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2012年3月27日火曜日

[CDレビュー]  在日ファンク「爆弾こわい」



在日ファンク「 爆弾こわい」
 (2011/9/7) 

1. イントロの才能
2. こまくやぶれる
3. 爆弾こわい
4. マルマルファンク
5. 城
6. 夜
7. よみがえり (インスト)
8. はやりやまい
9. 毛モーショナル
10. むくみ
11. ピラミッド
12. 才能あるよ
お気に入り度:★★★★★★★★ (8/10)




2011年9月にリリースされた、在日ファンクの2ndアルバム。
この作品を聴くことになったきっかけでもある、アルバムタイトル曲「爆弾こわい」は
1回聴いただけで忘れられないぐらいの強烈なインパクトがあり、
この曲を筆頭に、いい感じでぶっ飛んだ曲が多いアルバム作品となっています。

何より、メロディセンスが日本人離れしている。本格志向のファンクというものを
存分に感じさせてくれます。いわゆるJ-POP的なメロディの曲は5曲目ぐらいでしょう。
このメロディに日本語の歌詞をうまく乗せているというのが、このバンド最大の個性。
そしてその歌詞がまたユニークで、センスを感じさせてくれます。
ノロウイルスに感染した人の姿を歌った、8曲目の「はやりやまい」などは特に面白い。
ただ、4、12曲目のような内輪ネタの歌詞はどう捉えるか・・・
個人的には4曲目の中盤以降はちょっと暴走し過ぎかなと思いました。


アルバムの曲調に関しては、5,11曲目のようなバラード曲もいい味を出してますが、
やはり3、8、10曲目のようなぶっ飛んだアップテンポ曲が一番良かったです。
こういう曲を聴くと、やはりライブパフォーマンスがどんな感じか見てみたくなりますね。




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