恒例企画、サブコンにより選ばれた月間私的名曲ベスト10を紹介いたします。 この月もまた、イントロのエレキギターを聴いただけで関西出身若手バンドじゃなかろうかと そう思ってYouTubeの自己紹介欄を見てみたら本当に関西出身だったというのが アルバム部門だけで2~3組いました。そんな中で、バンド名からして 北海道か東北出身っぽい名前だけど実は関西出身なバンドを思いっきり上位に・・・ それはさておき2017年6月度は久しぶりにハイレベルなマイベスト10になった気がします。 5位の曲でも先月以前なら1位候補になってたでしょうからね。ではいってみましょう。 第10位 岡崎体育「感情のピクセル」 [公式PV] 盆地テクノはどこへいったんだとばかりに疾走感のあるロックサウンドで カッコいい曲だなと思いきや、サビでどうぶつさんたちが大集合してしまった。 相変わらずネタ要員にも程があるな! と最初は思ったが、この曲の歌詞のメッセージを よく読んでみると、これは音楽フェスでロックバンドがワイワイと大集合、 さらにはバンドざまぁみろなどと歌ってる盆地テクノ歌手などもフェスにやってきて みんなでたのしく盛り上がってるその一方で、バンドの中でも「♪カテゴライズの壁」で Cyntiaみたいなハードロック・メタル系のガールズバンドや、 さらにはヴィジュアル系のバンドなど、フェスに出たくてもなかなか出してもらえない バンド勢もいるという・・「♪ワニさんもなかまにいれてあげて」というのは そういったバンドなども音楽フェスに入れてあげてと歌ってくれている曲なのでは・・・ そんな独自の解釈をしてしまった。本当の意味がそうなのかは分からないけど。 第9位 究極人形「絶叫戦争」 [公式PV] 名古屋発アイドルグループで昨年のでらロックフェスや今年のGOLD RUSHなどでも (レポはこちら)生で聴いて一緒に盛り上がった曲が、ついにリリースというだけで嬉しい。 開始20秒のイントロのシャウトの時点でもはや興奮の最高潮。 女性ボーカル曲にしては低音なサビメロもこれはこれで個性として有りかな? 第8位 佐々木李子 「Recollections」 [公式PV] 声楽科出身声優歌手。イントロからしてLiSAさんの影響を受けてそうなのはさておき 歌手歴1年そこらとは思えないぐらいに歌上手過ぎで驚かされた。 このキレキレな歌いっぷりは一流ガールズロック歌手そのもの。 第7位 THE FOREVER YOUNG「さらば友よ」 [公式PV] バラード曲でも魂のこもった歌声を聴かせてくれるバンドだ。 声質がガツンと骨太なのがまたシビれる。熱闘甲子園のエンディングでこんな曲を流して欲しい。 こういうボーカル擁するバンドがなぜ絶滅危惧種となってしまったのか。なので当ブログで保護しないと。 第6位 沼倉愛美「My LIVE」 [公式PV] インストアライブのレポはこちら。 1stアルバムのオリジナル曲の中では数少ない90年代風ガールズロック路線、 歌唱の魅力もさることながら、自作の歌詞がぬーさんワールド全開で 気持ちが伝わってくる。「♪あなたの選択は概ね正解です。」って言い切れるのがスゴい。 第5位 BiSH「GiANT KiLLERS」 [公式PV] 楽器を持たないパンクバンドが歌う、ジャイアントキリングを目指せという決意表明。 「プロミスザスター」のような路線も良いけどやっぱりこういう曲こそが真骨頂。 サビのウォーウォーというまるでJAM Projectみたいなコーラスからして 迫力抜群で勇気づけられる。「♪欲しがりません 後は戦え」はなるほどなと。 変に欲を出したら空回りすることもあるし、これまで積み重ねてきたものを最大限に発揮するには 平常心でやるのが一番だというのも確かに一理あると思う。 第4位 FROZEN CAKE BAR「ゲシュタルト」 [公式PV] ここ最近の曲はハイカラよりもPassCodeに近いんじゃないかと思うのはさておき ラウド+EDM+ざべすちゃんの可愛い歌声のハーモニーは 相変わらずダンサブルかつ熱狂的で、ライブでも最高に盛り上がる曲。 第3位 Do As Infinity「Alive」 [公式PV] レビューはこちら。先月の月間マイベスト10の直後にして真っ先に書いてますからね。 第2位 スノーマン「in pairs」 [公式PV] 透明感のある女性ボーカルと、滑らかで心地よいバンドサウンドが 大空に向かってどこまでも広がっていくかのよう。「♪さあ飛ぼう」というセリフがまた印象的。 関西若手バンドといえば似たような速弾き系ギターロックバンドばかりが目立つ中で 他とは違う確かな個性と魅力を確立したバンドが、 それも当ブログ管理人の地元である奈良から出てきてくれたことを嬉しく思う。 2017年3月度サブコングランプリ曲の「新しい私になれ」を聴いた時に この先もっとハマる曲を作ってくれるのではと予感したが、本当にそうなりましたよ。 第1位 PREDIANNA「STAND UP」 [公式PV] 「♪きっと解ってた 劣等感ってさ」 「♪負けて終われない そうでしょ Stand up Buddy」 こんなん自分の人生そのものな曲ですよ。何かと劣等感を持って生きてきた、 だがそんな弱さをも跳ね返してやるんだと言わんばかりのパワーがこの曲には詰まってる。 こういう音楽に今までずっと励まされて生きてきた・・・ バッキバキのデジロックサウンドに間奏ではスクラッチ音なども交えた 編曲がまたカッコ良過ぎ。こんなアレンジの曲ってFMラジオなどでは まず流れなさそうな曲だし、サブコンでもどうせ孤立票になるんだろうけど、 今月の1位はこれしか考えられなかったですよ。 (今月の次点) ・elfin'「Luna†Requiem~月虹の宴~」 [公式PV] 全日本美声女コンテストから飛び出した3人組ユニット。 声優アイドルユニットの曲らしい芸術的シンフォニックロックナンバーで 綺麗な声質がより一層引き立っている。フルPVがあればもっと上に入れてたかも。 ・GARNiDELiA「SPEED STAR」 [公式PV] タイトルからして夜の高速道路のカーステレオで流したくような アニソン系デジタルチューン。当初はこの曲が上位候補だったのだが・・・ この月はそれだけレベルが高かった。 ・Juliet「白い三日月」 [公式PV] 2000年代後半に流行した着うた系R&B歌手の代表格。 この系統の歌手の曲は音が軽くて歌詞の中身も薄いというイメージを持っていたが 今回の曲はバンドサウンドでしっかりと聴かせてくれる楽曲で 歌詞の方もまずまず、何よりツインボーカルのハーモニーが綺麗で、 いつの間にこんなに化けたんだ!?とビックリさせられた。今月のサプライズ枠。 ・TЯicKY「バナナの皮を捨てるな」 [公式PV] こんなん笑うしかないだろ。自分もバナナはよく食べるからバナナの皮って 確かに外で食べた時は処理に困る時があるけど、さすがにポイ捨てはしないぞ。 てかこの曲を歌ってるボーカルが一昔前の狩野英孝に見えてしまったのは自分だけか? 楽曲的にも50TAの曲だと紹介されても全然違和感ないし。 ネタ要員枠で岡崎体育との比較になってしまったがこちらも10位以内に入れたかった。
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2017年7月30日日曜日
[私的名曲ランキング] 2017年6月度 マイベスト10
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