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2022年1月23日日曜日

2021年 私的ベストライブ&最優秀アーティスト

2021年度最後の年間ベストソング企画。当ブログはライブレポブログであることから
恒例の年間ベストライブと、最優秀新人賞、最優秀アーティストを発表いたします。
なお2021年の全ライブ記録はこちらの計12本でございます。
ワンマンライブは計3本、対バンライブは計2本、
フェス・イベント系ライブは2021年1月に振替となった「GOLD RUSH 2020」は
2020年扱いということで除いての計6本、この中から最優秀ライブをそれぞれ発表です。




・最優秀ワンマンライブ
「リリー楽綺団【Experience】Release Tour -KOBE-」 

レポはこちら。結成約2年のバンドが、4月25日に全25曲も披露してくれた。
これはあらためて奇跡的なまでにスゴいことであり、質、量ともにここまで充実した
ワンマンライブはいつ以来だっただろうかということで文句無し優勝!
その後のメンバー2人脱退がつくづく惜しまれる。次に行く時はどうなっているか・・・



・最優秀対バンライブ
「AINSEL 2nd Album [LIBERATION] Release Tour」

レポはこちら。そもそも対バンライブがこの他にはSALTY DOGとTRiDENTの対バンのみで
計2本しかない中から選ぶことになったがそんなことを差し置いても良かった。
はるばる広島から奈良まで来てくれたAINSELの素晴らしさもさることながら、
それ以外の全く知らなかった地元関西勢の4バンドも持ち味を発揮してくれた。
これまでの鬱憤を晴らすかのように、ライブ中にお酒を飲みながら
歌って踊って大暴れの活躍を見せた大阪発ガールズバンドのCHUCK it DAISYは
一番インパクトあったなぁ。その後奈良ネバーランドで主催ライブをやったのを
知った時には笑った。よっぽどここを気に入ってくれたんだな。いいことだ。



・最優秀フェス・イベント系ライブ
「FREEDOM NAGOYA 2021 -EXPO-」

レポはこちら。ここが一番の激戦区だった。
全6本中、NARA D-SONIC以外の計5本はどれも候補なほどに良かったし、
フェスのコンセプト的にいえばDIE ON ROCKも最優秀にしたかったので迷ったが、
やっぱり我らのRAD CREATION主催フェスのFREEDOM NAGOYAですよ。
同時期に同地域で開催されるはずだったFM局主催のSAKAE SP-RINGの方は
直前まで公式SNSで音楽を止めるなとか言ってたにもかかわらず中止にさせられて、
これに出演するはずだったリリー楽綺団、虎の子ラミーに加えて
初見予定で楽しみにしていた三上ちさこ、鈴木実貴子ズも観られなかったのと比べると
フリーダムはさすが素晴らしい判断をしてくれたということで優勝です。
YouTubeではアフタームービーも公開されていてこちらも良かった。
Makiの「♪あぁ 悪くなかったな」という挿入歌の歌詞は耳に残るし、
意味深でもある。そうだ何も悪くなかった、そして誰も悪くなんかないんだ・・・



・特別賞
やーにんじゅ 

こちらのライブレポを見れば分かる通り、人生最高の体験でありオンリーワンの存在、
当ブログのランキング企画に入れるのもおこがましい唯一神ということで特別賞です。



・最優秀新人賞
アングリラ

・優秀新人賞
GUNIX


結成半年のガールズバンドが文句無しの新人王!これほどまでに歌もしゃべりも面白い
スーパールーキーだったとは。ライブに行ったからこそ発見することができた。
そしてGUNIXは最多勝獲得です。2021年度のライブで観た回数計3回は
TRiDENTと並んで最多。2021年1月のGOLD RUSH2020も入れれば計4回で単独1位でした。



・最優秀アーティスト
RAISE A SUILEN

本来なら2020年の最優秀アーティストでも良かった。いわば1年遅れと言っていい。
2021年にリリースされたシングルの数々は表題曲だけでなくカップリング曲も
軒並み素晴らしかった。音楽好きの人達の中で、このようなギラギラとした
ヒロイックなデジロック系の音楽こそが一番好きだという人を
ブログでもツイッターでも他にほとんど見つけられないのは残念に思う。
その年に一度もライブを観ていないバンドを最優秀アーティストにするのは
どうかなとも思ったが、でも他に有力な候補はいなかったですからね。
リリー楽綺団がメンバー2人脱退しなければ最有力候補だったのになぁ。
つくづく運営の不可解な対応こそが一番ガッカリだったんですよ。



以上でございます。2021年は年末の紅白歌合戦を見ていても思いましたが、
2020年よりはまだマシになったと言える年だったと思います。
自分でもまさかと思うほどに一番予想外だったのは、東京・下北沢で
年間3本もロックフェスに参加できたことですね。このような楽しい思い出も
作ることができたので、あらためて音楽イベントの出演者とスタッフには感謝したいです。
その一方で、行ったライブを都道府県別にすると毎年一番多かったはずの大阪が
2021年はSALTY DOGワンマンの1本のみだったというのは必然の結果ですね。
大阪は草野球のグラウンド使用すら4月から3ヶ月間も禁止されて、
ナイター使用に至っては11月までできなかった、ここまでアカンのは全国でも
大阪だけだったらしいので、もう信じられないからライブも他の県ばかり探した結果です。
奈良は知事が有能だったおかげで草野球もAINSEL主催ライブも中止なんかにはならずに
本当に良かった。奈良以外の全国は一生あんなことし続けるつもりなのかなぁ。

そしてライブで全47都道府県制覇という目標は、2021年は鹿児島が追加されて、
これで計24都道府県。たとえ観客3人のライブでも当然カウントされますからね。
2022年はあと3県は増やせたらと思ってます。なぜか西日本の方が少ないからなぁ。
しかし相互リンクさせて頂いてるサイトの投稿企画においても同じことを書きましたが、
音楽フェスやイベントにおいても、なんちゃらパスポートかパッケージか分からんが
こんな無意味かつ差別的なものが導入され始めたことには危機感を持ってます。
これをやるフェス・イベントには行かないと宣言します。誰も行かなければ成立しないから。
なぜロックフェス常連のバンドマンなどにはそういった差別反対の声をあげる人が
現れないのだろうかと、それでもロックか?と思ってしまいますね。
音楽好き・フェス好きなら多少は分かってくれると思うが、偏りまくったマスコミと
それに影響される世論には絶望の2年間だった。地元の新しいライブハウスは
本当にこれからも経営していけるのだろうか。スタッフやイベント会社まで含めた
ライブシーンの皆さんのことが心配でならない。年間ベスト記事の文章がこんな内容で
とても申し訳ない気持ちだが、これが今まで書けなかった本音だ。
これでも相当言葉を選んで書いたつもりです。2022年も楽しい記事を書くという
ブログのコンセプトはそのままにしつつも、このブログでしか書けないような本音も
たまに交えて書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
以上、自己満足な長文記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。



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