9月19日(日曜日)滋賀U☆STONEで開催された、Gacharic Spinのワンマンライブ 「47都道府県TOUR「ROCKET SPIRITS」Restart!! 念願の14/47」に行ってきました。 9月8日にセルフプロデュースアルバム「Gacharic Spin」をリリースした直後の ライブということで、おろしたてホヤホヤの新曲の数々を楽しみにしてました。 でも本当は10月に開催される奈良ネバーランドのライブに行くはずが チケットの先行抽選に軒並み外れて結局とれなかったという 信じられない事態が起きたためこっちの方に来たんですけどね・・・ 滋賀U☆STONEは収容人数400人のライブハウスながらもこの日は椅子席が 用意されたライブということで、パイプ椅子の数を数えてみると観客数は70人ほど。 これではキャパ250人の奈良ネバーランドには50人入れられるかどうかで そりゃ席足りないよな。キャパ500人の奈良EVANS CASTLE HALL(紹介記事はこちら)に 会場を変更できれば良かったのに。次回はぜひそこで開催して欲しい。 ちなみにここに来たのは約2年ぶり、前回も実はGacharic Spin主催のライブであり TRiDENT(ex.ガールズロックバンド革命)との豪華対バンでした(レポはこちら) ここ1年半ぐらいの主催ライブはワンマンしかやってないようだが 対バンも再開されて欲しい。ラジオ番組に呼んでもらったRAISE A SUILENとの対バンをぜひ! [セットリスト] ・I wish I [MV] ・Lost AngeL [MV] ・FRUSTRATION ・起死回生Forever ・Forever 9teen ・向かい風 ・ずっと ・Dear_____ ・MUSIC BATTLER [MV] ・ハンティングサマー ・ミライ論争 ・1 GAME ・赤裸ライアー [MV] ・Gold Dash [MV] ・何者にもなれなかった僕たちへ ・MindSet [MV] ・超えてゆけ 全17曲 まず1曲目はニューアルバムのリード曲「I wish I」でスタート。 序盤のイントロからメンバー全員頭を振りながらのハードな演奏パフォーマンスには うおおおおおおおーーっ!!といきなり盛り上がりまくった。 さらにメインボーカルを務めるアンジーの歌唱にも胸を打たれる。 この日は最新アルバム曲はもちろんとして、前傑作アルバム「Gold Dash」からの選曲も 多かったのも嬉しかった。「FRUSTRATION」はパラスポーツ応援ソングということで パラリンピック終了直後に「♪正真正銘世界一へ」が聴けたのが良かった。 そしてはな兄さんは最新アルバムのクレジットでは「Vocal」としか書かれてなかったが この日もボーカルに加えてギター演奏、中盤にはデジタルサックス演奏も挟んで、 終盤2曲ではドラムも演奏したりとマルチプレイヤーっぷりを発揮。 なおドラマーのyuriさんは現在産休中ということから、 この日はサポートドラマーとしてLa'cryma ChristiのLEVINさんという ヴィジュアル系バンド界の大物を連れて来たのにも驚き。この人脈はどこからなんだ? MCではいつものようにベース&リーダーのKOGAさんの話からスタート。 今回久しぶりにガチャピンが滋賀U☆STONEにライブに来てくれたということで オーナーが嬉しさのあまり泣いていたという報告が。なお泣いた一番の理由は 「ファンがいい人ばかりで・・・」これはまさかの発言だ(笑) そんなガチャマン&ピン子(ファンの総称)は私達の誇りだと言ってくれたのは嬉しかった。 中盤には新たな企画としてバラードコーナーが設けられ、計2曲を披露。 まずはオレオ様のピアノ演奏のみをバックに、アンジーが「向かい風」を歌う。 何だこの圧倒的歌唱力を見せつけるために用意されたかのようなステージは。 「♪今やり直してる途中かもね」そうだな本当に俺は人生やり直してる途中なんだ。 これをバラードバージョンで聴かされると感動して涙目になるほどだったし 最初の頃からは想像もつかないほどに、見るたびに歌唱が進化しているのが分かる。 その次にはメンバー全員での演奏により、はな兄さんメインボーカルの新曲 「ずっと」を披露。こちらも近いうちにリリースを待ち望みたくなる曲でした。 ライブ後半では久しぶりに希望へ導けヒーローでおなじみの「MUSIC BATTLER」に熱狂、 そして「ハンティングサマー」では久しぶりにオレオ様がメインボーカルをとる。 間奏部分で楽器隊のソロ演奏が次々と飛び出したのも毎度ながら圧巻で さらに終盤のオレオダンスで胸を強調するような動きを見せたのは かつてのセクシーキャラの名残だなということで笑ってしまった。 あの頃のオレオ様の存在感の復活を望みたいと思ってるのは自分だけじゃないはず。 さらにはワンマン恒例のTOMO-ZOさんのMCコーナーも健在。 まずはニューアルバムの楽曲解説企画が。この日は「ミライ論争」だったが KOGAさんのベースとTOMO-ZOのギターのハーモニーが「絶妙な」と言うべき所を 「微妙な」と言い間違えてしまい、それ一番間違えてはいけない所だろと メンバー達からツッコまれてたのには笑った。やっぱりしゃべりは苦手ってことか? 続くメンバー紹介ではアンジーが「365日」を「366日」と間違えたことを暴露。 そして最後にガチャマン・ピン子に向けておまじないをかけるという恒例行事では 初めてライブに来る観客にも向けて、TOMO-ZOはニコリン星からやってきた設定ですと 丁寧に説明し(笑)この日は滋賀県出身の西川貴教さんの曲にちなんで 「♪消ーー臭ーー力ーーー!」と歌った後におまじないビームが。 これには直後にメンバー達から、西川さんの代表曲は消臭力なのかとツッコまれ、 サポートドラマーのLEVINさんからも西川先輩に言いつけてやるぞとなったのには笑った。 西川さんの代表曲はどう考えても、T.M.Revolutionごっこの原曲の「HIGH PRESSURE」では? 新曲の「MindSet」はラップを交えた表現力豊かなアンジーの歌唱と 楽器隊のソロパートが圧巻。聴けば聴くほどどんどん好きになっていく曲だった。 この曲もKOGAさんのベース演奏が盛り上がり度抜群。私にとっては日本一のベーシスト、 KOGAさんがいなければベースにここまで注目することなんて無かっただろうから。 ラスト2曲でははな兄さんがドラムに入り5人での演奏を見せてくれたのも嬉しかった。 最後のMCではKOGAさんが現在の6人のメンバーが一番だと、 これが最終形だと語っていたが、この言葉には逆に心配になってしまう自分がいた。 ニューアルバムのタイトルもここに来て「Gacharic Spin」だっただけに まさかまさか、これが最後のライブツアーになってしまうの・・・?と。 かつて対バン相手のバックドロップシンデレラから(記事はこちら) Gacharic Spinはディズニーランドのようなバンドと言われていたのには納得した。 ディズニーランドは永遠に完成せずに進化をし続けるというコンセプトだから。 ガチャピンもこれまで常に進化をし続けてきたバンドだっただけに そりゃやってる方としては大変だろうなというのは想像できるが、 一生進化していく姿が見たい。これほどまでの高い実力と演奏力を擁しながらも 音楽を知らない人でも楽しめることを重視したライブを毎回やってくれているだけに どうか報われて欲しいです。長文レポを最後まで読んで頂きありがとうございました。
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2021年9月30日木曜日
[ライブレポ] Gacharic Spin「47都道府県TOUR「ROCKET SPIRITS」Restart!! 念願の14/47」
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