(その4はこちら) ・ROTTENGRAFFTY リハーサルで10-FEETの「RIVER」をやってくれました。 まさかこの曲が聴けるとは思わなかったです。好きな曲なので得した気分。 [セットリスト] ・D.A.N.C.E ・STAY REAL ・I&I ・銀色スターリー ・金色グラフティー ・This World 1曲目は前回同様に「D.A.N.C.E」。これで今年も会場が一気にダンスホール化。 そして昨年リリースの最新アルバムから、2曲目「STAY REAL」、3曲目「I&I」 をやってくれました。しゃべりは必要最小限、それよりも曲で思いをぶつけるんだとばかりに、 この25分という短い時間で計6曲も聴かせてくれたのは見事。 彼らからは人一倍、ライブにかける熱い思いが伝わってくる。 ツインボーカルによる歌唱の方も素晴らしかったです。とにかく盛り上がりがスゴかった。 ファンの数自体もこの日私が見てきた中では一番多かったですし、 このライブを見る限りでは、もっともっと世間的に人気が出てもいいはずなのに・・・ ・NUBO こちらもツインボーカルを擁する5人組バンド。 ボーカルの一成さんがステージの最前列に乗り上げ、 ファンに手が届く位の距離で熱唱していた姿が印象的でした。 個人的に知っていた曲は2曲目の「ナイモノバカリ」のみで、 今回聴けることを期待していた「Can't give up」はやってくれなかったですが、 それでも今回初めてライブを体験できて良かったです。 ファンのサークルモッシュもスゴかった。これにも盛り上がりました。 会場内にこんな張り紙が。可愛くて思わず笑ってしまいました。 ちなみに松原さんというのはカミコベの主催者です。 この後は体育館内のステージでライブをしていた、踊ってばかりの国の曲を2曲ほど聴いた後、 ワタナベフラワーがライブをする予定の野外ステージへと戻りましたが、 しかし開始予定時間から10分以上が過ぎても始まる気配が無く、 これでは次に見る予定のノクモンのライブに間に合いそうもない。 ということで今回は残念ながらここで野外ステージを後にすることに。 ボーカルのクマガイさんからはツイッターで声を掛けて頂いたのに本当申し訳ない・・・ ・KNOCK OUT MONKEY [セットリスト] ・I still ・JET ・Scream&Shout ・Paint it out!!!! ・Flight こちらも今回初めてライブステージを見られることを楽しみにしていた、 昨年メジャーデビューした神戸出身の4人組バンド。 地元出身でいわばホームグラウンドということもあり、たくさんのファンが詰めかけてました。 エモやラウドの要素を取り入れたロックでありながらも、同時にメロディの良さも光っている。 そしてボーカルの歌いっぷりも良い。まさに自分好みのバンドでした。 近いうちにブレイクが期待できるバンドでもあるでしょう。近日アルバムレビュー予定。 ・ガガガSP [セットリスト] ・線香花火 ・つなひき帝国 ・尾崎豊 ・神戸駅 ・晩秋 ・満月の夕 (アンコール) ・My First Kiss トリはもちろんこのバンド。神戸国際展示場にて行われたノクモンのライブが終わった後、 大急ぎでワールド記念ホールへと向かいましたが、着いた時には既に1曲目の 「線香花火」が始まってました。2曲目「つなひき帝国」から前列の方で参戦。 この曲は何度ライブを体験しても最高にテンションが上がる。行け~行け~どこまでも! そして2曲目終了後のMCでは、まずベースの桑原さんがフィギュアスケートの 羽生選手に似てると、FaceBookにて宣言したら苦情が来た、 お前はアンガールズだろと言われたという話で、会場から笑いが起きてました。 その後に、ボーカルのコザック前田さんから衝撃の告白が・・・ 「なぜガガガSPは、青春パンクブームがあったにもかかわらず、 175RやSHAKARABBITSなどと比べてイマイチ売れなかったか。 その原因の1つが、「尾崎豊」という曲。 この曲は実は、辞めたドラムの人が歌詞を書いていた。 尾崎豊のドキュメント番組を見て、何だこれはと思って書いたのを、 俺の作詞ということにしてくれと言われ、そうした。いわば逆佐村河内。 この曲を発表したことで、一部の人たちからは人気を得ることができたが、 その10倍、死ねと言う言葉をもらった。 しかしその後自分がパニック障害になったことで、 今になって、彼も色々と苦労してたんだろうなということが分かった。 でも、死んでしまったら終わりだ。 だからあえて今日は歌います、尾崎豊!」 これには驚きました。まさかこの曲をカミコベでやるとは思わなかった。 この「尾崎豊」という曲に関しては、いちファンの私としては複雑な気持ちもあり 正直なところ何て書いたらいいのか分からないのですが、 彼らが常にライブという場にて伝えようとしている、「死ぬまで生きてやろうじゃないか」 というメッセージ性は感じることができました。これは「晩秋」の歌詞にもある言葉ですが。 さらに後半のMCでは「パニック障害になった時に、COMIN'KOBEの主催者の松原さんから、 ぜひここに出て欲しいということで呼んでもらった。これには、最初は出られるわけがないと思った。でも、呼んでくれたから今がある」という感謝の言葉が。 そしてコザック前田さんに呼ばれる形で、松原さんがステージに登場! 最初は照れながらの登場でしたが、その後松原さんから観客に向けてお礼のコメントが。 次の瞬間、観客から一斉に「まーつばら! まーつばら!」というコールが沸き起こりました。 それを見て思わず嬉し泣きする松原さん。そして最後は松原さんと前田さんの抱擁が。 このシーンは、今年で10周年を迎えたCOMIN'KOBEの最大の名場面でした。 感動の瞬間に立ち会えたことを嬉しく思います。 ラスト曲は、あの阪神大震災の起きた日の夜の人々の姿を歌った、 ソウル・フラワー・ユニオンのカバー曲「満月の夕」が歌われました。 そしてすぐさま「♪行~けよ~おと~こたち~」というアンコールを期待するファン達の歌声が。 その後のアンコールでは、2組前にこのステージにてライブを行った、 元ハイスタの横山健さんに会ったことにちなみ、 「はじめてのチュウ」のカバー曲「My First Kiss」が歌われました。 そして曲の間奏部分では、コザック前田さんがファーストキスの思い出を自ら発表。 「小学2年生の頃、同級生の赤松さんに、タコ踊りをした勢いでチューしました! その後、中学3年まで一切口をきいてくれなかった」この話には笑ってしまいました。 最後は「パンクはガキのためだけのものではない、大人の本気だ!ガガガSPでした!」 と叫んで退場。熱いライブでした。今回も一緒に思いっきり暴れることができました。 ただ個人的には、セットリストの方は微妙だったかなぁ・・・ カバー曲が2曲もありましたが、それよりもオリジナル曲の方が名曲揃いなのに。 アンコールは毎年「弱男」でも構わないとすら思ってるんですけどね。 それでも、あの10周年の感動を共有できたというだけで、最高に良かったです。 あらためて、このCOMIN'KOBEの主催者・スタッフの皆さんと、 出演アーティストの皆さんに感謝したいです。本当にありがとうございました! 今回は1組でも多くのアーティストを見たいということで、 朝8時30分から夜の8時近くまで会場を駆け回り、その間はほぼずっと立ちっ放し。 座っていたのは、昼ご飯の盛岡冷麺休憩の時だけだったといっていい。 さすがに、終盤2組辺りでは足がしんどくなってしまいました・・・ 自分はスタミナだけは自信があるつもりだったのに、やっぱまだまだだな。 来年ももちろん行きたいです。最後まで長文レポを見て頂きありがとうございました。
ブログトップ
2014年5月11日日曜日
[ライブレポ] COMIN'KOBE14 その5(ROTTENGRAFFTY、NUBO、KNOCK OUT MONKEY、ガガガSP)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿