これまで数多くのドラマなどで活躍し、2015年には福山雅治さんと結婚したことでも 話題となった女優の、1997年にリリースされた歌手デビューシングル曲で 90年代の夏ソングの名曲といえばこの曲。当時14歳の美少女が放つ、 その清楚で可愛いルックスからは想像もつかないようなパワフルボイスに圧倒。 それまで全く歌手経験が無かったとは思えないほどの抜群の声量は、 さすが父親が元プロ野球・近鉄バファローズの選手だっただけあるなと、 その強靭な体幹を受け継いでいるとすら感じられた。 「♪困った時は助けてね」こんなぶっとい歌声で助けを求められたら むしろこっちが困ってしまいますよ。これぞ悩殺ですよ。 10代の若さと元気がたっぷり詰まった名曲だったと、夏が来る度に思い出すほどの曲でした。 なお作詞作曲は無事改名を免れた広瀬香美さんが担当。その影響を受けてると 思わせられる歌いっぷりでもあった。スゴいぞ広瀬香美音楽学校。 彼女はガールズロック歌手の素質があったと思う。磨けば光る原石だったのではと思う。 楽器隊の生の激しい演奏にも負けないほどの強い歌声を持ってるのは一目瞭然、 むしろアイドルポップ系の曲よりもロック系の曲の方がより歌声が生きたのではないだろうか。 YouTubeのコメント欄を見れば分かる通り今ではさんざんネタにされている曲のようですが、 だがそれでもやっぱりYouTubeの関連動画にオマリーの六甲おろしが出てきたりするのは あんまりだと思うんですよ。少なくとも音程はオマリーより正確だし、伸びしろもあった。 なお当ブログ管理人が子供の頃にリアルタイムでこの曲を聴いていた時は 普通に良い曲だと思ってました。この歌唱も全然良いと思ってました。 やっぱり自分は昔からゆるふわ系よりも思いっきり声を張って魂込めて歌う系の方が好きな 根っからの脳筋リスナーだったんだなというのがあらためて分かった。 デビュー曲にしてこれが最初で最後の曲となってしまったのは惜しいと感じる。 その可能性を伸ばしてやることはできなかったのか…本気でそんなことを思ってしまいますね。 [収録作品] ・セピアの夏のフォトグラフ
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2018年8月31日金曜日
吹石一恵「セピアの夏のフォトグラフ」 (1997/7/24)
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