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2013年5月13日月曜日

[CDレビュー]  Zwei「Re:Set」


Zwei「 Re:Set 【 初回限定盤 】 」
(2013/4/24) 

1. Re:Set
2. 純情スペクトラ
3. MONSTER
4. 幻影のメビウス
5. GATEWAY LOVE 
6. オカルティクスの魔女 (Zwei Ver.) 
7. メフィストフェレスの黙示 
8. 風の旋律
9. あの夏の日の想い出
10. ソラノシズク
11. イナンナの見た夢
12. 拡張プレイス
13. 小指のパラドックス
14. Forever More 
お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)




Zweiの3rdアルバム。前作から約8年ぶりのアルバムリリースとなりました。
この8年の間にアニソン&ゲーソン路線へと転向し、そして今作においても
それらのタイアップ曲であるシングル曲5曲&カップリング4曲を
全て収録する形となったため、ベスト盤に近い内容のアルバムとなりましたが、
それでも、長く活動が低迷していた時期があり、このまま解散や自然消滅となっても
おかしくないところを乗り越えて、このニューアルバムリリースまで
辿りつけたということだけでも嬉しく思います。
ついにこの作品をレビューできる日が来たんだと・・・これは感慨深いです。

今作は先行シングル曲である「純情スペクトラ」や「拡張プレイス」
に代表されるかのような、シャープなデジロック中心のアルバム作品となりました。
デビュー当時の頃のような洋楽っぽい雰囲気の曲は今作ではほぼ無くなったものの、
それでも初期の曲も「Dragon」などは曲の雰囲気的にむしろアニソンでないのが
意外なぐらいの曲だと思っていたので、個人的にはそれほど違和感が無く
聴くことができました。
さらには「オカルティクスの魔女」や「イナンナの見た夢」などのような、
シンフォニックな雰囲気を感じさせてくれる曲があったことも良かったです。
そしてこれらどんなアレンジの曲を歌っても、ボーカルのAyumuさんのこの声質があれば、
これぞZweiだという魅力を感じることができる。やっぱり歌声が好きだなと。

アルバムオリジナル曲では、まず1曲目「Re:Set」のカッコ良さに驚かされました。
「ゼロを恐れるな」というサビのフレーズに、抜群の説得力を感じる。
復活、そして更なるパワーアップを感じさせてくれる曲でした。
5曲目「GATEWAY LOVE」は初期路線に近いデジタル系ポップスでこちらも印象的。
そして今作でも一番インパクトを感じたのが7曲目「メフィストフェレスの黙示」。
音楽作品でメフィストフェレスとかいうフレーズを聞いたのは聖飢魔Ⅱ以来だなと
個人的には思いましたが、この曲はそのイメージに遠からずとでもいうべきな、
メタルをデジタルサウンドで作ったかのようなアレンジがスゴい。
サビの疾走感と破壊力のすさまじさは今作でも屈指。これにはやられました!

アルバムの1~8曲目まで、ひたすら疾走感を感じる構成は聴いていて気持ちいいですし
1曲1曲はどれもカッコ良くて、とても気に入りました。
ただ今作を通しで聴いてどうしても感じてしまったことは、各曲のタイトルからして
分かる通り、まさかここまでコテコテのアニソンが中心になるとは、
初期のZweiを知ってる者からすれば思いもよらなかった・・・ということです。
同じアニソン系アーティストの作品でも、水樹奈々やangelaなどは
アニメ作品の枠を外しても良質なJ-POPとして聴ける曲ばかりなのに対し、
このZweiの作品は、特に6、7、11曲目などにおいては歌詞も難解なため、
かなり聴く人を選ぶような内容になっていると思いました。
1、3、5曲目のような一般層にアピールできる曲がもう少しあって欲しかったところ。
とはいえ曲の雰囲気だけでも十分に楽しめるので、別に歌詞を深く考えずとも
何となくカッコ良ければ私的にはそれでいいのです!
女性ボーカルのデジロック系ナンバーが好きな人には、ぜひオススメしたい作品です。



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