Aldious「Determination(DVD付)」 (2011/10/12) 1. Disclose 2. Defended Desire (Album Version) 3. Spirit Black 4. Eternal Delusion 5. 灰の雪 (Album Version) 6. Wish Song 7. Mermaid (Determination Mix) 8. Spellbind 9. Carry Out ! 10. 夜想曲 お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10) アゲ嬢ガールズメタルバンド、Aldious(アルディアス)のインディーズ2ndアルバム。 今作の一番良かった所は、とにもかくにも、前作よりメロディの訴求力が大きく上がったこと。 地を這うような歌メロが多かった前作に対し、今作は1曲目「Disclose」から ボーカルのRamiさん(当時)の高音歌唱が聴けます。そして4曲目までは攻めに攻めた メタルナンバーが続き、そのどれもがサビでガッチリと盛り上がる曲になっている。 これならば、より多くの人に良さを分かってもらえる!と思いました。 ボーカルの歌唱力が前作よりも上がったという点も良かったです。 中盤以降の曲も、まず5曲目のミディアムバラード「灰の雪」は この曲調だからこそより深く感じられる、彼女たちならではの妖艶な雰囲気に浸れる。 6曲目「Wish Song」は今作の中では最もポップ寄りな曲ながらも、 サビの「♪世界はバラ色なんて嘘」 これにはドキッとさせられた。 さらに「♪私はマーメイド」と歌う7曲目も、らしさが存分に溢れている。 そして8曲目「Spellbind」は今作屈指のハードナンバーで、 ここにきてアルバム最大のクライマックスを迎えたかのよう。 ラストはピアノバラード「夜想曲」でしっとりと締めるというのも良かったです。 今作も全編通して、夜が似合う作品です。彼女たちは、数多くいるガールズバンドの中でも ひときわ異彩な輝きを放っているバンドといっていいでしょう。 この作品は、売り上げ的にもオリコンベスト10入り間近まで来たため、 さぁこれから本格的にブレイクか、そしてこれからガールズメタルという音楽の魅力が 広く大衆に知られれば、日本の音楽シーンが多少は変わるかもしれないぞ! という期待が持てたその矢先に、ボーカルが脱退してしまうことに・・・ AldiousといいGacharic Spinといい、なんでさぁこれからだという大事な時に ボーカルが辞めざるをえなくなってしまうんだ!? その後新ボーカルが加入したものの、新曲のPVを試聴した限りでは、 歌唱力は大丈夫か・・? この歌い方でライブにて声量が十分に出せるのでしょうか? 私の中ではぜひライブに初参戦したいと思うバンドの1組なのですが・・・
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2013年4月8日月曜日
[CDレビュー] Aldious「Determination」
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2 件のコメント:
前作より歌も演奏も随分良くなりましたよね。
来月に新voのRe:NOを迎えてから初のアルバム「ディストリクト・ゼロ」がリリースされますが、「White Crow」の音源とテレビで歌ったのを聴いた限りでは不安ですね^^;彼女の歌唱はメタル向きではありませんから。
ただ、彼女は今までメタルバンドで歌った経験が無くてAldiousが初めてなんですよね。
(未経験者をよく加入させたなあと思いますが^^;)
「White Crow」をレコーディングした頃はまだ手探りで歌っていたんだと思います。
某B!誌の2012年12月のライブレポートでは絶賛されていました。
私は本当に絶賛するようなライヴ内容だったのか怪しんでいるんですけど^^;
前任のRamiの方が良かったという意見も聞きますが観に行った友人の話ではライヴでは酷かったらしいです。(調子が悪い時だったのかもしれません)
Aldiousはライヴの演奏も少しずつ良くなっているみたいなのでvoの件も含めて今後に期待ですね。
賛否両論あるバンドですが、メタルを聴かなくなった人やメタルに興味が無い人に興味を持たせたのは大きいと思います。
Aldiousに続けと後続の嬢メタルバンドも出て来ていますしね。
Gacharic Spinも大事な時に抜けてしまいましたよね。
専任のシンガーを迎え入れて、はなさんとツインvoにして立体感のあるvoにしても面白いんじゃないかと思っています。
AtreyuやFuneral For A Friendみたいに。(Atreyuは活動停止中、FFAFのドラムは抜けてしまいましたが)
新ボーカルのRe:NOさんはかつて推定少女というユニットで歌手活動をしていたようですが、
その経験の割にはイマイチと感じてしまいました。これから伸びてくればいいのですが・・・
むしろ未経験者であったCyntiaのボーカルのsakiさんの方が伸びしろという点では大きいのではないかと、
そして実際伸びつつあるぞと、去年末のライブを聴いてそう思いましたね。
嬢メタルは去年末ぐらいからマイブームともなっていますし、
こうして多くの人に、このジャンルの魅力を知るきっかけを作ってくれたAldiousにはぜひ頑張ってもらいたいです。
Gacharic Spinはまさか専任のシンガーの前にダンサーが入るとは・・・
ライブではどんなステージとなるのか注目ではありますが。
AtreyuとFuneral For A Friendはまだ聴いたことがないのでこれから聴いてみようと思います。
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