the 武田組「 LOVE is ROCK」 (2010/3/24) 1. 春が来るぜ 2. MORE ROCK 3. ライパチロック 4. なにかといーぜ 5. ゼウスビル 6. ふりぬけよベイベー 7. 麗しい 8. 欠けた月 9. 全速力 お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) 北海道を拠点に活動しているインディーズバンド、the 武田組のアルバム。 このバンドを知ったきっかけは、とあるサイトの掲示板で野球関連の名曲の話題が出ていた中で 彼らの曲である「ライパチロック」が紹介されているのがきっかけでした。 さらにそれ以外の曲も、Youtubeで試聴した感じではどれも良かったので、このアルバムを聴いてみたわけですが・・・ これは久々に来たーーって感じの、コテコテのロックをやっているバンドです! そして同時に、ロックでありながらもフォークや歌謡曲の要素が感じられるバンドだなと思いました。 シンプルながらも、ボーカルの武田さんの歌唱とアコギの音が心に響くバラード曲「春が来るぜ」、 速いテンポでアコギをジャカジャカ鳴らしながら豪快に歌う「麗しい」などは 特に、フォークロックの良さを感じるナンバーですし、 また、1、4、8、9曲目といったバラード曲の出来がどれも良いのもこのアルバムの特徴です。 特にラスト曲の「全速力」の、聴く人全員に訴えかけ、そして励ましてくれるかのような 曲を通じた熱いメッセージは、あらためて音楽の持つ力というものを感じる。素晴らしい曲です。 もちろん2曲目の「MORE ROCK」ような熱いアップテンポ曲も良いですし、 5曲目には、レゲエのようでブルースっぽい感じもする「ゼウスビル」といった 変化球的な曲も収録されていて、アルバムを通して聴いても飽きない作品となっています。 さらに、野球関連の名曲でいえば、「ライパチロック」という、 エースで一番、そして音楽で一番を目指すというストーリー性のある楽曲も良かったですが、 それ以上に良かったのが、6曲目の「ふりぬけよベイベー」。 イントロの「かっとばせー た・け・だ!」というコーラスからして、聴いてて燃え上がる。 そしてサビ前の「当たったこと考えたら振るしかないよなーー!!」この叫びはたまらん! これぞ魂の雄叫びといっていい。こういう曲を待ってた! 彼らのような、男気あふれるロックをやっているバンドは、最近の若手バンドには少ない気がします。 どっちかというと文化系な感じのするバンドが多過ぎる気がする・・・ そして、男気を売りにして同性ウケするようなアーティストはレゲエの方ばかりにいってしまってるという、 そういうイメージが私の中ではあります。勝手なイメージかもしれませんが・・・ なので、the 武田組のようなバンドにこそ早くメジャーに行って活躍して欲しいです。 全国のロックファンや野球ファンや野球選手たちに、ぜひ彼らの曲をおすすめしたいです!
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2011年8月21日日曜日
[CDレビュー] the 武田組「LOVE is ROCK」
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