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2010年3月10日水曜日

[CDレビュー]  Zwei「Z」


Zwei「 Z」
(2005/12/21) 

1. FAKE FACE 
2. Dragon 
3. BUBBLEGUM DREAM 
4. DENNY 
5. ICE BREAKER 
6. 太陽がみてる場所 
7. 光 
8. TRICK KIDS (インスト)
9. 罪と罰 
10. 白い街 
11. ∞~infinity~
お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)




ボーカルのAyumuさんと、ベースのMeguさんによる女性2人組ユニット、Zweiの2ndアルバム。
デビュー曲「Movie star」の時点から、
イギリス人音楽プロデューサー、ニック・ウッドさんによる楽曲プロディースや、
有線放送でのパワープレイなどで話題になっていたアーティストです。
おそらく、Zweiという名前を知らない人でも曲を聴けば多くの人は
あぁ、あの曲か!と思い出すのではないでしょうか。
そして期待して聴いた1stアルバムでは、全曲ニック・ウッドさんプロディースの
アルバムとなり、洋楽テイストの強い作品に仕上がっていましたが、
ただどうも私的には、アルバム曲の出来にムラがあり、
メロディセンスの違いなのか特に歌メロは全体的に弱いのではと感じてしまいました。

しかしこの2ndアルバムでは、他の日本人作曲家も起用した作品となり、
これが見事にハマりました。
特に、4thシングルにもなった「Dragon」は本当に素晴らしいです。
ストリングスの音が響くイントロから始まるデジタルロックで、
全編通してシャープかつ疾走感に溢れ、さらにAメロ、サビごとに表情を変えるアレンジや
2番のサビでの転調、そしてこれぞドラマチックとしか言いようのない間奏など、
まさに曲の展開美をこれでもかと感じる作品で、Zweiの一世一代の大傑作といっていいでしょう。

そして今作でも、ボーカルのAyumuさんの独特の声質から放たれる鋭い歌唱は、
1.10曲目のようなJ-POP的な曲でも十分過ぎるぐらいの魅力を発揮しています。
4曲目「DENNY」は、「邪魔する者など焼き尽くせばいい」といった
激しい内容の歌詞を歌いながらも、それでいて曲の方は独特のクールさも
合わせ持ったかのような、何ともいえないカッコ良さがある。
こういう曲はまさに彼女たちにしか歌えないような曲といっていいでしょう。
さらに今作ではニック・ウッドさん作曲の曲も、穏やかな曲調の「太陽が見てる場所」、
静かな鋭さを感じる「光」などといった曲が、どれもいい味を出しています。
8曲目に収録されている、3分近くあるインスト曲「TRICK KIDS」も、
Meguさんの演奏によるベース音がカッコいい、必聴の曲です。

このように今作では、邦楽と洋楽の両方の良いところが組み合わさったような作品となり、
多様かつ全曲ハイレベルな曲が揃った、名作アルバムとなりました。
しかし、これだけの素晴らしいアルバムを出したにもかかわらず、
その後のZweiの活動は、レコード会社や所属事務所などを次々と
移籍したこともあってか、満足な活動ができていないように感じるのが残念です。
新曲も2年ぐらいリリースが途絶えており、アルバムに至っては、
果たしてこれから3rdアルバムが出ることはあるのか・・・


2010年3月7日日曜日

[CDレビュー]  中島みゆき「転生」


中島みゆき「 転生」
 (2005/11/16) 

1. 遺失物預り所 
2. 帰れない者たちへ 
3. 線路の外の風景 
4. メビウスの帯はねじれる
5. フォーチュン・クッキー 
6. 闇夜のテーブル 
7. 我が祖国は風の彼方 
8. 命のリレー
9. ミラージュ・ホテル 
10. サーモン・ダンス 
11. 無限・軌道
お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10)




中島みゆきさんの、通算33作目のオリジナルアルバム。
「輪廻転生」について歌った、1つのコンセプトアルバムといっていいような作品で、
全編を通して聴いたときのスケール感がすごい、そんな作品です。
8曲目の「命のリレー」などはこのアルバムの象徴のような曲といいでしょう。
この1曲だけをとっても、歌詞通り「この一生だけでは辿り着けない」かのような、
そんな壮大なスケール感。
サビの荒々しくも力強い歌唱がまた、本当に心を打たれる曲です。

そして何より、この作品は、アルバム全体を通しての構成が完璧です。
1・2曲目では、人生のスタートといっていいような曲で、
そして3曲目では、人生という名のレールの上を走りながら
大自然の、草原の中を走っている姿が思い浮かぶ、
「線路の外の風景」。これで一気に目の前が開けるかのような・・・
(余談ですが、この曲はぜひ列車で旅をしている時に聴きたい曲です!)

その後も、アジアンテイストを感じるサウンドが印象的な「フォーチュン・クッキー」
低音の歌唱がダークな雰囲気をかきたてている「闇夜のテーブル」、
歌詞といい、ピアノやオーケストラの音といい、実に壮大なバラード曲「我が祖国は風の彼方」
などといった、歌謡曲をベースにしながらもさまざまな曲調の歌を歌い、それと同時に、
曲ごとにさまざまな人生の1ページを歌っているかのようなアルバム曲の数々となっています。

そして、このアルバムのクライマックスといっていいのが、10曲目の「サーモン・ダンス」。
タイトル通り、サケが川を登る姿が思い浮かぶかのような、
そしてその力強い姿に、まるでこちらも励まされるかのような、そんな曲です。
打楽器の音とアコーディオンの音が響くイントロから始まり、
そして、それこそ川を登り始めるかのように、一気に盛り上がるサビの部分は圧巻といっていいです。

「生きて泳げ 涙は後ろへ流せ」
向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ」

こんな歌詞、どうやったら思いつくのだろうか・・・
つくづく、天才としか言いようがないと思います。
このサビの歌詞といい、歌唱、サウンド、そしてラストでの転調といい、
とにかく全てにおいて力強くて、感動的としか言いようがない作品です。


中島みゆきさんのオリジナルアルバムの中では、
今のところ私的には、最高傑作です。といってもアルバムはまだ計5枚しか聴けておらず、
あと30枚以上聴けてない作品がありますが(汗)
少なくとも2000年代では、最高レベルの作品といっていいでしょう。


2010年2月27日土曜日

[CDレビュー]  abingdon boys school「ABINGDON ROAD」



abingdon boys school「 ABINGDON ROAD」
 (2010/1/27) 

1. STRENGTH. 
2. PINEAPPLE ARMY 
3. and I love... 
4. JAP 
5. 蒼焔 -SOUEN- feat.BASI,サッコン,FUNKYMIC from 韻シスト 
6. 潮騒 
7. From Dusk Till Dawn -INCH UP- 
8. Siren 
9. BLADE CHORD 
10. キミノウタ
11. Sweetest Coma Again 
12. Gold Eclipse(インスト) 
13. Valkyrie -Lioleia Mix- 
14. nocturne(インスト)
お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)






約2年半ぶりのアルバムリリースとなった、abingdon boys schoolの2ndアルバム。
全編に渡って、メタルの要素を存分に取り入れた、ヘヴィなロックサウンドを聴かせてくれます。
これにメロディの良さとキャッチーさ、ポップな一面を加えつつも、それでいて、
一筋縄ではいかないような曲の構成、展開美を感じる曲が多いというのが素晴らしいです。
シングル曲においても、曲の展開、間奏、コーラスの入れ方などが、
どれをとっても絶妙、素晴らしいセンスを感じる「JAP」、
イントロや間奏で鳴り響く尺八の音、これがロックやメタルと見事に融合した「BLADE CHORD」
などは特に素晴らしいです。
アルバム曲では、シンセの音と激しいギターサウンドがイントロから炸裂、
このイントロの時点で最高に気持ちが高ぶり、そしてサビでは疾走感抜群のサウンドと、
「どうして人は互いを傷つけあうの」「肌や瞳の色が違っても 命の重さはどれも同じだから」
という歌詞が、すごく胸を打つものがある「PINEAPPLE ARMY」、
メタル色の強いサウンドに、Aメロ、間奏、サビごとに表情を変える曲構成が見事な「Siren」、
デジタルな要素を取り入れたヘヴィロック「Valkyrie」などが特に好きです。
他にも、ラップを取り入れた曲やバラード曲もありと、曲の幅が本当に広く、
これに関しては前作よりもさらに幅が広がった気がします。
そしてもちろん、ボーカルの西川さんの歌唱力も全く衰えを知らない、素晴らしい歌声。
歌唱力もさることながら、声質がこのサウンドにすごく合っています。
だから聴いててとても爽快感を感じますね。


最近メジャーで売れている、ヘヴィなロックをやってるバンドの中では一番好きです。
こういうバンドが活躍できるメジャー音楽シーンなら、やはり捨てたもんじゃないなと思えますね。
T.M.Revolutionとの2足のわらじは大変かもしれませんが、
これからもぜひ、2年に1枚はアルバムを出して欲しいなと思います。


2010年2月23日火曜日

[CDレビュー]  天野月子「天龍」



天野月子「 天龍」
(2004/1/21)

1. 劔 
2. 鮫 
3. 恋 
4. 骨 
5. 龍 
6. 天 
7. 蝶 
8. 月 
9. 虹 
10. 轍 
11. 枳
お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10)





天野月子の3rdアルバム。
まず、曲のタイトルが全部、漢字1文字。この時点で独特の世界観を感じます。
その曲タイトルや、ジャケット写真からして、和の要素を感じつつも、
曲の方は、オルタナティブロックをベースとしており、
そしてこのアルバムでは、1曲目「劔」の、イントロの時点から
ロックかつ、ブログレッシブな曲展開をみせてくれます。
そしてその1曲目とつながった2曲目「鮫」で一気に爆発、ヘヴィで荒々しく疾走する、
この2曲の時点で、一気にこのアルバムの世界へ引き込まれました。
ちなみに私はこの「龍」という曲を知ったのがきっかけでハマりました。
PVは、西洋風の時代劇(?)といえるような面白い作品で、
これまた独自のアーティスト性というものを感じさせてくれるPV作品でした。


そしてその後も、ロックをベースにしつつもさまざまなアプローチから繰り出される曲の数々は
とにかく、ドラマチックで、スケール感の大きな曲が多いです。
5曲目「龍」はそんなこのアルバムの真骨頂ともいっていい曲。
ラストにて初めて出てくる大サビ、「龍よ 舞い戻り 大地へいざない」といった歌詞、
そこでまさに、龍がこの世に降臨したかのような・・・
そしてそれに続く6曲目「天」は、ほとんどインストといっていい曲で、
その音をバックにセリフをつぶやくという曲。このバックの音というのが、
またとてつもない、展開美というものをこれでもかとみせてくれる・・・
この2曲はもう、圧倒的としか言いようがないです。
しかしその一方で、3曲目の「恋」や9曲目の「虹」といった曲では
ポップで可愛らしい一面もみせています。
さらには、8曲目の「月」、10曲目の「轍」といったバラード曲も素晴らしいです。


とにかく、全編通してのアルバムの世界観というものに、圧倒されました。
これは、まさに名前通り、彼女は月の世界からやってきた歌姫ではないかと・・・
そんなことを思ってしまうぐらいのスケール感を感じさせてくれる、そんな作品です。



(P.S)
そんな天野月子さんは現在、インディーズにて活動を再開したようですが、
つくづくなんでもっと世間的に評価されなかったのか、不思議でしょうがなかったです。
でもその理由、大ブレイクとまでいかなかった原因は、
決して実力的な問題ではなく、理由はただ一つでしょう。
たまたま、同じ時代に椎名林檎さんがプッシュされてしまったから。
実際作品を聴けば違うんですが、素人目には似てるように思われるのだろうかと・・・
個人的には、声質と、あと独特の品格の良さを感じる天野月子さんの方が好きですね。
それこそメディアや音楽雑誌などがこちらの方をよりプッシュしていれば、
もしかすると立場は逆転してたのではないかと思います。
彼女は運がなかっただけです。つくつぐ、世間的にブレイクするかしないかなんて時の運次第だ・・・


2010年2月21日日曜日

[CDレビュー]  上木彩矢「INDIVIDUAL EMOTION」


上木彩矢「 INDIVIDUAL EMOTION【初回限定生産盤】」
(2010/1/27) 

ディスク:1
1. introduction ~INDIVIDUAL EMOTION~ 
2. The Light 
3. To-The-Attack 
4. EMPTY 
5. Break my day
6. Dear my ...  
7. sokubaku LOVE 
8. CLAP YOUR HANDS 
9. 248 Mile 
10. I wish in your dreams
11. W-B-X ~W Boiled Extreme~
お気に入り度:★★★★★★★☆ (7.5/10)

ディスク:2 (ファン投票ベスト)
1. 世界中の誰もが 
2. I'm your side 
3. Can't stop fallin' in LOVE 
4. Crash
5. youthful diary
6. Whenever you're gone Today 
7. It's a beautiful day 
8. EVER SO SWEET 
9. フレンズ 
10. ☆シュビドゥビバ☆
お気に入り度:★★★★★★★★ (8/10)




上木彩矢の4thアルバム。レコード会社を移籍し、
そしてさっそく去年11月にリリースされた先行シングル
「W-B-X ~W Boiled Extreme~」が会心の作品だったので、
期待して聴かせていただきました。

まず今作では、イントロの1曲目や、3曲目などに代表されるように、
デジタルな要素が入ったロックが多く、前3作とは違う新たな路線を開拓しております。
そして、やっぱり今作においても歌唱力はさすがです。キレ味が抜群。

しかし・・・ 1曲1曲は決して悪くない、むしろ良いのですが、
無難にまとまり過ぎてるというか、なんかもう一つスケール感を感じませんでした。
4、7、8曲目あたりが似たように感じるなど、印象がかぶる曲が
チラホラとあったのに加えて、やはり歌詞がありきたり過ぎるのも
そう思った原因の一つだと思いました。
歌詞が良いと思ったのは7、11曲目ぐらいです。
7曲目ぐらいにはっちゃけた歌詞をもっと書けばいいのにと・・・
もはや歌詞を自作にこだわる必要は無いと思います。
唯一歌詞が自作でない、シングル曲の11曲目は歌詞もサウンドも
全てがこの中でダントツで良かったです。
こういった素晴らしい曲を聴くと、もっとすごいアルバムを作れるだろと、
彼女の素質から考えればまだまだこんなもんじゃないだろと、
そう思ってしまうのが、もう1歩だと感じてしまう理由かもしれませんね。
この作品はもしかすると、急いで作ったんじゃないかと思ってしまいました。
アルバムリリースを急がずに、先にシングルをもう2枚ぐらい出して、
その間にもっとじっくりアルバムを作り込んでいけばまた変わったんじゃないかと・・・


なお今作では、初回限定盤にはディスク2にて、過去のアルバム曲や
カップリング曲などから選ばれた、ファン投票ベスト盤が付いております。
(てか同時リリースのベストアルバムではなく、こっちのオリジナルアルバムにファン投票ベストが付いてるのか!)
こちらの収録曲については、とりあえず、「Crash」が収録されて良かったです。
個人的には「HAPPY GO LUCKY」(デビューシングルのカップリング曲)も入れて欲しかったですが。
この中で今回初めて聴いた曲は、インディーズ時代の曲「☆シュビドゥビバ☆」。
これは素晴らしい曲です! しかし、歌唱力が足りてないのが惜しい!
当時よりは今の方がはるかに歌がうまいです。できることなら再録して欲しかった。
この「☆シュビドゥビバ☆」のような、疾走感があり
なおかつ重厚なサウンドが聴ける、思いっきりパンチの効いた曲を
もっと作ってオリジナルアルバムにも収録すればいいのにと思いました。

どうか次作こそは、大傑作を期待しております。


2010年2月20日土曜日

[CDレビュー]  三枝夕夏 IN db「U-ka saegusa IN db IV ~クリスタルな季節に魅せられて~」


三枝夕夏 IN db「 U-ka saegusa IN db IV~クリスタルな季節に魅せられて~(初回限定盤)(DVD付)」
(2009/11/25) 

1. クリスタルな季節に魅せられて 
2. もう君をひとりにさせない
3. 雪どけのあの川の流れのように
4. 白のファンタジー 
5. 悲しい雨が降り続いても 
6. この世界に君がいるだけで
7. 夏の終わりにあなたへの手紙書きとめています 
8. precious memories
9. 誰もがきっと誰かのサンタクロース 
10. ごめんね 今もまだ君を愛してるから
11. いつも素顔の私でいたい 
12. ずっとずっと君の恋人でいたい
お気に入り度:★★★★★★★★ (8/10)




三枝夕夏 IN dbの4thアルバムにしてラストアルバム。
このリリースに至るまでの先行シングル曲は、微妙かなと感じる曲が
いくつかありましたが、しかしアルバム曲は良い曲が多かったです。
1曲目の「クリスタルな季節に魅せられて」にして一気に惹きこまれました。
疾走感を感じるサビから、ラストのコーラスまで構成が見事。
ポップなデジロックサウンドに、三枝さんの優しい歌声が乗った
1、2、11曲目などは特に、独特の魅力を感じます。
さらにバラード曲も、4曲目「白のファンタジー」といった曲は
しみじみと良いなと思わせてくれるものがあります。

ただ、1曲1曲は良い曲が多いですが、
全体的には無難にまとまり過ぎてしまったかなとも思いました。
個人的には、何が飛び出すか分からない面白さ、痛快さがあった前作の方が好きでした。
「君の愛に包まれて痛い」とか「愛のワナ」とか「Fall in love」とか好きだったのになぁ・・・
てか前作が一部であんな言われようされたらそりゃ無難な作品にせざるおえなくなりますよね。
アーティストの個性を認めないような一部の極端な物言いには本当にガッカリです。
そんな中、10曲目「ごめんね 今もまだ君を愛してるから」は、
シャッフルのリズムを取り入れた、どこか懐かしくもほのぼのとした
可愛らしい雰囲気の曲で、後半の曲では一番印象に残りました。


これで最後だというのはやっぱり惜しいですね。8年間お疲れ様でした。


2010年2月16日火曜日

[CDレビュー]  林明日香「初戀」


林明日香「 初戀(初回) (CD-EXTRA仕様)」
(2004/7/14) 

1. 初戀 (インスト) 
2. SANCTUARY~夢の島へ~ 
3. 小指 
4. 十二単 
5. 新緑 
6. もう一度あなたに会いたい
7. 凜の国 
8. ずうっと一緒 
9. 願い 
10. 花結び 
11. 風の凱歌
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)




林明日香さんの2ndアルバム。
全編通じて徹底的に作り込まれた世界観という感じだった1stアルバムと比べると、
和の要素は残しつつも、聴きやすい曲が増えた印象です。
本人作詞の曲が増えたことで、よりそんな印象を持ちました。
亡くなった祖母への思いを歌った「もう一度あなたに会いたい」は良い歌詞だと思いました。
そして、前作で感じたシングル曲とアルバム曲の温度差が、今作ではなくなり、
アルバム曲にもシングル曲に匹敵するぐらいの曲がいくつか入っていたのが良かったです。
アコースティックギター中心のサウンドにのせて、伸びやかな歌唱が聴ける「小指」、
和の要素とラテンの要素を見事に融合させた踊れる曲「花結び」は特に良かったです。


でもやっぱり彼女の曲の最大の魅力は、壮大なバラード曲。
以前にこのブログでやった、私的殿堂入り曲紹介というコーナーにて当時1位を獲得した、
「凜の国」は、絶世の超名曲です。まだ聴いたことが無い音楽ファンのみなさんは、ぜひ聴いてみましょう!


全てにおいてレベルが高過ぎるあまり、逆に万人ウケしないのだろうかとすら思えてくる・・・