TRUE「 Around the TRUE(初回限定盤)(Blu-ray Disc付)」 (2017/2/22) 1. Rainbow The Daydream 2. サウンドスケープ 3. アイワナビ 4. STEEL -鉄血の絆- 5. 飛竜の騎士 6. グレースケール 7. RIPTIDE 8. Divine Spell 9. 鍵のない鳥籠 10. ボイスグライダー 11. 海底のお城 12. ヒカリ 13. TRUE COLORS 14. DREAM SOLISTER (Movie Ver.) お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) TRUEの2ndアルバム。アニソン系アーティスト転向後の2作目は「音楽で旅をする」 をテーマにしたアルバム作品。抜群の歌唱力と多彩な曲世界は今作も健在。 まず1曲目は某ねずみの国のエレクトリカルパレードにやって来たかのように 豪華絢爛なサウンドと夢に満ち溢れた歌詞を聴かせてくれる 「Rainbow The Daydream」で幕を開ける。そして2曲目以降もポップでハッピーな曲が 数多く詰まっている。中でも圧巻だったのは5~8曲目。 シングル曲の「飛竜の騎士」「Divine Spell」はまさにアニソンの王道といえる傑作で 歌詞に歌唱にデジロック系の編曲とこれら全てがスケール感あって迫力満点。 それに加えてアルバムオリジナル曲「グレースケール」「RIPTIDE」の ハードポップ系のサウンドが良くて、さらに何よりTRUEさんの歌いっぷりが素晴らしい。 「♪雲ひとつないこの空は あざやかで~~~~~ぇっ!!」 これには熱気で雨雲も蒸発してしまったよ! 以前に90年代私的名盤アルバムの2番目で紹介した GiRLのボーカルに並ぶぐらいに、力入れまくり押しまくりでギラギラしてる。 そのうち本家GiRLみたいに絶対ステキなカラダが欲しいなどと歌っても おかしくないぐらいの爆弾娘っぷりだ。今作の歌詞の世界はまた全然違うけど、 それでもアラサーでここまで元気なのはスゴいっすよ!アンチエイジングの星と名付けたい。 11曲目以降にはジャズ風味のしっとりした曲やバラード曲なども入っていて そういった曲では繊細な歌唱を聴かせてくれる場面もあったが、 アルバム後半で失速してしまった感があったのが惜しかった。8曲目までがスゴ過ぎたばかりに。 元気や勇気をもらえるポップチューンが多くて、J-POP作品としても理想的。 作詞家としての実力も十分に伝わる。だが上記に書いた通り5~8曲目などでみられる 自慢の声量をぶつけるような歌い方は、一周回ってダメ扱いするような人もいるのかなぁ? 少なくともゆるふわ系よりは思いっきり声を張り上げる系のボーカルの方が 好きな自分としては、これも含めて近年のアニソン系アーティストの魅力の数々が 詰まった名盤アルバムだと感じるので今作は大いにおすすめしたい。 アニサマのステージ(レポはこちら)も素晴らしかったのでまた生で聴きたいですね。
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2017年3月17日金曜日
[CDレビュー] TRUE「Around the TRUE」
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