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2012年7月14日土曜日

[CDレビュー]  angela「ソラノコエ」

angelaアルバム ソラノコエ」
(2003/12/3) 

1. Over the Limits 
2. 明日へのbrillant road  
3. 奇跡のRing  
4. Pain
5. Dear My Best Friend  
6. 綺麗な夜空
7. 幸せの温度
8. カレイドスコープ  
9. how many?
10. The end of The world 
お気に入り度:★★★★★★☆ (6.5/10)




2003年にリリースされた、angelaの1stアルバム。
記念すべき1作目ですが、まだこの段階では覚醒前といった雰囲気でした。
1曲目「Over the Limits」は、これぞangelaらしさが出たアッパーチューンだったので
その後の曲にも期待したものの・・・
曲ごとのアレンジはそれなりに多彩で、さらにatsukoさんのボーカルは、
この1stアルバムの時点から既に完成された魅力を放っていたのですが、 
メロディ(特にサビメロ)が弱く感じた曲が多かったせいで、
個人的には、思ったよりも楽曲にスルメ的な良さを感じることができませんでした。

しかし、そんな中でも4、10曲目のバラード曲には、
今後の飛躍を予感させてくれるものがありました。
特にラストの「The end of The world」は文句無しに素晴らしい!
「たとえこの世界が終わろうとも君を愛する」というテーマの歌詞が、
幻想的でラストに行けば行くほどに壮大な編曲、
そして独特の深みを感じるatsukoさんのボーカルと合わさることで、
美しくもスケール感抜群のラブソングとなっている。格の違いを感じたと同時に、
彼らにとってはこの曲は、終わりではなく始まりだったんだなと思いました。
そして、素晴らしい作品となった次作アルバムへと続いていきます・・・


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