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2010年3月7日日曜日

[CDレビュー]  中島みゆき「転生」


中島みゆき「 転生」
 (2005/11/16) 

1. 遺失物預り所 
2. 帰れない者たちへ 
3. 線路の外の風景 
4. メビウスの帯はねじれる
5. フォーチュン・クッキー 
6. 闇夜のテーブル 
7. 我が祖国は風の彼方 
8. 命のリレー
9. ミラージュ・ホテル 
10. サーモン・ダンス 
11. 無限・軌道
お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10)




中島みゆきさんの、通算33作目のオリジナルアルバム。
「輪廻転生」について歌った、1つのコンセプトアルバムといっていいような作品で、
全編を通して聴いたときのスケール感がすごい、そんな作品です。
8曲目の「命のリレー」などはこのアルバムの象徴のような曲といいでしょう。
この1曲だけをとっても、歌詞通り「この一生だけでは辿り着けない」かのような、
そんな壮大なスケール感。
サビの荒々しくも力強い歌唱がまた、本当に心を打たれる曲です。

そして何より、この作品は、アルバム全体を通しての構成が完璧です。
1・2曲目では、人生のスタートといっていいような曲で、
そして3曲目では、人生という名のレールの上を走りながら
大自然の、草原の中を走っている姿が思い浮かぶ、
「線路の外の風景」。これで一気に目の前が開けるかのような・・・
(余談ですが、この曲はぜひ列車で旅をしている時に聴きたい曲です!)

その後も、アジアンテイストを感じるサウンドが印象的な「フォーチュン・クッキー」
低音の歌唱がダークな雰囲気をかきたてている「闇夜のテーブル」、
歌詞といい、ピアノやオーケストラの音といい、実に壮大なバラード曲「我が祖国は風の彼方」
などといった、歌謡曲をベースにしながらもさまざまな曲調の歌を歌い、それと同時に、
曲ごとにさまざまな人生の1ページを歌っているかのようなアルバム曲の数々となっています。

そして、このアルバムのクライマックスといっていいのが、10曲目の「サーモン・ダンス」。
タイトル通り、サケが川を登る姿が思い浮かぶかのような、
そしてその力強い姿に、まるでこちらも励まされるかのような、そんな曲です。
打楽器の音とアコーディオンの音が響くイントロから始まり、
そして、それこそ川を登り始めるかのように、一気に盛り上がるサビの部分は圧巻といっていいです。

「生きて泳げ 涙は後ろへ流せ」
向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ」

こんな歌詞、どうやったら思いつくのだろうか・・・
つくづく、天才としか言いようがないと思います。
このサビの歌詞といい、歌唱、サウンド、そしてラストでの転調といい、
とにかく全てにおいて力強くて、感動的としか言いようがない作品です。


中島みゆきさんのオリジナルアルバムの中では、
今のところ私的には、最高傑作です。といってもアルバムはまだ計5枚しか聴けておらず、
あと30枚以上聴けてない作品がありますが(汗)
少なくとも2000年代では、最高レベルの作品といっていいでしょう。


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