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2014年2月2日日曜日

[CDレビュー]  ガガガSP「くだまき男の飽き足らん生活」


ガガガSP「くだまき男の飽き足らん生活」
(2013/12/18)

1. 時代はまわる  
2. 直球勝負の男  
3. カゲロウ橋
4. 書き込み男と自画撮り女  
5. はきだめぶぎ 
6. 君がなくなっても  
7. 思春期
8. どんでん返し
9. 本当のトコロ  
10. 友よ  
11. 飯食って寝る  
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)




ガガガSPの通算9枚目のオリジナルアルバム。

まず1曲目「時代はまわる」はスピード感溢れる早口歌唱がインパクト抜群。
これぞガガガ節。サビの良さもさることながら、Aメロの歌詞が心に沁みる。
恋人や仲間を大事にしようと思った頃には、周りに人がいなくなっていた・・・
自分も最近全く同じことを感じていました。しかしそれでも、回る時代の中で
今を生きてやろうというメッセージに励まされます。
2曲目「直球勝負の男」は文字通りストレートな熱い思いがこもったロックナンバー。
たとえ大人になっても、この若々しい気持ちは忘れたくないなと感じさせてくれる。
3曲目「カゲロウ橋」はどこか懐かしさを感じさせてくれるラブソング。
歌詞に「阪急西口」などといった地名が出てくることもあって思わずその情景が浮かんでくる。
関西以外の人には分かりにくいかもしれませんが、それでも何となく想像はできるはず。
4曲目「書き込み男と自画撮り女」は、インターネット社会を風刺した挑発的な歌詞で、
こういうことはいかにもボーカルのコザック前田さんが言いそうな内容だと思いきや
ギターの山本さんの作詞作曲だったとは。
5曲目「はきだめぶぎ」は酔っ払いの歌。カップルに嫉妬する1番の歌詞は面白い。
「お前らの入った喫茶店は先日までピンサロやったんやぞ!」これには笑ってしまった。
続く6曲目「君がなくなっても」は一転ほのぼの系の曲。前曲との落差がスゴいです。
7曲目「思春期」はベースの桑原さんが作った曲なだけあって正統派な青春パンク。
8曲目「どんでん返し」は自分自身の情けなさを嘆きまくりつつも、
それでも一発逆転の人生を狙ってやるんだという歌詞に共感せずにいられない。
叫びっぷりは今作ナンバーワン。そのあまりの必死さに心を打たれる。
そして今作の曲の中で一番意表を突かれたのは9曲目「本当のトコロ」。
Aメロがレゲエ風でサビはパンクという、まさかの曲構成。
この曲がコザック前田さん作詞作曲ということに驚いた。
先日の六甲祭でのライブのMCでは(レポはこちら)ニューアルバムについて、
「キーボードを入れたとか、そういう新しいことは何もやってません!
いつも通りの吉田拓郎パンクです!」と言っていましたが、
いやいや別の形で新しいことやってるじゃないかと!
そして唯一の先行シングル曲である10曲目「友よ」は文句無しの名曲。
しかしこの曲もそうですが今作で感じたことは、ギターの山本さんの作った曲が
ボーカルのコザック前田さんの作る曲にどんどん似てきているなと。
ラスト曲「飯食って寝る」はぶっきらぼうな感じの歌詞が良いパンクナンバー。
曲名からしてアルバムの最後にはもってこいの曲といえるでしょう。

前作は見るからに、アルバム作りに苦労したんだなと感じましたが、
今作は完全復活といっていいでしょう。どれも自然体な曲ばかりで、
その1曲1曲が心に響く。エネルギッシュでありながら、円熟味も感じさせてくれる。
「30代になってからが本当の青春だ」という言葉通りの作品です。
むしろ今こそが彼らの全盛期ではと思えてくる。ぜひ再評価されて欲しいバンドです。







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