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2013年6月16日日曜日

[CDレビュー]  KOKIA「trip trip」


KOKIA「 trip trip」
(2002/1/23) 

1. 調和
2. 次会う時は
3. Say Hi!!
4. The rule of the universe
5. Princess EHIME
6. 天使
7. ぴんくの象
8. Hello passing days
9. 花
10. 人間ってそんなものね
11. 足音
12. tomoni
13. a gift  
お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)




2002年にリリースされた、KOKIAの2ndアルバム。
多彩な楽曲を、抜群の歌唱力で情念たっぷりに歌う作品でございます。

まず1曲目の「調和」に、いきなり圧倒されました。この曲はまるで広大な大地の
その果てまで轟くかのようなスケール感を持った、民族音楽風の曲。
かつてTBS系列で放送されていた番組「神々の詩」のオープニング曲などを思い出しました。
(果たして知っている人はどれぐらいいるでしょうか)
こぶし・ビブラートを存分にきかせたその声で、「KOKIA語」という独自の言語を
歌い上げるその姿は、まさに神が宿ったかのよう。

このように1曲目からいきなりとんでもない曲を聴かせてくれましたが、
その後の曲についても、まず5曲目の王道バラード「天使」は曲終盤の歌唱がスゴい。
どこまでも伸びていく声、さらにその声の数々が重なり合うところなどは圧巻。
さらに、つぶ入りみかんジュースの中に溶けていくかのような「Princess Ehime」や
ちょっぴりアフリカンな童謡「ぴんくの象」といった幻想浮遊系ナンバーも印象的。

しかし今作のクライマックスはなんといっても後半の10~12曲目でしょう。
特に10曲目の「人間ってそんなものね」には、心から癒されました。
この曲はまず歌詞が素晴らしい。1番もさることながら2番の歌詞も良い。
「迷惑をかけるのはイヤだなんて 一人で歩いて来たつもりなの?」
これには胸をつかまれました。
そして、サビで一気に盛り上がるバンドサウンドに乗せて、
「人間ってそんなものね 許し逢えるって素晴らしい」といった
メッセージの数々をその美しい声で歌われたら、もはや感動するしかない。
ここまで人間愛に満ち溢れた曲が聴けるとは・・・
そして、ポップで明るい曲ながらノスタルジーな雰囲気も感じさせてくれる「足音」、
自然の尊さを歌った曲で、まるで日本の原風景が目に浮かんでくるかのような
民謡風のメロディと伸びやかな歌唱に、1曲目同様神々しさを感じる
「tomoni」といった曲も素晴らしいです。
アルバム終盤にして、この怒涛の名曲ラッシュには参りました。

今作はポップな曲から、どこか神秘的な曲まで聴けるといったように
楽曲の幅が広い上に、これらどんな曲種であったとしても
魂のこもった歌唱を聴かせてくれるから、その曲がより一層名曲に感じる。
聴けば聴くほどに味があるスルメ作品であると同時に、女性ソロ歌手のアルバム作品は
このようにアレンジが多彩な方が好きだなと、あらためて感じました。
今までKOKIAさんの作品は他には3rdアルバムぐらいしか聴いたことがなかったですが、
仮にこれから今までリリースされたアルバム全てを聴いたとしても、
今作が私的最高傑作になりそうだなと思いました。
ここまで素晴らしいシンガーソングライターだったとは。これから本格的にハマるかも・・・





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