ブログトップ

唄と旅がメインの日記ブログ。音楽は歌姫系・ガールズロックを中心に、アニソン・アイドルからメタルまで幅広く取り上げてます。
相互リンク及びブログ固定客大募集中。リクエストも大歓迎。たくさん更新してますのでよろしくお願いします。
コメ欄の匿名コメントは内容によっては削除する場合があることをご了承下さい。

2012年1月12日木曜日

[CDレビュー]  アンジェラ・アキ「WHITE」

2011年最初のCDレビューでございます。
なお今年から記事タイトルはシンプルにいきたいと思います。これ考えるのが何気に毎回ネックになってたので・・・
ではまずレビューする作品は、紅白歌合戦をきっかけに聴いてみた、この作品です。






アンジェラ・アキ「WHITE」
 (2011/9/28) 

1. 始まりのバラード 
2. 津軽海峡・冬景色 
3. I Have a Dream 
4. フリオ 
5. My Grandfather’s Clock
6. モラルの葬式 -revival- 
7. ふるさと~HOME 
8. 目撃車 
9. Honesty 
10. One Family 
お気に入り度:★★★★★★★ (7/10)





アンジェラ・アキの5thアルバム。ピアノ弾き語り系の女性歌手としては
トップクラスの知名度を持つ歌手ですが、個人的にアルバムを聴くのは今回が初めてでした。


まず歌詞カードの最初の部分にて、計4ページ分の短編小説が描かれているのには驚きましたが、
楽曲の方を聴いてみてまず感じたのは、4、6、9曲目などにて、
まるで物語を見ているかのようなストーリー性のある曲が入っているのが面白いです。
「フリオ」という名の少年が成長していく姿を描いた4曲目は、その中でも特に
引き込まれるものがありました。さらには、人間ドラマを車目線で描いた「目撃車」や、
ダークでミステリアスな独特の世界観を感じる「モラルの葬式 -revival-」
なども面白い曲で、彼女のアーティストとしての才能を存分に感じることができます。


しかしこの作品には、一つ大きな問題点だと思うところがあります。
それは、カバー曲が3曲も入っているということ。
さらに7曲目のセルフカバー「ふるさと~HOME」も入れると計4曲もカバー曲がある。
しかもそれらのカバー曲に使われている楽器はピアノのみで、特に真新しいアレンジがあるわけでもない。
これでは、よほどピアノ弾き語りというジャンルの音楽が好きで、
なおかつこの歌声・声質が好きでなければ、このアルバムを通しで聴くのは厳しいと思います。
そもそも、カバー曲で半分近く水増しした計10曲収録で、値段は約3000円、
これはいくらなんでもオリジナルアルバムとしてどうなのかと・・・


それでもラストの「One family」は素晴らしい。
世界は1つの家族だというメッセージが込められたこの曲は、こんな時代だからこそ、
そして日本とアメリカの2つの環境で育ったアンジェラ・アキさんが歌うからこそ、なおさら心に響く。
これ1曲のためだけにこのアルバムを聴こうと思えますし、
これだけで20点近く点数を上げてもいいと思うぐらいの名曲です。



こんな素晴らしい曲を作れる実力があるのだから、アルバムをカバー曲で水増しとかしなくとも、
歌詞カード4ページ分の短編小説を作らなくとも、もっと良いアルバム作品が作れるはずなのに・・・
まずは、オリジナルの名曲を作るということに、その才能を存分に使って欲しいところです。


0 件のコメント: