飛蘭「 Polaris」 (2010/9/8) 1. Polaris 2. mind as Judgment 3. SERIOUS-AGE 4. AROUSING SOUL 5. Distance point 6. 泡沫の小鳥達 7. scat blue 8. ありがとう ~to dear you~ 9. Dark Side of the Light 10. Day of the fate 11. 飛翔の刻 12. fortitude 13. I sing by my soul 14. Errand 15. spring ~君とのメロディ~ 16. 希望の扉 ~All I can do is singing for you~ お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) 2010年9月にリリースされた、飛蘭(フェイラン)の1stアルバム。 名前からして台湾あたりの出身なのかなと思いきや、実は埼玉県出身の、 主にアニソンの世界を中心に活躍中の女性シンガーです。 今作の作曲・編曲はElements Gardenのメンバー達が担当、 さらに作詞については畑亜貴さんやyozuca*さんといった作詞家が手掛けており、 まさにプロ中のプロと呼べる人達が作った楽曲ばかりなので、 どこからどう考えても良い作品になることは保証済みだったわけですが、 その期待通りの作品になったと思います。 ハードポップ・ロックを軸とした、これぞ私が150%ハマるタイプの作風で、 それでいて編曲がどれも素晴らしい。ドラマチックな展開を見せてくれる曲が多いです。 14曲目「Errand」のサビの途中で転調するところなんかは最高ですし、 さらに10曲目「Day of the fate」では、打ち込み、ピアノ、ヘヴィなギター音などの それら全ての音が曲の中で交わり、まさに息もつかさないほどのすさまじい展開を見せる。 これらの曲は特に、つくづく聴けば聴くほどにすごさを感じます。 それ以外の曲では、メロディの美しさが光るバラード曲「泡沫の小鳥達」、 全英語詞の「Dark Side of the Light」、激しいメタル的なサウンドの「fortitude」 などといった曲も印象的で、曲のバリエーションもそれなりにある作品となっています。 ただ、この飛蘭という歌手・アーティストとしての個性というのは、 まだこの1stアルバムの時点ではあまり感じられませんでした。 1曲目はMay'nの曲にそっくりだと感じましたし、さらに2、3曲目については まんま水樹奈々が歌ってそうなストリングス入りの曲(実際同じ作家が作っていますし) だなと感じました。作風にしてもボーカルにしても、これだという特徴があれば さらに上のステージに行けるのではないかと、1stを聴いた時点ではそう思いました。 そして、2ndアルバム以降はさらにすごいことに・・・
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2012年3月14日水曜日
[CDレビュー] 飛蘭「Polaris」
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