JAM projcct「 FREEDOM ~JAM Project BEST COLLECTION II~
」 (2003/9/3) 1. SKILL(Album ver.) 2. 嘆きのロザリオ 3. Little Wing 4. FREEDOM 5. 合神!ゴッドグラヴィオン 6. GO!GO!レスキュー 7. In the Chaos 8. GET UP CRUSH FIGHTER! 9. DEPARTURE 10. Alright now! 11. マーチ オブ レスキューヒーロー 12. 風のEAGLE 13. GO! 14. FOREVER&EVER 15. DAYS ~僕らの未来~ お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) 2003年にリリースされた、JAM projectの通算2枚目のベストアルバム。 このアルバムには初期の名曲で、ダイナミックな曲展開とイントロやアウトロの荘厳さが印象的な 彼らの代表曲といっていい曲「SKILL」が収録されており、 さらにアルバムタイトル曲の「FREEDOM」は、5分弱の曲でありながら組曲のような構成の曲で、 この2曲からは特に、今後の彼らの曲のさらなる進化を予感させてくれるものがあります。 しかし基本的にサウンド面では、前作を踏襲した形の、ポップなアニソンが中心で 全体的に今よりはキーボードの比重の高いアレンジが特徴となっています。 その中でも8、11曲目などは、もろに子供向けアニメの曲って感じがして最初はどうかと思ったのですが、でもこういう曲もそれはそれで懐かしい感じがして良いかなと思うようになりました。 しかし10曲目の、R&Bテイストを感じる松本梨香さんのソロ曲については、 JAMとしてのアルバムに収録する必要があったのか・・・という疑問が。 曲調的にもアルバムの中で浮いているし、それもあってか、作品全体の統一感や結束力という点では、次作以降の作品と比べると少し落ちるかもしれません。 だが今作の中で、感動的なまでに素晴らしかった曲があります。それが13曲目の「GO!」。 曲の雰囲気は、アニソンというよりはプロレスラーの登場曲みたいな感じもしましたが、 それはさておきこの曲は、勝利を目指せという熱いメッセージと、 メンバー達がまさに一致団結した歌唱の迫力がすさまじい。 さらに編曲も全編通して素晴らしく、特に間奏のキーボードソロの部分なんかは、 カクテルライトに照らされながらヒーローが降臨するシーンが目に浮かぶかのような・・・ これらが全て合わさった時に生まれる圧倒的なパワーには、ただただ感動させられました。 この1曲のためだけにこのアルバムを聴いてもいいぐらいの超名曲。ぜひおすすめしたいです。
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2011年8月22日月曜日
[CDレビュー] JAM Project「FREEDOM ~JAM Project BEST COLLECTION II~」
2011年8月21日日曜日
[CDレビュー] the 武田組「LOVE is ROCK」
the 武田組「 LOVE is ROCK
」 (2010/3/24) 1. 春が来るぜ 2. MORE ROCK 3. ライパチロック 4. なにかといーぜ 5. ゼウスビル 6. ふりぬけよベイベー 7. 麗しい 8. 欠けた月 9. 全速力 お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) 北海道を拠点に活動しているインディーズバンド、the 武田組のアルバム。 このバンドを知ったきっかけは、とあるサイトの掲示板で野球関連の名曲の話題が出ていた中で 彼らの曲である「ライパチロック」が紹介されているのがきっかけでした。 さらにそれ以外の曲も、Youtubeで試聴した感じではどれも良かったので、このアルバムを聴いてみたわけですが・・・ これは久々に来たーーって感じの、コテコテのロックをやっているバンドです! そして同時に、ロックでありながらもフォークや歌謡曲の要素が感じられるバンドだなと思いました。 シンプルながらも、ボーカルの武田さんの歌唱とアコギの音が心に響くバラード曲「春が来るぜ」、 速いテンポでアコギをジャカジャカ鳴らしながら豪快に歌う「麗しい」などは 特に、フォークロックの良さを感じるナンバーですし、 また、1、4、8、9曲目といったバラード曲の出来がどれも良いのもこのアルバムの特徴です。 特にラスト曲の「全速力」の、聴く人全員に訴えかけ、そして励ましてくれるかのような 曲を通じた熱いメッセージは、あらためて音楽の持つ力というものを感じる。素晴らしい曲です。 もちろん2曲目の「MORE ROCK」ような熱いアップテンポ曲も良いですし、 5曲目には、レゲエのようでブルースっぽい感じもする「ゼウスビル」といった 変化球的な曲も収録されていて、アルバムを通して聴いても飽きない作品となっています。 さらに、野球関連の名曲でいえば、「ライパチロック」という、 エースで一番、そして音楽で一番を目指すというストーリー性のある楽曲も良かったですが、 それ以上に良かったのが、6曲目の「ふりぬけよベイベー」。 イントロの「かっとばせー た・け・だ!」というコーラスからして、聴いてて燃え上がる。 そしてサビ前の「当たったこと考えたら振るしかないよなーー!!」この叫びはたまらん! これぞ魂の雄叫びといっていい。こういう曲を待ってた! 彼らのような、男気あふれるロックをやっているバンドは、最近の若手バンドには少ない気がします。 どっちかというと文化系な感じのするバンドが多過ぎる気がする・・・ そして、男気を売りにして同性ウケするようなアーティストはレゲエの方ばかりにいってしまってるという、 そういうイメージが私の中ではあります。勝手なイメージかもしれませんが・・・ なので、the 武田組のようなバンドにこそ早くメジャーに行って活躍して欲しいです。 全国のロックファンや野球ファンや野球選手たちに、ぜひ彼らの曲をおすすめしたいです!
2011年8月14日日曜日
[CDレビュー] KOTOKO「イプシロンの方舟」
KOTOKO「 イプシロンの方舟 <通常盤>
」 (2009/10/14) 1. ε~Epsilon~ 2. リアル鬼ごっこ 3. -∞-DRIVE 4. scene 5. 雨とギター 6. 限界打破 7. モネラの絆 8. ハヤテのごとく! 9. RI←SU→KU 10. HELLION 11. Geoglyphs 12. BLAZE 13. LITTLE BABY NOTHING お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10) 2009年にリリースされた、KOTOKOの4thアルバム。 この歌手もまた、アニメやゲームなどの主題歌を中心とした活動をしているアーテイストですが、 実はこのアルバムを聴いた最初の頃は、個人的にはそれほどハマらなかったのです。 しかし、これが聴けば聴くほどどんどんハマっていき、今ではすさまじい作品だと気づくまでになりました。 この作品は、音楽ジャンル的にはトランスやハードポップといったあたりに属するわけですが、 その1曲1曲の作りこみっぷりがすごい。どの曲もデジタル主体なのに重厚で、 軽さや安っぽさは全く感じない。サウンド面では、電子音だけでなく ギターやピアノなどの他楽器の使い方も絶妙、 さらに、KOTOKOさん自作の歌詞も軒並みレベルが高く、 しかもそれに加えて、アルバムのジャケット写真などからも分かるように、 まるで宇宙を感じるかのような、スケール感のある楽曲が多い。 1曲目の「ε~Epsilon~」などはまさにこのアルバムの象徴といっていいようなタイトル曲。 しかし、このジャンルの歌手のアルバム作品には、初期のm.o.v.eといい初期の玉置成実といい、 「シングル曲に比べるとアルバム曲が・・・」 「ノリノリのアップテンポ曲に比べるとミディアム~バラード曲が・・・」 という傾向がありがちなように思うのですが、 ところがこのアルバムではそういうことが全く無い。 全曲シングルカットしてもいいぐらい、どの曲も質にブレが無いし、 さらに曲調においてはむしろ2、6、7曲目などのミディアムテンポ曲の方が より一層素晴らしいぐらい。 その中でも特にすごいのが、「リアル鬼ごっこ」「モネラの絆」。この2曲では、 ジワジワと胸にくるようなメロディにのせて、終末的な世界観を、優しく美しく包み込むかのように歌い上げている。 これには、何ともいえない独自の芸術性を感じる。 これをあえて他のアーティストの曲で例えるなら、Do As Infinity「科学の夜」にも似たかのような芸術性、しかしやっぱりそれともまた違う。 やっぱりこれはKOTOKOさん独自のワールドといっていい。 そしてもちろんアッパーチューンにおいても、夏を感じるラブソング「Geoglyphs」、 サビへいくほどに疾走感や歌詞の力強さを感じる「BLAZE」などは 特に聴いてて気持ちいいですし、ラスト曲「LITTLE BABY NOTHING」では 男性ボーカルとのデュエットといった飛び道具が出てくるのもまた面白い。 アルバム終盤の9曲目からラストまでの流れは圧巻といっていいです。 さらにKOTOKOさんのボーカルも、甘く優しい声質がベースでありながらも、 10曲目のようなロック色の強い曲など、力を入れるべきところは力強く歌うなどして 曲の場面によって歌唱の表情を変え、それぞれの曲の良さを十分に引き出している。 本当に、聴きこむほどに新たな発見ができるかのような、奥深くて素晴らしい作品です。 最近の日本で流行している、歌って踊る系統の電子音楽たちと比べると、もはや次元が違いすぎる。 これぞ異次元トランスといっていいでしょう。つくづく最近のアニソンはレベルが高い・・・
2011年8月9日火曜日
[CDレビュー] angela 「mirror☆ge」
angela 「mirror☆ge[ミラージュ]
」 (2011/6/22) 1. 蒼穹 2. mirrorballs 3. オルタナティヴ 4. 『リアル』は… 5. 理解と破壊へのプレリュード 6. ぐるぐる☆ぼし 7. Catch and Go! 8. どんなに、、、どれくらい、、、 9. Wonderful World 10. FORTUNES 11. 蒼い春 12. キラフワ お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) angelaの通算5枚目のオリジナルアルバム。 いわゆるアニソンの世界を中心に活躍するアーティストの レベルの高さを存分に感じられる作品です。どの曲もポップでありながら、 楽曲や歌詞に芸術性を感じ、そして多彩なアレンジは時に異国情緒を感じ、 まるでこの広い世界を旅しながら歌い続けているかのような、 スケール感の大きさを感じる曲が多い。 そして、atsukoさんの深みのある独特のボーカルがそれらの楽曲の良さを一層引き立てている。 アニメを知らずとも、J-POPファンならぜひ一度は聴いて欲しいアーティストの1人です。 ボーカルに関しては好みが分かれるかもしれませんが、それが大丈夫だというならぜひお勧めです。 まず、今作リリース前の先行シングル曲が、 サビでのまくしたてるかのようなメロディと曲全体の突進力がすさまじい「オルタナティヴ」、 同じく抜群の突進力を感じる、デシタルシンフォニックメタルとでも言うべき曲「蒼穹」 と、この2曲が素晴らしい作品だっただけに、アルバムにもすごく期待していました。 その期待通り、アルバム曲においても質の高い曲ばかりで、 ディスコナンバー「mirrorballs」、ラテン風ナンバー「理解と破壊へのプレリュード」、 心温まるラブバラード「ぐるぐる☆ぼし」などといったように、 曲調が多彩でありながらも、どれも独特の深さを感じる楽曲が多いです。 そして、今作のアルバム曲の中で一番心に響いた曲は、9曲目の「Wonderful World」。 この世界での痛みや苦しみを乗り越えて前に進もうとする姿を歌ったバラード曲で、 過去のアルバム曲「光、探せなくとも」といい「on my way~reborn~」といい つくづく彼らにこういう曲を作らせたら天下一品! 泣ける曲です。 しかしその一方で、お気楽青春ソングとでも言うべきアップテンポ曲「蒼い春」や、 トロピカルな雰囲気のするスイーツソング「Catch and Go!」などといった曲もあり、 それらの曲では「ハイハイハイ」「パッパパッシュア」とか 「GoGoGoGoGoGoGo!!!!!」とか歌ってしまっているので 彼ら本来の魅力といってもいい、深遠な楽曲たちとのギャップがすごいです! そんなこともあってか、このアルバムは、作品全体の統一感というものには 欠ける気がいたしました。そもそも今作を聴く前から先行シングルの「蒼い春」は アルバム内で確実に浮きそうだと思ってましたが。 個人的には、アップテンポ曲からバラード曲まですべて壮大なスケール感で ビシっと統一されたアルバムも聴いてみたい気もするのですが・・・ 彼らは本当に音楽的なポテンシャルが高く、 青春ソングだろうとスイーツ曲だろうと、何でも一定以上のレベルで作れてしまう。 それもまた、angelaの実力のすごさであり、魅力の一つなのかなと思います。 これからもこの調子で長く活躍し続けて欲しいです。
2011年8月5日金曜日
[CDレビュー] m.o.v.e「oveRtaKerS SPIRIT」
m.o.v.e「 oveRtaKerS SPIRIT
」 (2011/05/25) 1. oveRtaKerS feat.RYUICHI KAWAMURA×SUGIZO 2. SAKULA 3. STRAYED 4. BIRD 5. EX B.F. 6. FIRE feat.KLAYTON from Celledweller 7. Super Precious Love 8. melodies feat.Hiroaki Hayama 9. Viking Boat 10. I'm alive 11. Champagne Tower 12. The Double Ace お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10) m.o.v.eの通算11枚目のオリジナルアルバム。 まず、アルバムタイトル曲であり先行シングルともなった1曲目では、 LUNA SEAとのコラボが実現。このことに代表されるかのように、 今作ではアルバムの随所に、ロックテイストが復活。さらには6曲目や8曲目にも コラボ曲として、ピアノの音を融合させたバラードがあったりといったように 今作では、似たような系統のミディアムダンスナンバーが多かった前作よりも 作品に幅があり、さらにパワーも感じられ、ずっと良い作品になったと思いました。 何より今作では、ギターの音などには負けじといわんばかりに、 シンセの音が豪快に鳴り響く曲が多い! 特に1~4曲目やラスト曲は その電子音の持つ力強さというものを、存分に感じることができます。 そんな分厚い音たちの中でも、メロディの良さやyuriさんのボーカルが 切なさ・哀愁を感じさせてくれる「SAKULA」や、 ミディアムテンポで、ゆっくりと大空に飛び立つかのような姿を歌った曲「BIRD」などは これこそが今まで多ジャンルを融合させた曲を作り続けてきたm.o.v.eの結晶といっていいような名曲。 それ以外でも、どこか懐かしい90年代ポップスの現代版ともいえる曲「EX B.F.」や、 コテコテなダンスナンバー「Super Precious Love」なども良いですし、 さらには「Viking Boat」「I'm alive」などでは、ついにこの路線が帰ってきてくれた、 ロックとダンスビートの融合。これはやっぱりさすがです、待ってました! しかし、惜しむらくは・・・ 前作に引き続いて今作も、息もつかさぬほどの疾走感を持った曲が無かったということか。 特に、ロックバンドとのコラボ曲といえば、「SPEED MASTER」という大傑作をかつて生み出しているだけに。 今作も一曲一曲はどれも十分素晴らしい出来なんだけど、過去のこの系統の作品、 例えば「ON THE SPEEEEDWAY」などが、あまりにも素晴らし過ぎただけに どうしても期待値が上がりまくってしまうわけで・・・ それでもこの作品は、その辺の普通のエレクトロ、ダンスナンバーを歌う歌手たちとは 一味も二味も違う、多彩かつ中身の濃い魅力が詰まった作品です。 彼らは今の時代においてももっと評価されるべき!
2011年6月30日木曜日
[CDレビュー] FLiP「未知 evolution」
FLiP「 未知 evolution
」 (2011/5/25) 1. Oh Darling! 2. カートニアゴ 3. 雨の女 4. ナガイキス 5. ユレウタ 6. す・て・き Reaction 7. 革命前夜 8. ライラ 9. Butterfly 10. 叱って 11. カザーナ 12. 平成ジュラシ ック 13. 茜 お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10) FLiPの1stフルアルバム。 去年メジャーデビューを果たし、2枚のミニアルバムをリリース、 そして今作が初のフルアルバムとなったわけですが、 まさかここまでの作品を作ってくれるとは。期待以上の出来で驚きました。 デビュー当時から、激しいサウンドとボーカルに関しては、 ガールズバンド界において屈指のものがありましたが、 それに加えて今作では、まずメロディの訴求力が過去の作品と比べても大きく上がったと思いました。 1回聴いただけで耳に残る、メロディやフレーズが多いです。 特に、7曲目「革命前夜」の 「ジワジワッと 迫ってる」 6曲目「す・て・き Reaction」の 「もっと もっと ステキになれ」 などは、まさに一撃必殺級といっていいですし、 さらに13曲目「平成ジュラシック」の 「Hello Hello」 というところでは、今までの作品の中でも最も高音を張り上げており、 その歌いっぷりがまた見事。これも一度聴いたら忘れられないぐらいです。 さらに、歌詞も全曲質が高いです。その内容も曲ごとに、 女性の可愛らしい一面を感じる歌詞から、スケールの大きな世界観を持った歌詞まで、 本当に幅広いので、歌詞カードを読んでても飽きないです。 その半面、曲調に関してはやや似たような雰囲気の、歌謡曲的メロディの曲が多いですが、 それでもアルバム全体では、5曲目ではバラードあり、9曲目ではダークかつ洋楽テイストを感じる曲もあり、そしてラストの「茜」では、まったりとした雰囲気のサウンドにのせて、 彼女たちの故郷である沖縄の風景が目に浮かんでくるかのような曲も披露しています。 これは今までになかったような一面でしたし、意外でしたが、 こういう曲をアルバムの中にうまく入れられるようになったというのも、つくづく進化の証だと感じました。 最初から最後まで、全曲素晴らしい曲ばかり。 今年上半期にリリースされたアルバム作品の中では、屈指の名作アルバムといっていいでしょう。
2011年6月3日金曜日
[CDレビュー] JAM Project 「JAM Project BEST COLLECTION VIII GOING」
JAM Project 「 JAM Project BEST COLLECTION VIII GOING
」 (2011/5/11) 1. MAXON 2. TRANSFORMERS EVO. 3. 流星Lovers 4. Vanguard 5. 爆鎮完了!レスキューファイアー 6. 弾劾の剣 7. 冒険王 ~Across the legendary kingdom~ 8. Go! Stand up! 9. ヒカリへのカウントダウン 10. Blue rise 11. BIG BANG EXPLOSION ~Song for Ragnarok Party~ 12. PRAISE BE TO DECEPTICON 13. LONGING 14. GOING お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10) JAM projectの通算8枚目のベストアルバム。今作はベスト盤ですが新曲が計5曲収録、 そして前半がタイアップ曲、後半がオリジナル曲中心の構成で、 さらにアルバム全体の流れや曲順も工夫されており、 今回も前作や前々作のベスト盤と同様に、実質オリジナルアルバムに近い内容だと感じました。 まず、メタル色の強いアレンジと5人のボーカルのかけ合いが組み合わさることで 曲全体から放たれるすさまじい破壊力にいきなり圧倒される「MAXON」、 荘厳なコーラスから始まり、同じくボーカル5人の歌唱の迫力と Elements Gardenのメンバーによるアレンジが素晴らしいハードポップ曲 「TRANSFORMERS EVO.」この序盤の2曲からして、 今作でも歌唱や編曲のレベルの高さを存分に感じさせてくれますし、 外れの曲は1つも無い、全曲質の高い楽曲ばかりでございます。 しかし、去年のオリジナルアルバムが、1~8曲目までの全てが私的殿堂入りクラスの あまりにも凄過ぎた曲の数々だっただけに、それと比べると今作の曲の数々は、 曲の構成美、展開美という点においては、少し落ちるかもしれません。 あとここまで10年以上も活動してるだけあって、歌詞のフレーズがかぶるのはある程度仕方ないかな・・・ それでも9曲目のサビの「もう後にはひけない」という部分は、 歌詞もメロディも過去の曲とかぶってるというのはさすがにどうかと・・・ しかしその代わり今作で、特に後半部分において目立ったのは、 アルバムタイトル曲の「GOING」をはじめとして9、11、14曲目など、 痛快で明るいロックチューンが多いということ。 これは去年リリースのオリジナルアルバムには無かったようなタイプの曲。 また中盤の曲で特に印象に残った曲は、7曲目の「冒険王 ~Across the legendary kingdom~」。 まさに今そこから冒険が始まるという、ワクワク感や開放感を感じるアレンジやコーラス、 そして曲全体から、旅の始まりのスケール感のようなものを存分に感じさせてくれる名曲です。 ここまで10年以上やっていながらも、また新たな進化を感じさせる曲を作り そして前作とはまた違うコンセプトを感じさせるアルバムが作れるのは見事です。 これだけ素晴らしい曲の数々を作っているのに、世間的な知名度があるのかないのか分からない、 てかたぶん無いといっていい状態なのはやはり惜しい。 そもそも、一般メディアや有線などで彼らの曲が流れてるのを聴いたことがなかったですし。 唯一紹介されたのがNHKのアニソン特番ぐらい。なので私も割と最近まで知らなかったわけだし。 やっぱり一般メディアはアニソンで活躍する歌手たちを冷遇してるとしか思えない・・・
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