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2014年7月4日金曜日

[CDレビュー]  和楽器バンド「ボカロ三昧」



和楽器バンド「 ボカロ三昧 (ALBUM+Blu-ray Disc)」
(2014/4/23)

1. 天樂
2. セツナトリップ
3. 吉原ラメント
4. カゲロウデイズ
5. 虹色蝶々
6. いろは唄
7. 六兆年と一夜物語
8. 月・影・舞・華
9. Episode.0
10. 深海少女
11. 脳漿炸裂ガール
12. 千本桜
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)




和楽器バンドの1stアルバム。ニコニコ動画をきっかけにデビューした
8人組バンドによる、ボカロ曲のカバー作品でございます。

和太鼓、箏、尺八、津軽三味線などといった和楽器の旋律と、ロックサウンドとを融合させた
その編曲で、ボカロ曲を見事に自分たちの色に染め上げている。
さらにボーカルの鈴華ゆう子さんは、詩吟の師範をやっているという実力の持ち主だけに
歌の方も文句無し。こぶしを利かせた演歌風の歌唱も要所で聴かせてくれるのが良い。

さらに収録曲の方はアッパーチューン中心の構成となっており、躍動感に溢れている。
特に三味線はバンドの中で大活躍しており、楽曲により一層の勢いを加えている。
1曲目「天樂」、10曲目「深海少女」などはハードロック調の編曲が素晴らしい。
これは陰陽座辺りが好きな人にはたまらない曲だろうなと思いきや、
9曲目「Episode.0」では男女ツインボーカルのロックバラードが登場。
やっぱり彼らは陰陽座をリスペクトしてるのだろうなと感じました。

元々歌謡曲風のメロディを持った、ニコ動発の有名曲「千本桜」などの曲は
彼らのアレンジと相性が抜群なのは言うまでもないとして、
それ以外の曲もうまく和楽器バンド流に染めあげているというのが良いです。
2曲目「セツナトリップ」はデジロック調の原曲から、シンセを抜いて三味線を加え、
さらに2番サビのラストの「あ゛ー!もーっ!ギターッ!!」という部分は
歌詞カードに反して「あ゛ー!もーっ!尺八!!」と歌い、その直後のギターソロは
尺八ソロへと変わっているという、この一連の構成が面白い。
そして今作の収録曲の中でも最もハマったのが、11曲目「脳漿炸裂ガール」。
ボカロ曲ならではの、人間が歌うにはあまりにも難しい高速テンポの詰め込み歌詞を
男女ツインボーカルにて完璧に歌い上げており、その上で和風アレンジを加えることで、
極上お祭りダンスロックナンバーへと変貌を遂げた。
これはライブだと一緒に踊らずにはいられない曲でしょう。

カバーアルバムとしてここまで素晴らしいアルバムは久しぶりでした。
歌う楽曲が、軒並み歌詞メロディともに高レベルなニコ動発の有名曲だったことも良かった。
だからこそ作品がより素晴らしいものになったと思います。
8月には初のオリジナル曲「華火」もリリースするということで、
次作はぜひオリジナルアルバムの名作をリリースしてくれることを期待したいです。
名実ともに日本のロックを代表するバンドとして、これから大きく羽ばたいて欲しいです。







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