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2009年12月12日土曜日

[CDレビュー]  Do As Infinity「TRUE SONG」


Do As Infinity「 TRUE SONG (CCCD)」
(2002/12/26) 

1. 空想旅団 
2. under the sun 
3. Good for you 
4. I can't be myself 
5. Perfect Lady
6. 真実の詩 
7. Grateful Journey 
8. One or Eight 
9. sense of life 
10. 轍-WADACHI- 
11. あいのうた
お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)




Do As Infinityの4thアルバム。
先行シングルにもなった「真実の詩」を聴いた時は本当に衝撃を受けました。
つい最近まで「悲しみや嘘のないどっかの街まで 飛んでいこうよ」とか歌ってた歌手が
「もっと今以上に 私を汚して ほんの少しだけ 私を汚して」と歌ってたわけですから。
でも、これもまた「真実」なのかと・・・
確かに、この世の中で生きていくには、ただ綺麗なだけでは生きられないのもまた真実・・・
当時10代後半だった私には、考えさせられたと同時に、この曲に圧倒されました。
伴ちゃんの迫り来るような歌声と、京胡という中国生まれの楽器を取り入れた、
同じく迫り来るような壮大で大陸的なサウンド、まさに芸術的なバラード曲といっていいでしょう。


そして、このアルバムの1曲目の「空想旅団」。
まるで、タイムマシーンに乗って時間旅行をしているかのような、歌詞とサウンド。
迫り来るようなドラムの音、そしてサビで一気に目の前が開けるかのような、ブログレッシブな曲展開、これはもうとにかく壮大でドラマチックで・・・ この2曲だけで完全にやられました。
この上記2曲だけでもう私的名盤決定です。それぐらいすごかった。


もちろん、これ以外の曲についても、
綺麗なメロディと切ない歌詞が印象的な「I can't be myself」、
サビメロが変則的で全体的にもなんかぶっ壊れたような「Perfect Lady」、
(これが賛否両論なのはある意味うなづけますが)
疾走感溢れるロックで、こちらもタイトル通り旅に出たくなるような曲「Grateful Journey」、
ラストにして新たなスタートを感じさせる、ライブでもラストの定番曲「あいのうた」など、
どれも良い曲ばかりです。つーか、このレベルの曲が当たり前のようにあるって時点で、
あらためて本当にすごいアーティストだったんだなと・・・



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