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2017年5月24日水曜日

[ライブレポ]  がんばれ!Victory「今夜は赤ブリで全力!に決まっとろうもん!」

5月20日(土曜日)東京・赤坂BLITZにて開催された、がんばれ!Victoryのワンマンライブ
「今夜は赤ブリで全力!に決まっとろうもん!」に行ってきました。
佐賀県唐津市の小学校の同級生5人により結成、まだメンバー全員21歳前後にして
今年で結成10年目を迎えるというガールズバンドの、史上最大規模でのライブ。
これが惜しくもラストライブとなりました。
まさかの解散発表は本当にショックで、それを受け止められない自分がいる。
まだメンバー全員21歳前後で、まだフルアルバム1枚しか出していない、
しかもそのアルバムは平成オールドロックというコンセプトにふさわしい
最高のアルバムだった。メンバー全員が作詞作曲も始め、
ここまで発表された曲はどれも名曲ばかり、なのでまだまだ無限の可能性を
秘めているバンドだと思ってた。ラストライブに行ってもかえって泣けてきそう・・・
それでもライブにぜひ来てほしいというメンバーの皆さんの言葉を聞くと
やっぱり行こうと決めました。今までありがとうという思いを伝えたかった。
翌日の21日の朝からは野球の試合に出る予定があったにもかかわらず
超強行スケジュールではるばる東京まで7時間かけて車を飛ばして行ってきました。
明日の試合ではがんビクのためにホームランを打つよ! (なお現実はセンター前ポテンヒット1本でした)




初の赤坂BLITZ。東京を代表する有名ライブハウス。
このライブハウスの名前を聞くと思い出すのは、SEX MACHINEGUNSの「みかんのうた」ですね。
ライブ音源のCDの最後に入っていた「赤坂BLITZへようこそ!」あぁここなんだなと。







会場に入ると、バンド活動10年の軌跡が詰まった展示品の数々が飾られてました。
昨年後半ぐらいからライブなどではあまり着なくなった野球ユニフォームに
MV撮影でも使われたグローブとバット、
そしてアマチュア時代に出場したコンクールで頂いた表彰状の数々。
これには早くも胸にくるものがある・・・
中学高校時代からスタープレイヤーだったんだなということがよく分かる。






花束をくれたアーティストは計3組。
同じ小学校の同級生により結成された5人組ガールズバンドのたんこぶちん、
同じ唐津市出身のシンガーのカノエラナ、そして対バンの常連だったGacharic Spin。
ガチャピンとがんビクの2マンライブはなんなら定期化して欲しかったぐらいでしたし
「Electric Lady Loud」だって終わって欲しくなかった。
最強ガールズバンド同士の共演はもっと見てみたかった。



[セットリスト]
・青春!ヒーロー
・WONDER JOURNEY
・パレット
・GO my way!!
・Never give up
・ボクラノミライ
・ふらいはい!!!(アコースティック)
・夢のつづき(アコースティック)
・booing!
・scarred
・駄目だ、メ
・サヨナラ
・また明日
・ピリオド
・ラリラリラ
・DEAR
(アンコール)
・全力!スタート
・KGSD
(アンコール)
・青春!ヒーロー


定刻の18時にライブスタート。まず1曲目に大好きな「青春!ヒーロー」をやってくれました。
イントロの時点からこれほどまでに躍動感満点のライブステージを
見せてくれるガールズバンド、初めて観た時はそりゃもう衝撃的だった。
しかもまだメンバー全員21歳前後でこのライブパフォーマンス・・・
それだけにもっと多くの人達にライブに来てもらって、
スゴさを体感して欲しかったと思わずにはいられない。

「ボクラノミライ」の後にはステージの天井から白い幕が吊るされ、
これまでの活動10年の軌跡の映像がスライドショー形式で放映されました。
その間にステージ転換が行われ、アコースティックコーナーへと移行。
「ふらいはい!!!」が癒し系の曲になるとは、これはビックリするほど良かったし
「夢のつづき」には泣きそうになった。思い出の詰まった曲だけに・・・

MCではファンの皆さんから公募した質問に答えるコーナーが。
まずは彼女にしたいメンバーという質問に対しては、
みなみ→れな→あやき→まゆこ→しのぶの順で名前が挙がっていき、
ここまで全部片思いだねと。そして最後にしのぶさんはれなぽんを指名。
そこはみなみさんを指名しないと!(笑) 案の定みなみさんは
唯一誰からも指名されなかったことに不満を述べてました。そりゃかわいそうだ。
さらに東京のおすすめスポットはどこかという質問には、
みなみさんが「ドンキ(ホーテ)!」と宣言。さらにれなぽんもドンキに同意し、
それは佐賀にもあるだろとしのぶさんにツッコまれてたのには笑ってしまいました。
偏差値39コンビだと自ら宣言している2人が揃ってドンキホーテか!
こんなほのぼのしていて面白いMCがもう聴けなくなるのも惜しまれますよ。

ライブで披露されるのはこれが最初で最後となる新曲「ピリオド」は
みなみさん作曲、そして歌詞はツイキャスでの公募をもとに作詞されたという、
ファンとメンバーのみんなで作り上げた曲。


最後にこんな名曲を残してくれてありがとうという気持ちでいっぱいだ。
みなみさんも自作曲でこれだけ良いメロディを作れるならば、
まだまだやれたはずだとも思ってしまうが・・・

アンコールでは早くもみなみさんが泣きながらステージに再登場。
そしてメンバー全員が1人づつ会場のファンの皆さんに向けての最後の挨拶。
泣かないと決めていたというまゆこりんからも涙がこぼれ、
さらにれなぽんからは、がんビク解散を発表した直後はいろんな人から
「もったいない」と言われた、でもみんながそんな風に思ってくれるバンドに
なれたことが幸せだった、最初にバンドを始めた時はプロになるなんて
思っていなかったが、ここまで続けてこれたことが良かったなどという言葉が。
そりゃ解散は本当にもったいないと思ってしまいますよ。
そしてあやきさんから頼りないボーカルで悔しいという言葉が出たのには
思わず胸にくるものがあった。まさかこんなにも早く解散するなんて
思ってもみなかったが、唯一がんビクが活動を続けていく上で
心配だなと感じていたのは、ボーカルのあやきさんの喉の状態。
昨年の後半もあやきさんのみ1ヶ月以上の活動休止期間が設けられ、
その間は4人でライブに出演するといったこともありました。
そしてこの日のラストライブでも、キーを下げて歌っている曲が多かったのを聴いて
察してしまった。それでもファンからは声が良くなってたというコメントが
寄せられていたのを見ると、一時期はもっと状態が良くなかったということも・・・
かつては年間100本やっていたと語っていたライブの本数もここ最近は
少なくなっていたということからも、もうずっとギリギリのコンディションの中で
必死に頑張って歌っていたんだろうなということが想像できた。
やはりこのことが解散を決断した理由の一つになったのだろうか?
野球選手に例えるならば、高校野球で輝かしい実績を残してプロ入りするも
その後は高校時代の酷使の影響でケガに苦しみ、若くしてユニフォームを脱ぐ決断をした・・?
そんなことを想像してしまった。あくまで推測なので本当のことは分からないですが。
だがそれでもがんビクのボーカルはあやきさん以外考えられなかった。
楽曲の良さをより一層引き立てる、可愛さと元気さが兼ね備えられた歌声は
持って生まれた才能であり、実力どうこうなんてのは超越した、
唯一無二の魅力に溢れたボーカリストだった。だから悔しいなんて思わなくていいよ。
そしてリーダーのしのぶさんが、しんみりした空気にさせたらいかんぞということで
最後まで笑って楽しんで終わりたいと宣言。直後にアンコールで披露された
「全力!スタート」「KGSD」はこの日の中でも最高の盛り上がり。
さらには予定されていなかったダブルアンコールも実現し
ラストにして最高の「青春!ヒーロー」でライブ終了となりました。


なぜ自分はがんばれ!Victoryがここまで大好きになってしまったのか・・・
ポップな曲からド迫力なロック曲まで楽曲が多種多彩なこと、
ライブがスゴいこと、おまけに野球ユニフォームを着ていたことなど
いろいろと理由は思い浮かぶが、結局最後は理屈とかどうこう抜きに、
がんビクの音楽に励まされて元気づけられてきたからこそ大好きになったんだ。
このバンドの曲には夢や希望や青春を歌った、ひた向きで爽やかな曲が多かった。
なので今こそが本当の青春だと、失われた過去を取り戻したいと、
仕事に野球にライブ鑑賞にと動いてきた自分にとって重ね合わせたくなる曲が多かった。
「夢のつづき」に「♪戦ってる君にとって私も パワーになれないかな?」
という歌詞があるが、がんビクの音楽はまさにパワーになれた音楽でした。
日曜日の野球の試合前に車のカーステレオでがんビクの曲を聴いて、
そしてグラウンドに立てば自分も青春ヒーローだ。がんビクは青春ヒロインだ。
日頃はリアルの友人知人とは音楽の話をすることはそれほどない自分が
野球チームの仲間と、野球ユニフォーム姿のガールズバンドがいるんだと
いった話もできて、さらに曲を聴かせてみたら良いと言ってもらえたりしたのも
素晴らしき思い出の一つだった。そして翌日からの仕事も頑張れた・・・
まさに生活の一部になれた音楽だった。最後に、あらためてここに書きたい。
がんばれ!Victoryは最高のガールズバンドでした。
今まで本当にありがとう! これからも残してくれた曲は聴き続けますよ!





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