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2016年9月8日木曜日

[日記]  歌ネタ王決定戦2016の感想

歌と笑いの融合、今年で第4回を迎える歌ネタ王決定戦。昨年度もこのブログでは
歌ネタ王決定戦2015の感想を書いており、今回も楽しみにしてたのですが
だが今年もこの番組は関西ローカルでしか生放送されてなかったんですね。
夜8時から2時間も放送されていると全国ネットの番組なのかなと思ってしまうんですよ。

今回はまず審査員に大友康平さんがいるというのが良い人選だなと思いました。
「水曜日のダウンタウン」では自身の歌をネタにされてましたね! (参照あの放送を見て一気にファンになってしまいました。なんて魅力的なボーカリストなんだと・・・
なのでカバーアルバムも聴きましたよ。「遠くで汽笛を聴きながら」のカバーが最高でした。
まぁそれでもやっぱり一番好きな曲はアニメ「MAJOR」主題歌でおなじみの「RIZE」なんですけどね。「♪終わらない夢を~」



[1stステージ]

・トット
「仏教アイドル」 アイドルネタの正統派漫才。
近年は本当にいろんなアイドルが世に出てきてるだけに、
魔界からやってきてファンに土下座させるアイドルなどを見てきた者としては(レポはこちら)
こういう仏教キャラのアイドルも普通に有りなんじゃないのと思ってしまった。
ボケに意外性が足りなかったからかなぁ・・もっと飛びぬけたものが欲しかった。


・シャンプーハットこいで
「許せない犬」 今年のR-1と同様のスケッチブックネタで歌ネタという感じがしない。
肝心のネタの中身も、ガブっと噛むというボケ頼みで結局ワンパターンだし、
何より最後のオチは自分が審査員なら0点つけてたと思うぐらい気持ち悪かった。
R-1ぐらんぷり2016の感想にも書いたがどうも自分にはこのお方のイラストネタは合わない。
つけ麺屋さんの相方と漫才だけやっていて下さい!


・かまいたち
「受験」 実際に受験会場であんなに声出して歌ったら退場させられますよね!
B'zの曲の「♪ヘイ!」に「ケ」をつなげて平家にしたり
ドラえもんの歌から墾田永年私財法に無理やりもっていったりしたのには
腹抱えて笑ってしまった。3組目でやっと面白いのが出てきてくれた。


・まとばゆう
「手短に名作アニメ」 女性ピアニストとしての経験と実力をこれでもかと感じられる。
こういう出場者を待ってたんですよ、これぞ歌ネタ王決定戦にふさわしい。
テンポの良いピアノ弾き語りネタに思わず聞き惚れてしまいました。ポスト清水ミチコ。
審査員の中にはもっと緩急が欲しかったと言っておられる方もいましたが、
テレビ初出演でこれだけやれれば十分でしょう!ファイナルステージに行って欲しかったですね。


・ゆたかな真也は一の介
「取り立て」 ザ・吉本新喜劇。子供の頃から見慣れたコテコテの大阪のお笑い。
審査員のヒロミさんは関東出身なので生で初めて見て面白かったと高評価でしたが
実際関東の視聴者に見せたらハマる人とハマらない人とでくっきり分かれると思う。


・チョコレートプラネット
「見たことないやつ」 もはや歌ネタではなく小道具ネタ。
靴を履くというやりとりだけて笑いをとろうとするのは物足りない。


・どぶろっく
「言いたい事がある」 貫禄のステージ。今回はボケが面白いという以上に、
ミュージシャンとして良いなと・・シブくてカッコいい、これはライブにも行ってみたい。
ちょうどサブコン2016年8月度シングルでこの曲を試聴したばかりでしたが
あらためて聴くと、江口さんのボーカルは8月度エントリー歌手の
他のどの男性ボーカルよりもいい味出してるのではと思ってしまいました。

会場の笑いの量が少なかった気がした時点で今回は厳しいのかなと思いましたが
それでもファイナルに行って欲しかったですね。
しかし審査員のハイヒールリンゴさんの下ネタ期待してた発言には笑ってしまった。
前回とは逆に1stで下ネタをやってファイナルでゴールデン向きのネタをやれば優勝できたのでは?


・2700
「ツネ免許試験所」 ドリカムの未来予想図を歌ったことぐらいしか覚えてない。
500本もネタを持ってるというのであれば今回は選択ミスだったとしか思えない・・・


・ラニーノーズ
「音楽性の違い」 ツインギターで登場、普段はお笑い以外にバンドもやってるとのこと。
こういう出演者こそが歌ネタ王にふさわしいんですよ。
恋愛キャラと社会派キャラの2人という設定勝ちですね。
肝心のボケ自体はベタに感じたが、それを歌とキャラ設定でカバーしてたというか。



[ファイナルステージ]

・ラニーノーズ
「ラップバトル」 1stステージと全く違う音楽性で勝負してきた。
それでいてこのラップのクオリティ。中国語ネタをやってる芸人って本当に中国語を
しゃべってるのかというのは微妙に気になるのだが、よくぞここまで器用にネタをできるものだ。
ディスるラップというのは苦手なのだがこのネタはそれなりに楽しめましたね。


・ゆたかな真也は一の介
「バンド練習」 芸歴50年近い島田一の介師匠が必死にボイスパーカッション(?)を
やっているというだけで面白いじゃないか・・・
もはやこれは反則だ。肝心のボケ自体は全然大したことない。


・かまいたち
「替え歌」 1stステージのネタが歌ネタとして出来過ぎだっただけに
それに並ぶ歌ネタは無いんじゃないかなと思ってましたが案の定・・・
ファイナルステージが全て終わった時点ではラニーノーズ優勝だなと思ったものでした。



優勝はかまいたち。おめでとうございます。だがこれには正直ビックリしてしまった。
純粋にお笑い芸人としての実力だけならば賞レースで優勝してもおかしくないものを持ってるが
歌ネタ王という観点からだと・・・どぶろっくが一番王者感あるように思うのだが、
ただ仮にファイナルに行ったとしても最後は下ネタに走って自爆するのが見えてるので(笑)
私の中ではまとばゆう優勝です。歌手デビューも期待したいと思えるピアニストでした。
なので1stアルバムが出れば当ブログで感想を書くかも・・・ってさすがに気が早いですかね?



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