恒例企画、サブコンにより選ばれた月間私的名曲ベスト10を紹介いたします。 この6月度は2016年で一番ハイレベルな月になるに違いない。 5月度もハイレベルなどと言ってましたがそれをも超えた。マイベスト10に入れたかった曲は 計20曲以上、さらに1位候補は計4曲もあって、最後の最後まで迷いました。 果たしてどのような結果になったのか、それではいってみましょう。 第10位 MAHATMA「ラッキー☆セブン」 [公式PV] 2014年4月度の1位曲「Tiger's eve」以来の登場となった3人組女性ボーカルクリエイティヴロックバンド。 ポップな歌メロに変拍子連発の曲展開がうまく組み合わさっていてお見事。 ラッキーセブンなだけに第7位にしようかとも思ったぐらいでしたよ。 これほどまでに演奏力と編曲能力の高いバンドはもっと注目されてもいいはずなのに。 HR/HMシーンで活躍するバンドにもどうか光が当たって欲しい。 だがPVで演奏を見せているギターのTsubasaさんが、まさかのバンド脱退宣言・・・ 第9位 渋谷P.R「悲観的狂詩曲」 [公式PV] 渋谷発エモポップユニット。東京にはまだまだ素晴らしい曲を歌うロック系アイドルが いるものなんだなと感心させられる。メンバーの歌唱にも勢いがある。 サビメロはリトルブルーボックス「ファイティングポーズ」に似てる気もするが・・(参照) 第8位 ROOKiEZ is PUNK'D「Fight against yourself」 [公式PV] 大空に向かってアーチをかけるかのような爽快感がたまらない。 中日ドラゴンズの平田選手の入場テーマ曲らしいです。これはいい曲作ってもらいましたね。 No.6なだけに第6位にしようかとも思ったぐらいでしたよ。 第7位 アンドクレイジー「記憶の果て」 [公式PV] 念願のメジャーデビュー曲。前作に引き続いてCHERRYBLOSSOMの83作曲、 ガールズロックアイドルグループとして躍進を遂げゆく姿がそのまま伝わってくる名曲。 しかし、次作はこれまでのアイドルシーン全体を見渡しても屈指の問題作なのではないかと。 初のアニメタイアップというのは本来なら喜ぶべきところなのだが、 よりにもよってこんなアニメの主題歌か!メンバー達は歌ってて恥ずかしくないのか!? こんな歌詞でもライブで聴けばそれはそれで盛り上がるんだろうけど(笑) 第6位 Gacharic Spin「シャキシャキして!!」 [公式PV] レビューはこちら。この曲が躍進のきっかけの1つになって欲しい。 第5位 聖飢魔Ⅱ「呪いのシャ・ナ・ナ・ナ」 [公式PV] 映画主題歌として貞子とのコラボが実現。今回の曲は1990年代後半の頃の曲に近いと感じた。 歌メロの良さとカッコ良さを全面に感じられる。タイトルほどドロドロしてないですよ。 第4位 ジュリアナの祟り「バブリー革命~ばんばんバブル~」 [公式PV] ビートたけしが命名したバブリー系トランスpoprockバンド。 最初聴いた時はベッド・インの男女ツインボーカル版みたいだと思った。 一度聴いただけでばんばんバブルが耳から離れない。 超絶にキャッチー、底抜けに楽しい、ライブで一緒に盛り上がりたくなる、 これほどまでに華やかな音楽に出会えたことを心から嬉しく思う。 このバンドはぜひこれからGacharic Spinと対バンして欲しいですね。 なんならベッド・インも加えての3マンライブでもいいですよ。 第3位 JAM Project「NAWABARI~背徳のシナリオ~」 [公式PV] レビューはこちらの7行目から。サブコンのエントリーリストを聴く前までは間違いなくこれが1位だと思ったものですが・・・ 第2位 SORAMIMI「FREE BIRD」 [公式PV] 泣けるほどピュアで真っ直ぐな曲だ。ボーカルのひたむきかつ透明感のある歌声、 サビに向かうにつれて徐々に盛り上がっていく曲構成、これら全てが最高。 Bメロ~サビの展開がドラマチックなのが一層魅力的に感じられる。 高校野球神奈川大会の番組テーマソングだそうです。なんて素晴らしい応援歌なんだ。 9月に出演するガチャフェスこと「Electric Lady Land」でぜひライブステージを観てみたいです。 Gacharic Spinとよく対バンしているガールズバンドというだけで推したくなるんですよ。 第1位 ASH DA HERO「Everything」 [公式PV] ストリングスを大胆にとり入れた迫力満点のバンドサウンドにのせて、 全世界の人々に向けて愛の大切さを訴えかけるバラード曲。 ボーカルの歌いっぷりも聴いていて気持ちいいが、何よりも歌詞が素晴らしい。 「偽善者と笑うだろう 石を投げつけるだろう それでも僕は笑って君に歌うだろう」 ここまで強い決意を持って歌われた曲だったとは・・・これはもう感動の一言ですよ。 ミュージシャンはラブ&ピースを高らかに歌う存在であって欲しいです。 当ブログで取り上げてる曲の傾向からすれば全然説得力無いコメントかもしれませんが・・(汗) (続く)
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2016年7月24日日曜日
[私的名曲ランキング] 2016年6月度 マイベスト10
2016年7月23日土曜日
[旅日記] スパゲッティーのパンチョでナポリタンを食べてきた
(前記事はこちら) 続いては昼ごはんを食べに、東京へ来た時には毎年のように行っているスパゲティ店 「スパゲッティーのパンチョ」に入ることに。 この店の看板メニューはナポリタン。麺が名古屋のあんかけスパゲッティ並みに太麺なのと、 店内には昭和時代を彷彿させるポスター、さらにはプロレス関連のポスターなどが多く貼られているのが特徴。 なお麺の量は300g~600gまで同料金ということから、当然の如くここは600gを頼みました! 今回はカレーナポリタンを注文。思ったよりカレー風味は少なめで、ケチャップの味の方が強い。 まずまずといったところ。自分の中では昨年食べた白ナポの方が好き。 ということで昨年の写真を探したところ、出てきましたよ。 卵とガーリックなどでカルボ風に仕上げた、この店オリジナルのスパゲッティ。 トッピングでベーコンも乗せてみました。 これが最高だったんですよ。パンチある味付けの中に卵のクリーミーさが溶け合っている。 これからは毎回白ナポでいいかな、次はトッピングにチーズをのせてみよう。 以上、渋谷来訪記でございました。 元々渋谷といえばおしゃれで都会的な街という世間的イメージがあるのに対し、 このブログの計2つの記事は、我ながらあまりにもそれとはかけ離れた内容・・・ 自分の音楽の好みが旅日記にも出てるんですよ。そうとしか言いようがないな。 (続く)
2016年7月22日金曜日
[CDレビュー] JAM Project「AREA Z」
JAM Project「AREA Z」 (2016/6/29) 1. Gate of Territory (instrumental) 2. NAWABARI~背徳のシナリオ~ 3. AREA Z~Song for J-Riders~ 4. 刃~the divine blade~ 5. ASESINA 6. WE ARE ONE 7. Survive 8. Treasure in the sky 9. Magical Mystery Spice~マジスパのテーマ~ 10. THE HERO !!~怒れる拳に火をつけろ~ 11. ギアナ高地 12. Fragile 13. J-RIOT 14. Growing up 15. SHORT STORY-life is beautiful- お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10) JAM Projectの通算4枚目のオリジナルアルバム。 シングル曲は1曲のみで、収録曲の大多数はタイアップ無しの完全オリジナル曲。 2010年リリースのオリアル「MAXIMIZER ~Decade of Evolution~」の衝撃は、 自分のリスナー人生史上最大級でした。決して誇張でも何でもなく、最大瞬間風速を叩き出した。 さすがにそれと同じぐらいのものを期待するのは酷だと分かっているものの、 それでも前ベストアルバムにあったマンネリ感は吹き飛ばせるに十分なほどの名作でした。 今作はまず何と言ってもリードトラックである2曲目「NAWABARI~背徳のシナリオ~」 に驚かされた。アウトロー的な雰囲気がプンプン漂う、重厚感あるミドルチューンで、 メンバー5人による歌のリレーとコーラスワーク、緻密に作り込まれた編曲などが 聴けば聴くほどにスゴみを感じる。デジロック系の曲は今までにもあったが この曲は唯一無二の輝きを放っている。夜の街を舞台にして輝いている。 月に向かって吠える声や、ピー音が入ったりするところなどまで含めて たまらなくカッコいい。鳥肌が立つほどカッコいい曲とはこのような曲のことを言うのだ。 さらに9曲目「Magical Mystery Spice」も今までには無かった曲で驚かされた。 南アジア~中近東辺りの民族音楽の影響を受けたサウンドに深遠さを感じられる。 シンセを中心とした編曲でここまで独自のエキゾチックな雰囲気を出せるとは・・・ メンバー5人の歌声が溶け合うことでより魅力的な曲になっているのは言うまでもない。 「マジックスパイス」というカレー店のテーマ曲ということで、これはまた店にも行かないと。 これほどまでに新たな魅力を発揮した曲がアルバムの序盤と中盤に入っていれば、 3、5、7、10、13曲目などといった王道ロックナンバーもより一層生きてくる。 その中でも、ワンパンマン主題歌としてスマッシュヒットした10曲目 「THE HERO !!~怒れる拳に火をつけろ~」はシングル曲で唯一今作に収録されたのが 大ファインプレーだと言える、これぞアルバムの核となる傑作曲。 ギターリフもサビメロの良さも文句無し、それに加えて次々飛び出すシャウトが圧巻。 さすがハードロック・メタル系アニソンの本家本元だと言いたくなる曲ですよ。 疾走デジタルチューンとロックサウンドが融合した「刃~the divine blade~」 ファンタジックで冒険心をかきたてられるポップチューン「Treasure in the sky」 最果て感のあるバラード「ギアナ高地」といった曲もアルバムの多彩な魅力の1つとなっている。 6曲目「WE ARE ONE」や12曲目「Fragile」は洋楽ポップス風のおしゃれな曲。 こういうのは普段から聴かない曲なだけにJAMでもやっぱりあまり聴かない曲になるのだが・・・ それでもこの音楽性の幅の広さはアニソン系アーティストならではの良さである。 今作を聴けば、未だにJAMの音楽は進化を続けていることがよく分かる。 2、9曲目には、まだこんな引き出しがあったのかと感心させられた。 元々このグループはとてつもなく音楽性が高いと、もっともっと評価されるべきであると 当ブログでは何年も前から書き続けているのだが・・・それだけに今回久しぶりに 自信を持っておすすめできるほどのオリジナル作品を出してくれて良かったと思います。
2016年7月21日木曜日
[旅日記] 渋谷パンク・ヘヴィメタル館に行ってきた
6月12日(日曜日)東京・日比谷野外大音楽堂にて行われた音楽フェス 「NAONのYAON 2016」(レポはこちら) に行く前に渋谷に寄ってきたという日記を、今頃になって書いてみることに。 この日の渋谷は「おはら祭」が開催されていたようで、至る所で交通規制がかかっていました。 鹿児島のお祭りだとか・・・調べてみたらすぐに公式サイトが出てきましたが。 ただでさえ東京は人が多いのに、それに加えてお祭り関連の規制まであると 行きたい方向に行くことすらまともにできない。路上が満員電車状態じゃないか(汗) だがそれでも行きたい店が2軒ほどあるから、人込みをかきわけて進んでいきましたよ。 まず1軒目は、ディスクユニオン渋谷パンク・ヘヴィメタル館に行ってきました。 このCD店を知ったきっかけは、Gacharic Spinの公式ツイッターで度々紹介されてたからです。 ガチャピンを推し続けている店には行っておかないとな! それに加えて、パンクとヘヴィメタルが一緒になっているのが珍しいというのも 行ってみたかった理由ですね。一般的にはあまり交わることが無いジャンルなだけに。 店の中に入ってみると洋楽・邦楽ともに古いレコードから最新作CDまで 豊富なラインナップがどっさりと並んでいる。さすが専門店だ。 日本のメタルのコーナーにJAM Projectや和楽器バンドの作品なども置かれてたのは これまたさすがだ。そこまでカバーしてくれているとは予想外だった。 最新作コーナーにはMAHATMAの作品が大々的に並んでました。ニューアルバム出てたのか。 「Tiger's eye」は名曲だったよなぁ。前アルバムは買ったのにそういえばCD感想をまだ書けてなかった・・・ そしてこの店に入っての一番の収穫は、店内BGMとして流れている曲がすごく良かった。 聴けば聴くほどに惹きつけられた。これは何だということで店員さんに尋ねてみると、 YOUTH ANTHEMという大阪出身のパンクバンドのアルバムを流しているとのこと。 ジャパメタバンドのANTHEMなら知ってるけど(前ボーカルはJAM Project在籍経験があるし) YOUTH ANTHEMは初めて聞く名前だなぁ。ということでYoutubeを探してみると出てきました。 このバンドだ。熱き魂がこれでもかとばかりに乗り移った曲の数々を聴かせてくれたバンドだ。 タイプ的には以前ブログで取り上げた、S.P.N POWERという青森出身の3人組に似てるかなと。 「『漢の歌』を聴かせる数少ないバンド」というキャッチコピーを持ったバンドで(参照) このような曲を歌うバンドは関西では見たことがない、青森まで行かないと会えない、 ということで本当にはるばる青森までライブを見に行ったこともありましたが(レポはこちら) 関西にもいましたよ。探せば見つかるものなんだな・・・ なお調べてみるとYOUTH ANTHEMは結成20年目だそうで、これにはあぁやっぱりそうなるのかと。 近年はパンク・メロコア系のバンドでも、ボーカルは高くて可愛らしい 少年のような声を持ったバンドというのが売れてきているみたいですからね。 聴き手の胸に全力でタックルしてくるような、ゴツくて必死で泥臭い歌を歌うバンドは 若手にはいないのかな・・あえて誰か挙げるならばTHE FOREVER YOUNGぐらいか?(参照) ともあれYOUTH ANTHEMのライブにも行ってみたくなりました。 このような専門店に行くと音楽通(自分とは縁遠い言葉)気分になれますね。 楽しかったです。そして行ってみて気づいたことは、 毎週渋谷パンク・ヘヴィメタル館に行けば次々と好きなバンドに出会えるんじゃないの? こんな店がある東京はいいよなぁ、やっぱり何でも揃ってる。 (続く)
2016年7月19日火曜日
[CDレビュー] 風男塾「STAR TRAVELER」
風男塾「 STAR TRAVELER(初回限定盤A) (DVD付)」 (2016/3/30) 1. STARTING STAR! 2. 瞬間到来フューチャー 3. BE HERO 4. もしも これが恋なら 5. ラブメッセンジャー 6. Fighting Man 7. 桜のYELL 8. かざみどり 9. 友達と呼べる君へ 10. 七色の鳥 11. This is Love お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) 風男塾の4thアルバム。唯一無二の男装ユニットの作品。 「人を元気にする」という活動コンセプト通りの熱い曲を届けてくれる一方で、 今作は先行シングル曲の時点からこれまでには無いアプローチを見せた曲も。 まず今作では2曲目に収録されているシングル曲「瞬間到来フューチャー」が 彼らの最も得意とする勇壮なアッパーチューン。メンバー達の歌唱はアイドル離れした迫力。 コーラスワークや掛け声の入れ方などもキレッキレで素晴らしい。 近年の売れ線の男性ボーカルの大多数よりよっぽど男らしいっすよ、キ○タマついてるのかと思うほどだ。 3曲目「BE HERO」は序盤からしっとりした洋楽ポップス風の曲を聴かせたかと思いきや サビで一気に解き放たれたかのようにハードポップ路線へと盛り上がっていく。 この曲構成は意外で驚かされた。展開美とスケール感があってこちらも素晴らしい。 4曲目「もしも これが恋なら」はダンサブルながらも高級感のあるサウンドが 宝塚歌劇団を彷彿させる。ラブソングでも魅力を発揮できるグループであることが分かる。 そして今作の中でも最高傑作だといえる曲が、9曲目「友達と呼べる君へ」。 友情を歌ったポップソングは数あれど、彼らの歌には唯一無二の説得力がある。 優しさの中にも芯の強さを感じられる。決して裏切らないという純粋な思いが伝わる。 世の中こんな人ばっかりだったらいいのに・・・ この曲を聴くと久しぶりに高校時代の友達と会ってカラオケでこれを歌いたくなりましたよ。 これら傑作揃いのシングル曲に対し、アルバムオリジナル曲で目立った曲は バキバキ感があってカッコいいエレクトロナンバーの6曲目「Fighting Man」、 ベッタベタな桜ソングながらも和風なメロディの良さが光る7曲目「桜のYELL」ぐらいか。 11曲目「This is Love」はサビがひたすらLoveLoveの連呼。歌詞もメロディも単調で展開に乏しい。 誰が作った曲かと思いきや桜井秀俊さんって真心ブラザーズの方か・・・「どか~ん」は名曲なのに。 アイドルグループらしいバラエティに富んだ作品で、前作に続き今作も十分に良い作品ながらも、 一方で彼らのポテンシャルからすればもっとスゴいアルバムを作れるはずだとも思ってしまう。 PASSPO☆の2ndや4thアルバムに並ぶぐらいの傑作を。シングル曲は当ブログのマイベスト10で 計8回ランクインするほどなのだから(参照) 彼らのようなグループが紅白歌合戦にて 白組で出場するぐらいまでにブレイクしてくれれば、音楽シーンがより面白くなると思うんですけどね。
2016年7月17日日曜日
[日記] 今年も佐藤薬品スタジアム(橿原球場)に行ってきた
このブログは元々は日記だったんだ。ということで原点に戻って週1回は日記を書いていく。どうせこのブログを見てる人なんてあんまりいないし。 ということで、この日は高校野球奈良大会(2回戦)を観戦してきました。 朝9時に球場に着いた瞬間に大雨が降ってきて、グラウンドがあっという間に 水溜まりだらけになったのを見た時はこのまま中止かなと思ったものでしたが・・・ 試合開始が1時間半ほど遅れたものの、無事に計3試合全部見られて良かったです。 試合結果 香芝 3-2 関西中央 五條 7-0 登美ヶ丘 生駒 4-3 平城 第1試合ではシード校かつ高校野球雑誌でもそこそこ評判が高かった関西中央が 初戦で敗退するという波乱。ただ香芝は昨年にも関西中央相手には勝っているというのを 自分の所属している草野球チームにて、勝ったご本人様から聞いていたもので (あんまり書くと特定されかねないのでこの辺でやめておく)もしかしたらとは思ってましたが。 しかし、他の県では割とよくある「新興勢力の台頭」が奈良県では本当なかなか無いなぁ。 奈良大附属ですら甲子園初出場まであれだけ時間がかかってしまったわけだし。 そして今日見てきた中で特に印象的だったのが、第2試合に登場した 五條のピッチャーのストレートがスゴかった。150km近くは出てたんじゃないだろうか? このチームは今大会の台風の目になりそう。ひょっとしたらひょっとするかも・・? しかし前から言ってますがなんで佐藤薬品スタジアム(橿原球場)ってスピードガンがついてないんだ。 県内で一番の球場に、スピードガンすら設置されて無いなんてのは奈良県ぐらいなんじゃないか? 命名権売却で名前が佐藤薬品に変わっても、球場の設備は特に良くなったわけでもなく・・・ と思ったけどそういえば1つだけ良くなった点があった。トイレが綺麗になった。 ということでこの球場に奈良県初(?)のスピードガンを設置するためには、 もういっそのこと球場前に樽を置いて募金した方がいいんじゃないだろうか? 高校野球の大会期間中にやればそれなりに集まるのでは。 肝心の樽は、県南部の方にどっさり生えている吉野杉を切って作ればいいんですよ(スギ花粉症対策で切ってくれ) 現状ではたとえ150km出したとしても誰も分からないなんて、そんなの残念だ・・・
2016年7月15日金曜日
[CDレビュー] 水樹奈々「STARTING NOW!」
水樹奈々「 STARTING NOW!」 (2016/7/13) 1. STARTING NOW! 2. アンティフォーナ 3. 恋想花火 水樹奈々の通算34枚目のニューシングル。まず表題曲「STARTING NOW!」は 近年の曲にしては逆に珍しいほどにド直球な王道アッパーチューン。 CDジャケット写真に描かれた夏のひまわりのような明るい輝きを感じられる。 アニメ「この美術部には問題がある! 」のOP曲ながら、二次元萌え的な要素は薄く それよりも高校野球愛媛大会の中継テーマ曲などと言われた方が信じてしまいそう。 「真っ向勝負ならかかってきなさい!」などと歌ってるだけに。 90年代のガールズポップを彷彿させるかのような懐かしさもある名曲。 2曲目「アンティフォーナ」は歌謡曲テイスト漂うスリリングなアッパーチューン。 これぞお得意の曲。今回はギターのメロディの美しさがいつも以上に際立っている。 3曲目「恋想花火」は夏祭りの情景を歌った切なげなミドルテンポ曲。 この曲はピアノの音色の美しさがバンドサウンドの中で一層光っている。 終盤に転調して盛り上がるところは特に素晴らしい。この部分の奈々様の歌唱がまた超一級品。 これがなか卯のCMソングだとは・・大好きな店の主題歌が歌えるなんて幸せ者だなぁ。 今作も三者三様の魅力に溢れたニューシングルでした。特に3曲目はありそうで無かった。 9月に行われる甲子園球場でのライブはぜひ行きたいと思っているので、 そこでまた今作の収録曲を生で聴けることを楽しみにしています。
2016年7月13日水曜日
[CDレビュー] Pile「PILE」
Pile「 PILE(初回限定盤A)」 (2016/3/16) 1. チェックメイト 2. ドリームトリガー 3. キミがくれたKISEKI 4. 金糸雀 5. EGOIST 6. 雪降る夜 7. ヴァンパイア革命 8. ヒカリフライト 9. 一歩先へ 10. P.S.ありがとう… 11. 伝説のFLARE -strings ver.- (bonus track) 12. キミがくれたKISEKI -strings ver.- (bonus track) 13. ドリームトリガー -strings ver.- (bonus track) お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10) Pile(パイル)の2ndアルバム。「ラブライブ!」にて西木野真姫役を担当したことで 一躍有名となった声優歌手の作品。 まず1曲目「チェックメイト」はイントロを聴いた時点でI've soundの川田まみさんの曲を 彷彿させるようなデジロックチューンで、この瞬間から来たぞ来たぞと思った。 サビの「♪チェックチェック」がたまらなくキャッチー。愛し合う2人の気持ちをチェスに見立てた歌詞も面白い。 2曲目「ドリームトリガー」は1曲目同様にデジロック調の曲ながら、 サビ前でメランコリックさが顔を出したり、2番終了後の間奏がHR調になったり、 さらには随所でヒュルヒュル~といったような細かいシンセの音色がアクセントになったりと 聴けば聴くほどにその緻密な音作りにハマっていく。それでいて曲展開は流れるように自然、 なおかつサビはポップかつ開放感抜群、タイトル通りに夢が詰まってると感じさせられる。 これはスゴ過ぎる。編曲はElemens Gardenのメンバーかなと思いきや違うらしい。 ミライショウって何者だ? 公式サイトを見てもプロフィールが空欄になってるのはなぜだ。 3曲目「キミがくれたKISEKI」はピアノとストリングス中心の編曲で仕上げた 優雅なポップチューンで、近年のアニソンの王道的な名曲。 4曲目「金糸雀」は桜吹雪が舞う光景が目に浮かぶかのごとく華麗な和風ロックナンバー。 編曲は和楽器バンドではなく、水樹奈々の編曲を担当したことのあるEFFYさんのようで。 5曲目「EGOIST」はV系バンドのアルバムに1曲入っているようなジャズテイストの曲。 アルバム全体を聴いても女性ヴィジュアル系と言えるような音楽性でセンスが良い。 6曲目「雪降る夜」では一転して洋楽ポップス風の曲に挑戦。 7曲目「ヴァンパイア革命」はイントロの時点からヨーロピアンテイスト漂う曲で シンセの音色がオルゴールのように聴こえるのが何とも幻想的。 8曲目「ヒカリフライト」はシンフォニックメタルをポップスアレンジしたような曲。 この曲はサビの部分以上に、2分40秒地点以降の間奏が劇的・エレガ的でツボにハマった。 フライト中に乱気流に巻き込まれながらも華麗に進むかのような突進力を感じる。 9曲目「一歩先へ」ではここに来て1曲目に回帰したようなデジロックチューンを聴かせる。 10曲目「P.S.ありがとう…」はこれまで聴いてくれた皆さんへの感謝の気持ちを込めた 大団円的ポップソング。ラストソングの王道。 ボーナストラックの11~13曲目は、これまでのシングルA面曲である計3曲を ストリングスのみのアレンジで聴かせる。「伝説のFLARE」はこれだけメロディが良いのに なぜ通常バージョンがこのアルバムに収録されてないのかと思いきや、 今作は1stではなく2ndアルバムだったと調べてみて初めて気づいた。こりゃ1stも聴かないと。 近年のアニソン系アーティストが歌うポップスはいかに音楽性が高いかということを 存分に感じさせられる作品。Pileさんの歌声も伸びやかで綺麗。 水樹奈々さんをはじめをした当ブログ常連アニソン歌手の皆さんが好きな人は ぜひ聴くことをおすすめしたい。大収穫の一枚でした。 個人的には今作前半のようなデジロック路線を中心とした曲をこれからも歌ってくれることを 期待したいです。引退した川田まみさんの枠が1つ空いただけに・・・
2016年7月11日月曜日
[ライブレポ] がんばれ!Victory TOUR五回の裏 きたぞ!四大都市ツアー!がんビクの根性みせてやるばい!@大阪
7月9日(土曜日)大阪・アメリカ村CLAPPERで行われた、がんばれ!Victoryの四大都市ツアーに行ってきました。 がんビクのライブステージを観るのは今年で早くも3回目ですが、 ライブハウスでのワンマンという形では今回が初めて。 「絶対生音主義」を掲げるだけあって、バンドルとしては規格外なまでに ライブパフォーマンスが素晴らしいということは既にこちらの記事で語った通り。 今回は約2時間もの間たっぷりと楽しむことができました。 [セットリスト] ・青春!ヒーロー ・WONDER JOURNEY ・I GO Everyday ・booing! ・Never give up ・パレット ・青春ライフポップ ・飾りじゃないのよ涙は ・U ・サヨナラ ・Go my way!! ・三三七拍子 ・ラリラリラ ・ボクラノミライ ・KGSD ・また明日 (アンコール) ・ふらいはい!!! ・DEAR 全18曲 この日はまず1曲目から大好きな「青春!ヒーロー」をやってくれました。 サビ前の「♪青春だ Victory」をいつもより1~2回多く歌うという 今回のワンマンならではのアレンジも加わり、観客たちもそれを一緒に合唱する。 この曲には何度も励まされてきただけに、より合唱にも気合いが入る。最高に楽しかった。 4・5曲目には「booing!」「Never give up」といった洋楽ロックテイストのミドルテンポ曲を披露。 バンドルとは思えないほどに重厚感のある演奏で、CDで聴く以上の迫力を感じられた。 ポップな一面と本格派ロックな一面が交わる、これこそががんビクの大いなる魅力。 だが5曲目が終わった後に、なんとドラムのまゆこりんのスネアが破けるというトラブル発生の報告が。 これにはメインMC担当であるベースのしのぶさんもビックリ。 すぐさま、これまでのライブで起きたトラブルについてなどのトークで場をつなぎ、 その間にスタッフの人がドラムのスネアを張り替えて何とかピンチ脱出。 まゆこりんがスタッフの人を「張り替えっちさん」などと呼んだのには 会場からは笑いが起きてました。その呼び方は無いだろ(笑) スネアが破けるほどの全力演奏、これはまさにライブならではの貴重なものが見れました。 8曲目には今回のワンマンツアーならではの特別企画として、バンド結成当初 (つまりは小中学生の頃)に演奏していた、他のアーティストの楽曲の カバー曲を歌うと宣言。果たしてどんな曲が披露されるのか、 先輩ガールズバンドの曲か、はたまた洋楽の有名曲かなどと予想していたら ボーカルのあやきさんから「飾りじゃないのよ涙は」の一言が。 中森明菜さんの曲のカバーとは意外だ。がんビクに歌謡曲のイメージは薄かっただけに。 だがいざ聴いてみたらこれが良かった。大人っぽい雰囲気の歌謡ロックもいけるなと。 そして曲終了後のMCでは、当初は曲名はシークレットにして演奏を始めるはずだったが あやきさんが歌う前に曲名を言ってしまったことに他のメンバー達が困惑したようで、 このことから会場のお客さんに向けて、今日のライブ終了後にツイッターにて 「#あやき言っちゃった」というハッシュタグをつけてツイートして下さいと 呼び掛けられることに。今日来た人だけが分かるネタということですね(参照) さらに続けてメンバー達が高校生の頃の思い出話で盛り上がる。 バンドの先生が厳しかったという話、虫をつかまえた話、 さらにはギターのれなさんが学校内に雪を持ち込むも、その雪が原因で先生が転んでしまい、 すぐさま怒りの全校集会が行われたという話には笑ってしまいました。 同じく雪が少ない地域に住んでる者としては持ち込みたくなる気持ち分かるなぁ。 続いてドラムのまゆこりんが大阪に来てたこ焼きを食べたという話をしている時、 みなみさんが突如「♪ピンポンパンポ~ン」という校内放送のチャイムの音をギターで再現。 何やら今回のライブではどうしてもこれをやってみたかったとのことですが、 他のメンバー達からは「このタイミングじゃないだろ!」とツッコまれてました(笑) たこ焼きトークの真っ最中にやるとは自由過ぎる。だがそれが面白い。 後半戦では「ラリラリラ」にてあやきさんが観客に向けてサイン入りボールを投げ入れるというファンサービスが。 この曲はただでさえイントロから盛り上がりまくる曲なのに、 それに加えてボールの取り合いまで起きたならば、そりゃもう会場の熱気は最高潮。 このボールはぜひ欲しかったのですが結局取れず・・・計6個ほど投げ入れられましたが、 自分の右横を通過したボールは、手にグローブをはめてたら逆シングルキャッチで取れてたな。次からグローブ持っていこう。 今回も素晴らしいとしか言いようのないワンマンライブでした。 それだけに、早くもっと大きなハコでライブをやれるようになって欲しいと思う。 現状では実力とライブ動員数がかけ離れている・・・こんなもんじゃないはずだ。 「青春!ヒーロー」も「ラリラリラ」も、さらには今回歌われなかった「夢のつづき」も もっと多くの人に愛されるべきな傑作曲なはずだ。何とかこのバンドをブレイクさせられないものだろうか? 将来的にはドーム球場でライブをできるぐらいになって欲しいです。夢はでっかくということで!
2016年7月7日木曜日
[CDレビュー] HER NAME IN BLOOD「Evolution From Apes」
HER NAME IN BLOOD「 Evolution From Apes」 (2016/4/27) 1. LAST DAY 2. REVOLVER 3. DOWN 4. GASOLINES 5. HALO お気に入り度:★★★★★★★ (7/10) HER NAME IN BLOODのメジャー2ndミニアルバム。 新曲2曲と、既存曲の新録バージョン3曲による計5曲で構成された 5人組メタルコアバンドの作品。 このバンドのライブは2014年のFREEDOM NAGOYAでたまたま観る機会があったのだが その時はもう衝撃的だった。まるでトンガ人ラグビー選手みたいなごっついボーカルが 地鳴りのごとく荒々しい声を出していて、とてつもない迫力を感じられた。 楽器隊が鳴らす轟音の数々ともガッチリとスクラムが組まれていて、 これはなんてスゴいバンドなんだと!(当時のレポはこちら) ただその一方で全編メロディレスなメタルコア曲については CDで聴きたいと思うほど好みではなかったので今まではスルーしていましたが・・・ しかしいざ今作を聴いてみると、2曲目以外はどの曲も歌メロ部分が設けられており、 さらにはボーカルのIkepyの歌唱もシャウトとクリーンボーカルを使い分けるなどして 以前よりも曲の幅が広がった印象。メロディレスな曲ばかりという印象は払拭された。 今作を聴くきっかけとなった、リードトラックである1曲目の新曲「LAST DAY」は やはり素晴らし過ぎる。キャッチーなサビメロにスケール感があるのも良いが それに加えて、曲前半部分にて1回しか登場しないBメロの歌唱にたまらなくシビれた。 こんなにも野性的かつ逞しい歌声を出せる人は今の日本にいないのでは。 (洋楽メタルを聴けば似たタイプのボーカルはいくらでもいたりするのだが) ワールドプロレスリングの主題歌は21gの「魂ノ歌」といい激アツな曲ばかりで最高っすね。 そう聞くとボーカルもラガーマンというよりはプロレスラーの方に近いなと思えてきた。 こんな風に体を鍛え上げた上でこんな歌唱パフォーマンスができたら、とてつもなく気持ちいいだろうな! 「聴くプロテイン」などと呼ばれているのも納得。これぞ強くなりたい者が聴く音楽だ。 同じく新曲の3曲目「DOWN」はメロウで切なげなイントロから始まり、 Bメロではささやくような声なども聴かせるなど、これまでと違う一面を見せつつも その一方で激しいシャウトの入ったメタルサウンドは健在で、 クリーンなサビメロともうまく組み合わさっている。 2、4、5曲目はインディーズ時代の曲の再録。この中では4曲目「GASOLINES」の オープニングの爆発力のスゴさが特に印象的。ベンチプレス100kg超級のパワー。 編曲の幅は以前より広がったとはいえ、それでもまだ狭いと思ってしまうのは メロディアスな曲がとことん好きな者の感想なのだろうか。このアルバムのように 似た雰囲気の曲が多い作風だと5曲でお腹いっぱい。まだ更に進化できる可能性はあるはず。 THE冠とよく対バンしていることからライブの方も再び観る機会がありそうなので、その時は楽しみにしたいです。 これぐらい屈強なボーカルを擁するバンドが他にも出てきてくれないかなぁ。
2016年7月4日月曜日
[CDレビュー] BAND-MAID「Brand New MAID」
BAND-MAID「 Brand New MAID (Type-A)(DVD付)」 (2016/5/18) 1. the non-fiction days 2. LOOK AT ME 3. ORDER 4. Brand-New Road 5. YURAGU 6. FREEDOM 7. Before Yesterday 8. alone お気に入り度:★★★★★★★★ (8/10) BAND-MAIDのメジャー1stアルバム。メイドの世界観満載のガチ・ロック・バンドとして 現在人気上昇中、満を持してのメジャーデビュー作。 今作におけるアルバムタイトル通りの新しい挑戦といえば、 メンバー自ら作詞や作曲を担当した楽曲が収録されるようになったこと。 5曲目に収録された、ギターボーカルの小鳩ミクちゃん作詞の「FREEDOM」は 我が道を行けとばかりに衝動的でカッコいいフレーズが並ぶハードロックナンバー。 普段のトークでは「くるっぽ♪」「萌え萌えずっきゅんばっきゅん♪」などと言ってるお方が 作詞したとは思えない。これぞギャップ萌え、BAND-MAIDの最大の魅力はここにある。 さらに作詞作曲共にメンバー自作の「alone」はサビメロにおける高音と低音の絡め方が絶妙、 低音ボーカルで「♪現実からの逃避行さ」と歌う部分がカッコ良すぎ。 こういう曲を聴かされると、私も同じく実生活から逃避行してBAND-MAIDのお給仕(ライブ) に行って「お帰りなさいませ、ご主人様、お嬢様」と言ってもらいたくなる。(レポはこちら) 自作曲が今作の中で一番良いと感じられたのは将来的にもますます楽しみ。 曲調的にはインディーズ時代と比べてとりわけ大きく変わった部分は無く、 今作も王道のハードロックをひたすら突き進む作品といえる。 2~4曲目に似たようなミドルテンポ曲が続いたのが唯一微妙な点だったが、 その一方で5曲目「YURAGU」は彩姫さんと小鳩ミクちゃんのツインボーカルを 大きく生かした曲で、どことなく初期のSCANDALに近いような透明感もあって 今作の曲の中でも一味違う魅力を引き出せているように感じられました。 最近では海外での人気も徐々に獲得しつつあるということから、 BABYMETALに続く形で新たな女性ハードロック系アーティストのブレイクなるか、 大いに期待したい。先日はNAONのYAONにも出演を果たしただけに(レポはこちら) 同じくこのフェスに出演した若手ガールズバンドともどんどん対バンして シーン全体を盛り上げていってくれれば最高なんですけどね。
2016年7月2日土曜日
2016年 上半期私的名曲&私的名盤アルバム
この時期の恒例記事ということで作ってみました。 サブコンにより選ばれた月間マイベスト曲に加えて、アルバムオリジナル曲を ランキングの対象に加えた、2016上半期の音楽記事の総決算です。 [上半期私的名曲] 1.BRIDEAR「Rebirth」 [公式PV] 2.21g「魂ノ歌」 [公式PV] 3.浜田麻里「Rainbow After a Storm」 4.がんばれ!Victory「青春!ヒーロー」 [公式PV] 5.和島あみ「幻想ドライブ」 [公式PV] 6.聖飢魔Ⅱ「荒涼たる新世界」 [公式PV] 7.PENGUIN RESEARCH「敗北の少年」 [公式PV] 8.風男塾「友達と呼べる君へ」 [公式PV] 9.ASRA「Ray-line-raga」 [公式PV] 10. 欅坂46「サイレントマジョリティー」 [公式PV] 11.HER NAME IN BLOOD「LAST DAY」 [公式PV] 12.ももいろクローバーZ「ゴリラパンチ」 13.西沢幸奏「The Asterisk War」 [公式PV] 14.和島あみ「キミへ」 15.KNOCK OUT MONKEY「GOAL」 [公式PV] 16.BABYMETAL「シンコベーション」 17.Gacharic Spin「アルブスの少女」 [公式PV] 18.THE FOREVER YOUNG「GO STRAIGHT」 [公式PV] 19.BAND-MAID「alone」 [公式PV] 20.えとぴりか「魔法のプロテイン」 [公式PV] 見事1位に選ばれたのは、若手ガールズメタルバンド・BRIDEARの 最新アルバムのリード曲「Rebirth」に決定いたしました。 メロディも歌詞も歌唱も爽快感抜群、アニソン風で超キャッチー、 おそらくサビだけ聴けば水樹奈々さんの曲と間違う人が現れそう。 ボーカルの歌唱力も前アルバムからさらに大きく飛躍、まさに何もかも全てが素晴らしい! 2位に選んだ21g「魂ノ歌」は、歌い出しから文字通り魂のこもったボーカルに加えて 間奏のギターのメロディ(PVの0分50秒地点以降)を聴いた時点で 来た来た来たーーっ!!と思った。JAM Projectみたいで最高だと思いきや、 ベースはSIAM SHADE、ボーカルは仮面ライダーの主題歌を歌った経験があったとは・・・ 浜田麻里「Rainbow After a Storm」はサビの超絶ハイトーンボイスに感動して震えた。 これぞ日本一の歌手。楽曲の方も最新アルバムの中で最もメタル色の強い曲で素晴らしい。 がんばれ!Victory「青春!ヒーロー」は2016年の現時点で最もたくさん聴いた曲。 日曜の草野球の試合前に車のカーステレオでいつも流してましたからね。一生の思い出に残る曲。 和島あみ「幻想ドライブ」は新人歌手とは思えない歌唱力に驚かされた。 アニソン系アーティストの曲の中ではダントツに良かった。これからが本当に楽しみ。 6位以降の曲について感じたことを挙げていけば、 HER NAME IN BLOOD「LAST DAY」を聴くと、プロレス中継のテーマ曲は名曲しか無いのと、 月間マイベスト記事では次点扱いだった、ASRA「Ray-line-raga」、 KNOCK OUT MONKEY「GOAL」などが後にCDで聴いてあらためて素晴らしいと思ったということ、 さらにはSEX MACHINEGUNSのANCHANGが作詞したももクロの「ゴリラパンチ」の歌詞が素晴らし過ぎ。 「熱すぎるってダサい事ですか?」「激しいのって恥ずかしいですか?おしゃれぶった若者よ」 というのは今の音楽シーンや音楽好きの皆さんに向けた問題提起なのではないかと思えてくる。 2016年上半期を総括すると、ハードロック・メタル系の曲が大当たり連発だった、 それに対してアニソン系アーティストは全体的に不作だったように感じました。 ダントツだった和島あみ以外を挙げるなら、西沢幸奏にさらなる進化を感じられたのが良かったかな。 アイドルではアンダービースティーが鮮烈だった。女性ヴィジュアル系ロックユニットと いうことならばそりゃハマるよなぁ。早くライブも観てみたくなった。 「raven」は2016年にリリースされていた曲ならば1位候補だったのに、2015年9月リリースでしたか・・・ [上半期私的名盤アルバム] 1.がんばれ!Victory「十代発表」 [レビュー] 2.浜田麻里「Mission」 [レビュー] 3.上坂すみれ「20世紀の逆襲」 [レビュー] 4.BRIDEAR「BARYTE」 [レビュー] 5.FLOW「#10」 [レビュー] 6.BABYMETAL「METAL RESISTANCE」 [レビュー] 7.IRON ATTACK!「鉄撃三國志~SANGOKU ATTACK!~」 8.TRUE「Joy Heart」 [レビュー] 9.BiSH「FAKE METAL JACKET」 [レビュー] 10.摩天楼オペラ「地球」 1~3位はどれも2016年を代表する傑作。 だが今年に関してはがんばれ!Victoryにでもう決まりでしょう。 この前友人にも曲を聴いてもらったら、けいおん!みたいで良いねと言ってくれました。 野球ユニフォーム姿がトレードマークの5人組ガールズバンドということで、 今年の熱闘甲子園の主題歌はぜひこのバンドに歌って欲しかったんですけどね。 「夢のつづき」は自分の脳内では既に主題歌も同然ですよ。 相変わらず、この中で有名な作品といえば今回は欅坂46「サイレントマジョリティー」ぐらいで おそらく名曲部門の全20曲中17曲ぐらいは他に誰も上半期ベストに挙げていない曲なのでは、 同様にアルバム部門も全10枚中7枚ぐらいは他に誰も挙げていない作品なのでは・・・ 別にこのようなことを思う必要は無いのだが、こんな好みで申し訳ないと思ってしまう。 書いていて恥ずかしいです。リアルではとても人前で堂々と発表できるものではありません。 こんな記事を最後まで見て頂きありがとうございました。昨年書き忘れた下半期ベストでまた会いましょう。
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