10月27日(土曜日)京都・BiVi二条 1階特設ステージにて開催された 「BiVi二条×京都三条会商店街 ハロパ!2018 ~ハロウィンパーティへいこう!~」 に行ってきました。出演者の1人である柳瀬蓉さんの新曲を試聴したところ あまりにも素晴らしかったので急遽行くことにしたイベントでした。 13時開始予定ということでしたが途中ラーメン屋さんで30分も待たされたせいで 会場に着いたのは、てふてふのライブの開始予定時刻である13時15分になってしまい 何とか1人目の歌手のライブに間に合ったと思いきや、始まったのは13時00分開始予定の ウラガミマサヨシさんの落語のライブ。まだ開始早々だというのに15分押しだとか ここのイベント運営はミナーラフェス運営かとツッコミたくなったが、 しかしこの日の司会も担当していた柳瀬蓉さんの話によると、 ウラガミマサヨシさんはメタルバンドのベーシストから落語家に転身したという 経歴の持ち主とのこと。ならばこれは見てみたい!間に合って良かった!と思いました(笑) なおネタの方は至って正統派でした。メタル要素の入った落語をやるのかと期待したのに。 ・てふてふ 神戸を拠点に活動する女性ロックシンガーで、読み方はそのまま「てふてふ」。 ちょうちょうでは無いとのこと。確か以前に1度当ブログに出てきたはずと思いきや 案の定2013年1月度 マイベスト10にて「夢と愛の中に彷徨う音」を 紹介していました。ということで柳瀬蓉さんと並んで楽しみにしていた歌手。 なおこの日はアコースティックギター1本での弾き語りライブでした。 バンドじゃないのか・・・バンドセットも組めないほど小さい野外ステージだからなぁ。 そう思ったのも束の間、いざライブが始まるとその熱唱・熱演っぷりに驚かされた。 時に足踏みをしたりジャンプしたり、さらには地べたに寝っ転がったりしながら 歌い演奏する姿は、まさに全身全霊で歌を表現してるといっていい。 足首には鈴をつけており、足踏みする度に鈴が鳴るのも印象的。体の一部も楽器になる。 アコギ1本の弾き語りライブでここまで心を揺さぶられたのはいつ以来だろうか。 やはり月間マイベスト10で選んだだけあった。次はバンドセットでライブを体験してみたい。 ・IGUCCHEESE イベントの公式サイトによると「オリジナルロック」と紹介されていた 今年が前厄の覆面男性ソロシンガー。まずは2曲続けてギター弾き語りでジミヘンの曲を歌う。 オリジナルと言いながらいきなりコピーか。しかし普通に歌い続けても面白くないということで 2曲目には日本語の歌詞をつけて歌うと宣言。だがその歌詞の内容はパタリロにちなんで 登場人物が全員男の恋愛ソングにしたとのこと。これには何と言ったらいいのか、 分かりやすく例えると日出郎さんの「燃えろバルセロナ」みたいなものですかね? その後はオリジナル曲も1曲披露。歌声は男らしくて良かったのだがこの歌手の情報は 検索してもほとんど出てこない。数少ない情報によると8月に京都の別のイベントに 出演した時は歌手ではなく「大喜利」と紹介されてたのだがこれってどういうことだ? ・柳瀬蓉 [セットリスト] ・惡の華 [公式PV] ・蜉蝣 [公式PV] ・光みたいな笑顔に今 ・南瓜ノ訪レ ・祇現ノ燈。 ・alive [公式PV] ・閃光前夜 本日の私的メインアクトである「圧倒的京都イチノアイドル」。 ライブを体験するのは5月に行われた葉月フェス以来でした(レポはこちら) まず1曲目は「惡の華」という和風EDMで華麗に舞い踊りながら歌う。その姿は早くも圧倒的。 そして2曲目にはこの日最も楽しみにしていた「蜉蝣」が来たーーっ!! 9月にリリースされた計3曲入りニューシングル「エフェメラル」のリード曲であり 貫録たっぷりの演歌風歌唱とクサメロ全開で突っ走る歌謡ロックナンバー。 これは最初に試聴した瞬間から鳥肌が立つレベルだった。あらためて生で見られて良かった。 さらにこの日はハロウィンイベントということから4曲目にかぼちゃの曲を披露。 調べてみると1stアルバム収録曲「南瓜ノ訪レ」という曲らしい。 高速テンポで盛り上がれる曲で和洋折衷の魅力が詰まった曲でした。 つくづく1stアルバムをミナーラフェスで時間が無くて買えなかったのが悔やまれる・・・ なおamazonを見てみるといつの間にか配信リリースが開始されていたようなので もうこちらの方で聴いてみようかなぁ。それだと歌詞カードがつかないけど。 5曲目「祇現ノ燈。」はニューシングルのC/W曲で自ら作詞作曲を手掛けた曲。 和楽器を生かした歌謡バンドサウンドをバックに歌う姿が相変わらず華麗。 6曲目にはライブ定番曲の「alive」でこの日も一緒に振り付けをやって盛り上がる。 ラストナンバーの「閃光前夜」もニューシングルのC/W曲。 アップテンポでノリの良い曲ながらもサビの「♪サヨナラ祭囃子」には ちょっぴり哀愁を感じさせてくれて味わい深い。ライブの締めくくりにふさわしい名曲でした。 持ち時間30分のステージで計7曲も聴けて一緒に盛り上がれてとても楽しかったです。 11月10日には関西では史上初となる、アイドルが主催するサーキットフェス 「やなぎフェス」を開催するということからこちらにも期待したくなる。 バンドにアイドルに弾き語りに和楽器演奏とジャンル関係なく出演者を集めるフェスは好き。 つくづくもっと人気が出てもいいはずの歌手なのにと思う。この日の観客数は 後ろの方で見てた人を含めても50人強ぐらいか?なぜもっと見つけてもらえないのかとなると この歌手もまたGacharic Spinなどと同じく、ジャンルとしてどこにいるのか問題というのが あるような気がする。この日も自己紹介では「京都のアイドル」と名乗っているものの アイドルにしてはアーティスティック過ぎる。シンガーソングライターとして作詞作曲もやるし 歌唱力もパフォーマンス力も個性もありまくりなだけにアーティストにしか見えない。 だからといってアーティストとして売ることにしても誰と対バンするのかとなるし、 ガールズバンドと対バンしてもおっさんしかファンがつかなさそうな気がするし、 そうなるとやっぱりアイドルで売る方がまだ多くの人に見てもらえそうだとなるし。 でもアイドルシーンは実力がちゃんと評価されない世界だと思う所があるんですよね・・・ 当ブログ管理人みたいに歌唱力&楽曲第一主義な人ばかりならもっと売れてるはずだと思う。 だがそれでも個人的にはジャンルの壁を超えて頑張ってる歌手こそ応援したくなるんですよ。 同じく関西インディーズアーティストの82回目の終身刑やANIME GIRLなどと共に これからも注目したい歌手ですね。次は「alive」を収録した2ndアルバムを出して欲しい!
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2018年11月2日金曜日
[ライブレポ] 柳瀬蓉、てふてふ、他「BiVi二条×京都三条会商店街 ハロパ!2018」
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