひたすら駆け抜ける。 歌詞の中に飛び降り自殺を踏みとどまったという内容が含まれてたのは衝撃的だったが、 そういった悔しい体験すらもエネルギーへと変えてやるんだという思いが伝わる。 これは文句無しにカッコいい。リードトラックの次の曲もこれだけハイレベルな曲とは驚き。 6曲目「上京難民」はラップ・ヒップホップ色の強い曲で、今作の曲の中でも異色。 サビでは一気にバンドサウンドやコーラスが盛り上がりを見せ、さらに曲後半では ラップを通り越した熱い語りも聴かせてくれる。2015年12月度マイベスト10の1位曲である MOROHA「上京タワー」も名曲だったが、この曲もそれに並ぶほどに素晴らしい。 7曲目「Never ending dream」は爽快感抜群のアッパーチューンで アニメタイアップかスポーツ中継タイアップがついていても良さそうな曲。 こういうメジャー感のある曲も作れるならばタイアップ次第でブレイクあるぞ。 8曲目「生命のリレー」はアコースティック系のバラード曲かと思いきや、 こちらもサビで一気にバンドサウンドが盛り上がりを見せるという曲展開が良い。 歌詞は次の曲とつながっているように感じる。この次こそがクライマックス。 そして9曲目「One Hundred Years Later」では音楽にこめられた愛や希望のメッセージを 何百年先も伝えていこうと歌う。曲調はポップでありながらも、 歌詞やストリングスアレンジなどに壮大なスケールを感じられる名曲。 「爆弾の代わりにマイクを」「ミサイルの代わりにメロディを」はとりわけ印象的な名フレーズ。 10曲目「HELLO NO FUTURE」はラストを飾る痛快ロックンロール。 嫌なことをも全て笑い飛ばしてくれるかのような曲。 「愛じゃ救えない」「世界は変えられない」などといったネガティブなフレーズが 多く登場する歌詞は、これまでのアルバム曲の流れからすれば驚きだが、 しかし最後には「それでも愛や希望を歌う」と言ってくれている。 これは何ともロックシンガーらしい。一筋縄ではいかないところが。 なおこの曲は今作の曲の中でも最もB'zっぽい。何も知らずにこれを聴けば 本当にB'zの曲だと間違える人もいるのではないかと思うほどに似てる・・・ 反骨精神に溢れ、反戦、愛、希望を歌う、これぞ伝統かつ王道のロック歌手。 それでいてサウンド面では新しい要素も多く取り入れ、現代的な作品に仕上げている。 個人的には、いかにも尖った感じのロックミュージシャンというのは、 最初は楽曲が良いということで好きになっても、結局は途中で気持ちが離れてしまってたが (アルバム4曲目にこんなタイトルの曲を出してしまったバンドはその典型) この歌手の曲はこれからもずっと聴き続けると思う。 荒々しい一面と、優しい一面が交互に顔を覗かせてくれるからこそ惹かれる。 人間味に溢れていて魅力的。そしてミュージシャンというものは彼のように ラブ&ピースを高らかに歌う存在であって欲しいとあらためて感じた。 近年はテレビだと「ラブ&ピースが口癖の人にはろくな人がいない」などと 言ってしまうような毒舌オネエタレントが持ち上げられたり、 さらにネット上では人をすぐに偽善者呼ばわりするような奴がたくさんいたりと、 どんどんギスギスした世の中になってきてると感じられるからこそ、 今作のリードトラック「Everything」はとりわけ心に響いたし、こういう歌手には 本当に頑張って欲しいと感じた。音楽の力で少しでも世界を変えられたらいいのにと思う。 1stフルアルバムにしてこれだけの名作を作り上げたアーティストならば、 さぞかしロック系メディアの数々ではプッシュされてるに違いない・・と思いきや、 公式HPによると、ネット上ではほぼBARKSでしか取り上げられてないのはなぜだ!? これを推さないなんてありえないレベルだと思うのだが・・・どうかこれから躍進して欲しい!
2016年8月14日日曜日
2016年6月度 マイベスト10(番外編)
遅くなりましたが、サブコンにより選ばれた6月度マイベスト10に入りきらなかった6月リリースの注目曲を紹介します。 本編と合わせるとあらためて当ブログはElectric Lady Loud系ブログとでも名付けるべきか、 実際これに出演する、もしくはこの出演者と対バンしそうな歌手が全体の8割近くを占めてる、 こんなひいき目な内容で本当にいいのかと思いつつも、番外編まで作ってしまいました。 ・相良心「ココロ」 [公式PV] 聴けば一発で惹き込まれるほどに歌メロもピアノのメロディも美しい。 クレジットを見てみたら作曲は天野月さんだった。やっぱり一流メロディーメーカーだ。 成人向け美少女ゲームソングだそうだか近年のゲーソンの音楽性の高さはもっと評価されるべきなはず。 ・ASTERISM「Got your back!~ガチヤバ!~」 [公式PV] 平均14歳HardRockインストバンド。スーパールーキーの登場だ! まだ10代中盤の皆さんが演奏してるとは思えないほどのパワーを感じられてでカッコいい。 果たしてどういうきっかけでこの音楽をやろうと思ったのか気になってしまう。 父親の影響とか? そうだとしたらうらやましい、自分も子供の頃にもっとこんな音楽に出会いたかった。 ・BLACK YAK.「DON'T BREAK MY HEART」 [公式PV] YAK.として活動している女性2人組ポップユニット。HR/HMを歌う時はBLACK YAK.という名前になるらしい。 この曲はアニソンかと思いましたよ。透明感のあるボーカルは良いのだが、歌唱力はあともう一歩欲しいかなぁ。 ・ザ・ヒーナキャット「ちょこちょこちょこっとちょこちょーだい」 [公式PV] 今年のNAONのYAON(レポはこちら)にも出演を果たした2人組ガールズユニット。 まさにチョコレートのように濃厚で、耳の中でとろけていくような歌謡曲風メロディ。 今作も一度聴いただけで忘れられないインパクトのある曲だ。 ・MUCC「ハイデ」 [公式PV] 深遠かつエモーショナルなサウンド。なおかつキーボードが良いアクセントに なっている曲というのは耳に留まるんですよね。ガチャピンとムックの対バンはまだですか? ・HR「待っとうよ!」 [公式PV] 祭りだ祭りだ、博多どんたくだ! さすが福岡発のアイドルグループだ。 このような祭囃子をとり入れた曲には血が騒ぐ。福岡は第二の故郷なだけに尚更だ。 ・GALETTe「ソニックファイター」 [公式PV] この曲も近年のアイドルグループの曲ならではの、一体感と迫力のあるパワーポップ。 自分もソニックファイターを名乗りたい。皆と一緒に拳を突き上げたい。 ・モーモールルギャバン「Dr.PANTY」 [公式PV] ま~たパンティの曲を出してしまったのか、やっぱりこのバンドは変態だな(褒め言葉) なお9月にはGacharic Spinと対バンするらしいです。これは有りだと以前から思ってましたよ。 ベースの活躍っぷり、ドラムを叩きながら歌うボーカルという2大共通点がありますからね。 ・INADA-RYOHEI「誰より優しい歌(The Gentlest Song)」 [公式PV] DTMを用いrock'n'rollを奏でるシンガーソングライター。 クセの強い河村隆一系の歌声が印象的、感情豊かな曲で良いですね。 それだけに、本人様の好きなアーティストにLUNA SEAの名前が無いのが意外に感じてしまった。 以上、私のTwitterのフォロワーさんということで当ブログにて紹介いたしました。 どうか皆さん聴いてやって下さい。「ロックンローーーーール!!」
2016年8月9日火曜日
[日記] アニサマのチケットが当たった
念願だったアニサマ2日目(8月27日)のチケットを入手いたしました。 先行予約の抽選は外れ、一般発売は開始1分ぐらいでチケットが売り切れ、 さらにステージサイド席が開放されるということで1回目の先行予約の抽選に申し込むも外れ、 さすがにもう無理だろうと思いきや、2回目の先行予約があるというメールが来たので、 それに申し込んだところ、ついに当たってしまいました。 ステージサイド席ということから、場所によってはステージが見にくい場合がありますという 注意書きがあったのがちょっと心配なのですが、だがその一方でヤフー知恵袋によると、 この席だとステージの裏側の出演者達の姿が見えることもあるらしいです。 ということで、せっかくなのでステージ裏のライブレポも書いてみようかな(笑) 別に書いてもOKですよね・・? まさか、アーティストに対するプライバシーの侵害で 訴えられかねないなんてことはないですよね?(汗) 今回一番楽しみなのはそりゃもう何といったって、「SHOW BY ROCK!!」からプラズマジカが出演するということですよ。 これはまさに今年のアニサマ2日目でしか観られない超レアなステージだ。 なお同じ日に早見沙織さんも出演するそうで、それならばシークレットゲストで徒然なる操り霧幻庵も出てくれないかなぁ。さすがに厳しいか。 それ以外の出演者では、当ブログの超常連ということでおなじみのLiSA、FLOWの2組ももちろん楽しみだし、 今回初めてライブステージを観ることになる、鈴木このみ、高垣彩陽、TRUE、O×Tなどといったところも楽しみ。 ようやくアニサマに初参戦できることになって嬉しい。しかし更なる贅沢を言ってしまうと、 本当は1日目の方も行きたかったんですよ。チケットまだ発売中だし。だが平日関東は無理だ・・ なんてったって、デーモン閣下が出るというだけで行きたいんですよ。 あと他には藍井エイル、ALTIMA、May'n、玉置成実、Zweiなどとこちらも観たいアーティストがいっぱいいますし。 さらに贅沢を言うと3日目の方も、筋肉少女帯が出るというだけで行きたいんですよ。 もういっそのこと来年は同じ日にデーモン閣下と筋肉少女帯とZweiと喜多村英梨と妖精帝國を出してくれませんか・・ってこれだとアニソンフェスがメタルフェスになってしまうか。 ということで、これで今年2回目の関東遠征が決定です。 昨年は気志團万博だけだったのに対して、今年はNAONのYAONにアニサマと、最高のフェスに2つも行けるとは。 しかし更なる贅沢を言ってしまうと、11月に東京で行われるというDDTフェスも行きたい(参照) なんてったって出演者が、筋肉少女帯、BiSH、ベッド・インなどとこれまた最高に面白いし、 しかもそれに加えてDDTプロレスの試合も見られるというフェスですよ。 当ブログがライブレポを書かないでどこが書くんだ的な音楽フェスだ。 11月6日の日曜日、またしても超強行スケジュールでこちらも行ってこようかな・・・
2016年8月8日月曜日
[旅日記] 男前パスタの店に行ってきた
7月30日(土曜日)名古屋・ell.SIZEで行われたBRIDEARのライブの終了後に、 以前にたまたま見つけて気になっていた店に行ってみることに。 その名は「男前パスタ」 パスタといえば女性に人気というイメージを覆すかのような店名だ。 名古屋のご当地グルメ、あんかけスパゲッティの店で 同じスパゲッティでもこちらは男性を中心に人気だとか。 店に入ると、店員さんは女性でした。これは意外だ。 さっそく男前なメニューを頼もうということで「ヒレカツ」を注文。 太麺のもちもち感が良い。この弾力が男前だな。アルデンテよりも骨太だ。 カツの揚げ方も、トマトと野菜ベースに作られたソースのコクも文句無し。 北海道の釧路には「スパカツ」というご当地グルメがあるがそれに近い感じか? 見た目からして分かる通りに食べ応え満点だから、 そりゃ男性人気中心になるよな。女性にはカロリーが高そうと思われるだろうし。 以上、ライブなどで名古屋に行くたびに食べるご当地グルメの日記でした。
2016年8月2日火曜日
[ライブレポ] BRIDEAR 1st ALBUM「BARYTE」Release Tour "radiance"
7月30日(土曜日)名古屋・ell.SIZEで行われた、BRIDEARのライブに行ってきました。 今年3月に念願の1stフルアルバム「BARYTE」(レビューはこちら)をリリースした 福岡出身の5人組ガールズメタルバンドのワンマンツアーに初参戦です。 セットリストは最新アルバム「BARYTE」の収録曲全曲(計11曲)、 前ミニアルバム「Overturn The Doom」から「Pray」「Thread Of The Light」、 未発表の新曲1曲、さらにアンコールでは前ミニアルバムから「Wing Of Hope」、 以上の計15曲。聴きたかった曲はほぼ全て歌ってくれました。 BRIDEARを初めて観たのは昨年4月に行われたGacharic Spin主催の対バンでしたが(レポはこちら) あれから約1年半、今回あらためてワンマンライブを体験してまず感じたことは、 ボーカルのKIMIさんは本当に歌が上手くなったなと。さらにステージ全体から溢れる 躍動感もスゴかった。活動を重ねるごとにバンドが進化していってるのが分かる。 イントロから楽器隊の皆さんが一斉にヘドバンしながら演奏を見せる場面では 思わず一緒にヘドバンせずにはいられないほどの興奮と熱狂が渦巻く。 最新アルバムの楽曲からは新たに、ギターのMisaさんによるスクリームが加わった曲もあり、 これがまた一層の迫力を感じられる。その一方で歌メロ部分はキャッチーな曲ばかり。 元々楽曲のメロディの良さに関しては若手メタル系バンドの中でもトップクラス。 ライブステージにおいてもヘヴィネスとメロディアスの融合が見事だと感じられる。 3曲目に披露された「Rebirth」は、当ブログの2016年上半期No.1ソングに選んだほどの傑作曲。 これを聴けるのを待ってました。サビメロが伸びやかかつ爽快感抜群で最高。 まるでアニソンみたいな曲だ。ただ今回のライブではイントロ部分の音が軽かったような? 演奏に関しては全体の9割は良かったと思うが、残りの1割はこれからの伸びしろということになるかなぁ。 MCでは専らボーカルのKIMIさんがしゃべりを担当。 名古屋は初めて遠征でライブをした地であり第二の故郷であるという話、 今回のライブ会場にはビデオカメラが8台ほど入っているので、 映りたくない人は両手でセルフモザイクをして下さいといった話、 福岡のバンドシーンは寂しいと感じられるのでもっと盛り上げたい、 今日のお客さんにはぜひ福岡にも来て欲しい、食べ物もおいしいからといった話がされてました。 私は福岡が第二の故郷なので(母方の親戚は全員福岡)食べ物がおいしいという話は 本当によく分かる。活気溢れる街なだけにバンドシーンも盛り上がって欲しいですね。 今回最も印象的なステージとなったのはライブ中盤に披露された「箱庭」でした。 イントロや間奏部分でドラム以外のメンバー全員が横向きになって ジャンプをしながら演奏。これにはお客さん達も一緒にジャンプして盛り上がる。 さらに間奏部分にてギターのMisaさんと美弦さんの2人によるギターソロが、 ステージの最前線にて立て続けに披露される。これにはお客さん達も身を乗り出して盛り上がる人が続出でした。 本編終了後は会場にBGMが流れてきたのでアンコール無しなのかと思いきや、 すかさずディアラー(BRIDEARのファンの総称)からアンコールが沸き起こり、 間もなくしてBRIDEARの皆さんが再登場。まずはメンバー紹介となり、 ここで初めてKIMIさん以外のメンバーの声を聞くことに。 ギターの美弦さんはあまりのアニメ声に「ヘリウムガス」などといった声が会場から上がる。 すると美弦さんが一言。「ヘリウムガスを吸ったら、声が高くなります♪」 ・・・うん、その通りだな。会話として全く噛み合っていない気もするが、 それもまた愛嬌ということで可愛いよ! 実際にはヘリウムは吸ってないのは言うまでもないですが。 そしてラストナンバーとなった「Wing Of Hope」では曲終盤のコーラスを ディアラーの皆さんと一緒に大合唱。「♪ウォーオオオウォーオーオーオーオー」と 声を思いっきり上げました。これは最高に気持ち良かった。感動的なまでのラストシーンでした。 やっぱりBRIDEARのようなガールズメタルバンドはライブこそが真骨頂だ。 最新アルバムの曲が生でより一層迫力を増す。これはまさに期待通り。 最高に盛り上がることができました。ワンマンができるぐらいの曲数がようやく揃って良かった。 まだ結成5年目の若手バンドなだけに、これからの更なる飛躍を願いたいです!
2016年8月1日月曜日
[ライブレポ] Aldious LIVE 2016
7月31日(日曜日)奈良・NARANEVERLANDで行われた、Aldiousのライブに行ってきました。 ついに私の地元のホームグラウンドに大好きなガールズバンドがやってきましたよ! こんなことは滅多に無い機会だけに、同じ日に大阪で行われたBRIDEARのライブを 前日の名古屋に回してでも行きたかった。 ということで、2014年9月に行われたKOTOKOさんのライブ以来(レポはこちら) 1年10ヶ月ぶりに奈良ネバーランドに行くことになりました。 ホームといいながらこんなにも間隔が空いてたのかとツッコまれそうですが・・・ この日は昼間に草野球の試合に出ていたこともあって、開演時間の15分ぐらい前に会場へ到着。 奈良ネバーランドだったからこそ無事間に合いましたよ。大阪の会場だとそうはいかない。 会場に入るなり、すぐ横には外国人のお客さんの姿が。 先日「YOUは何しに日本へ?」で海外のAldiousファンがライブのためだけに はるばる日本に来たという模様がオンエアされたそうですが、もしかしてその方か!? 隣にいた日本人の友人(?)とは「私は日本でX JAPANのライブを観るのが夢です」 などといった会話もされていて、これは聴いていて面白かったです。 X JAPANも観てみたいですね。ライブツアー前のニューアルバムはいつリリースされるのでしょうか? 定刻の18時に開演。まず1曲目は「THE END」からスタート。 ライブに始まった瞬間に軽く圧縮が起こったタイミングで、前の方の3~4列目ぐらいまで 行くことができました。さすが前の方は1曲目からスゴい盛り上がり。 そして最初のMCでは、今回初めてライブをすることになった奈良ネバーランドについて、 お客さんとの距離が「スーパー鬼近い!」とボーカルのRe:Noさんが一言。 本当こんなにもスーパー鬼近いところで観られるなんて幸せだ!このライブハウスならではだ。 さらにギターのトキさんは大阪の中でも奈良寄りの出身だということで(東大阪市出身) ライブをやるのは初めてながら、奈良には「遠足で何度も行ったことがある」という、 大阪人が言う定番のセリフが(笑) 遠足もいいけどライブで来るのを待ってましたよ! 前半は「Ground Angel」「胡蝶ノ夢」「Sweet Temptation」などといった、 ダークテイストをまといつつも激しく盛り上がる曲を中心に披露。 その姿は、堕天使という表現がピッタリ。ボーカルのリノさんの歌いっぷりも 今までで一番良かった。神秘性を帯びた美声とメタルサウンドの融合はこのバンドならでは。 ライブ中盤ではリノさんとトキさんの2人によるアコースティックコーナーが。 10代の頃からミュージシャンを目指していたというリノさんが、 バックパッカーでニュージーランドに行き、日本に帰って来る時に作った曲という 「Promise」をアコギ弾き語り形式で披露してくれました。 切なげな歌声とポップなメロディが光るバラード曲。リノさんは何気に作曲能力高いですよね。 続いては楽器隊の4人によるインスト曲が。marinaさんのドラムソロも登場、これは迫力あった。 そしてボーカルのリノさんが再登場し、すかさず「Re:fire」「Dominator」といった 傑作曲連発、この流れは今回のライブの中でも最も興奮しまくりました! イントロでドラム以外のメンバー4人がズラリと横に並び、フラッシュが焚かれる中で ヘドバンで髪を振り乱しながら演奏する姿は壮観、圧巻。これには一緒にヘドバンせずにいられない。 今更こんなこと言うのもなんだが、あんなに頭を振りながらよく楽器を弾けるものだなと思う。 ただでさえ高い演奏技術が必要な曲ばかりだというのに・・・ 「Re:fire」は昨年12月24日のクリスマスライブで聴いた時よりも(レポはこちら) 今回の方が圧倒的にスゴかった。前回は1曲目にやったということもあり リノさんの声があまり出てなかったが、今回はそれとは比べものにならないほどのド迫力。 さらにドラムもソロ演奏の流れを引き継いだかのようにズドンズドンと響いてくる。 「Misty moon」ではサビの部分をお客さん達と一緒に合唱。その後のMCでは、 ギターのよっしーことYoshiさんが、今回の会場である奈良ネバーランドを絶賛。 お客さん達の声が直に響いてくる、このライブハウス感が好き、 ノスタルジックな雰囲気が良いとのこと。ブログにも同じことを書かれてましたね(参照) そしてライブ終盤は「Believe Myself」「夜桜」「die for you」「Luft」といった 鉄板の名曲の数々で盛り上がりまくり。最高潮のまま一旦ライブ終了。 アンコールでは照明が暗転した状態のままでメンバー達が登場。 すぐさまスモークが焚かれ、さらには雷鳴も鳴り響き始める。 そこから一転して「Dearly」に続くというドラマチックな演出を見せてくれました。 その後のMCではよっしーが「まりお流ラーメン」に行ってきたという話を披露。 まさかこの店の話題が出るとは思わなかった。確かに奈良を代表するラーメン店だが。 何やらバンドマン達の間で話題になってたこともあって行ってみたそうで、 食べてみた感想は、思った以上にこってりしてたと。そりゃこってりラーメンの聖地だからな(参照) さらにメンバー全員が奈良公園の鹿さんに会ってきたという話を披露。 「鹿せんべいを手に持った途端に凶暴になる」 これは鉄板のあるあるネタだな。 なおドラムのマリナさんは、鹿さんのことを「とっても可愛かったです♪」と言うも すかさずトキさんから「ウソつけ~!」というツッコミが。 どうやらすっかりトラウマになってしまったようで・・・ だがその一方でリノさんは、手に持ったせんべいにがっついてくる鹿さんの姿を見て 「奈良大好きになった」と一言。お~っ、それは良かった! なお大好きになった理由については「こんなに私のことを求めてくる人っていないじゃない」 いやそんなこと無いよ!今日のライブだってファンの皆さんがあれだけ間近に寄ってきてたじゃないか。 だがこの発言に対してトキさんからは「リノちゃんじゃなくてせんべいを求めてるのでは」 という冷静なツッコミが。それを言っちゃったらおしまいだ(笑) さらにリノさんは、集団ではなく隅っこの方にポツンと一匹だけいる鹿さんに向けて せんべいをあげたという話や、奈良公園にいるハトは脇役扱いでかわいそうだということで ハトの写真を撮りまくったという話なども披露。「生き物はみんな平等に扱わないと」という リノさんの優しい一面が満載のトークがとても面白かった。こんな話が聞けるのは奈良ライブならではだ。 ラストナンバーはポップな「Red Strings」で締めてくれました。 「♪いつかは全て戻ってこれるように」この歌詞の通りに、また奈良ネバーランドに戻ってきて欲しい。 これほどまでに激しさと美しさを兼ね備えた、スゴいライブをやってのけるバンドが、 それこそBABYMETALみたいに世界に人気が広がってもいいほどのモノを持ってるバンドが、 小さなハコにてこんなにも間近な所で観られたなんて、贅沢そのものですよ。 本当に来てくれてありがとうと言いたいです。今まで行ったライブの中でも一番最高でした!
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