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2019年7月25日木曜日

[CDアルバムレビュー]  ジュリアナの祟り「あーもー!アモーレ!!~アイツのタタリ~」


ジュリアナの祟り「 あーもー!アモーレ!!~アイツのタタリ~(アイツのメジャー盤)」
(2019/3/12)

1. あーもー!アモーレ!!~アイツのタタリ~
2. トーチライトカモガワ
3. キミリウム
4. the end
5. 【事勿れ主義】SNSメッセンジャー【痛い人】
6. バブリー革命~ばんばんバブル~
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




ジュリアナの祟りのメジャー1stミニアルバム。「現代版ジュリアナ東京」を
コンセプトとした男女ツインボーカル擁するバブリーなトランスポップロックバンドで、
バンド名はTV番組の企画によりビートたけしさんが命名したという経歴も特徴的。
当ブログではインディーズ時代から、無料を通り越して3円あげちゃうワンマンライブに
行ったりなどして(レポはこちら)注目し続けていただけに、
そんなバンドがメジャーデビューとなるとそりゃ嬉しいものですよ。

まず1曲目「あーもー!アモーレ!!~アイツのタタリ~」は現代版ジュリアナと
呼ぶにふさわしい、バブリーなデジタルサウンドで一緒にガンガン踊れる曲。
男性ボーカル兼ドラム担当の江夏さんがメインで歌う曲でもあり、
その歌声はヴィジュアル系バンドのボーカルに近い。一見した感じでは
チャラ男パリピウェイウェイ系な曲なのに、歌詞の中身は意外なまでにしっかりしてるのは
さすがだなと思ったしお笑いコンビのEXITにも通ずるものがある。それだけにブレイク期待。

2曲目から4曲目までは女性ボーカル担当で神主の蕪木蓮さんがメインで歌う。
「トーチライトカモガワ」はメランコリックな歌謡曲風ミドルチューンで
江夏さんが好きなバンドだと公言するサザンオールスターズの影響を感じるものがある。
3曲目「キミリウム」は聴かせるバラード曲でこちらも2曲目同様懐かしさがある。
4曲目「the end」はこれまで以上に迫力を増した歌唱に加えて間奏が
まるでCyntiaの曲みたいにメタリックで、劇的な展開美を感じさせられた。
今作の中で一番驚かされた曲であり文句無しの傑作。これは思わぬ掘り出し物。

5曲目「SNSメッセンジャー」は江夏さんボーカル曲で先ほど紹介したライブレポでも
絶賛した曲。ユーロビートにのせてSNS時代を歌う様が現代的で共感を呼ぶ。
やっぱりSNS、特にツイッターなんてハマるもんじゃないですよ。
6曲目「バブリー革命~ばんばんバブル~」は2016年のインディーズデビュー曲であり
今年1月にはメジャーデビューシングル曲としてもリリースされた現時点の代表曲。
これが3回目のCD収録になるというのはさておき、インディーズ時代の音源と比べると
よりバブリーなデジタルサウンドとなっていて一層盛り上がれる曲に生まれ変わった。
1度聴いただけで耳に残るほどに覚えやすくて一緒に踊れる。これほどまでにキャッチーな
デジタルアッパーチューンは個人的には初期のm.o.v.e以来なんじゃないかと思うほど。
さらに男女ツインボーカルのコンビネーションが発揮できているのも良い。
ツインボーカル体勢を生かした曲が今後さらに増えれば一層面白くなるはず。

やっぱりバブリーで華やかなバンドって大好きだなと思えた作品でした。
デジタルポップが好きな人にもおすすめできると同時にバンドサウンドを生かした曲や
しっとり聴かせる曲などもあって、多彩な楽曲の宝石箱。それだけに惜しむらくは、
曲のストックはまだまだたくさんあるにもかかわらず6曲しか収録されなかったこと。
この調子で10曲以上収録してフルアルバムとしてリリースしていたならば
当ブログの年間ランキング1位も狙えるぐらいだったのに。
それともこの後にフルアルバムを出す予定があるのだろうか?
バブリーさが売りのバンドなのだから、1stフルアルバムは収録可能時間いっぱいの
80分全17曲ぐらい入れてくれますよね? そうなるとラストナンバーはおそらく
「バブリー革命~ばんばんバブル~」で計4度目の収録となることを予想いたしますが。
そんなことはさておき、今年の5月にバンド名を「エナツの祟り」に改名したのには驚いた。
令和最初の改名で、6月のワンマンライブはジュリアナの祟りという名前で出るといった
記事を見た限りでは単なる話題作りで、すぐ戻すのかと思いきやワンマン終了後もこの名前。
ジュリアナの祟りというバンド名は個人的にはとても好きだったんですけどね・・・
時代の流れの中でポイ捨てされたジュリアナ東京的な音楽の復讐ってカッコいいじゃないか。
せっかくビートたけしさんが付けてくれた名前を捨ててしまっていいのか?
たけし軍団と決別してしまっていいのか?当のたけしさんは奥さんと決別したようだが。
YouTubeの公式チャンネルの動画の数々もなぜかほとんど消されてしまったようだし、
今後の活動は本当に大丈夫なのか不安・・だがそれでもブレイク候補として期待し続けますよ。






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