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2016年3月17日木曜日

[CDレビュー]  KNOCK OUT MONKEY「RAISE A FIST」


KNOCK OUT MONKEY「 RAISE A FIST[CD+2DVD盤](2DVD付)」
(2016/1/6)

1. GOAL
2. Flowers
3. OH,NO
4. A live
5. For the future
6. Walk
お気に入り度:★★★★★★★☆ (7.5/10)




KNOCK OUT MONKEYのミニアルバム。
今作もまず1曲目のアルバムリード曲「GOAL」の実直さに心を打たれた。
音楽を通して自分たちの熱いメッセージを届けたい、
そして多くの人を勇気づけたいという思いが、歌唱そして演奏から伝わってくる。
こんなバンドは応援したくなるし、ライブにも行ってみたくなる。
4曲目には老若男女問わずみんなでライブを楽しもうというメッセージが込められた
「A live」という曲が収録されているのも親しみが持てる。

3曲目「OH,NO」ではスカパンクを取り入れたミクスチャーロックを聴かせたり
ラストナンバーの6曲目「Walk」はミドルバラードで締めていたりするものの、
楽曲の幅に関しては前フルアルバム「Mr. Foundation」の方が広かった。(レビューはこちら
ビーイングからメジャーデビューしたことで名探偵コナンの主題歌を歌うなど
前作はこれまでの路線とは一味違う曲もあったものの、私的にはその多彩さも含めて
楽しんでいたんですけどね。おそらく近年の邦楽ロックリスナーには
今作のような統一感のある作風の方がウケるんだろうなぁ。
ミニアルバム形式でのリリースとはいえ、CDセールスが前作と比べて下がったのはなぜだ…
つい1~2年ほど前まではブレイク筆頭候補でビーイングの救世主になるとまで予想してたのに。
近年注目の若手の男性ボーカルバンドの中では、トップクラスなまでに
メロディとボーカルが良いバンドだと思うんですけどね。







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