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2021年2月27日土曜日

2021年1月度 マイベスト10

恒例企画のサブコンにより選ばれた月間マイベスト10を発表いたします。
この2021年1月度で参加10年目突入ということで、本来ならばおめでたいところだったが、
今回まず語らなければならなくなったのは、エントリー曲の盗作疑惑。
シングル曲部門の南無阿部陀仏「卒業の日」[MV]が、THE武田組「こどもの日」に似すぎ、
これを書き込むとプロの音楽関係者の方々からも「9割同じ」「丸パクリ」などといった
反響があったこと。その後誰かが「卒業の日」のMVにそれを指摘したコメントを書くと
次々と消されるということからも、やっぱりそうだったのかなと思ってしまうわけだが、
THE武田組の方は素晴らしいバンドだから多くの人に聴かれて欲しい。

魂を突き動かされるようなボーカルと、終盤の歌詞のメッセージは特に素晴らしい。
2019年の北海道遠征で聴けたのも嬉しかった(記事はこちら)またライブに行きたい。
てか当初はこの2021年1月度は、久しぶりに10曲では枠が足りないほどのハイレベル月で
名曲の宝庫、ついでに言うとネタ要員枠も豊富ということで盛り上がるはずだったのに。
ということで、気を取り直していってみましょう。



1.LiSA「dawn」 [MV]
2.ゲーム実況者わくわくバンド「心誰にも」 [MV]
3.BAND-MAID「Warning!」 [MV] [レビュー]
4.鈴木実貴子ズ「正々堂々、死亡」 [MV]
5.SPYAIR「轍~Wadachi~」 [MV]
6.predia「BAD HABIT」 [MV]
7.Roselia「ZEAL of proud」 [MV]
8.RAISE A SUILEN「mind of Prominence」 [MV]
9.空白ごっこ「運命開花」 [MV]
10.好き好きロンちゃん「好き好きロンちゃん」 [MV]


[ピックアップ]
・LiSA「dawn」

当初は他に1位候補の曲があったのだが、逆転で通算3度目の月間優勝!
なぜならば年間1位の可能性がある曲は月間でも1位にしなければならない。
持ち前の歌唱の魅力が爆発したアッパーチューンでありながらも、聴けば聴くほどに
ダイナミックかつ味わい深さを感じる編曲。これぞアニソン系アーティストならではの芸術。
「紅蓮華」や「炎」ももちろん名曲だが、アニソンロックシンガーとしての本領を
より発揮しているのはむしろこういった曲の方だと思う。
こちらの記事にて前アルバムの収録曲はバラード曲が増えたものの、
それでも次作以降ではアッパーで盛り上がる曲を歌ってくれるに違いないと書いたが
本当にそうなったのが何より嬉しい。ほらね言った通りになった!


・ゲーム実況者わくわくバンド「心誰にも」

そして当初はこちらが1位になるだろうと予想してたのがこの曲。
近年の若手男性ボーカルバンド全般よりも圧倒的にボーカルの歌いっぷりが素晴らしい。
むしろなぜこういう歌声擁するバンドが若手でほとんどいないのかと残念に思えてくる。
ゲーム実況が本職の人に負けたらアカンぞ。楽曲の方もイントロのギターソロからして
一瞬で心を掴まれるほどに豪快そのものな曲だ。アニソン系アーティストの中では
天下取れそうなほどの実力を感じられるにもかかわらず、活動ペースが遅いのが惜しい。
2014年結成なのにメジャーではまだアルバムを1枚も出せていないとは・・・


・鈴木実貴子ズ「正々堂々、死亡」

当ブログ初登場にして今回衝撃を受けたのがこのユニットの曲。
ボーカルのハスキーかつ魂のこもった歌声と、歌詞が素晴らしい。
「♪僕だけの正解 お前から見ればただのごみ」
本当にそうだよな。たとえ世間から見ればゴミのような俺でも、
死ぬまで全力で生きてやるんだって勇気をもらえるような歌だ。
3月には竹原ピストルとツーマンライブをやるというのも思わず納得してしまった。


・SPYAIR「轍~Wadachi~」

ストリングスを生かしたクサメロ全開でスケール感に溢れた編曲が素晴らしい。
その中で光る歌唱も聴いていて気持ちいい。こんな曲を歌ってくれるとは
予想外で驚かされたし、より一層の進化を感じられた。
映画版の銀魂主題歌だけに、よりアニソンっぽい曲になったともいえるのか?


・predia「BAD HABIT」

TIFで初見にして初優勝を飾ったのは2017年(レポはこちら)
このようなエレクトロ系の楽曲は最近あまり聴いてなかったのだが、
それでも持ち前のズバ抜けた歌唱力とパフォーマンス力があれば惹かれるもので。
prediaのようなグループこそが一番大きなステージに立って欲しいと思い続けている一方で
当時なぜこのレベルでTIFのメインステージに立てるのかと思った某グループは今や紅白出場歌手。
つくづく日本のアイドルシーンは歌唱力が十分に評価されない世界なのが残念だなぁ。


・好き好きロンちゃん「好き好きロンちゃん」

BRAHMAN、OAUのドラマーとして活躍中のRONZIさんがアイドルデビュー!
以前に当ブログではBRAHMANによるライブハウス支援プロジェクトのレポを
書いたことがあり(記事はこちら)その時はあらためて男気満点の硬派でイカツいバンドで
俺はこんなロックバンドの曲が聴きたかったんだ、そこにシビれる憧れるということで
ライブにも早く行きたいと思ってたあのBRAHMANのバンドメンバーが、
なぜこんなことになった。なぜ女装して下ネタ全開ソングを歌うようになったんだ。
でも1度聴いただけで思わずニコニコしてしまったじゃないか。二個の〇〇〇〇は特に。
この作品が激ロックでマジメにレビューされてるのを見た時は不覚にも笑ったが(参照)
個人的には通ウケしそうなおしゃれな音楽にこんな歌詞を乗せたというのも
そういった自称音楽通な人達に向けてのカウンターパンチに思えてきて、
これもまたロックの1つの形なんだなと・・・そう解釈したのはさすがに自分だけ?



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