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2019年7月4日木曜日

[ライブレポ]  MOMENT KINGDOM 2019(ACTIVE GIRL、アンテナ、G-girls、GRAND FAMILY ORCHESTRA)

(前記事はこちら)

この後の12時頃には一旦札幌芸術の森を出て、苫小牧で開催されたTHE武田組の
ワンマンライブに行ってきました。(レポはこちら)そしてまた16時半過ぎに
再び札幌芸術の森に戻ってきて、バンド勢3組とDJの皆さんのライブを観ることに。



・ACTIVE GIRL

こちらも北海道札幌市出身、平均年齢22歳の女性2人組バンドで
この日はサボートメンバーに男性ドラマーを加えた計3人でステージに登場。
名前だけは聞いたことがあった、今回唯一(?)のガールズロック系バンドということで
期待していましたが、率直な感想を言うともうちょいアクディブさが欲しかった。
ボーカルの歌声がチャットモンチーみたいでふにゃっとした感じなのも個人的にはうーん。
ラストナンバーで披露された曲には勢いを感じられたのでその調子でいってくれれば。



・アンテナ

[セットリスト]
・もうすぐ冬になる
・あいたたた
・こきげんよう
・ピザ取るから
・深い深い青
・ありんこ

こちらは東京からやってきたバンドで名前だけは聞いたことがあったので
なんとなく観に行ってみることに。キーボードやギターのメロディに幻想的な雰囲気を
感じられたのが良かった。ボーカルはスピッツみたいで完全に苦手なタイプなのに
それでもこの日のライブでは意外といいなとすら感じられたのは、
これぞ生のライブならではの魅力ということでしょうね。思いが伝わるものがある。



・G-girls
[セットリスト]
  
本日の私的メインアクトかつフォロワーさんである、北海道で活躍中の2人組DJユニット。
実はこの前にもDJの出演者を2組ほど観ましたが、それらとは一味も二味も違った
2人組ユニットならではのパフォーマンスが数多く観られたのが
何より新鮮で良かった。曲と曲の間のつなぎを聴くのも面白かったし、
さらにがわねりさんがエアドラムを披露したり、レッツゴーさんが電気グルーヴの
「富士山」でネタを仕込んで観客を笑わせてくれたりなどもあって最後まで盛り上がった。
なおそのネタの内容はSNSにあげないでくれという要望があったので省略いたします。
危ない危ない、そう言ってくれなければここぞとばかりに書いてたところだった。
ラストナンバーとなったブルーハーツの「人にやさしく」ではサビの最後のフレーズの
「がんばれ!」を観客に振るも誰もレスポンズせず。これには2人揃ってズッコける。
ということでもう1回やり直しとなり、最後にまた振られた時には
がんばれ!と言ってやりましたが、そこはあえて言わない方が面白かったのだろうか?
なおDJの皆さんが出演する会場は前出演者まで観客数が1ケタしかいなかったのだが、
G-girlsの登場で観客が2ケタに増えたのはさすが北海道のDJ界での人気ユニットだなと。
欲を言えば2つの曲をミックスして1つの曲として流す「マッシュアップ」も
聴きたかったが、それはDJがわねりさんのソロでしかやらないのかな?
また北海道に来た時にはDJイベントに行ってみたいですね。
当ブログではかつて毎年北海道旅行に行きたいと宣言してたこともあっただけに。



・GRAND FAMILY ORCHESTRA

[セットリスト]
・TAXI
・早く寝なさい
・リンディンドン
・オー晴レルヤ!!
・ユリーカ
・ラバーソウル
・黄金になる

2016年結成、東京からやってきた4人組バンドで本日の出演者の中で唯一
個人的に好きな曲があったバンドだということからひそかに期待してました。
3曲目の「オー晴レルヤ!!」から観ましたが、この曲も含めてメロディが
ラテンっぽい曲が多く、躍動感ありまくりのライブでこちらも最後まで盛り上がれた。
一番聴きたかった「リンディンドン」は来る前にやったようで聴けなかったのが
惜しかったところだが・・・ MCでの話によると前回札幌でライブ予定があった時は
来られなくなったそうで、それだけに今回は音楽にかける気迫をより一層感じられた。
なんでこんな良い曲を歌うバンドが2度も大きな不幸に見舞われなければならなかったのか。
どうかそれを乗り越えて報われる日が来て欲しいと思う。


北海道を中心に活動する若手アーティストが多数出演する音楽フェス。
こういうのがあればそりゃ地元音楽シーンは盛り上がるだろうなと思う。
観客数は少なかったものの充実した内容だったと思いました。ただ北海道といえば
当ブログ管理人の中では優秀な歌姫が次々と生まれる土地だというイメージがあるだけに、
女性歌手の出演者が少な過ぎる気がしたのは惜しいところかなぁ。だがそれでも、
芸術の森と称された会場でロックフェスやDJイベントが開催されるという
札幌市は本当にうらやましい。これが自分とこの地元ならば、
芸術の森で音楽となればクラシック音楽のライブしか開催されないだろうから(参照)
以上でございます。長文となった北海道遠征の記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。



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