2月2日(月曜日)大阪・LIVE HOUSE Rumioにて開催された、 I.D.And Fly LooM、アンダービースティー、エルフロート主催のカップリング全国ツアー 「BLUE FOREST&ONE TO ONE AGENCY COUPLING TOUR《GREAT VIGOR》大阪編 vol.1」 に行ってきました。今回のお目当ては久しぶりのアンダービースティーに加えて 「むをおおおおおお!」でおなじみのヒゲ・スカイウォーカーさんの音楽ブログ 「重金属と共にあらんことを」にて絶賛されているI.D.And Fly LooM、 略してアイフラと呼ばれているグループ。この日の出演者はゲスト2組を加えた計5組で 昼と夜の計2回公演、持ち時間は全組20分という形式でライブが行われました。 個人的にこの日の夜は同じく楽しみなSEX MACHINEGUNSとTHE冠のカップリング全国ツアーが あったということから(レポは後ほど)行ったのは昼公演のみでしたが、 これでチケット代が前売・当日ともに1000円はお買い得と思えるほどの内容でした。 ・elsy 本日のゲストとして1組目に登場した、2019年10月に結成されたばかりのアイドルグループ。 結成間もないということでまだまだこれからのグループでしょう。 MCの方も大阪に来てたこ焼きを食べたというベッタベタな話だったしまだまだこれから。 ・I.D.And Fly LooM [セットリスト] ・answer of kill ・アンリストカット ・シュレーディンガーの猫のように ・SNAKE GIRL ~勇敢愛心~ 2018年9月まで活動していたガールズユニット「ダイヤモンドルフィー」を 継承する形で結成されたユニット。まずクサメロ全開のロックな入場BGMに合わせて 観客の男性達がうおおおおぉーおーおーと野太いコーラスを歌い始めた時点から 思わず俺もうおおおおおーーーっ!とテンション上がりまくった。 勇壮かつスケール感満点、メタルバンドのライブに来たみたいな気分になる。 その直後にアイフラのメンバー全員がステージに登場。 もう出てきた時点から他のグループとはオーラが違う。なんだこの別格の存在感は。 そして披露された曲は1、2曲目から疾走感溢れるメタル系楽曲で圧倒的じゃないか! 「アンリストカット」では低音コーラスの重厚感にも同じく圧倒された。 メンバー全体の歌唱レベルも高ければダンスパフォーマンスもこれまた完成度が高い。 3曲目にはジャジーなピアノロックを聴かせてくれて一息ついた後、 最後の4曲目に「SNAKE GIRL ~勇敢愛心~」が来た来た来たーーーーっ!! この曲はYouTubeで試聴した時点からドハマリしてたほどの傑作楽曲であり ヒロイックでカッコいいを極めた曲ながら、それでいてどこか陰がある。 これぞアイフラな曲だ。哀・戦士と呼びたくなるようなガールズユニットだ。 間奏部分にて会場の照明がフラッシュする中で踊る姿を見ながらのヘドバンは最高だった。 なんでこれほどまでの実力派ユニットが地下に埋もれてしまっているのだろうか。 初めて観たアイドル系のグループのライブとなると近年ではTIFで観たprediaなども スゴいと思ったが、アイフラは史上最大級の衝撃だったといっても過言ではない。 この世界は実力や歌唱力が十分に評価されない世界だからということで PASSPO☆の解散以来すっかり離れてしまいもう行くことはないと思っていた アイドル対バンに(NARA D-SONICは地元で無料で柳瀬蓉さんが出てたから特例ですよ) 名実ともに引き戻してくれたグループとなった。 同じくロック・メタル系のアイドルグループであるBABYMETALやPassCodeなどとは 一味も二味も違う、メランコリックなV系ロックやクサメロ成分を多く取り入れた 独自の世界観は、アイドルでありながらもアーティストと呼びたくなるほどに芸術的。 こういう音楽性のグループが今の日本の音楽シーンでブレイクを果たすのは 相当難しそうな気もするのだが、アイフラならやってくれるかもしれないと思えた。 なんならむしろ海外進出して欲しいとすら思える。そっちの方がちゃんと評価されそうだ。 とりあえず公式サイトにディスコグラフィぐらいは作って欲しいですね。 配信限定ミニアルバムがリリースされているにもかかわらずなぜそれを紹介しないんだ? 次はCDアルバムのリリースにも期待したいしワンマンにも行ってみたいと思いましたね。 ・アンダービースティー 昨年には見事メジャーデビューを果たしたヴィジュアル系ロックユニット。 ライブを体験するのはメジャー進出後は初めてとなったが、かつては同じくこの会場で 開催された無料ワンマンライブにも足を運んだことがありました(レポはこちら) この日は1曲目からずいぶんポップなロック系楽曲をやるなと。どちらかというと ラストナンバーでやりそうな感謝の気持ちを歌った曲をもってきたのは意外だったが、 その後には久しぶりに聴けたブラスロック系楽曲の「love pain」に加えて 華麗なピアノのメロディを生かした女性版X JAPANみたいなメタル系楽曲もやったりと 後半にいくにつれて盛り上がりまくった。最後までMC無しのノンストップで 他のグループよりも多い全5曲、終わってみれば前出演者のアイフラとはまた一味違った カラフルな魅力を引き出せていた。さすがメジャー所属ユニットなだけありますね。 ・エルフロート アイフラとは同じ事務所に所属している、2014年結成で現在は年間ライブ本数300本超えの 超ライブアイドルグループ。現在は2人組ユニットということで少人数ながらも ステージ全体を広く使ったアグレッシブなパフォーマンスを見せていたのが印象的でした。 余談だが今回のライブ終了後のドリンク交換にて、プラス100円でアイスクリームをのせて フロートにできるというサービスがあったのはエルフロートにちなんでか?これは美味しく頂きました。 ・81moment 本日のゲスト2組目として登場したグループ。1曲目からオタ芸を取り入れた ダンスパフォーマンスで会場を大いに盛り上げてくれました。 しかしメンバーの1人が頭にタコのぬいぐるみ(?)をつけていたのは何だったんだ? MCではそれをイカ焼きだとボケてスベっていたし。大阪に来たからといって無理に ボケなくてもいいのに。結局最後までそのタコ娘が一番気になってしまったじゃないか。 ライブ終演後はI.D.And Fly LooMのhinakoさんから、新規の観客はメンバーとの ツーショットチェキが無料ということで、一緒に撮ろうと声をかけてもらえました。 そこでヒゲさんのブログの紹介でライブに来たと話したら通じたのには笑ってしまった。 これからはアイフラも関西にたくさん来て欲しいとお願いしておきました。 さらにhinakoさんの話によるとアイフラはロックバンドとの対バンにも出ることが あるらしいので、そちらの方も観てみたくなりましたね。82回目の終身刑などといった 関西ガールズシーンで頑張るバンドとも対バンしてくれたら最高なのに・・・
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2020年2月13日木曜日
[ライブレポ] I.D.And Fly LooM、アンダービースティー、他「GREAT VIGOR 大阪編 vol.1」
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