恒例企画、サブコンにより選ばれた月間私的名曲ベスト10を紹介いたします。 10月11月は毎年のようにリリースラッシュということで名曲が多かったです。いってみましょう。 第10位 グッドモーニングアメリカ「風と鳴いて融けてゆけ」 [公式PV]爽快感抜群のメロディが詰まったバンドサウンド。楽曲はすごく良いのに、 やっぱりこのバンドもボーカルの高音部分の歌唱にナヨい所があるのが惜しいなぁ。 和島あみさんが歌ってたらもっと上位にもってきてたかもしれない。 第9位 印象派「檸檬 [le:mon]」 [公式PV]
スタイリッシュなEDM。おしゃれな曲とはほとんど無縁の当ブログだけど この曲には謎の中毒性を感じたので抜擢してみた。 第8位 THE UNCROWNED「LOST TEARS」 [公式PV]
90年代!ビーイング!KIX・S!って声をあげたくなるほど影響を受けてるのが分かる曲。 それぐらいメロディの良さが光っているしラストのギターソロも泣きメロそのもの。 時代が違えば、こういうハードロック・メタルシーンで活躍するバンドにも 光が当たる時代ならば・・・もっと評価されたはずなのにと思わずにいられない。 第7位 ミオヤマザキ「鋲心全壊ガール」 [公式PV]
ボカロPとのコラボ曲らしい曲。ピアノを生かしたバンドサウンドのノリの良さが抜群。 ポップ路線でもインパクトある名曲を作れるバンドだというのが分かる。 第6位 fairly hairy situation「DREAM or DREAM」 [公式PV]
赤マルダッシュ☆の北澤鞠佳さんがボーカルを務めるニューウェイヴ系ユニット。 デビュー作でありながらもどこか懐かしさを感じるメロディが◎。赤マルだけに。 第5位 コアラモード.「大旋風」 [公式PV]
これまでの曲の作風からは想像もつかないほどの迫力と開放感とスケール感、 まさかこんな曲を作ってくれるとはビックリしましたよ。 我こそが旋風を起こしてやるんだ!って曲はそりゃもう好きになる。 第4位 DREAMING MONSTER「ココロに、雨。 」 [公式PV]
切ないメロディが心に響くガールズポップ。メンバー全員が20歳以上の 大人系アイドルユニットということからか歌唱も上手いメンバーが多そう。 第3位 SPYAIR「スクランブル」 [公式PV]
こちらのアルバムレビュー記事に書いた通りの傑作。 近年のバンドでメロディの良い歌を作れるバンドといえばSPYAIRの名を真っ先に挙げたい。 第2位 大阪☆春夏秋冬「Travelin' Travelin'」 [公式PV]
ボーカルの豪快な歌いっぷりがお見事、まるで中ノ森BANDみたいな曲で最高に気持ちいい。 一時は楽曲の方向性が迷走してるんじゃないかと心配になったものの この曲でガールズロック系アイドル路線に戻ってくれたので一安心ですね。 第1位 JAM Project「TOKYO DIVE」 [公式PV]
EDM系の曲を歌っても我らこそが最強だ!というのを見せつけてくれた。 オリジナル曲ならではの傑作。アルバムレビューは次の記事にて。 意外にも月間マイベスト10での1位は初めてでした。昨年でいえば「NAWABARI~背徳のシナリオ~」は1位でも良かったのに。 (その他注目曲) ・Devil ANTHEM.「EMOTIONAL」 [公式PV] ありったけの夢と希望が詰まっている曲で素晴らしいの一言に尽きる。 これはマイベスト10に入れたかった。ちなみにこの曲の作詞作曲を担当した今城沙々さんといえば がんばれ!Victoryにも楽曲提供してたんですよね・・・確かにがんビクっぽい、そりゃ名曲だ。 ・アカシック「いちかばちかちゃん」 [公式PV] 歌謡ロック感満載、気になるバンドということでアルバムも聴いてみようかな。 ・CoverGirls「アナタシカ」 [公式PV] イントロから華やかで惹きつけられた。カバー曲ではなくオリジナル曲らしい。 カバーといえばアイドルネッサンスはなぜここまでRSPと差がついたのだろうかと ずっと思ってたのだが、ライブを見たら良さが分かるのでしょうか? ・田所あずさ「ストーリーテラー」 [公式PV] 声優歌手の中では以前から注目している歌手の一人。今回の曲も良い曲なんだけど サビメロがLiSAさんの「Catch the Moment」に微妙に似てないか、パクリジナル感があるのではと思ってしまった。 アルバムはこれから聴きますが果たしてどこまでオリジナリティを出せてますかね?
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2017年12月5日火曜日
[私的名曲ランキング] 2017年10月度 マイベスト10
2017年11月30日木曜日
「第6回アイドル楽曲大賞2017」に投票してきました
ピロスエさん主催の年末恒例の投票企画「第6回アイドル楽曲大賞2017」に参加してきました。 投票受付期間は12/4(月)23:59までということなので、興味がある方は参加をおすすめします! 昨年度(記事はこちら)に続いて2回目の参加です。楽曲の試聴については今年もサブコンを中心として多種多様な曲を聴かせていただくことができました。 なお個人的ルールとして今回も楽曲部門の投票については、各グループ1曲のみといたしました。 同じグループばかりではなく、より多くのグループにスポットライトを当てたいですからね。 それではいってみましょう! ・メジャーアイドル楽曲部門 第5位 風男塾「証-soul mate-」 [公式PV]風男塾×Elements Gardenという時点で傑作は保証されているようなものでしたが、 その期待通りの作品でした。サビの真ん中で転調するドラマチックかつシンフォニックな曲展開と メンバーの迫力抜群の歌唱の融合はお見事としか言いようがない。 第4位 BiSH「GiANT KiLLERS」 [公式PV]
楽器を持たないパンクバンドが歌う、ジャイアントキリングを目指せという決意表明。 こういう曲にはとことん惹かれてしまう。サビのウォーウォーというコーラスからして迫力抜群で勇気づけられる。 「プロミスザスター」のようなポップ路線も良いけど、BiSHの真骨頂だといえる曲はこちらの方だと感じられる。 第3位 Party Rockets GT「START!!」 [公式PV]
まるでこれから大海原へと航海に旅立つかのような、スケール感に溢れる素晴らしき名曲。 透明感のある歌声に加えて、ハードロックの影響を受けたギターのメロディの美しさにハマりました。 第2位 PASSPO☆「PlayGround」 [公式PV]
マイケルジャクソンのスリラーの進化形ともいっていいような洋楽ポップス風のガールズロックで これは傑作としか言いようがない。ホラー映画をテーマにした曲で、 ミュージックビデオも含めてここまでエンターテイメントとして優秀な作品を届けてくれるとは、 やっぱりこのグループは楽曲パフォーマンス共に別格だと感じられる。 第1位 ベッド・イン「CO・CO・RO グラデーション」 [公式PV]
まさかベッド・インを1位投票する日が来るとは思ってませんでした(笑) 90年代ポップス風で圧倒的にキャッチーな楽曲の良さもさることながら、この歌唱力にやられた。 アイドルでこれほどまでにスバ抜けた歌の上手さを感じられる歌手は、いつの時代にもそう滅多にいない。 90年代で例えるならばKIX・Sというガールズロックユニットを彷彿させるような歌声だと感じられた。 これぞ90年代の進化形アイドルポップスといえるでしょうね。 以上でございます。次点は大阪☆春夏秋冬「Travelin' Travelin'」と 仮面ライダーGIRLS「Time of Victory」。この2曲も本当に元気づけられる曲で できれば投票したかったですね。メジャー楽曲部門は全部門の中でも一番の激戦でした。 ・インディーズ/地方アイドル楽曲部門 第5位 Fullfull☆Pocket「キミトシル」 [公式PV]
歌唱力に未熟な部分があったのが惜しいところだが、楽曲の方はイントロのピアノの メロディからして哀愁漂う、クサメロ好き歓喜のハードロックナンバーで まさかこのグループがこんな形の名曲を歌うとはと驚かされました。 第4位 BiS「SOCiALiSM」 [公式PV]
シュールで型破りなスカパンクチューン。メンバーそれぞれの歌声は今まで以上に生きているし、 ブラスバンドのメロディも良い。こういう曲を待ってた。完全復活を決定づけてくれた曲。 第3位 空野青空「3×ザ・ライド」 [公式PV]
ユーロビートを中心にプログレッシヴな曲展開を炸裂させつつも、それでいてメロディはキャッチーさ抜群。 近年のアイドル楽曲がいかに面白いか、いかに進化しているかが分かる曲。 それに加えて「♪3倍速く 3倍強く」といった歌詞が良い。 このような、より速くより強くなってやるんだ!などと歌ってのける曲にはとことん惹かれるしパワーをもらえる。 3×ザ・ライドということでアイドル楽曲大賞の投票でも3位に大抜擢。 第2位 PREDIANNA「STAND UP」 [公式PV]
「♪きっと解ってた 劣等感ってさ」「♪負けて終われない そうでしょ Stand up Buddy」 こんなん自分の人生そのものな曲ですよ。何かと劣等感を持って生きてきた、 だがそんな弱さをも跳ね返してやるんだと言わんばかりのパワーがこの曲には詰まってる。 こういう音楽に今までずっと励まされて生きてきた・・・ バッキバキのデジロックサウンドに間奏ではスクラッチ音なども交えた編曲もカッコ良過ぎ。 第1位 GANG PARADE「FOUL」 [公式PV]
この曲は子供の頃にJ-POPにハマった原点のような音楽だ。辛い時に励まされて、勇気づけられてきた音楽。 メンバーの自作による熱い思いが詰まった歌詞と、伸びやかさ抜群のサビメロの歌唱には ダンスパフォーマンス同様に天をも突き抜けるかのような迫力を感じられる。 未来への憧れ、そして音楽への憧れが詰まった、1位投票にふさわしい傑作曲。 ちなみにYouTubeのコメント欄に風男塾みたいな曲だなという書き込みがあったのには、 確かにそうだなということで笑ってしまいました。 以上でございます。インディーズ部門も名曲多数の激戦でございましたが、 実を言うと、ぜひ投票したかったにもかかわらずエントリーされてなかった曲がありました。 その曲とは、DEADLIFT LOLITA「SIX PACK TWINS」。 元LADYBABYの女装シャウト外国人のレディビアードと、筋肉アイドルの才木玲佳、 現役プロレスラーとしても活躍する2人により結成された 「霊長類最強アイドルユニット」が歌う最強の筋トレメタル楽曲。 これほどまでに面白くて、これほどまでにパワーみなぎる傑作曲が今まであっただろうか。 この曲に限っていえばBABYMETALを超えたとすら思えてくる。 心と体の底からの、魂の叫びっぷりにひたすら興奮、感動、そして一緒に筋トレですよ。 ライブもこちらの記事に書いた通りに素晴らしかった。来年こそは1位投票候補ということでリクエストするんだ・・・ ・アルバム部門 第3位 Party Rockets GT「Time of your life」
アルバムレビューはこちら。過去曲の再録が多かったものの それでも楽曲の方はハードロックを中心としたサウンドの良さが健在。 第2位 風男塾「All Time Best」
結成10周年記念作品。多種多彩なジャンルの楽曲を、熱くカッコよく歌い上げる最強ベストアルバム。 第1位 PASSPO☆「Cinema Trip」
アルバムレビューはこちら。映画の旅をテーマにした作品で アイドルグループのアルバムとしては史上最高ではないかと思えてくるほどの大傑作。 以上でございます。アルバムはそれほど多くの作品を聴いていないこともあり、 すんなり決まりました。DISDOL「HARERUYA」(レビューはこちら)がエントリーされていれば こちらも投票候補でしたが・・・ 仮面ライダーGIRLS「invincible」(レビューはこちら)は 前2作と比べるとハードロック・メタルの要素が弱まったのが惜しく感じてしまった。 前2作のリリース時にこの企画に参加できていれば文句無しに1位投票してたのに。 ・推し箱部門 PASSPO☆
歌唱やライブパフォーマンスの良さ、楽曲の質の高さや多彩さなど 様々な面を総合的に見た上で、最強アイドルグループは今年もPASSPO☆で決まりです。 これからもずっと投票するとは限らないし来年にはDEADLIFT LOLITAに投票するかもしれないが、 今年は何よりも、映画の旅をテーマにした傑作アルバム「Cinema Trip」を届けてくれた、 そこで更なる進化を見せてくれたというだけで圧勝ですよ。 以上、第6回アイドル楽曲大賞2017の全投票結果でございました。 相変わらず今年もパワーポップ、ハードロック、デジロック系の曲中心で なおかつメンバーの歌唱力を重視して投票している人なんてのは 滅多にいないのでしょうが、アイドルの楽しみ方は人それぞれですよということで、 自己満足記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。こんな面白い企画を作ってくれた アイドル楽曲大賞の運営の皆さんには心から感謝したいと思います。
2017年11月24日金曜日
[CDレビュー] SPYAIR「KINGDOM」
SPYAIR「 KINGDOM(初回生産限定盤A)(DVD付)
」 (2017/10/11) 1. THE WORLD IS MINE 2. RAGE OF DUST [公式PV] 3. MIDNIGHT [公式PV] 4. スクランブル [公式PV] 5. 君がいた夏 6. THIS IS HOW WE ROCK [公式PV] 7. BRING IT ON ~Battle of Rap~ 8. Don't Look Back 9. Brand New Days 10. C!RCUS 11. Goldship 12. Be with [公式PV] お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10) SPYAIRの通算5枚目のオリジナルアルバム。曲調の多彩さは前作以上でありながらも 芯は全くブレてない。さらなる進化を遂げながら突き進む姿が見える作品。 まず1曲目「THE WORLD IS MINE」から前作以上にエモーショナル。 ストリングスを取り入れた迫力あるサウンドに加えて、サビの真ん中で転調するという ドラマチックな曲展開は、まるでElements Gardenが編曲したみたいだと感じた。 2曲目「RAGE OF DUST」はガンダムの曲は名曲ばかりというのが分かる 熱血ラウドロックナンバー。歌詞からも必死さが伝わってきて素晴らしい。 「♪ヒリヒリと生き様を その為に死ねるなにかを この時代に叩きつけてやれ」 こんなん今でも先週のスライディングの擦り傷がヒリヒリしてるような自分には共感しまくりっすよ。 3曲目「MIDNIGHT」はタイトル通りに夜の街の輝きが目に浮かぶかのような セクシーな歌謡ロックチューン。シングル曲として聴いた時は 新境地に辿り着いたと感じさせられた。思わぬ切り口から名曲が飛び出した。 4曲目「スクランブル」は銀魂の曲は名曲ばかりというのが分かる王道ロックナンバー。 俺達はここにいるんだと言わんばかりにでっかい声を発し続けてやるんだ、これぞ青春だ、 こういう曲は思わず一緒に歌いたくなる。カラオケでも歌いたくなるに決まってる(笑) 「♪曇天の切れ間から いつか見える銀色の空」といったラストの歌詞を聴くと DOESの曲を思い出すが、SPYAIRはむしろ青空が似合うバンドだし、銀色よりも金色だ、 銀メダルではなく金メダルを獲ってやるんだ!と歌って欲しいバンドだ。銀魂ではなくきんた・・いや何でもない。 5曲目「君がいた夏」はほんのり切なくもポップなメロディが印象的なラブソング。 間奏のギターのメロディも良い。90年代ならばドラマ主題歌で大ヒットしそうな 曲だったのにと思ってしまった。シングル曲でも全然いけたはずの名曲。 6曲目「THIS IS HOW WE ROCK」はサビの伸びやかなメロディが気持ちいい上に 誰かを叩くぐらいならば自由になるまで常識ってやつを叩けなどといった歌詞は ロック魂を感じられて本当に良い歌詞描いてるよな・・・ 同時にこの曲の歌詞は自分も含めた陰湿なネット民に喝を入れているようにも見えてくる。 ジメジメした空気を熱風で除湿してくれるかのようなバンドが好き。 7曲目「BRING IT ON ~Battle of Rap~」はラップ中心のミクスチャーロック。 8曲目「Don't Look Back」はライブ感、一体感が満載な曲で お前だってできるんだ!といったメッセージの数々に励まされる応援歌。 9曲目「Brand New Days」はイントロからダンサブルなリズムが弾けるデジタルロック。 10曲目「C!RCUS」ではブラスバンドでジャジーに味付けした曲といった感じで アルバム後半の曲調の多彩さは聴いていて楽しい。もう一本調子とは言わせないぐらいに。 11曲目「Goldship」は仲間や友人との絆を歌った曲。 「♪たまには肩を並べながら あの頃、俺たちバカだったと飲みながら」 といった歌詞を聴くとまるでTHEイナズマ戦隊みたいでそりゃ対バンするよなと思った。 このように飲みっぷりもしゃべりっぷりも豪快な男でありたい。ビール瓶持って暴れたりはしないけど。 12曲目「Be with」はストリングスのメロディのスケール感が加わったバラード曲。 シングル曲として聴いた時以上に、アルバムのラストでより輝いていると感じられた。 ボーカルのIKEさんの歌声を聴いてみるとやはり4、5曲目などは一部ハスキー気味で 今でも喉の状態は決して良いとはいえないんだろうなと感じられる中で、 それでも必死に歌い続けているのが伝わってくる。さらに歌詞からも必死さが伝わるし、 より多くの人達に聴いてもらえるようにメロディのキャッチーさを大事にしているのも分かる。 もしも音楽好きの人達の世界の中でこれが評価されないのであれば、 正直者が馬鹿を見る世界になってしまったのか・・・とすら思えてくる。 ナヨナヨひねくれたバンドよりもガツンと魂の直球勝負をやってのけてくれるバンドを これからも聴き続けていきたいと思える。今作では変化球の使い方もうまくなっているが やはり基本はストレートに熱いメッセージを全力で届けてこそ素晴らしいんだ、 心を突き動かされるんだ、これこそが音楽の持つパワーなんだとあらためて感じられた。 過去のアルバム作品と比べても今作が最高傑作でしょう。やっぱり売れてる若手バンドの中ではトップクラスの力があるバンドですね。
2017年11月21日火曜日
[CDレビュー] DOLL$BOXX「high $pec」
DOLL$BOXX「 high $pec【初回限定盤】(CD+DVD)
」 (2017/11/8) 1. Shout Down [公式PV] 2. Sub-liminal [公式PV] 3. HERO [公式PV] 4. 世界はきっと愛を知ってるんだ [公式PV] 5. Dragonet [公式PV] お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10) DOLL$BOXXのミニアルバム。元LIGHT BRINGERで現在はFuki Communeなどで活躍中の 実力派女性ボーカリストのFukiさんと、Gacharic Spinの楽器隊4人により結成された 最強ガールズバンドの作品。前フルアルバムから約5年ぶりの復活リリース。 今作は試聴の段階から大いに期待した通りに、前アルバム「DOLLS APARTMENT」 よりもハードロック・メタル色の強い作品となっていた。 持ち前のメロディの良さを生かしつつも、ひたすらカッコいい路線を突き進む作品。 Gacharic Spinとしてはよりポップな曲中心の前アルバム「確実変動 -KAKUHEN-」 ではやりたくてもできなかったような曲を思う存分やってのけてくれた。 そしてFukiさんはシリアスなロック系の曲でこそ最大級の魅力を発揮する ボーカリストだとあらためて感じられた。序盤の1曲目「Shout Down」、 2曲目「Sub-liminal」と立て続けにGacharic Spinの圧倒的演奏力と Fukiさんの圧倒的歌唱力が響くアッパーチューンを聴かせてくれて、 これには大興奮。ベースの活躍っぷりもキーボードの使い方のうまさも ドラムを叩きながら歌うはな兄さんのコーラスも他のガールズバンドには無い魅力。 3曲目「HERO」はGacharic Spinでは滅多にやらないはな兄さんのグロウルから始まる ミドルテンポ調のアニソン・ゲーソンみたいな曲。 4曲目「世界はきっと愛を知ってるんだ」は今作の曲の中では唯一 前アルバムを彷彿させる明るめの路線。それでもイントロからの爆発的演奏は圧巻、 そして何より「♪気づいーーーたーーーよーーー!!」このサビのFukiさんの ド迫力ハイトーンボイスがスゴ過ぎてこれだけで100点満点と言いたくなる。 こんなん気づくに決まってる!たとえパチンコ店の真ん中で歌ったとしても店内にいる人全員が気づくレベルだ。 5曲目「Dragonet」は龍をモチーフにしたスケール感溢れるミドルバラード。 この曲も含めて全曲の作詞を担当したFukiさんは相変わらず作詞家としても 存分に才能を発揮している。そしてアニメやゲームが好きなのも十分に伝わってくる。 曲名はドラゴンクエストをもじったのではないかと思う。ドラゲナイとは全く関係無さそう。 前アルバムは良い作品ではあったものの、どちらかというと FukiさんがGacharic Spinのカラフルな曲を歌ってみたといった感じに思えて、 こういう曲ならばはな兄さんとオレオ様が歌えばいい、Fukiさんはむしろ ダークテイストがかったロック系の曲を歌う方が声質的に合っていると思う、 なので1回限りの夢のコラボということで今後はそれぞれGacharic Spinと LIGHT BRINGERで頑張って欲しいとこちらに書いたものでした。 だがその後LIGHT BRINGERが実質解散の活動休止となってしまったのは残念だった。 そしてあらためて今作を聴いてみると、この路線ならばDOLL$BOXXをGacharic Spinや Fuki Communeと並行して活動し続けていってもいいんじゃないかと思えた。 両者の魅力が存分に詰め込まれた、名実ともに最強のガールズバンドだ。 Fukiさんもこれだけの実力がありながら、最近の活躍といえばテレビ東京系列の カラオケバトルでCyntiaのSAKIさんと共に高得点を出したことぐらいしか無いというのは もったいなさ過ぎる。DOLL$BOXXで有名音楽フェスに出るところなども見てみたい。 初見の人をアッと驚かすほどの圧倒的なライブステージを見せてくれるはず。 それぐらい幅広い活躍を今後とも期待したくなりますよ!
2017年11月12日日曜日
[CDレビュー] 沼倉愛美「My LIVE」
沼倉愛美「 My LIVE(初回限定盤A)(Blu-ray Disc付)
」 (2017/6/14) 1. 叫べ [公式PV] 2. Climber's High! [公式PV] 3. Good Day 4. Smiling & Smiling 5. Spiral Flow 6. Anti-Gravity 7. Shining Days 8. ハレルヤDrive! 9. Hello,Ms.myself 10. 屋根上の朱い花 11. 暁 12. My LIVE [公式PV] お気に入り度:★★★★★★★☆ (7.5/10) 声優歌手、沼倉愛美の1stアルバム。今作はとにもかくにも2曲目に収録された 先行シングル曲「Climber's High!」が、90年代ガールズロックを彷彿させるような メロディの詰まった大傑作。Bメロの展開が良いのに加えてサビの開放感が最高で、 おまけにCメロでさらに高みを目指すかのような疾走感も加わることで 目の前に果てしないまでの夢と希望が広がっていると感じさせられる曲。 そして歌唱も素晴らしい。ガールズロック歌手の中にはドロっとクセの強い 歌声を放つ歌手もいるがそれとは対照的に、ぬーさんは歌声もルックス同様に綺麗。 「♪心に熱い風纏って 駆け上がって行こうぜ」と歌う姿はまるで 人々に勇気と感動を届けてくれる美人アスリートのよう。熱く爽やかな風を届けてくれた。 この曲が収録されているというだけで今作を手に取る価値があると言える。 本当にどれだけ励まされたか・・・一緒に駆け上がりたいと思える。 ということで1、2曲目の先行シングル曲を聴いた時点で今作には大いに期待していたが、 続く3曲目の「Good Day」という大人っぽくて洒落たポップスを聴いた時点で 早々とこれじゃないんだと感じてしまった・・・ 5曲目「Spiral Flow」、6曲目「Anti-Gravity」ではEDMサウンドで 楽曲自体は良いのだが、まるでfripSideみたいな曲が2曲連続で来たのも予想外。 9~11曲目はバラード曲3連発。この中では「Hello,Ms.myself」が バンドサウンドで良かったが、バラード系ならば2ndシングルのC/W曲の 「星の降る町」が伸びやかなメロディの光る、一番の名曲だったように思うんですよね。 今回期待通りだった曲は8曲目の「ハレルヤDrive!」。 晴れ空の下を駆け抜けるような爽快感のある曲で、タイトルからして 車のカーステレオで聴くことを推奨する曲。WEST GROUNDが作曲した曲は 名曲ばかりということが分かる。なので今作を完全プロデュースしても良かったのに。 さらにラストナンバーのアルバムタイトル曲「My LIVE」は本人作詞曲で そこまで言い切れるかというほどの熱いメッセージ連発の名曲。 「♪あなたの選択は概ね正解です」そうであって欲しい。迷わずに進む姿は美しい。 ここまでの先行シングル曲がC/W曲なども含めて90年代風ガールズロック& ガールズポップの進化形といえる曲ばかり、それだけに今作は 2010年代版田村直美みたいな作風のアルバムになるのではと期待していたし、 実際にその路線が歌声に合っていると感じてただけに・・・ アニソン・声優系アーティストは総じて様々なジャンルをまたいだ楽曲を歌い、 アルバムに多様性を感じられるというのが良いところでもあるのだが、 やっぱり3、5、6曲目みたいな曲を歌うアニソン系歌手なら他にいくらでもいるわけで。 「Climber's High!」で美人ランナーと化したぬーさんならではの魅力が詰まった バンドサウンド中心の作品を、次作では聴いてみたいですね。
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