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2023年3月30日木曜日

[ライブレポ]  82回目の終身刑 里帰り企画「KARI SHU SHOW TOUR 2023-奈良編-」

3月18日(土曜日)奈良・大和高田RUBBER SOULで開催された
82回目の終身刑 里帰り企画「KARI SHU SHOW TOUR 2023-奈良編-」に行ってきました。
当ブログでは久しぶりの登場となる、牢獄発囚人ガールズバンドが
ニューアルバムリリース記念にメンバー全員の出身地を巡るライブツアーを開催。
そのポスターを見た時はビックリした。奈良・大和高田ラバーソウルだと!??
ボーカルの葉月さんが奈良県出身であることは知ってましたが、
大和高田市にこんな名前のライブハウスがあることは実は知りませんでした。
奈良ネバーランドやエバンスキャッスルよりも自宅から近い場所で、
好きなアーティストのライブがある、これを逃したらもうこんな機会は
一生無いかもしれないということで行ってきました。

本日のライブ会場の大和高田ラバーソウルは、近鉄南大阪線の浮孔駅の近く、 もしくは社会人野球の大和高田クラブのグラウンドの近く、 さらにはイオンモールも近いという場所にありました。なのでこの辺は来る機会も多い。 本当つくづくなぜ今年の選抜高校野球に高田商業高校が選ばれなかったんだと思いながら 車を走らせあっという間に到着。15時30分開場、16時開演予定のはずだったが この日は高速道路が事故多発で渋滞した影響でメンバーの会場入りが間に合わず 30分遅れでスタートというアナウンスがあり、中に入れたのは16時30分。 いざ入ってみるとこんな立派なライブハウスが近所にあったのかと驚かされた。 キャパは公式発表によれば200人程度と小規模ながらも、後ろの方からでも ステージが見やすいという点では奈良ネバーランドよりも上だと思ったほど。 店員さんの対応も良い。ライブハウスでは当たり前の笑顔を見せられる場所だった。 ・葉月 [セットリスト] ・わんだふる☆カーニバル  [MV] ・REBIRTH TO DEATH  [MV] ・BET∞MY LUCK  [MV] 82刑の結成前はソロシンガーとして数多くの名曲をリリースしてきた葉月さんが 「対バンに呼んでくれてありがとう!」と言いながら1人でステージに登場し 葉月さん曰く岡崎体育形式、つまりはカラオケ形式で曲を披露。 これって結局大和高田には他のバンドが誰も来てくれなかったのか・・・とも思ったが 計2枚のソロアルバムの収録曲が聴けるのは82刑と同じぐらい楽しみにしてました。 まず1曲目「わんだふる☆カーニバル」は82刑のライブでもやってきた、 タイトルからして氣志團オマージュと思われる曲だが 振り付けを交えて観客と一緒に盛り上がれる曲でツカミにはピッタリか。 そして2曲目に大好きな「REBIRTH TO DEATH」が来た来たーーーっ!! こんなタイトルの曲なのにニヤニヤが止まらないのはなぜなんだ。 82刑の曲もそうだが、ソロ曲もダークな要素が入りつつ抜群にカッコいい。 ここまでライブハウスで心から笑顔になれたのはいつ以来だろうか。 3年ぶりか?曲や歌唱もさることながらラバーソウルも最高だ。 続く3曲目に披露された、とびきり前向きなロックチューン「BET∞MY LUCK」では ファンの1人が「俺達は葉月に一生ついていく」などと書かれたメッセージが入った タオルを掲げたり、みんなでフロアを前に後ろに動いたりと盛り上がりまくったが この曲をもって「ありがとうございました!」え~~っもう終わり!? たった3曲だけ!?これはやはり30分押しとなったせいでは・・・ 渋滞さえ無ければあと5~6曲ぐらいは聴けたんじゃなかろうか。 「キミに転生」「RESONANCE×RESISTANCE」なども聴きたかったのに。 アイドル事務所出身ながらあらためて歌唱力といい、楽曲の世界観といい このシーンが実力重視の世界ならばもっと売れるはずの歌手なのにと 思わずにはいられなかっただけに、まだまだ観ていたかったですね。 ・82回目の終身刑 本日の主催の牢獄発囚人ガールズバンドが登場。囚人服が正装のはずが この日はなんとメンバー全員メイド服。まさかのBAND-MAIDか? まず1曲目の「ファンファーレ」は初の全員ボーカル曲と紹介されていた曲で サビの合唱の迫力が素晴らしい。「♪勝負しかけるなら 今しかないぜ」 といった歌詞のメッセージにも元気づけられる。3月4日リリースのニューアルバム 「監獄BEST」に収録ということで2023年リリース楽曲の中でも現時点で上位の名曲。 そもそも82刑のライブ自体行くのが久しぶりということで やはり新曲が増えていて、シンフォニックメタル風の曲が飛び出したり 葉月さんがギターボーカルを務める曲も誕生していたのには驚かされたが、 独自の楽曲の世界観をダンスパフォーマンスを交えながら表現するという魅力は健在。 だがその一方でダンサーのてのひらえるさんは、この3月をもって 82刑を脱獄もとい卒業することが決定。刑期を終えてソロ歌手専念となるようで バンドのダンサーとしては最後の活躍を目に焼き付けてきました。 今後えるさんの穴はどう埋めるのだろうか。4月からまた新たな入所者が現れるのかな? MCで葉月さんはライブ開催にあたって、果たして高田まで来てくれる人は いるのだろうかと心配していたそうだが、こんなにもたくさん来てくれて ありがとうとお礼を述べていたのは印象的だった。地元民としては本当に同感だ。 さらに葉月さんの実家はこの近所でカラオケ喫茶を経営しているそうで ライブ終了後にはオフ会が開催されるとのこと。その空き枠がまだあったそうで この場で参加者を募集してました。葉月さんのカラオケ喫茶には行ってみたいとも 一瞬思ったが、あの熱心なファンのみんなの中に入る勇気はまだ無かった。 大和高田市出身の有名人といえば歌手では加護亜依さんに青山テルマさん、 さらにタレントでは天才ピアニストのますみさんなども近年活躍しているが 82刑の葉月さんもそれらに肩を並べるほどブレイクして欲しいとあらためて思った。 次回こそは失われた30分を取り戻して欲しいということで、 この大和高田ラバーソウルにてリベンジ公演を期待してますよ! 以上でございます。長文記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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