スムルース「 WALK」 (2009/9/16) 1. 祝福の紙吹雪 2. 空だけは青 3. 遠き恋はまだここに 4. ポカポカ 5. よくあるラブソング 6. バカバカしくなれたら 7. 交差点 8. WALK お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) 2009年9月にリリースされた、スムルースのアルバム。 調べてみると既にもう結成11年目になるバンドらしいですが、彼らのことを知ったのは実はごく最近でした。 もちろんアルバムを聴くのも初めてでしたが、これが、期待を上回る見事な作品でした。 まず印象に残ったのは、1.2.6曲目などに収録された、 思わず体を動かしたくなるようなダンサブルなロックナンバーでした。 軽快でありながらも、決して軽薄ではない。 歌詞、サウンドともにしっかりと作り込まれているのが良いです。 その中でもやはり「祝福の紙吹雪」は素晴らしい。 サウンド面では、間奏の笛の音や、サビ部分ではバックで祝福の鐘が 鳴り響いているかのようなアレンジが印象的で、よく作り込まれているのが分かる。 さらには歌詞も良い。「君も転んだ 僕も転んだ 人生は面白い」という部分が、 何だかすごく胸にくるものがあり・・・ 踊れて泣ける超名曲です。 さらにその一方で、3.7.8曲目のようなバラード曲においても良さを発揮しています。 「秋の清水寺」「冬のルミナリエ」といった歌詞の情景が浮かんでくる「遠き恋はまだここに」、 暖かい家族愛を感じる曲で、子供の頃から今までの思い出がよみがえってくる「WALK」などなど・・・ 特に「WALK」は感動しました。さすがアルバムタイトル曲だけあって素晴らしかったです。 つくづく、探してみれば良いバンドってのは見つかるものですね。 なんで今までもっと売れなかったのかが不思議なぐらいです。 余談ですが、過去にリリースされたアルバムで、 「100万枚突破!!」というタイトルのアルバムがあるのには笑ってしまいました。 やっぱり、なんだかんだ言っても売れたいんだなと! ある意味正直で面白いです。 こちらもまた今度聴いてみたいと思いました。
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2010年1月6日水曜日
[CDレビュー] スムルース「WALK」
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