(前記事はこちら) ・FLOW (az.on STAGE) [セットリスト] ・COLORS ・風ノ唄 (メンバー紹介) ・Sign ・GO!!! ・United Sparrows 本日のダブル私的メインアクト。今回ついにフリーダム初出演だそうで、 以前にオファーを頂いた時はブラジルにいたから出られなかったという話には やっぱ次元が違うなと思った。てか以前にも声をかけてたとはさすがRAD CREATION。 1曲目「COLORS」からアニメタイアップのヒット曲連発の王道セトリ。 中盤にはメンバー紹介のコーナーを挟みながら、まずはドラマーのIWASAKIさんが ドラムソロを披露、続いてベーシストのGOT'Sさんがベースソロを披露。 そして次は一旦退場していたギタリストのTAKEさんのギターソロが来るかと思いきや、 デジタルポップ風のオケと共に再登場した瞬間からヲタ芸を踊り出すという まさかの展開が。サイリウムをくるくる回すスピードが速い速い! フェスでこんなことやるとはぶっちゃけ最初は困惑してしまったが、 当の本人はとっても楽しそうだったので途中からは一緒に笑ってしまった。 そして代表曲の「Sign」「GO!!!」では鉄板の盛り上がりを見せてくれた後 ラストには新曲の「United Sparrows」も披露。おそらくこの日初めて メインステージで、聴かせるバラード系の曲をやったバンドではなかろうか。 他のバンドがやらなかったことをやるとは勇気あると思ったし この曲を聴いてあらためて、メロディの良さは本日の出演バンドの中でも 一番だと感じられた。ぜひこれからも多くのフェスに呼ばれて欲しい。 アニソンを多く歌うバンドはロックフェスには呼ばれにくいなんて傾向は無くなればいい。 ・HEY-SMITH (NSM STAGE) [セットリスト] ・2nd Youth ・Living In My Skin ・California ・Fog And Clouds ・Dandadan ・Jump!! ・Summer Breeze ・Goodbye To Say Hello ・Come back my dog こちらはフェス超常連、既にベテランの域に達しつつあるスカパンクバンド。 トランペットなどを交えたホーンセクション隊のメロディがキャッチーで、 ポップで爽やか系の「Summer Breeze」から、ラスト1分でハードコアな 「Come back my dog」まで曲調にバリエーションがあったのも良かったし 前回観た時よりも今回の方が盛り上がれた。やっぱ独自の個性を持ったバンドは強い。 MCでは音楽とは何のためにあるのかと観客達に問いかける場面も。 これに対して自分はやはり音楽とは希望や勇気をもらうためにあるものだと思ったが ギターボーカルの猪狩秀平さんの答えは「頭おかしくなるためにあるものだ!」 これは予想外過ぎて笑った。頭ブチ抜かれるほど熱狂できるのがロックの魅力だよな。 ・Hump Back (az.on STAGE) [セットリスト] ・拝啓、少年よ ・ティーンエイジサンセット ・閃光 ・生きて行く ・クジラ ・星丘公園 近年頭角を現している大阪出身の3ピースガールズバンド。 かつてはGOLD RUSHにも出演したことがあったとは知らなかった。 2016年にこちらのガールズ編の方ではなくこちらの方に出てたとは。 以前から行きつけのライブレポブログにて良い評判は聞いていたが、 まさかここまでMCで熱き名言を連発しながら歌うガールズバンドだったとはビックリ。 「YouTubeじゃ足りないから歌いに来た!」「サブスクじゃ足りないから歌いに来た!」 「CDじゃ足りないから歌いに来た!」「フェスはライブハウスの延長線上にある」 「だからここにいる全員をライブハウスに連れて帰りたい!」などなど・・・ そりゃ曲がより一層響く。その言葉通りに、音源よりもライブの方が良く感じられた。 1曲目に一番聴きたかった「拝啓、少年よ」をやってくれたのも期待通り。 フォークっぽいメロディにのせて「♪負けっぱなしぐらいじゃ終われない」って 本当にそうだよなと思える名曲。このような個性を持った曲が増えて 脱・量産型チャットモンチーとなればいいなぁ。元々自分が好きな ガールズシーンのバンドとは無縁の存在だから・・と正直なところ思ってたし 今でもBAND-MAIDやTRiDENTなどといったガールズ系フェスにも出てきた バンド達の音楽が好きなのでそちらを中心に応援したいという気持ちは持っているが、 少なくとも今回のライブではそんな余計な先入観なんてのは吹き飛ばすほどに 伝わってくるものがあった。やっぱりバンドの音楽は気合いを押し出してなんぼだ。 ・CROWSALIVE (R.A.D STAGE) [セットリスト] ・BIRTH(dr.Chemical Remix) ・AGAIN ・Face Me ・(Don't let me) Drown→ (Don't let me) Drown(RAIKIRI Remix) ・Smoke Signal RADステージのトリを務めるのはオーディションから勝ち上がった若手エモバンド。 おそらくワンオクの影響を受けてそうな音楽性でありながらも ハイトーンボイスを生かしたボーカルの高い歌唱力と、 おそらく野球か何かスポーツやってそうなゴツい体格のベーシストが印象的だった。 これならばライブパフォーマンスも映えるよなと思いきや、ベースのYUTAさんの ツイッターのプロフィールで趣味が筋トレと紹介されてたのには笑った。 見た目からして強そうなバンドは音楽的にも好きになることが多いので期待したい。 今回もフェスならではの新しいアーティストとの出会いがあって良かった。 最後のCROWSALIVEは化けるかもと思ったし、前記事のWOMCADOLEもスゴかったし 加えて当ブログの常連組だとFLOWを出してくれたのは嬉しかったですね。 思えば2000年代からずっと、FLOWやHIGH and MIGHTY COLOR、 ステレオポニー、北出菜奈、CHERRYBLOSSOMなどといった アニメタイアップで売り出されるようなバンドや歌手が好きだった。 だがこういったバンドやロック歌手はフェスには呼ばれない傾向があったので 2013年にカミングコウベに行くまでは自分はフェスなんて行くことは 無いとすら思ってた。もしも2000年代からRAD CREATIONがあれば呼ばれてたかもなぁ。 思えば2014年に行ったフリーダムも、弱虫ペダル主題歌でおなじみのMAGIC OF LIFEに 筋肉メタルコアバンドのHER NAME IN BLOOD、V系バンドのギルガメッシュなどといった 多彩なラインナップだったし、その後2016年に初開催されたでらロックフェスでも Mary's Bloodというハードロック・メタル系のガールズバンドを出してくれたり(参照) さらにその後もアイドルやラップ、アニソンなどといったジャンルの壁を超えての キャスティングをしてくれている。これこそがRAD CREATIONのファンになった理由。 似たようなメンツばかり呼ぶ全国各地のロックフェスよりも名古屋のRAD主催フェスですよ。 なので欲を言うならば、ブースには参加していたリリー楽綺団も出して欲しかった(参照) 今回のフリーダムではガールズシーンで活躍するバンドの出演が無かったのが 唯一惜しかっただけに・・と思いきや翌日に同会場で開催されたアイドルフェスの RAD JAMの方には出てたのか! ともあれこんなにも楽しい時間を提供してくれた、 全ての出演者とRAD CREATIONスタッフの皆さんには心から感謝したいです。 以上、長文記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。
ブログトップ
2021年7月3日土曜日
[ライブレポ] FREEDOM NAGOYA 2021(FLOW、HEY-SMITH、Hump Back、CROWSALIVE)
ラベル:
CrowsAlive,
FLOW,
HEY-SMITH,
Hump Back
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿