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2012年3月20日火曜日

[CDレビュー]  飛蘭「Blood teller」


飛蘭「 Blood teller【通常盤】」
 (2011/11/9) 
   
1. Blood teller
2. PIANOTE





飛蘭の通算11枚目のシングル。2ndアルバムから1ヶ月半後にリリースされた作品ですが、
そのわずか1ヶ月半でさらに進化を遂げたとすら思えてくる、素晴らしい曲を作ってくれました。

まず、タイトル曲「Blood teller」では、
愛する人に「会いたい」と「会いたくない」との間で揺れ動く心の葛藤、愛憎劇を歌う。
「嘆き、恨み、焦り、殺意」といった言葉までもが飛び出す、そんなこの曲は、
以前レコチョクにて発表されていた「歌詞がドロドロしてる曲ランキング」にて
私的にはこれを1位にして欲しかったと思ったぐらい。
そんな愛と憎しみのストーリーを、鋭くもカッコ良く表現したこの曲の世界観がたまらない。
イントロからうなりを上げるギター音と、重厚でハイレベルな編曲、
そして今までの曲の中でも一番歌声にハスキーさを感じる、飛蘭さんの歌唱、
これら全てが説得力抜群。最高としか言いようがないです。


カップリング曲「PIANOTE」は、メロディの美しいピアノバラード曲。
しかしこちらの方は、いかんせんタイトル曲がスゴ過ぎたせいてかすんでしまったかな・・・


そして、この次の作品もすごいことになっているというから・・・




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