RONDONRATS。「DIMENSION TRIP 」 (2013/10/9) 1. to the CONTROL 2. 脳内メカニズム 3. RESISTANCE 4. 時雨 5. 新天地 6. YAGUMO 7. TRAP 8. 凛 9. 歪曲 お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10) 広島出身5人組インディーズバンド、RONDONRATS。の4thミニアルバム。 紅一点ボーカルのMAMIKOさんのキュートかつパンチの効いた歌声が、 エモやパンクの影響を強く受けたバンドサウンドの中に 絶妙に溶け込んでいるというのが、このバンドの大きな魅力です。 随所に入る男性コーラスも、楽曲の中で良いアクセントになっている。 リードトラックである3曲目「RESISTANCE」はそんな今作を代表するかのような名曲。 歌唱も歌詞も弾けまくっており、聴いていてワクワクさせられる。 ポップな曲調の中でうなりを上げるギターサウンドも印象的でした。 それに加えて今作は、アルバム終盤の曲が素晴らしかったです。 7曲目「TRAP」はお琴の音色が飛び込んでくるミクスチャーサウンドに驚かされた。 個人的には水樹奈々「悦楽カメリア」を思い出してしまうような名曲でした。 8曲目「凛」は伸びやかなサビが最高。この曲ってアニソンだったっけ? と思ってしまうぐらいにキャッチーな曲でした(当ブログ的には褒め言葉です) 9曲目「歪曲」はイントロからパンキッシュな疾走サウンドを鳴らすも、 サビでは一転して哀愁漂うメロディをじっくりと聴かせてくれる。 そのコントラストが見事。これには確かな実力を感じさせるものがありました。 最近はメジャーとインディーズの境界線が薄くなっているとはいえ、 なぜこれほどまで素晴らしい曲を作るバンドが未だにインディーズなの? と思わずにいられないぐらいの名作ミニアルバムでした。 即メジャーデビューしてアニメなどの各種タイアップをもらってたりしても全然いいはず。 現在は解散したCHERRYBLOSSOMあたりが好きならば、彼らにもハマるのではと思います。 女性Voバンドが好きな人はぜひチェックしておくべきバンドでしょう。
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2014年1月20日月曜日
[CDレビュー] RONDONRATS。「DIMENSION TRIP」
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