AINSEL「LIBERATION」 (2021/3/24) 1. Decode [MV] 2. ONE LIMIT [MV] 3. リフレイン [MV] 4. トワイライト [MV] 5. Parallel World 6. CROSS GAME [MV] 7. Last note お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10) AINSEL(エインセル)の2ndアルバム。広島発の若手女性ボーカルバンドの期待の星。 邦ロックバンドでありながらも今風のバンドとは一味違う個性を持ってることは一目瞭然。 その楽曲はヴィジュアル系バンド、ラウドロック、さらにはアニソンに影響を受けたと 思われるようなものが多く、華やかさとドラマチックさはピカイチ。 先行シングル曲の1曲目「Decode」から美メロ度抜群のデジロック系楽曲という 当ブログ的どストライク路線だし、リード曲の2曲目「ONE LIMIT」はイントロの ギターソロを聴いた時点でうおおおおおおこれは傑作だと確信できるほど。 サビもスリリングかつ起伏豊かでまるでリミッター外れたかのような疾走感最高だ。 そしてボーカルのRiKu.さんは若手バンドの全ボーカリストの中でも トップクラスの歌唱力ではないだろうか。こちらのライブで初めて聴いた時から アニソンメタルシンガーのFukiさん系だなと思ったが今や追いついたかも。 美声でありながらも太陽のように熱く眩しく輝く歌声は 4曲目の「トワイライト」といったバラード系の楽曲でも魅力を発揮している。 優しくも大らかに語りかけるような歌声はマザーアースを彷彿させるかのよう。 そして昨年の年間ベスト楽曲でも上位に挙げた6曲目「CROSS GAME」は サビの「♪革命の世に照らされ この手に契約を」という歌詞からして まるでElements Gerdenや志倉千代丸さん辺りが作るアニソンみたいだし デジタルアレンジの効いたイントロや間奏も含めてたまらなくカッコいい。 ちなみにこの曲はスマホゲームのLeaping Destiny主題歌という、 カミツキ、ES-TRUS、CODE OF ZEROなども担当していたタイアップ曲。 つくづくこれらのガールズ界隈のバンドは高い実力を持ちながらも 音楽業界で十分に評価してもらえていないようなバンドが多過ぎる。 今の売れ線若手バンドとは全然違う道を突き進んでるようにも思うがそれも大歓迎、 個人的にはだからこそ応援したいと思える。こんな実力派が売れる世の中にならなアカン。 7月追加公演の奈良ネバーランドでのライブも行きますのでそちらも楽しみにしてますよ。
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2021年5月12日水曜日
[アルバムレビュー] AINSEL「LIBERATION」
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