GARNiDELiA「 Violet Cry(初回生産限定盤A)(Blu-ray Disc付) (2016/12/14) 1. EXXXTASY 2. REAL 3. 約束 -Promise code- 4. Burning Soul 5. LIFE 6. 祈りの歌 7. Cry 8. 極楽浄土 9. NEON NIGHT 10. BAD BOY -GARNiDELiA vs HEAVYGRINDER- 11. My little happiness 12. 変わらないモノ 13. MIRAI お気に入り度:★★★★★★★★ (8/10) GARNiDELIAのメジャー2ndアルバム。王道デジタルポップユニットの作品として 前半の5曲目までは期待通り。疾走感があってキラキラ輝いている。 2、5曲目などはロックテイスト強めで、さらにこういう曲でも間奏部分などで パーンと弾け飛ぶ音を入れてくる編曲には突破力があって持ち味を感じられる。 6、7曲目にバラード曲を挟んだ後、続く8曲目「極楽浄土」では 和テイストの加わったトランスナンバーを聴かせてくれる。独自進化形でいい感じ。 続く9曲目にはレゲエやブラックミュージックの風味を加えた「NEON NIGHT」、 10曲目ではアメリカ人女性DJのHEAVYGRINDERとコラボした「BAD BOY」 といった洋楽志向の曲も聴かせてくれたが、こういった曲は肝心のメロディに キャッチーさが足りない気がする。HEAVYMETALとは全く関連性はないみたいですね。 全体的に見てアッパーチューンは素晴らしい、バラード曲はまずまず、 それに対してミドルテンポ曲は・・・というのは 90年代のエイベックス系アーティストの曲全般でも同じことを感じてました。 音楽の幅は似たタイプのfripSideよりは広いように感じるが、 アニソン系アーティストの中においてはそんなに幅広くもないので、 中途半端になるよりは疾走感のあるアッパーチューン攻めに振り切ってくれてもいいんですよ。 クラブサウンドっぽい曲よりも大空を駆け抜けるサイバーロボのテーマ曲みたいなのが 聴きたいと思うのは自分が典型的アニソンJ-POP脳だからだろうか? I've Soundというサイボーグ感溢れる先輩方の曲みたいなのを期待してしまう。 最初にこのユニットの曲を聴いた時には多大なる可能性を感じただけに もっとやれるポテンシャルは持ってるはず。「Arrow of love」のような傑作を再び!
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2017年3月21日火曜日
[CDレビュー] GARNiDELiA「Violet Cry」
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