2003年デビュー、北海道出身ソロシンガーの通算4枚目のシングル曲。 菜奈さんは天性のガールズロックシンガーだと、この曲を聴いた瞬間から感じられた。 ガーリーでありながらも甘ったるくなくてエモーショナルで、耳に突き刺さるかのような 迫力抜群の歌声は、これぞロック界の歌姫と呼ぶにふさわしい。 楽曲の方も本間昭光さん作曲なだけあってメジャー感があるのに加えて サビメロの盛り上がりも素晴らしい。この頃の曲は本当に充実していた。 その後はゴスロリ系歌姫として新たな形のガールズロックシンガーに転身したかと思いきや、 メジャー契約を破棄して2ピースバンド「Loveless」を結成したり4人組オルタナバンド 「THE TEENAGE KISSERS」を結成したりといったまさかの展開に・・・Loveless時代には オムツを穿いてライブしてたってのはマジですか?梅垣義明さんのネタにそんなのあったなと。 このように色々と紆余曲折があったものの、2016年にはついにソロ歌手として活動再開。 昨年にDRAGON GIRLS CARNIVALで「月華 -tsukihana-」を生で聴けたのは 最高の思い出でした。やっぱり2000年代のメジャー時代の曲が好きでしたね。 [収録作品] ・pureness・18 -eighteen- (2005/8/24)
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2018年5月11日金曜日
北出菜奈「pureness」 (2004/11/17)
2017年10月4日水曜日
[ライブレポ] DRAGON GIRLS CARNIVAL 2017(純情のアフィリア、北出菜奈)
(前記事はこちら) ・純情のアフィリア 8月のTIFから2ヶ月連続でライブを体験することに。まず1曲目には最新シングル曲の 「この世界に魔法なんてないよ」。8月度マイベスト10の記事に書いた通りの名曲。 それ以外の曲だと「ジャポネスク×ロマネスク」がお祭り系サウンドとデジタルポップを 融合させた曲でとても良かったし盛り上がったが、最も期待してたはずの 赤ちゃん達はどこから来るのと歌う純情な曲は結局今回もやらずに終了したのが残念。 今年リリースされたばかりの曲をなぜやらない? PVが不純だったからか?(参照) ・北出菜奈 [セットリスト] ・撃たれる雨 ・DEATH SHOWCASE ・消せない罪 ・Make-Believe ・Under Babydoll ・月華 -tsukihana- ・(?) 2000年代後半にメジャーで数多くの名曲を世に送り出したガールズロックシンガー。 この日初めてライブを体験できることを最も楽しみにしていた歌手が、 DGCのトリを飾ることに。今年5月にインディーズからリリースされた復活ソロアルバムは まさかの洋楽ポップス風の曲ばかりで、果たしてこの日のセトリはどんな感じになるのか 期待と不安が半々でしたが・・・なんと本編開始から3曲連続で、 期待していた2000年代のロックナンバーの数々を歌ってくれました。これには歓喜の一言。 2曲目「DEATH SHOWCASE」は当時のCD音源ではあえぎ声が満載の曲で 当ブログにて絶賛したのは今でも鮮明に覚えているが(参照)この日のライブでは あえぎ声無しでシャウトも控えめ、そこは当時と表現方法が変化したということか。 だがその一方で菜奈さんが観客たちの中へダイブしたのには盛り上がった。 それもライブ前半と後半に計2回もダイブしたというからスゴい。 3曲目には最大のヒット曲「消せない罪」が聴けたのも良かった。 さらに4曲目には最新アルバムから「Make-Believe」を披露。 生バンドで聴くとピアノ+バンドサウンドのハーモニーが良くて この日のセトリの中ではいいアクセントになっていたと感じました。 そしてライブ終盤の6曲目、最初のイントロの時点でもしかしてと思いつつも CD音源とはアレンジが違ったのでどうなんだ、どっちなんだ・・・ と思いきや、直後に歌い出しで「♪闇と玩ぶ星たちへ」・・・!! 「月華 -tsukihana-」来たーーっ!! これには鳥肌立った。2009年の当ブログ年間No.1ソング、 まさかこの曲をライブにて生で聴ける日が来るとは思ってなかった。 この「月華 -tsukihana-」や「DEATH SHOWCASE」や「Under Babydoll」などが 収録された傑作3rdアルバム「Bondage」がリリースされた直後に メジャーレーベルを辞めてしまうというまさかの急展開が起こり、 その後はインディーズで新バンド「Loveless」を結成するも、 契約上の問題などもあって日本国内ではCDを出せないまま解散。 さらにその後の2012年には、オルタナティブロックバンド「THE TEENAGE KISSERS」を結成。 こちらではアルバムを計3枚リリースするも、肝心の楽曲がメロディアスではなく 私の好みとは違う方向に行ってしまい・・・「Psychic Haze」だけは大好きだったが。 そして2016年にバンドは活動休止となり、まさかのソロ歌手として活動再開。 この瞬間は大いに期待したものでしたが、しかし今年リリースされた復活アルバムは 前述の通り洋楽ポップス風のこれまた私の好みとは違う方向の曲ばかりで・・・ といったように、これまで本当に数多くの紆余曲折があった。 だがそれでも、どんなことがあろうと今まで陰ながら注目し続けてきた。 年間No,1クラスの大傑作曲も含む数々の名曲を届けてくれた歌手を 途中で見放すなんてありえない、一生ファンなのが当たり前、 その自分なりの信念が、このDGCのステージで報われた気分になった。 ついにガールズロック歌手として表舞台に戻って来てくれたんだ、 その瞬間に立ち会えることができたんだと・・・DGCに行く前のブログ記事で 「月華 -tsukihana-」がぜひ聴きたいと書いたが、まさか本当に歌われるとは! 正直なところ確率は低いと思っていた。それだけに感激もひとしおでしたよ。 優勝は北出菜奈か柳瀬蓉かDEADLIFT LOLITAか西沢幸奏かと考えてたけど 全部最高で決められないので、もうこのDGCというフェス自体が 優勝ってことでいいですよ。どうか来年以降も開催して欲しい。 このフェスでただ一つ非常に残念に感じたのは、すっとこ・・ではなく 全体的に観客の入りが良くなかったこと。ガールズバンドにアイドルグループ、 さらにはアニソン系やメタル系(←この2つはもっと組数が多くても良かった)のアーティストなども含め ジャンルを超えて、メジャー感のあるガールズロック歌手が大集合という、 当ブログ管理人的にはまさに最高の音楽フェスだったのだが、 このフェスの観客が少ないということはイコール当ブログの需要も少ない、 自分と好みが合う人が少な過ぎるという現実をあらためて突きつけられたような気すらして・・・ 集客するためならば2018年はもっと出演アーティストを豪華にしてもいいんですよ。 BABYMETALとか出てくれないかな?それぐらいビッグなガールズフェスも見てみたい!
2012年9月1日土曜日
[CDレビュー] 北出菜奈「18 -eighteen-」
北出菜奈「 18 -eighteen-
」 (2005/8/24) 1. KISS or KISS 2. 消せない罪 3. 螺旋 4. pureness 5. HOLD HEART 6. Alice 7. 悲しみのキズ 8. 撃たれる雨 9. Fake 10. 瞬間 11. eighteen sky お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10) 2005年にリリースされた、北出菜奈の1stアルバム。 現在のようにゴスロリファッションを身にまとう前のアルバムで、 この頃は、2曲目のデビューシングル曲「消せない罪」や4曲目の「pureness」に 代表されるように、イケイケな曲を歌うロック少女として活躍していました。 感情を全面に押し出して歌うスタイルはデビュー当初から健在で、 歌唱力については特に8曲目などで未熟な面はあったものの それを補って余りあるぐらいの、歌力を感じる。 これぞロックだなと思わせてくれるものが当時からありました。 しかし楽曲面については、この1stアルバムの曲を全曲聴くと、 何も2ndアルバムで大きく作風が変わったわけではない、 むしろこの頃からお姫様的な要素は持っていたということが分かります。 1曲目「KISS or KISS」はヒット曲としてご存知の人も多い、 可愛らしいポップナンバーですし、6曲目「Alice」はタイトルからして分かる通り まるで童話の中に出てくる歌姫が歌っているかのような曲。 そして、今作で個人的に最も印象に残った曲は、5曲目の「HOLD HEART」。 この、甘く突き刺さるような感覚がたまらない。 サビの「抱きしめて」という言葉には特に興奮させられる、そんな曲でした。 1曲1曲の出来は良かったですし、この1stアルバムも良い作品ではあるのですが しかし今作は、言ってみればどこにでもいそうな感じの歌手の作品。 やはりその後の、ゴスロリ路線へと転向した2ndアルバム以降にて 一気に独自の芸術性を開花させ、音楽的にも飛躍を遂げたといっていいでしょう。 というか、むしろ最初からゴスロリロック歌姫としてデビューしてれば良かったのにと! 2ndアルバムでは結果的に路線変更をしたことがファン離れを起こしたのか セールス的には大きく売り上げを落としてしまったのが残念でした。 最初から、アニメタイアップや海外での活動などを中心に売り出しておけば また違った道が開けていたのではないかと・・・ 現在はLovelessというユニットにて、インディーズで活動を続けていますが、 その活動自体もやはり停滞気味に感じてしまうのが正直なところ。 未だに新曲のリリースもさせてもらえないようですし。 本人が選んだ道とはいえ、やはり彼女にはメジャーの大舞台にて、 世界を又にかけた活躍を見せ続けて欲しかったです。
2010年4月14日水曜日
[CDレビュー] 北出菜奈「I scream」
北出菜奈「 I scream
」 (2006/12/6) 1. Star Killer 2. 私は時限爆弾 3. ラムのラブソング 4. 論より証拠。 5. 13日の金曜日 6. dark snow angel 7. Sweet frozen kiss 8. 赤い髪の女の子 9. m’aider 10. 希望のカケラ 11. Innocent world 12. 不自由な朝 13. BASKET CASE お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10) 北出菜奈さんの2ndアルバム。 以前このブログで絶賛した、3rdアルバムを聴いた後にこちらの作品も聴いたわけですが、 こちらもまた、傑作アルバムでした。 この2ndアルバムから、彼女は自ら「お姫様」「ゴスロリクイーン」などと名乗り、 そのダークさと可愛さが絶妙に融合したような、日本独自のファッションを身にまとい、 そして、音楽においても、そんなゴスロリクイーンにふさわしいといえる、 独自の世界観を確立いたしました。 可愛くも痛快なロックやポップス、しかしそれでいてどこか影の部分もある、 時には優しく、時には鋭い、時には明るく、しかしそれでいてトゲもある、そんな曲の数々。 1曲目から、甘く優しく歌いかけるような歌唱と、 「私は星を殺し生きる」「優しい嘘が ナイフを隠して刻み付けるの」といったダークな歌詞、 この二面性がまた何ともいえない魅力を感じるバラード曲「Star Killer」、 まずこれでジワジワとこの作品の世界に引き込まれ、 そして痛快なロック曲の「私は時限爆弾」にて、一気に爆発。 その後も、ロック・パンク系の曲では「論より証拠」「13日の金曜日」 「希望のカケラ」などといった曲がどれも素晴らしいですし、 バラード曲の「m’aider」「Innocent world」といった曲も良いです。 さらに、縦笛の音が印象的なサウンドが、まるで童謡のような懐かしさと 少女っぽさを感じさせてくれる「赤い髪の女の子」もアルバムの中では 絶妙なアクセントになってますし、とにかく、見事としか言いようがない作品です。 このように、まさにビジュアルと同様の、ダークさと可愛さが絶妙に融合した音楽を歌う彼女は、 女性ロック歌手の中で、最も「歌姫」という称号がふさわしい歌手でしょう。 「ジャバニーズ・プリンセス」として海外でウケたのも分かる気がします。 しかし、そんな彼女は現在では、lovelessという新バンドにて、インディーズでの活動となっているようで・・・ 個人的には、やはりメジャーにて、そして海外において、 日本の歌姫代表としてバリバリ活躍して欲しかった気持ちもあったんですけどね・・・
2009年4月27日月曜日
[CDレビュー] 北出菜奈「Bondage」
北出菜奈「 Bondage
」 (2009/3/11) 1. 解放 2. ファムファタール 3. 月華-tsukihana- 4. アントワネットブルー 5. DEATH SHOWCASE 6. エーテル 7. Under Babydoll 8. Lamia ~VIVACE Ver.~ 9. PUNK&BABYs 10. She Bop ~Bondage Ver.~ 11. SUICIDES LOVE STORY 12. My Dear Maria. お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10) 北出菜奈さんの3rdアルバム。ゴスロリクイーンとして一部では有名な歌手で、 ここ最近はロック色の強い曲を歌っている印象でしたが、アルバムを聴くのは実は今回が初めてでした。 ちなみに、今回このアルバムを聴くきっかけとなったのは、 友達がカラオケで「月華-tsukihana-」という曲を歌ってるのを聴いて、これは良い!と思ったからです。 で、聴いてみたんですが、これがもう・・・ 1曲目の「解放」の時点から、度肝を抜かれました。 ギターサウンドをバックに、ひたすらブツブツとつぶやき続け、そして、 「抱いてーーっ!」「そのままーーっ」「アーーンギャーーーーーッ!」 と叫ぶ! あえぐ! もうなんていうか、こんな曲聴いたことがない! すさまじい! そして2曲目は、ゆったり、ジワジワとくるような感じのロックサウンドにのった、 力強くも、どこか妖しげな歌唱が・・・ これがまた素晴らしい。 間奏では「ハァ・・ハァ」と息をあらげ・・・ そしてラストでは「アーーーーーーーッ!!」 絶叫! またしても叫ぶ! あえぐ! とにかくこのアルバムは、全編通して、叫ぶ、吠える、あえぐ、悶える・・・ 特に、シングル曲よりもアルバム曲がすごいです。 5・10曲目なんてまさに異様なテンション。狂気すら感じる。 全体を通して、ダークなテイストが入ってるのもまたいいですね。 ハードロックを、ゴスロリクイーンが歌うとこうなるのか・・・って感じです。 (といっても私は、ゴスロリってのがどういう意味かすら完全には分かってないんですが) しかしその一方で、シングル曲である3・4・9・11曲目も、これがまたすごく質が高い。 シングル曲に関しては叫び声は割と抑えめで、キャッチーに作られている感じです。 その中でも特に、タイトル通りといっていい痛快なパンクナンバー「PUNK&BABYs」は最高! 「♪負けないでベイビー 負けって認めたりしないで」 「♪いこうぜ逆境へダイブして」 って歌詞に、聴いてて元気をもらいます。 あと、ハードな曲だけでなく、4・6・8曲目といったバラード曲も質が高いのが素晴らしい。 まさに捨て曲が1曲もないアルバムです。 ここまで全曲が文句無しに素晴らしいアルバムってのは、1年に1度あるかないかレベルですね。最近ではハイカラの「参」以来か? いやもう、本当たまらん・・・ たまらんとしか言いようがないっす・・・ ただこのアルバム、絶対に万人ウケはしないでしょう。 残念ながら、今の音楽シーンでは、これが売れる姿は想像がつかないです。 個人的には100点満点なんですが、人によっては1曲目の時点でドン引きするかもしれませんし・・・ でも、この熱唱、絶叫っぷりは本当にすごいので、 そういう感じの音楽が好きな人は、ぜひ聴いてみることをおすすめします。 あと、あえぎ声が好きな人もぜひ聴いてみることをおすすめします。 このブログを見ている人にも、きっとそういう人はいるでしょう!
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