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2013年4月14日日曜日

[CDレビュー]  THE BOOM「思春期」


THE BOOM「 思春期」
(1992/1/22) 

1. 思春期
2. 子供らに花束を
3. ひのもとのうた
4. みちづれ 
5. きょうきのばらあど
6. 星を数えているうちに
7. 憂鬱なファーブル
8. そばにいたい
9. 島唄
10. サラバ  
お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)




1992年ににリリースされた、THE BOOMの4thアルバム。
スカバンドとしてデビューした頃から比べると音楽性の幅が広がり、
ファンクやレゲエ、さらには沖縄音楽まで取り入れたサウンドを聴くことができます。
それに加えて今作は、歌詞がセンスがずば抜けて素晴らしい。
世に訴えかけるかのようなメッセージ性を持った曲が多いのも大きな特徴です。

まず1曲目のタイトル曲「思春期」は荒涼とした雰囲気のバンドサウンドにのせて歌われる
環境破壊を繰り返す人間たちを風刺した歌詞が、聴く者に先制パンチを浴びせるかのよう。
そして、個人的にTHE BOOMハマるきっかけとなった曲が2曲目「子供らに花束を」でした。
スカのリズムにのせて歌われる生命賛歌で、命について考えさせらる曲でありながらも、
歌詞の文字通りにこれぞ「絶大な愛」が込められた名曲です。

そして3曲目の「ひのもとのうた」は沖縄音楽を取り入れた曲で、
三線や指笛の音などが入ったノリノリのバンドサウンドが聴ける曲ながらも、
当初のスカ路線からそれほど大きく路線変更をしたという感じがせず、
これをアルバムの中にうまく溶け込ませているというのは、さすが彼らの成せる技。
さらにはファンク調でありながら曲のリズムが乱高下する「みちづれ」、
同じくファンク調のサウンドにのせて、ミーハーな現代人に警鐘を鳴らす言葉の
数々が聴ける「きょうきのばらあど」といった曲も名曲です。
8曲目のレゲエナンバー「そばにいたい」は、最近のレゲエの一般的イメージとは違う(?)
穏やかかつ優しさが溢れた曲で、こんな曲も歌えるのかと感心させられました。

このように、曲ごとに様々なメッセージが込められたアルバムの
クライマックスはやはり、誰もがご存知の世界的名曲「島唄」でしょう。
沖縄の美しい景色が広がるかのようなサウンドにのせて、平和への願いを歌ったこの曲は、
まさに世界中の人々が共感できる、普遍的なメッセージを持っている。
日本からはるか遠く離れたアルゼンチンなども含めた世界中で、この曲がカバーされたり
ヒットしたりしたということも、うなずけてしまいます。

今の日本で売れているオリコン上位歌手の中で、果ては地球の裏側まで響き渡るぐらいの
世界的名曲を作れるアーティストは他にいるだろうか・・ それだけに彼らは偉大だ。
世界中の人に愛される曲を作るアーティストは最高に素晴らしいアーティストだ。
その点でいえば、今一番世界で通用しているといえる日本のアーティストは、
初音ミクなんじゃないだろうか・・・
どうか最近の若手歌手の中からもこれぐらいの曲を作るアーティストが出てきて欲しい。
そしてこれぐらいのアルバム作品を作れる人たちが、どんどん出てきて欲しいです。



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