浜田麻里「 Gracia (初回限定盤)
」 (2018/8/1) ディスク:1 1. Black Rain [公式PV] 2. Disruptor 3. Orience 4. Zero 5. No More Heroes 6. Lost 7. Melancholia 8. Right On 9. Heart Of Grace 10. Dark Triad 11. Mangata ディスク:2 (初回限定盤のみ) 1. Seventh Sense お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10) 浜田麻里の通算23枚目のオリジナルアルバム。日本一のボーカリストの 約2年半ぶりとなる待望の新作は、序盤の1~4曲目や9、10曲目などでは ハードロック・メタル系の楽曲中心で超絶歌唱を聴かせてくれる一方で、 中盤の5~8曲目などでは90年代を彷彿させるようなポップス中心で 優しい歌声を聴かせる場面も有り。2010年代のアルバムの中では最も幅広い曲調で 歌声の魅力を余すところなく引き立てた作品となりました。 まず1曲目「Black Rain」は2010年代の曲の究極形ともいえる必殺メロスピナンバー。 サビ部分でのハイトーンボイスとビブラートが泣けるほど圧倒的過ぎる。 そして今作では全曲の作詞も麻里さん自ら担当しており、作詞家としても才能を発揮。 「♪鼓動のない平面に 温かい涙は流れない」この序盤の1フレーズだけでグッとくる。 麻里さんの曲は歌唱もメロディも起伏に富んでいて魂の鼓動を感じられるからこそ 聴いていて温かい涙も流れてくる。「♪魂の鋭気よ」「♪燃え上がれよ」 これこそがメタルの王道であり醍醐味。燃え上がれファイヤー!!ってな歌を歌えば 当ブログの脳筋管理人は即感動して即年間ベスト上位入りですからね。 続く2曲目「Disruptor」はミドルテンポで聴かせるハードロックナンバーながら 変拍子の組み合わさった曲展開がドラマチックで、聴けば聴くほどに味わいがある。 3曲目「Orience」で再び神々しい世界観を持った疾走メタルナンバーを聴かせた後、 4曲目「Zero」では超大作バラードを披露。曲のラストの部分で放たれた、 魂の超ハイトーンボイスは聴いた瞬間、時が止まった。思わず凍り付くほどだった。 ちなみに当ブログ管理人は車のカーステレオでCDを聴くことが多いのだが、 この瞬間は呆然となって車を路肩に止めた。車のエンジンも止まった。こんなことは史上初。 それぐらい奇跡的な歌声だったということですよ。 5曲目「No More Heroes」は90年代ポップス風のラブソング。 サビのハイトーンとロングトーンを生かした伸びやかさ抜群の歌唱に加えて ギターソロも迫力がある。90年代の曲よりもさらにパワーアップしていると感じられた。 6曲目「Lost」、7曲目「Melancholia」はラブバラード曲で哀愁を帯びた 美しい歌声を聴かせてくれる。8曲目「Right On」は傷ついた心を癒してくれるような メッセージが込められたアッパーチューンで元気をもらえる。 90年代のガールズポップ時代のアルバム作品は、 個人的にはシングル曲>>>>アルバムオリジナル曲という印象が強過ぎだったのだが、 今作の5~8曲目は全曲シングルでもいけるほどにメロディの質が高い曲ばかりで良かった。 そして9曲目「Heart Of Grace」ではシンフォニックメタルの要素が加わった ドラマチックな重厚ミドルバラード。歌詞に勇者や聖者などといったフレーズが 登場する世界観はアニソンみたいでヒロイックそのもので最高です。 10曲目「Dark Triad」で再び疾走感溢れるメタルナンバーを披露。 こちらも歌詞のカッコ良さ抜群。「♪人は粗暴な生き物だから」 「♪邪悪な影から 私は私をただ守り抜きたい」この力強さが最高。 どこの世界にも粗暴な人はいるものだろうが、それにも立ち向かえるほどに 麻里さんの歌が私に勇気をくれる。メタルは強くなりたい者が聴く最強音楽だ。 11曲目「Mangata」はラストを飾るにふさわしいロックバラード曲で コーラスワークの美しさも際立っている。曲の終盤に行くほどにスゴいのはもはや恒例。 初回限定版のみに付属のボーナストラック「Seventh Sense」は これまたスケール感の際立つミドルチューンでボーナス扱いがもったいないほど。 これまで1980年代~2010年代の長きに渡って歌ってきた音楽の総決算的な作品で 当ブログ史上最大級の衝撃だった21枚目のアルバム「Legenda」(レビューはこちら)にも 並ぶほどの傑作が誕生した。なお今作では22年ぶりとなるオリコントップ10入りも達成。 世間的にはほとんど宣伝されてないも同然であるにもかかわらず こうして再評価されつつあるのは、それだけの圧倒的な実力が口コミで広まっているから。 熱狂的なファンが多いのも特徴だが、そりゃこの歌声を聴けば神格化もしたくなりますよ。 これほどまでに激しく魂を揺さぶられる歌でありながらも、 それでいて抜群に綺麗で美しいと感じさせられるのも大いなる魅力。 ここ最近でハードロック系サウンドを軸に美しい歌声を聴かせてくれた歌手や曲といえば 水樹奈々さんの「WHAT YOU WANT」(レビューはこちら)なども真っ先に思い浮かぶし 他にもバンドだとOctaviagrace、CROSS VEIN、Amiliyahなどまだまだ数多く存在するが 元祖は浜田麻里さんだとあらためて感じた。当ブログでは年がら年中エモいエモいとばかり 言ってるので説得力無いかもしれないが、麻里さんこそが日本一エモいシンガーです。 ライブでもCDで聴く以上にスゴい歌唱を見せてくれるだけにぜひ多くの人に聴かれて欲しいが 今やチケット入手困難な歌手の1人となってしまった・・・また行きたいんですけどね。
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2018年10月22日月曜日
[CDアルバムレビュー] 浜田麻里「Gracia」
2018年1月29日月曜日
浜田麻里「Stay Gold」 (2010/2/17)
2016年1月18日月曜日
[CDレビュー] 浜田麻里「Mission」
浜田麻里「 Mission
」 (2016/1/13) ディスク:1 1. Sparks 2. Dystopia 3. Superior 4. Rin 5. Monster Wave 6. Tears Of Asyura 7. Rainbow After A Storm 8. In Your Hands 9. Carpe Diem 10. Beautiful Misunderstanding 11. Orion ディスク:2 1. Obsidian お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10) 浜田麻里の通算25枚目のオリジナルアルバム。 前作「Legenda」の衝撃はまさに数年に一度クラス、当ブログではこのアルバムを、 そして麻里さんの歌唱を大絶賛したのは未だ記憶に新しいですが(レビューはこちら) 今作もまた、日本一の歌唱力を持った歌手により歌われる、 女性ロックの最高級作品であることが分かるアルバムでした。 2、3、6、7曲目などではその超絶な歌唱力を存分に生かしたハードロックを聴かせてくれる。 だがその一方で1曲目や8曲目以降では、90年代を彷彿させるポップ感のある曲も聴かせたりと 懐の広さも感じられる。純粋な歌唱力もさることながら、持って生まれた声質もまた魅力的。 激しくシャウトする場面なども、声質があまり尖っていないので聴きやすさがある。 なおかつほのかな哀愁や、全てを包み込むかのような円みや優しさも持ち合わせており、 その歌声は、これぞ美声と呼ぶにふさわしいです。 まずディスク1の1曲目「Sparks」は90年代のガールズロックを彷彿させるような ポップなメロディを持った曲ながらも、ギターやキーボードの演奏にはテクニカルな要素が 多く盛り込まれていて、25作目にして更なる進化を実感できる曲となっていた。 歌唱の弾けっぷりはまさにタイトル通り。熱さを感じる歌詞もアルバムのオープニングとしてふさわしい。 2曲目「Dystopia」は壮大かつ神々しいバラード曲。 サビらしいサビがほとんど無く、メロディにキャッチーさはあまり感じられないが それを補って余りあるほどに、曲終盤のハイトーン&ロングトーン歌唱が圧巻過ぎる。 その歌声はいったいどこまで突き抜けていくんだ・・・ この曲は麻里さんが歌わなければ名曲に成りえなかったと思う。というよりも、 麻里さん以外にこんな曲を完璧に歌えてしまう人はいないでしょう。 歌詞カードに載っていない部分の歌唱がこんなにもスゴいという曲は他に聴いた記憶が無い。 3曲目「Superior」では曲調が一気に疾走感を増す。これぞメタルクイーンと呼びたくなる曲。 サビのラストの「♪Set me free!」このハイトーンは思いっきりツボにハマった。 そして極めつけは曲終盤の大サビ。「♪Set me free」「♪Set us free!」「♪Let us go!!」 「♪to the higher ground!!!」とキーがどんどん上がっていくところは ホップ、ステップ、ジャンプそして天空突破!といった感じで超最高です。 4曲目「Rin」は夜明けを感じさせるロックバラード。 この曲も終盤の歌詞カードに無いコーラス歌唱が美しい。 5曲目「Monster Wave」は90年代のポップス路線の曲を担当していた 大槻啓之さんの編曲により作られただけあって、メロディにポップ感がある。 その一方で90年代の曲よりもギターやベースの重低音が効いているのは近年の作品らしい。 てか90年代のアルバム曲にも、せめて1~2曲ぐらいはこれぐらいロック色の強い曲を 収録して欲しかったですよ。私は完全に後追いのファンでございますが。 6曲目「Tears Of Asyura」はこれまた壮大なロックバラード曲。 人生という名の戦いに挑む者たちの姿を歌った歌詞がカッコいい。 7曲目「Rainbow After A Storm」は、今作の曲の中でも最もド迫力を感じる 疾走メタルナンバー。のっけからハイトーンシャウトが炸裂、そしてサビの 「♪storーーーーーーーーーーーーm!!」というハイトーンボイスが泣けるほどにスゴい。 歌唱が聴いての通りとんでもないが、若井望さんの作る楽曲の質の高さもこれまた半端ない。 昨年リリースのソロアルバムの方も絶賛しただけありますね(レビューはこちら) 文句無しの大傑作。2016年の私的No.1ソング候補。 8曲目「In Your Hands」は今作の曲の中で最もポップなアッパーチューン。 間奏のギターソロは聴き応えがある。そして歌詞のメッセージにも元気づけられる。 心が自分の方に向かない日は、誰かのためだけに生きればいい・・・ ここまで歌唱ばかり取り上げてきたが、自作の歌詞についても良い詞を書いている。 9曲目「Carpe Diem」は情熱的なラブソング。曲序盤や終盤ではさも当たり前のように ハイトーンシャウトを聴かせつつも、その一方でサビはキャッチーかつ爽快感満点。 この曲含めて今作で計3曲を作曲している岸井将さんは元So What?の方だったんですね。 現THE冠の冠さんがボーカルを務めていたバンド。この頃から名曲が多かった。 10曲目「Beautiful Misunderstanding」は哀愁漂うミドルナンバー。 歌謡曲テイストを感じるサビメロにはほのかな懐かしさがある。 90年代のガールズポップ歌姫の曲を彷彿させる名曲。 11曲目「Orion」は、曲前半はピアノ・キーボード主体の編曲ながらも 後半にいけばいくほどにバンドサウンドが盛り上がりをみせていく。 アルバム本編のラストを飾るにふさわしい、優しげなバラード曲でした。 ディスク2の収録曲「Obsidian」はピアノとアコギでしっとりと聴かせるバラード曲。 永遠の別れを歌った歌詞があまりにも切なすぎる。2枚組形式にせずともディスク1の12曲目に ボーナストラックとして収録しても良かったと思うが、あえてディスクを分けたのは アルバム作品としてのコンセプトに対するこだわりを感じられますね。 音楽が好きならば老若男女問わず誰もが一度は麻里さんの歌を聴いてみるべきだと、 あらためて推薦したくなる作品でした。聴けばその圧倒的なスゴさが分かる。 前述の通り、その歌唱力は日本一です。ライブだとCD音源以上に感動的。 なので今年のツアーも行きたいところですが、だがつい先日も当ブログの検索ワードで 「浜田麻里 チケット 取れない なぜ」といったワードが出てきてしまった・・・ どうか1人でも多くの人にライブを体験して欲しいと思える歌手なんですけどね。
2014年11月3日月曜日
アクセス解析 2014年10月分
毎月恒例の名物企画の時間がやってまいりましたが、当企画は本日をもって最終回といたします。 終了理由は、自分のブログのアクセス数を晒すのを辞めたかったからです。 先月度もたくさん記事を更新しましたが、来訪者数は伸びるどころか逆に減ってますからね。いかに自分が好きになる歌手・バンドは、今の音楽好きの主流から外れた歌手バンドばかりかってことですよ。 なので、当企画の目標だった来訪者数1日平均100人超えは無理と判断し、企画終了いたします。 そもそもブログなんてのはヒット数とかを気にして書くものじゃないですからね。 今までありがとうございました。約3名ほどの当企画ファンには申し訳ない気持ちです。 ということで来月からは、新企画「検索ワード解析 2014年○月分」がスタートいたします! また新企画でお会いしましょう、内容はほとんど変わりませんがよろしくお願いします! ・・・気をとり直して、10月度の検索ワード紹介のコーナーでございます。 2014年10月度に最も多かった検索ワードは「cdレビュー 禁断のレジスタンス 傑作」でした。 検索数56というのは、ダントツで新記録更新です!
まぁおそらく同じ人が出たり入ったりしただけだと思いますが・・・ちなみに10月度の検索ワードの第2位以下を挙げてみると、 「水樹奈々 禁断のレジスタンス 傑作」 「cdレビュー 傑作 水樹奈々 禁断のレジスタンス」 「水樹奈々 禁断のレジスタンス 空唄旅団」 「空唄旅団 水樹」 「空歌旅団 水樹」 「水樹奈々 禁断 空唄」 「水樹奈々 禁断 エレガ」 「水樹奈々 禁断のレジスタンス エレガ 名曲」 見ての通り、当ブログのアクセス数は奈々様で持ってます。 名指しで当ブログを検索する人がいるというのは嬉しいですね。 だがラスト2つは間違ってますよ、「禁断のレジスタンス」はエレガメンバー作曲ではないのに。 最後に、少数検索ワードにいってみましょう。 「旅の途中 水樹奈々」 まだこんな検索ワードが出てくるか、てか「旅の途中」といえば清浦夏実さんの名曲じゃないか。 もちろん奈々さんが歌っても名曲になったと思いますけどね。 「ハードロック旅団」 現状当ブログはそういうブログになってしまっている。 元々は歌姫系ブログだったはずなのに。そういえば10月度のCDレビューは女性歌手しかやってなかった。 「旅団max」 東MAXみたいで何だか面白いですね。無駄に元気があってよろしい。 「とちゅうえ 音楽」 とりあえず「へ」と「え」の区別ぐらいしっかりしましょう。日本語の乱れた人が多いな! 「bigbang live 男女比」 K-POPの方のBIGBANGは当ブログでは一度も取り上げたことが無かったはずですが、 JAM Projectの5thベストアルバム「Big Bang 〜JAM Project BEST COLLECTION V〜」 なら取り上げたことがありますよ!(レビューはこちら) そうですね、JAMのライブの男女比は6・4ぐらいですかね。むしろ意外と女性ファン多いんだなと思ってしまいました。 そもそもライブにはこれだけ行っているにもかかわらず、女性ファンの方が多かったライブというのがほとんどない。 この中だと筋肉少女帯が4・6で女性の方が多かったぐらいか? 「浜田麻里勢いランキング」 これは面白そうなランキングですね。 もし当ブログで浜田麻里さんの曲の、歌唱の勢いランキングを作るとするなら、 1. Somebody's Calling 2. TIME AGAIN 3. Fantasia 4. Crimson 5. Momentalia といったところですかね。 あれだけ絶賛した「Crimson」よりもまだ上があるというからスゴい。 「ビジュアル バンド 異色 インディーズ 坊主 90年代」 そんなバンドいたのか!? 検索してみましたが誰のことなのかは分かりませんでした。 THE冠はヴィジュアル系では無いはずだし・・・ 「歩むスピードは誰しも違うものさ 自分なりの速度で向かっていけばいい」 長い長い! SUN OF A STARVE「Progress」という曲のサビの歌詞でございますが(レビューはこちら) この検索ワードの長さは史上最長記録じゃないだろうか? 「しょこたん たむらぱん 楽曲 あってない」 何でも歌えるはずのしょこたんに、これは合わないとファンから言われる曲があるとは・・・ ちなみにこのワードで検索したら、私のブログより先にアニソン鹿さんのブログが出てきました。 「トランスメタル -トランスメタル化」 謎の二重検索。とりあえず、BLOOD STAIN CHILD「STARGAZER」は最高です。 「つーつつつー オッ?オッ? 洋楽 男性」 何だこのモールス信号みたいな検索ワードは。洋楽は詳しくないので残念ながら分からないです。 「奈良県だけ警報でない」 やっぱり奈良県民はみんなそう思ってたか! 関西の他の県は警報が出てるにもかかわらず、 奈良だけ警報が出なかったり、出てもいち早く解除されたりで学校を休めなかったという、 そんな辛い目にあった人たちは今でもたくさんいるんでしょうね。こんな画像まで出回るぐらいですからね。奈良地方気象台は仕事をサボってるのか!? (参考記事 http://tou.ch/news/article/6434660/) なので大人になっても未だに、海沿いの地域は波浪警報が出ると学校休めるのかなとか 考えてしまうのは・・・さすがに私だけでしょうか?
2014年1月23日木曜日
[ライブレポ] 浜田麻里「30th Anniversary Mari Hamada Live Tour」
1月19日(日曜日)、大阪・Zepp Nambaにて行われた、 浜田麻里さんのライブに行ってきました。 昨年に空前のマイブームを起こした歌手のライブに、念願の初参戦です。 [セットリスト] ・Forever ・Nostalgia ・Private Heaven ・Heart and Soul ・Tricky World ・Sing Away ・Fugitive ・Mirage ・Runaway From Yesterday ・Soleil ・My Tears ・Historia ・Stay Gold ・Momentalia ・Ilinx ・Blue Revolution ・CALL MY LUCK (アンコール1) ・Heartbeat Away From You ・Spacer ・Misty Lady ・Return to Myself (アンコール2) ・Canary 上記セットリストは「LiveFans」より引用させて頂きました。 今までいろんな歌手やバンドのライブに行ってきましたが、 このブログを以前から見てくれている皆さんなら分かる通り、 私はライブに参戦する時は、アップテンポ曲では思いっきりノリまくります。 曲に合わせて拳を突き上げたりするのは当然のこと。 そうやって我々ファンも一体となって、ライブを盛り上げるんだと、 でないと一生懸命歌ってる歌手や演奏しているバンドの皆さんに失礼だと思ってしまう。 まぁ意識しなくても体が勝手に動くのですが。 しかし今回のライブでは、上記の自分の中での鉄則が崩れてしまいました。 その理由は、麻里さんの歌唱があまりにも凄過ぎたから。 ライブ前半は、80年代後半~90年代にリリースされたポップス曲が中心の選曲でしたが、 そういった曲の中でも自然な形でハイトーン、ロングトーン、ビブラートを次々と交え、 その度に、思わず聴き入ってしまう。突き上げたはずの腕も空中で停止してしまう。 0.1秒たりとも、この伸びやかな歌声を聞き逃したくないと思ってしまうから。 こんなことは初めてでした。これほどまでに序盤から超絶級の歌唱を連発して、 果たして後半まで持つのか!? 途中で喉が疲れないのか!? と思ったのですが、これが持ったんですよね・・・ 声量は抜群、そして表現力も抜群で、歌に魂がこもっていて、 それでいて音程の方も完璧だというから、最高としか言いようが無いです。 そんな前半の曲の中では、2曲目「Nostalgia」は私が初めて麻里さんを知った曲なだけに 印象に残りましたし、聴けて良かったです。この曲がリリースされた1990年といったら まだ小学校に入りたての頃だったはずですが、良い曲は子供心にも残るものなんだなと。 まさかあれから約20年後に生で聴けるとは、当時はとても想像できなかったですね。 9曲目「Runaway From Yesterday」が終わった後、 楽器隊の皆さんが一旦引き上げるのを見て、途中休憩かな・・と思いきやすぐさま、 ステージ上に残った麻里さんと、コーラス担当のERIさんとの2人によるアカペラで、 「Soleil」を歌ってくれました。美しい歌声のハーモニーでした。 そして再び楽器隊の皆さんが登場、続いてはバラード曲「My Tears」が。 麻里さんはこの曲を歌い終えた後に礼をして一旦退場。ここで休憩かな・・と思いきや、 「My Tears」の長いアウトロが終わった直後、なんとすぐさま「Historia」 のイントロが流れてきました。これは意外な展開。 そして、衣裳チェンジをした麻里さんが再びステージに登場! 「My Tears」のアウトロから「Historia」のイントロまでの約2~3分の間で 衣裳チェンジだけして、休憩は実質無しで後半戦に入るのか! これには驚きました。前半あれだけ飛ばしておいて休憩無しで後半持つのか!? と思ったのですが、これが持ったんですよね・・・ そしてここからは「Historia」「Stay Gold」「Momentalia」「Ilinx」といった、 2000年代以降にリリースされたハードロック系の曲が続き、 これには興奮しまくりでした。どれも大好きな曲なので聴けるのを楽しみにしてました。 その中でも「Stay Gold」の終盤の大サビの「♪ステイゴーーーーーーーーーーールド!」 という超高音ロングトーンシャウトは、この日一番の衝撃。もはや固まってしまった。 CDで聴いてもこの歌唱は凄過ぎると思うのに、 ライブでCD以上のものを聴かせてくれたというのだから・・・ そしてデビューシングルの「Blue Revolution」。これが1985年の曲とは思えないです。 今聴いても全く古さを感じさせない。この曲もキーがすさまじく高い。 当時こんな曲、そしてこんな歌手が出てきたらその時はさぞ衝撃的だっただろうなと思います。 アンコールも含めて計22曲を歌ってくれましたが、 実はその3分の1ぐらいは初めて聴いた曲でした。個人的に期待していた 2000年代以降の曲が少なかったのは、30周年記念ツアーだったためでしょうね。 「Crimson」と「Somebody's Calling」はぜひ聴きたかったのですが。 MCは必要最小限といった感じでした。それでいいです。歌唱をたっぷりと聴きたいので。 しゃべり声の方も綺麗だなと感じました。さらにルックスの方も・・・ 年齢のことを言うのは失礼なのかもしれませんが、本当に51歳なんですか。 こんなにも美人な51歳ってそう滅多にいないですよ。 そしてMCの中では「女性ロックは当時初めてだったから色々大変なこともあったけど」 という一言が、印象に残りました。当ブログでは今までたくさんの 邦楽女性Voバンドや女性ロック歌手を取りあげてきましたが、 そうだったんだ、それら日本の女性ロックの元祖は麻里さんなんだと・・・ 近年では、けいおんブーム以来バンドを始める女の子が増えたらしいですが、 その子たちはジュディマリとかは知っていたとしても、 浜田麻里さんって知ってるのかな・・と思わず考えてしまいました。 なぜこんなことを思ったかというと、 今回ライブ会場に入ってみて、個人的にまず最初にあれ?と感じたことは、 ファンが自分より年上の人しかいないじゃないか・・ということでした。 同じベテラン歌手でも、去年に参戦した筋肉少女帯のライブは、 老若男女幅広い層のファンがいたのと比べると、麻里さんのファン層の幅は狭いです。 この現状は惜しいと思わずにはいられない。もっと多くの人に知られるべき。 しかし10代や20代にはまず麻里さんを知る機会が無いのだろうなと思います。 昨年は約20年ぶりのテレビ出演が大きな話題になりましたが、 この勢いで、ロックフェスとかに出てもいいと思うんですけどね。 あの歌唱をフェスでやったら間違いなく新規ファンになる人続出でしょう。 さらにレコード会社ももっと売り込みをかければいいのにと思いますね。 せめて新曲のPVぐらいはちゃんと作って宣伝して欲しいです。 昨年はふとしたきっかけで聴いた、麻里さんの最新アルバムにハマりまくり、 そのCDでの歌唱を聴いただけで、彼女は日本一の歌手だと確信させられましたが、 しかし客観的に考えてみれば、ライブにて生歌を聴かないことには 本当に日本一かどうかは分からないはず。なのでこの日を楽しみにしてました。 そして念願叶ってライブで歌唱を聴くことができたので、あらためて言えます。 やっぱり日本一の歌手でした。 ぜひ再ブレイクを願いたいです。日本中、そして世界中の音楽ファンにもっと評価されるべきだ!
2013年10月11日金曜日
[CDレビュー] 浜田麻里「Aestetica」
浜田麻里「 Aestetica
」 (2010/2/17) 1. Stay Gold 2. Somebody's Calling 3. Unconscious Beauty 4. Stella 5. Crescendo 6. Steps In The Sand 7. Times 8. Universe After Rain 9. St.Radiance 10. Stand Out 11. Once Again お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10) 2010年にリリースされた、浜田麻里の通算23枚目のオリジナルアルバム。 今作はHR/HMとポップスの割合が3対7ぐらいのアルバム作品となっており、 そのどちらにおいても実力を存分に発揮した作品となっています。 まず、壮大でシンフォニックなイントロから始まるハードロックバラードの 1曲目「Stay Gold」は、楽曲・歌唱ともに、あまりにもスゴ過ぎて言葉にならない。 それでもあえてこの曲の持つ力を一言で表すならば、大地が割れるかのよう。 曲の後半にいくほどにキーがどんどん高くなっていくのも圧巻。 ラストの大サビの「♪すていごーーーーーーーーーーーーーーーーーーるど!!」 というハイトーンシャウトは、何度聴いても鳥肌が立つ。 そして2曲目のメロスピナンバー「Somebody's Calling」もスゴ過ぎる。 抜群の疾走感、テクニカルな演奏、最高にカッコいい歌詞、どれも素晴らしいの一言。 さらにこの曲も後半にいくほどにキーがどんどん高くなっていく。 ラストの大サビの「♪でいばーいでーーーーーーーーあぁぁーーーあああぁぁーーーーーーー!!」 という前曲をも越える超ハイトーンシャウトを聴いて、もはやこう思いました。 あなたが世界一の歌手です。洋楽をほとんど知らない私が世界とか言う言葉を使う資格は 無いかもしれませんが、私が今まで見てきた世界の中では文句無しで1番です。と・・・ 3曲目以降は、90年代の曲を思い起こさせるようなポップス系の楽曲が 多く収録されており、こちらも軒並み質が高いです。 5曲目「Crescendo」や6曲目「Steps In The Sand」といったミディアムナンバーでは その哀愁を帯びた美しい歌声が、曲の良さを見事に引き立てている。 9曲目「St.Radiance」は切ない雰囲気の中にも、愛を感じることができる曲で 聴いていて癒されます。歌詞の通りに、この曲を歌う麻里さんが聖者に見えてくる。 10曲目「Stand Out」は後半の曲の中では一番ハードな曲。 悲しみを振り払うかのように突き進む姿を歌った歌詞が印象的ながらも、 曲の雰囲気自体は明るいので、聴いていてとても痛快でした。 初期路線ともいえるメタル系の曲も存在感を放っていますが、 全体的にはポップな曲が多いので、近年の浜田麻里の作品を聴いてみたいと思う人には 今作から入るのが一番いいのではないかと思いました。 しかし私的には1、2曲目があまりにも圧倒的過ぎて3曲目以降は当初印象が薄かった。 それでも聴きこむほどに、3曲目以降の曲もやっぱり良いなと思いましたね。 早くライブにも行ってみたい! 特に、この動画の0:41秒地点で歌われている 「Stay Gold」はいつかぜひ生で聴きたいです。
2013年6月23日日曜日
[CDレビュー] 浜田麻里「Legenda」
浜田麻里「 Legenda
」 (2012/2/15) 1. Crisis Code 2. Momentalia 3. Heartstorm 4. Crimson 5. El Dorado 6. Forest 7. Ransei - Conscientia 8. The Greatest Cage 9. Etranger 10. Get Together 11. Aurea お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10) 2012年にリリースされた、浜田麻里の通算24枚目となるオリジナルアルバム。 1983年に「麻里ちゃんはヘビーメタル」というキャッチフレーズを引っ提げ メジャーデビューしたことからも分かる通り、初期の頃は主にHR/HM系の曲を歌う、 日本における女性Voメタルの元祖ともいえる歌手でした。 その後徐々にポップス路線へと転向してからは、「Return to Myself」が オリコン1位を獲得するなどし、80年代後半~90年代にかけて数多くのヒット曲を 生み出しましたが、その中で個人的には何曲か好きな曲はあったものの、 私の中では彼女は90年代のガールズポップ歌手の中の1人でしかありませんでした。 しかし、海外のミュージシャン達を迎えて作った今作は、かつてのHR/HM路線が復活。 どの曲もメロディアスで聴きやすさを持ち合わせつつも、それでいてハードロック。 特に2曲目「Momentalia」や7曲目「Ransei - Conscientia」といった曲は ガチのメロスピナンバーとなっていて、そのサウンドの迫力は圧倒的。 力強くもどこか哀愁を帯びた歌声との組み合わせも絶妙です。 さらにはバラード系の曲も軒並み素晴らしく、特に9曲目「Etranger」は たまらないぐらいの美しさと憂いを帯びた、大傑作ロックバラードでした。 そして今作は本人自作の歌詞の方も、ダークな一面を覗かせつつどれもカッコ良い。 大地や天空といったスケール感のある世界観が広がっているのも素晴らしく感じる。 5曲目の「El Dorado」は、遥か遠くの楽園の地へと向かって旅を続ける人々の姿が 目に浮かぶかのようなミディアムバラード曲で、この曲は聖飢魔Ⅱの「EL.DO.RA.DO」にも 負けずとも劣らないぐらいの名曲だと感じました。 10曲目「Get Together」は、「Return to Myself」を思い起こさせるような 明るくポップな雰囲気の曲で、こういう曲が後半に入っていたのもまた良かったです。 このように楽曲はどれも最高レベル。しかし、今作のスゴさはこれだけではなかった。 それ以上に、何よりも一番圧倒的だったのは・・・・ これぞ本物の歌手だ!と絶賛せずにはいられなくなる、浜田麻里さんの歌唱力でした。 1曲目「Crisis Code」から十分に上手い歌唱を聴かせてくれてましたが、 本当に驚いたのは、まず2曲目の「Momentalia」のサビのラストからでした。 「♪抱けよモメターーリーーアーーーーーーーーーーーーーーーーー~~~~~~~~~~~~」 これには、どこまで伸びていくんだ!?ここまでロングトーンが伸びる上に その後半に美しいビブラートまで聴かせてくれるなんてスゴい!と思いました。 さらに3曲目「Heartstorm」では、またしてもサビでロングトーンが聴ける。 そして曲の最後の最後でここまでの最高音記録を更新する「♪はーすとぉぉーーーーーーーーーーーーーーぁぁあぁぁぁーーーーーー~~~~」 これまたどこまでハイトーンが伸びていくんだ!? どうしたらこんな声が出るんだ!? そして極めつけは、今作最大のキラーチューンである4曲目「Crimson」。 この曲は疾走感と解放感抜群のメロディだけでも素晴らしいのに、それに加えて 1番サビのラストで「♪くりぃーむぞぉぉぉーー~~~~~~~~~~ん!」 という超絶ハイトーン歌唱まで炸裂するというからまさに圧巻。 さらに2番サビのラストで、ここまでのロングトーン&ビブラート記録を更新する 「♪くりぃーむぞぉぉぉーーー~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん!」 そして曲のラストでまた「♪くりぃーむぞぉぉぉーーー~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん!」 さらにもう1回「♪くりぃーむぞぉぉぉーーー~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん!」 ようやく曲が終わったかと思いきやまた最後に「♪くりぃーむぞぉぉぉーーー~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん!」
スゴい!!スゴ過ぎる!! なんだこの、序盤から怒涛のホームラン攻勢を見せられた上に中盤には伝説のバックスクリーン3連発までもが飛び出したかのような、信じられないぐらいの衝撃! さらに7曲目「Ransei - Conscientia」ではアウトロで徐々にフェードアウトしながら 「♪ウォーーーーーーーーーーーアアアァァーーーーーーー~~~~~~!」 と、ここまでの最高音記録をまたしても更新。まさかここで更新するとは! これぞ悶絶級の歌唱。もはや日本一です。決して大げさではありません。 本日をもちまして、もし「日本で一番歌が上手い歌手は誰だと思いますか?」と聞かれた場合には、迷わず浜田麻里さんであると答えることを宣言いたします。 ここまで歌手としての歌いっぷりに衝撃を受けたアルバム作品は、 2009年にリリースされた、北出菜奈の3rdアルバム「Bondage」以来です。 (こちらの作品は聴き手以上に歌い手が自ら悶絶するという、ある意味問題作でしたが) 音楽の好みは人それぞれあれど、今作を聴いて凄さを感じない人はおそらくいないでしょう。 まさに歴史的傑作。海外のミュージシャンも参加したのであれば、なおさら世界中に この歌声が轟いて欲しいと思いました。地球の裏側まで突き抜けるがいい! 以上をもちまして、当ブログの記念すべき300作目となるアルバムレビューを 終わりたいと思います。くりぃーむぞぉぉぉーーー~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん!
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いかに自分が好きになる歌手・バンドは、今の音楽好きの主流から外れた歌手バンドばかりかってことですよ。
なので、当企画の目標だった来訪者数1日平均100人超えは無理と判断し、企画終了いたします。
そもそもブログなんてのはヒット数とかを気にして書くものじゃないですからね。
今までありがとうございました。約3名ほどの当企画ファンには申し訳ない気持ちです。
ということで来月からは、新企画「検索ワード解析 2014年○月分」がスタートいたします!
また新企画でお会いしましょう、内容はほとんど変わりませんがよろしくお願いします!
・・・気をとり直して、10月度の検索ワード紹介のコーナーでございます。
2014年10月度に最も多かった検索ワードは「cdレビュー 禁断のレジスタンス 傑作」でした。
検索数56というのは、ダントツで新記録更新です!
こんな画像まで出回るぐらいですからね。奈良地方気象台は仕事をサボってるのか!?
(参考記事 http://tou.ch/news/article/6434660/)
なので大人になっても未だに、海沿いの地域は波浪警報が出ると学校休めるのかなとか
考えてしまうのは・・・さすがに私だけでしょうか?