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2010年1月15日金曜日

[CDレビュー]   いきものがかり「ハジマリノウタ」


いきものがかり「 ハジマリノウタ」
(2009/12/23)

1. ハジマリノウタ~遠い空澄んで~ 
2. 夢見台 
3. じょいふる
4. YELL 
5. なくもんか
6. 真昼の月 
7. ホタルノヒカリ 
8. 秋桜 
9. ふたり-Album version- 
10. てのひらの音
11. How to make it 
12. 未来惑星 
13. 明日へ向かう帰り道
お気に入り度:★★★★★★★★ (8/10)





いきものがかりの4thアルバム。
前作は個人的にアルバム曲があまりハマらなかったのですが、今作は良い曲が多かったです。
最初と最後の曲に代表されるように、しみじみと懐かしさを感じられる歌謡曲中心の構成。
歌詞もアレンジにも和の要素が強く感じられる「真昼の月」、
1stアルバムの曲以来となった、メンバー3人全員が歌う曲「てのひらの音」、
ブラスバンドを取り入れたサウンドと、サビだけ英詞というのに意表をつかれた
「How to make it」などのアルバム曲は印象に残りました。
ただ、前作に引き続き今作も一部の曲ではありきたり感が。特に歌詞が・・・
4、5、7、9曲目といったシングル曲の方がそう感じました。
NHK合唱コンクールの曲「YELL」も個人的にはどうも・・・前任者のアンジェラ・アキさんの曲が良すぎただけに。
今やすっかり10代にも人気のヒット歌手になったがために、
わざとこんなベタで分かりやすい(けど浅い)歌詞を書いてるのでしょうか?
売れ線に合わせてレベルを下げるようなことだけはして欲しくないです。
インディーズ時代の曲である「秋桜」が一番良い歌詞だと思ったってのがなんとも・・・
今どき珍しいぐらいの王道の歌謡曲テイストのJ-POPなのは良いんですが、
「正統派」ではあっても「ベタ過ぎて質が低い」にはなってはいけないと思います。
そのへんのバランスを大事にして、これからもがんばって欲しいですね。



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