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2023年2月28日火曜日

2022年度リリース楽曲 マイベスト50(20~1位)

(前記事・50位~21位はこちら

第20位 fripSide「double Decades」 [MV]



あの名曲「Decade」から更に10年が経ち、今作では歴代のボーカル4人が集合。
20年の集大成ともいえる傑作が誕生した。歌声のハーモニーの良さもさることながら、
間奏部分がツボ。fripSideの曲の中でドハマリする曲は毎回このパターン。
このような疾走感のあるデジタルポップを聴かせてくれる歌手といえば
m.o.v.eはとっくの前に解散し、玉置成実さんも歌手活動が停滞している状態なだけに
fripSideにはまだまだ頑張って欲しいと思うんですよね。





第19位 305「生活味」 [MV]
下北沢発4人組オルタナバンドが当ブログのマイベスト10にて初登場。 まずボーカルの声質に惹かれた。見た目以上に頼もしさを感じるハスキー系の歌声。 そして何よりも良かったのが間奏部分。むしろ間奏こそがサビといってもいいほどに、 深遠でどこまでも浸れる。こんなバラード曲は他には記憶に無いレベルであり 衝撃的でもあったので、月間マイベスト10の1位に大抜擢してしまった。 イントロや間奏を飛ばして曲を聴くリスナーもいるというサブスク時代には 逆行する曲かもしれないが、それに対抗するバンドも欲しいという意味も含めて優勝です。 第18位 SERRA「EYERIS」 [試聴S]
元SALTY DOGの2代目ボーカリストがソロデビュー!自ら作詞作曲も手掛けた楽曲で よくぞバンド時代の魂を受け継いだかのようなドラマチックな曲を歌ってくれた。 こちらの記事によるとなんと今作がメジャーデビュー作だそうで、 さらに4月にはアニメ主題歌のリリースも決まったとはビックリ。 バンドでなし得なかったことを立て続けにやってのけるのはスゴいぞ。 てか記事によるとSALTY DOGって解散じゃなくて活動休止扱いだったのか? それならばいつかまた・・・と思ってしまうんですよね。 第17位 Rosario Ark「残光-zankou-」 [MV] 久しぶりに名前を見たと思ったがやはり独自の魅力健在で良かった。 女性ボーカルのバンドでありながらもヴィジュアル系バンドのような世界観、 これだけ切れ味抜群でありながら、懐かしさも感じさせる歌謡曲風のメロディが良い。 もっと有名でもいいはずなのに。どうすればこういうバンドの需要を増やせるのかなぁ。 第16位 FLOW「GOLD」 [MV] この曲も含めてアニメ主題歌を多く歌いつつも、 「♪汗の跡辿れば 花は咲き誇る」「地べたを知るたび」といった歌詞は 毎度のことながらリアル感もあって、自分みたいな地べたを這いつくばうような 人生を送ってきた者には共感度抜群、そんな曲を歌うバンドだから応援したくなる。 第15位 THE UNCROWNED「WITNESS」 [MV] 久しぶりの新作にしてここまで胸に迫り来る曲を届けてくれるとは。 ボーカルのSHALさんはガンで闘病中という大変な状況の中でも、全力の歌を届けてくれた。 「♪絶え間ない悲しみに 涙残さないように 僕は歌う」 こんなん歌われたら涙出そうになるが泣かない。笑顔で聴きたい。そう思えた。 いつかライブでも聴きたかったが、もう会えなくなってしまったことが残念でならない。 作曲担当のTakeshiさんはKIX・Sが好きだったというだけあってメロディも良いし 「すべてのメロディ派に捧げる至高の大傑作」というキャッチコピーも納得の名曲。 当ブログはメロディ派のブログですからね。この言葉これからも定期的に使いたい。 第14位 START TO BLING「Pride」 [MV]
ボーカルの茉莉奈さんとサウンドプロデューサーの秤谷建一郎さんからなる ロックユニットということで名前はなんとなく聞いたことがあったが これが初聴きでビックリさせられるほど良かった。 重厚感ありながらも抜群にメロディアスで、聴けば思わず元気をもらえるほどの 明快さもある。こういうバンドこそガールズシーンの新たな旗手になって欲しい。 第13位 ザ・リーサルウェポンズ「川中島の戦い」 [MV] イントロ~Aメロの時点で大勝利決定と言えるほど良かった。 シンセのメロディがまるでF1中継主題歌みたいで、 懐かしさとヒロイックなカッコ良さを兼ね備えた編曲がドツボにハマった。 さらに歌詞も面白いときたら言うこと無し。 第12位 Lonesome_Blue「Face The Fear」 [MV] 声優としても活躍中の野村麻衣子さんと広瀬ゆうきさんを擁する 次世代型ハイブリッドガールズロックバンドの新曲。 英語詞中心のハードロック系楽曲でありながらも、キャッチーかつ抜群にカッコいい。 さすがギタリストに元DESTROSEなどで実績抜群の成美さんを入れただけある。 第11位 Cocco「光溢れ」 [MV] デビュー25周年記念アルバムのリード曲は 透き通った歌声と、シンプルでありながら雄大な美しさを感じられる編曲、 これぞCoccoさんの真骨頂といえるほどの名曲だ。 第10位 ONE'S TRUTH「善のナイフ」 [MV] タイトルからしておおーっ!?と注目させられる曲はやはり強かった。 今の日本はこんな人達だらけですからね。例えばマスク警察とか。本気で善のつもりなのか。 スラッシュメタル+青春パンクというコンセプトで曲を作っているそうで 重低音を響かせつつもキャッチーなサビメロを持ち合わせているから聴きやすい。 なぜ今までこのバンドをほとんど知らなかったのかと思えてくるほど良かった。 第9位 聖飢魔Ⅱ「LOVE LETTER FROM A DEAD END」 [MV] 悪魔的なまでにカッコいい曲としか言いようがない。実際悪魔なんだけど。 期間限定再集結から、23年ぶりにリリースされたオリジナル大教典(アルバム)の リード曲にして、これほどまでの傑作が誕生するとはさすがの一言。 次の再集結も楽しみに、いや恐怖に震えながら待ってますよ。 第8位 ザ・リーサルウェポンズ「サムライディスコ feat.眉村ちあき」 [MV] 前作の「ねこねこヘブン feat.上坂すみれ」もそうだったが この曲もメロディが強い。シンセウェイブと演歌・歌謡曲の融合がお見事。 言葉遊びも面白いし、音楽的価値の高さでいえば月間マイベスト10の1位でも良かった、 いつか紅白歌合戦にも出て欲しいと思えたほど。世代を超えて愛されそうな曲だし。 第7位 Bray me「アンダー・ザ・ドッグ」 [MV] 「♪なぁ、それなりに頑張ってきたぜ」「♪誰か頭を撫でてくれないだろうか」 この歌い出しの時点で本当にそうだな、まさに今の自分の心境と同じだと思えた。 YouTubeのコメント欄にもあった通り中島みゆきさんの曲を彷彿させるような、 苦労してきた者に響くフォーク調バラードの傑作誕生だ。 曲の中盤まではネガティブな気持ちを数多く吐き出しつつも、 終盤では「♪そろそろひっくり返そうぜ」と歌う、 これがまたガツンと心に響く。ひっくり返す!という言葉大好きだ。 個人的に好きな草野球ユーチューバーの決めゼリフでもあるし(参照) 下から突き上げろ、一発逆転下剋上を座右の銘とする者には最高の曲だった。 第6位 Little Lilith「Smoky Refrain」 [MV]
当ブログ的には2022年の最優秀新人賞をあげたいガールズジェントバンド。 作風的にはダークな雰囲気漂うミドルテンポ曲が多めな中で、 このようなライブでも思いっきり盛り上がれるアッパーチューンの 傑作を生み出してくれたのは最高だった。 第5位 ヒグチアイ「悪魔の子」 [MV] 持ち前の歌声の美しさと、歌詞が胸に響くバラード曲。 この曲は自分の中では2022年を代表するヒット曲だと思ってました。 アニメ「進撃の巨人」の主題歌でありながらも、YouTubeのコメント欄にもあった通り 現実世界ともリンクしている、2022年の世相を反映しているかのような曲に聴こえる。 本当にそうだと、あの人は悪魔の子か・・・と思うことだらけだった。 そういう自分自身の心にも悪魔がいると、曲の最後に歌っているのがこれまた深い。 有線放送でも流れまくっていたしスポーツ紙にも「ヒグチアイ、紅白に進撃」といった 記事が載るほどのヒット曲だったはずなので、本当に紅白にも出て欲しかったですね。 第4位 鈴木実貴子ズ「夕やけ」 [MV]
2021年度の年間マイベスト上位楽曲「常識とルール」から約1年後に またしてもこんな傑作を届けてくれるとは! ニューアルバム「最終兵器は自由」(このタイトルからして共感できる)の 収録曲であり「今だけが欲しい」という言葉を繰り返すのが印象的、 フォーク調のバラード曲でありながらもここまで歌声と歌詞が胸に迫りくる曲は そう滅多にないレベル。「♪未来もいらない 安心も要らない 今だけが欲しい」 これは今の自分の心境と全く同じだ。どこぞの人達が言う安心安全なんかノーサンキュー、 死なないために生まれてきたわけじゃない、今を全力で生きたいと思う。 元々はギター弾き語り系女性シンガーが組んたユニットでありながらも、 そんじょそこらのロックフェス常連バンドマンよりもよっぽどロック魂を感じられる。 曲に込められたメッセージを聴けば分かりますよ。お上にヘコヘコしない人だろうなと。 第3位 Mr.FanTastiC「シューティングスター」 [MV] これまで個人的に全く知らないバンドでした。まさに彗星のごとく現れたバンドだ。 サビの圧倒的なまでの勢いにもってかれた。この輝きは銀河級といってもいいほど。 2022年は上半期名曲特集を作れなかったがもし作ってたならば この曲をトップにしていただろうなと言えるほどの傑作。 第2位 虎の子ラミー「君住む街へ」 [MV] 立体型サファリロックバンドを名乗るだけあって 歌詞も曲調も何が飛び出すか分からないビックリ箱のようなガールズバンドが、 王道路線で真っ向から、こんなにもハートフルな曲を届けてくれたのには感激。 あの人にまた会いたい・・・そんな気持ちにさせてくれる名曲だった。 ライブでまた近所の街へ来てくれるならば久しぶりに行きたいと思えてくる曲。 なので11月のヒミツノミヤコとの対バンも行ってきましたよ(レポはこちら第1位 TRiDENT「CRY OUT」 [MV]
最強ガールズバンドの名にふさわしい大傑作が来たーーーっ!! 前作のPaleduskに続いて今作では編曲に堀江晶太さんを迎えるなど 新たな血を取り入れて進化したサウンドも素晴らしいし、 それに加えて相変わらず歌詞の一語一句がズドンズドン心に響く。 「♪変わらないなら変えていけ」が最高。「♪タイムリミットのオーバーヒート」 「♪自由を取り戻したいから」「♪思いのまま叫べ」といったメッセージも これぞバンドマンの魂の叫び。本当に今の異常な日本の世の中を変えて欲しい、 というより元に戻して欲しい。ぜひライブでも一緒に盛り上がりたいと思える曲だし 最近になってようやく大型フェスにも呼ばれるほどのバンドになったのは嬉しい限り。 数年前のガールズロックバンド革命時代からもっと評価されるべきバンドだったんですよ。 以上でございます。2022年は以前にも書いた通り草野球チームの代表就任など 自身の生活環境の変化もあり、音楽を聴く機会が大幅に減った年となりました。 申し訳ないですが自分の中では音楽が草野球に完全敗北した年でした。 これまではライブは毎回が一生に一度きりのもの、行かないと後悔すると思ってましたが、 行って後悔するライブに出会ってしまったのは初めてでしたし、 何より以前にも書いた通りサマソニのONE OK ROCKに対する日本の世論、 ファンも含めた、日本のロックフェス勢に対する失望感はとりわけ半端なかったので もう完全敗北です。なので年間ベストソングの曲数も100から50になってしまい、 年間ベストアルバムに至っては10枚すら聴き込めてないので作ることができませんが、 2023年以降も音楽試聴投票サイトのサブコンには引き続き参加予定ということで 恒例企画の月間マイベスト10も発表し続けていきたいと思ってますので、 今後ともよろしくお願いします。やっぱり新たな音楽への接点は失いたくないですからね。 長文記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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