[ライブレポ] MITSUBACHI ROCK CIRCUIT（桃色ドロシー、シュガーパレード、Free Aqua Butterfly、みるきーうぇい）

（前記事はこちら）

・桃色ドロシー　（WAVER）


横浜発のガールズロックバンドだったが現在は実質女性２人組ユニットとなり
この日はサボートベーシストの男性を付けての計３人で登場。
最新アルバムリード曲の「リンカネーション」がとても良かったので
期待していた通り、歌声とメロディの強さを感じられるバンドで
ディスコ調のノリに合わせて「♪両手あげて　踊れ叫べ！」と歌う
「ゴクサイヤ」はこの日のセトリの中でも一番盛り上がりまくった。
MCでは今回ミツバチロックに出られたは私たちの力ではなく、
大阪の餓鬼Иちょさんが推薦してくれたからだという話が。
ツイッターの音楽好き界隈で見たことのある名前のお方がこんな権力を
持ってたとはうらやましい。ソーシャルメディアインフルエンサーに
目をつけてもらえるほど可能性あるアーティストだけにブレイク期待ですね。



・シュガーパレード　（Daisy Bar）

2011年結成、東京を中心に活動する3人組ポップ・ロック・バンド。
ボーカルのMoMokaさんの優しくも声量に満ちた、まるで王女様のような歌声は印象的。
とても楽しそうに歌う歌手で、見てる方も思わず笑顔になれる。
個人的にはGacharic SpinのTOMO-ZOさんを彷彿させるようなニコニコキャラであり
MCで私はニコちゃん王国からやってきましたなどと言い始めてもおかしくないレベル。



・Free Aqua Butterfly　（WAVER）

このバンドはどう見てもメインボーカルは男性だがガールズシーンでも
よく名前を見る男女ツインボーカルバンド。
前回のGOLD RUSH（レポはこちら）で観た時は一部厳しい感想も書いたが
この日もリハを終えて本編開始と思いきや、男性ボーカル担当のあきらさんが
あだ名で〇〇坊と付けるのが流行ってるといった話を始めたのは
前回同様ユルいなぁと思った。チャラいともいうか。
それでも曲が始まると、ラウドロックをベースにした楽曲中心のセトリが組まれ
この日観た中でもトップクラスなまでに熱狂的なファン達と一緒に盛り上がれたし、
ボーカルのあきらさんも声が出ていて前回観た時よりも今回の方がずっと良かった。
一方でベースボーカルの早希さんは今回も声量不足だなと思ってしまったが
やっぱりベースを弾きながら歌うってのは難しいのかなぁ。
中盤のMCではあきらさんが、この日の本番前に他のバンドのライブを観てきた中で
出演者達に向けてFree Aqua Butterflyのライブも観て下さいと声をかけるも、
「新幹線が・・・」「（裏に出演のガールズバンドの）fleufleuが・・・」
などと言われ続け、俺だってfleufleuが見たいと嘆いたのには笑った。
さらに自身の棒の大小について、当ブログでは放送できないような内容の
ドエロ話を始めたのにはお前女性ボーカルフェスで何やってるんだって
全力でツッコミたくなった。そんな曲だという紹介で披露されたのが
「Re：Life」。いつからこの名曲がチ〇〇の曲になったんだ！（笑）
それでもこのバンドの大好きな曲の２曲中１曲がやっと初めて聴けて良かったし
早希さんの歌唱もこの曲が一番いいと感じられた。
もう１曲「LOST WORLD」という傑作楽曲もあるのだがこちらは４年前の曲なので
最近のライブではやってないのかなぁ。機会があればぜひ聴きたいところだが。



・みるきーうぇい　（Shangri-La）

「大人になるのをやめてしまったバンド」というコンセプトで活動する
ギターボーカルの伊集院香織さんのソロプロジェクトバンド。
今回の出演者の中でも数少ないメジャー経験者なだけあって
メイン会場のシャングリラのトリで堂々としたライブを見せてくれた。
２曲目に一番聴きたかった「地獄で会いたい」が聴けたのも良かったが、
ただ女性ウケしそうな作風であるだけに今回のフェスとはファン層が違うのか
思ったよりも観客が少なかった。もっと盛り上がってもいいはずだったのに。


昼12時から夜9時まで、計9時間も存分に楽しむことができました。
23日の祝日のミツバチロック大阪は仕事のため行けないことが決まってただけに
丁度いい機会に東京まで来られたのは良かった。
来年も開催されるならば大阪の方で、また行きたいと思えるフェスでしたね。
以上でございます。長文レポを最後まで読んで頂きありがとうございました。

（翌日のダイオンロックに続く）